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2014年4月 9日 (水)

ボツにおわりそうな新規賃貸案件

【4月8日終値ベース運用状況速報】

■投資元本
54,030千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
21,840千円

■損益率
40.4%

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WATANKOの資産運用はインデックス投資だけでなく、半ば家業ともいえる不動産賃貸業を手掛けています。

さて、WATANKO家が所有する遊休土地のひとつについて、取引がある地元の不動産業者を介して昨年より新規賃貸の打診がありました。

隣町でいくつかの事業を手掛ける会社が携帯ショップとして出店したいとの意向であり、当方からは更地を貸して地代をとる形で、不動産業者に話をすすめてもらっていました。

賃貸予定地についてはかねてからあった古い小店舗を解体・撤去し、地中埋設物を取り除き、地目変更を行い、相続を済ませて名義を変更するなどして着々と準備を整え、先方と不動産業者との交渉の進展を見守っていました。

順調に進めば今年の春頃には賃貸開始となる予定でしたが、しかし途中から話がなかなか進まなくなりました。

交渉をお願いしている不動産業者によれば、先方と段々と連絡がつかなくなり、担当者も変わって賃貸の下交渉がストップしていることのこと。不振に思った不動産業者が先方の身辺を調べてみると銀行との取引が減っている、事業の一部を他社に売却したといったネガティブな話がいくつかでてきたようです。したがいかなり賃貸の交渉の雲行きは怪しくなり、もし継続させるとしても先方の経営状態を詳しく調べる、何がしかの担保を確保するなど周到さが必要とのことです。

WATANKOはこれを聞いて、もうこの相手先と賃貸の話をすすめることができないであろうと、ほとんどあきらめました。

WATANKOのような全くの外部に対してこのようなネガティブ情報が流れてくる場合、それは氷山の一角であり、内情はもっとひどいかもしれません。なにしろ全くのネガティブ情報がでてこなくても、ある日突然経営不振が露呈するというケースだってあります。

このまま膠着状態が続くのであれば(たぶん続くとみています)、不動産業者と協議の上、今回の先方との賃貸交渉は白紙撤回とする予定です。

この新規の賃貸契約がまとまれば、WATANKO家にとって2009年のアパート建築依頼の増収となる予定でした。収益に結びつかない遊休土地とは固定資産税もかかるし、極端にいえば、ほとんど負の遺産のようなものです。


そこで今後は新たな賃貸先を募集したいところですが、ここで悩ましいのが不動産業者とのつき合い方です。ホンネを言えば過去を含めて取引があった複数の不動産業者に声をかけて、賃貸候補先が出てくれば先着順で賃貸先を決めていきたいところです。(勿論、賃貸候補先の与信がまずまずで、かつそこそこの賃貸条件であることが条件ですが。)

しかし今回、交渉をお願いした不動産業者とのつき合いもむげにはできません。なにより他の賃貸物件での取引もありますし、信頼関係がギクシャクする方向にはなるべくもっていきたくない。(煩わしさを増やしたくありません。)かといってこの不動産業者だけに任せておいて、次の賃貸候補先がいつでてくるやら。

いずれにしてもあわてずじっくりと今後を検討していく予定です。早く儲けようとガツガツ賃貸話をかき集めるように欲をかくと、相手先の経営リスクを軽視したりするなどして、後々にしっぺがえしをくらうかもしれません。

1~2年くらいかかっても仕方ないので、じっくりと取り組むことにしたいと思います。

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