Intermission 2014/5/6
(昔も今も見守っていたい...。)
先月と同じく今月のIntermission(幕間)もFacebookの小ネタを一つ。いや「GW中のリア充投稿連発かんべんしてくれ」というこの時期ありがちな愚痴ではございません。
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Facebookはメーリングリストに代わる連絡掲示板として重宝します。昔の知り合い、疎遠な知人とのネットワークを復活できるメリットはWATANKOがわざわざ指摘するまでもないでしょう。
さてこの連休中に酒を酌み交わしたWATANKOの友人の話です。彼はFacebookで昔の友人知人を探索しているうちにふとしたことで独身時代につきあっていた彼女を見つけました。当人曰く、別れて会わなくなってから20年以上経つその相手をFacebookで見つけた時には手が震えたそうです。
以前聞いた話では彼らはお互い好きあっていたのですが、彼は長男で家を継ぐ身、一方彼女は男の兄弟がおらず婿養子を親から求めれる身でした。よってとうとう結婚できずじまいでした。彼は別の女生と結婚した後でも、酔うとときたま彼女をことを語ります。WATANKOは彼の今の奥さんのことを思い、軽くたしなめるのですが...。男は別れた女性を引きずるというのは宇宙の真理ですから仕方がないかもしれません。
そんな彼がFacebook上とはいえ、彼女を20数年ぶりに見つけたわけです。現実的にみて、いまさらどうこうというわけではありませんが、彼はそれでも思わず何度も友達申請を発信したい衝動に駆られたそうです。でも最後までそれはできませんでした。
思い出は大事にとっておきたい。箱をまた開けて、今そこに見つけたものが良きものとはかぎりません。実在し連絡がとれるかもしれない状態であり、一言、言葉が聞きたい思い出の相手であっても、彼はぐっと堪えました。
そんな彼にWATANKOは伝えます。「ひょっとしたら彼女の方もFacebookで貴方を見つけているかもしれない。でもひょっとして気になっていたとしても、昔の思い出はとっておいて、あえて連絡をよこさないのかも知れない。だとしたらそんな彼女の気持ちも尊重してはどうかね。」
Webは便利ですが、残酷でもあります。昔の思い出の人の今が簡単にわかってしまう機会を与えてしまうのですから。
友達申請を堪えた彼に、私は一杯おごります。
「ウイスキー、恋の想い出で割って一杯。で、おれにももう一杯」
さあ明日から仕事です。また平常に戻って目の前にある関心事にかかりましょう。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんにちは。mochiです。
恋の想い出で割って一杯・・・
かっこいい!! ( ..)φメモメモ
つまらないダジャレで周りを凍りつかせるのではなく、
こんなことが言える大人になりたかった。 (ノ_・、) シクシク
投稿: mochi | 2014年5月 6日 (火) 10時43分
mochiさん
コメントありがとうございます。
結婚する前の20代の頃は、私も含めていろいろありました。昔のことはそのままにしておきたいですね。
投稿: WATANKO | 2014年5月 6日 (火) 17時21分