BNDからの2014年4月分分配金+今月の債券雑感
【4月9日終値ベース運用状況速報】
■投資元本
54,030千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
21,481千円
■損益率
39.8%
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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき海外債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2014年4月分の分配金が入金されました。今月は税引き後で242.02ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
さてこのBNDの分配金を毎月チビリチビリと記事にしているのは、毎月の備忘録だけでなく、外国債券ひいては債券インデックスファンドに関する小さな雑感を都度書き留めておきたいという気持ちもあるからです。
さて債券インデックスファンドについての今月の小さな雑感ですが、分散投資を志向する多くの個人投資家は好きなアセットを組み合わせて自分なりのポートフォリオを作り上げて運用しています。
なかには山崎元氏の主張に少なからず影響をうけてなのか、外国債券はポートフォリオに組み入れずに安全資産(現預金・国債)とハイリスクな株式(さらにはREIT)アセットを組み合わせた、ある種潔い?ポートフォリオにて資産運用する方もいます。
このような方は、たとえばバランスファンドは買う気が無いのでしょうかね。バランスファンドの多くは、そのポートフォリオに外国債券を加えています。安全資産+ハイリスク資産のペアで運用するという哲学をお持ちの個人投資家にとって外国債券が入っているバランスファンドを保有することは哲学に反します。ゆえによもやバランスファンドは買わないのでしょうね。
「そのような堅いこと言うなよ。俺だって自分で作ったポートフォリオでは外国債券を排除しているけど、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは良いファンドだと思うし、少し積み立てしているんだ。」
という個人投資家の方、貴方は正直だ。
今更言うまでもありませんが、債券は株式に比べて値動きがマイルドであり、ポートフォリオのボラティリティを緩和する役目もあります。著名人が不要論を主張し、それに賛同するのも良いですが、それでもなお多少は保有するという“遊び”があってもよいのではないでしょうか。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
「三つの仕組みを確立した。」
オークも「BND」に投資をしています。感じていることをコメントさせてください。
① 複利の威力を実感する仕組み
とよぴ~さん の記事にも出ていましたが「配当の重要性」は侮れません。毎月イン カムゲインが積み立ってゆく(生ドルで)、一定の額に達したら「買い増し」する。元 本が増えてインカムゲインが更に増える。長く続ければ72の法則を実感できます。
② 為替リスクへの耐性の仕組み
ドルで米国市場で運用するETFは、為替リスクを覚悟しなければなりません。常に
購入時の為替レートを意識(記録)しておく必要があります。円高時にドルを仕入れ る事が基本です。毎月配当される「生ドル」は購入したドルではありませんので、今 迄購入したドルレートの平均を押し下げてくれます。
③ 先進国・新興国の株式暴落時へ資金出動の仕組み
投資の教えに「株式が高い時は株式を売り、債券を買え」今はまさにその時かも知 れません。何時か来るだろうリーマンショックのような事態が起きた時、「株が安い 時には債券を売り、株式を買え」この仕組みが確立できたことになります。
投稿: オークX32 | 2014年4月12日 (土) 09時21分
オークXX32さん
コメントありがとうございます。
かねてから一貫した主張ですね。見習わせていただきます。
投稿: WATANKO | 2014年4月13日 (日) 06時54分