PCの買い替え-償却額と耐用年数のバランスが大事
【2月14日終値ベース運用状況速報】
■投資元本
54,030千円
■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
20,195千円
■損益率
37.4%
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WATANKOの自宅にはデスクトップ、ノートブックの2台のPCがあります。もともとはデスクトップのみでしたが丁度8年前に海外赴任する際にノートブックを買い増しして、それを持っていきました。帰国後、ノートブックは家族向けの2台目PCとして利用していましたが、OSがWindows XPであり4月にサポート期限を迎えます。そこで迷ったあげく、この2台目のPCを買い替えることにしました。
車に興味のない人がコストを重視してコンパクトカーやミニ・ミニバンを選ぶように、PCに興味のないWATANKOは味も素っ気もないビジネスユースのようなモデルではありますが、比較的低価格な商品を選びました。メーカーはLenovoでOSはWindows7、Office2013(パワポ入りが肝)入り。詳しいスペックはわかりませんがおそらく並みかやや下か。(だいたいWATANKOの場合、自宅ユースではメモリやハードディスクの容量に不満をもったことはまずありません。)キーボードや画面の大きさも必要十分。ノートブックであっても実際には持ち歩かないので、筐体の大きさや重さはどうでもよかったです。
近所のPCデポに出向いて、入店後10分でこのモデルに決めました。自宅に持ち替り、メールの初期設定とウィルスソフトのインストールを済ませて、さっそく現在の1台目のPCと異なるキーボードのタッチに習熟するためにこのブログ記事を書いています。
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さて今回買い換えたPCのお値段は約60,000円でした。これがWATANKO家の家計にとって妥当であったのか。
我が家のPC利用のこれまでの経験からすると、PCは買って4年もすぎるとディスクドライブが壊れたり、PC自体の動作が遅くなったりとなにかと不具合が出てきたり、不満が積もり積もってきていました。
おまけにこの類の商品は進歩が著しく、5年もたてばOSは変わるわアプリはバージョンアップするわで、その一方で自分のPCの旧型ザク感はハンパなく増してきて、ストレス満杯状態になってきます。したがいこれまではどこかがちょっと壊れるとか、今回のようなOSのサポート終了など外的要因が生じたことをきっかけに買い替えを実行してきました。
そうして我が家は15年前に初めてPCを購入して以来、これまで4台のPC(うち1台は現在使用中のデスクトップ)を購入してきており、その平均保有期間は5.3年です。ちなみに会計・税務の世界の話ですが、パソコンの法定耐用年数(資産価値がほぼゼロになるまでにかかる年数)は4年であります。我が家のケースと大きな乖離はありません。
ここで我が家にとってPCの耐用年数(償却期間)を5年とおいた場合、今回のPCの購入金額の場合、定額法であれば年間あたりの償却額は12,000円(月1,000円)となります。
もしPCの購入金額が200,000~300,000円でしたらどうでしょう。年間の償却額が同じく12,000円ならば償却完了まで軽く10年以上かかります。かといって5年償却とすれば単年度あたり40,000~60,000円もの多額な償却額となり、その負担は大きいです。
今回60,000円でPCを購入したということは、換言すれば年間あたりの償却額が12,000円、60,000円を5年間で償却することを決めたというわけです。
一定以上の金額で耐久消費財を購入する場合には、購入費用(あるいは年間あたりの償却額)と、その耐用年数(償却年数)とのバランスを十分検討するべきでしょう。商品は経年劣化でかなり減耗していたり、陳腐化しているにもかかわらず、予定した償却年数に達しないばかりにだましだまし使い続けていくとストレスが溜まります。そしていざ買い替えとなると、それまでの不満からくる反動で、つい高級機種を選んでしまい、またぞろ長い償却期間に突入してしまうという連鎖に陥ります。
今回のPCの購入は今回で通算5回目ですが、TVと同様にPCも随分と安くなりました。年間あたりの償却額が10,000円前半ですむくらいであれば、5年後には心置きなくまた買い替えができるというものです。
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