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2014年6月 5日 (木)

橘玲著「臆病者のための億万長者入門」でいろいろとリマインド

【6月3日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

59,930千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

22,730千円

■損益率

37.9%

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長距離通勤のWATANKOはいつも電車の中で読むべき図書を1冊必ず鞄に入れておくのですが、とある日たまたま図書をきらしていまい、帰宅時に勤務先近くの大型書店でなにか読み物はないかと探っていました。

そこで橘玲氏の新刊を購入。帰宅途中で読み切る丁度良い図書が見つかりました。

橘玲氏の図書は今まで3~4冊読んだことがあり、同氏が唱える資産運用のエッセンスは概ね理解していました。同氏が、インデックス投資だけでなく海外不動産やワイン等に推奨投資対象を変更した某事業家のように最近転向したという噂も聞きませんので、今回の新刊も従来図書の内容を重複するところが多いかなと想像し、読んでみてそのとおりでした。

◆アブラハムの話に始まり、トマス・J・スタンリーにも触れるというインデックス投資実践者にささる内容からスタートして、宝くじや生命保険といった誰にでもなじみやすいテーマを経て、金融業界の不都合な常識の解説へと続きます。

◆コストの重要さや分散投資の必要性といった正論や購買力平価など必須知識をとりあげる王道。でも一方で「暴落を待て」というあたりにも思わずニンマリ。やはりドルコスト平均オンリーだけではつまらないですよね。さらには巷の話題としての外貨預金やFX、年金などにも一定のページを割いてとりあげるバラエティさ。とにかく読みやすいです。

◆全般的には外貨投資を推奨するトーンです。橘氏の重要な提唱コンテンツの一つである節税対策との絡みもあるのでしょう。なんだか本書を読むと為替リスクを恐れないように思えてきたのはWATANKOだけでしょうか。

◆マイホームや不動産投資についても結構なページを割かれており、総じてネガティブです。しかしながらそこで述べられている事柄は、不動産投資家の端くれのWATANKOであっても自分の実体験と符合する内容が多々ありとても合点がいきました。投資対象としての不動産はREITでもってもう全く十分です。

なお巻末を読んでわかったのですが本書はここ1~2年の文芸春秋他の連載記事をベースに加筆・再構成されたとのこと。どおりで250ページという手頃な分量でかつわかりやすい内容でした。本体価格750円のバリューはあります。本書を読んで資産運用の考え方を色々とリマインドできました。

(いやはや宣伝臭がかなり出てしまいました。でも良書ですよ。)

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