【前日譚】インデックス投資を始める前の日々
前々回に資産運用満6年、前回にブログ運営満4年を記事にしてきましたが、両記事の補足として、WATANKOがインデックス投資を始める2008年3月以前の資産運用はどうしていたのか。
インデックス投資を始める前のプレクリエル(前日譚)を記しておきます。
(↑インデックス投資スタートの”夜明け前”イメージです。)
1991年~1994年:貯蓄ゼロ時代
社会人になってから結婚する前迄は「月給は1ヶ月以内で使い切り」生活ばかり送っていました。ボーナスが入ってもいつのまにか使ってなくなってしまいました。
せいぜい大手生保に就職した大学サークルの知人女性の勧誘や、職場に潜り込んでくる保険オバちゃんの営業攻勢に負けて生命保険を1~2つ契約していたくらいです。
会社の同期や先輩の中には給与天引きで貯蓄したり、持ち株会に加入したりしていましたがWATANKOは関心ゼロでした。
若い頃から貯蓄と投資をコツコツ続けておられる方々に比べたら、全く落第生のような生活ぶりでした。
1995年~2004年:給与天引き貯蓄時代
結婚してからは扶養家族ができたため、給与天引きで毎月50千円+年2回のボーナス時それぞれ300千円くらいを財形貯蓄につみたてたり、生命保険を見直したりしました。
こうして財形貯蓄にて貯めた資金は2004年に注文住宅を新築する際に解約して、新築資金にすべて充てました。
最初から住宅財形にしておけば税制面の優遇もうけられたという後悔もありましたが、積み立てを行っていた頃は資金用途もはっきりしていませんでしたので仕方ありませんでした。
2002年~現在:不動産賃貸業の引き継ぎ
父が年老いてくるに従い、2000年頃から実家の不動産賃貸業を徐々にサポートする機会が増えました。やがて父が認知症にかかると賃貸業一切を引き継ぐことになります。
といっても当初は積極的な不動産投資をするわけでもなく現有物件の維持管理が中心です。やがては田畑埋め立てして駐車場にしたり、遊休土地にアパートを建てる一方、古くからある賃貸物件を手仕舞いするなどのリストラも進めてきました。
2007年以降
短期の海外赴任を終えて翌2007年に帰国後、給与所得と不動産賃貸業から貯まってきた余裕資金をどうにかして増やせないものか考え始めました。お金が手間いらずで多少でも増えてくれれば家計に余裕を持たせることができると発想しました。
また銀行の預金金利はタダ同然の水準であり、こんなにも低コストで資金を調達している金融機関に対して、なんだか搾取されているような気分にもなっていたことも起因しています。
しかしながら個別株やFXなどのハイリスクな投資はやりたくない。せめて年間利回りが3%~5%程度で十分だからリスクを抑えた資金運用はないものかと思案していたところでインデックス投資に出会い、長期・分散・積み立て投資が自分にフィットしていると判断して、これをはじめたというわけです。
そうしてイートレード証券(現SBI証券)とジョインベスト証券(現野村ネット&コール)に口座を開設し、6年前の2008年2月末に始めて投資信託の「三菱UFJ225インデックスファンド」をWeb発注してインデックス投資を始めました。
おそらくこの駄ブログに来訪いただく多くの個人投資家の方々に比べると、WATANKOの証券投資デビューは比較的遅い方ではないかと想像します。しかし40歳からスタートして20年間、残りまだ14年間もあります。(14年間しかない?)
これからも投資をコツコツと続けていきます。
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