How to build my house ①はじめに
【7月18日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
59,930千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
23,114千円
■損益率
38.6%
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(家を建てるなら自分の好きなデザインで...。)
WATANKOが自宅を建築してこの夏でちょうど10年になります。ちょうどそろそろハウスメーカーから10年点検やりませんかとコンタクトが来そうな昨今です。
住居にかかわる家計ネタとしては賃貸VS持ち家の論争がありますが、ここでは一歩先に踏み出して、持ち家を手に入れるとなった場合、しかも注文住宅を検討される方々に、WATANKOのつたない経験からではありますが、僭越アドバイスを捧げたいと思います。
さてそもそも論として、せっかく新築で家を建てるのにレディメイドなデザイン(設計)で満足できるのでしょうか。数千万円という大枚をはたいて家を建てるのに、自分の趣向やライフスタイルをしっかりと反映した建物を建てないのは大変もったいない話であります。
多くの人にとって家を建てるなんて、資金面その他の面からみて、一生に一度くらいしか機会がないでしょう。WATANKOも同様です。資金の問題もさることながら、いま振り返ってみると大変面倒な日々でしたし結婚式同様、二度とやりたくない行事です。
それゆえにこの駄ブログに来訪される方々の中に、これからWATANKOと同様に注文住宅を建てるという方がおられましたら、おそらく最初で最後のこの機会にあたり、この駄ブログ記事を読んで建てた後の後悔がひとつでも減るようになれば幸いです。
なお文中、専門用語はいくつかでてきます。いちいち解説していては話の腰が折れてしまうし、脚注を添えようとしてもこれまだ膨大になってしまいます。そこで専門用語については適切な解説が載っているサイトを紹介させていただくことでご了承願います。
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さて注文住宅建築の典型的な流れとしては以下のとおりです。
1.書籍などで注文住宅の種類や工法、設備や建具などの基礎知識を習得する
2.自分の建てたい家について要望をあげていく
3.ハウスメーカーの住宅展示場を実際にみて廻り、更なる情報収集とメーカーとの具体的なコンタクトを始める
4.気に入ったハウスメーカーの候補をいくつかみつけてコンペにかける
5.予算を睨みながら仕様を詰めて、値段交渉を行い、条件が整ったハウスメーカーと契約する
なお住宅ローンを利用される方は金融機関への申し込み、審査、契約手続きもまたひとつの大きなイベントですが、WATANKOは最終的に住宅ローンを利用しなかったので、当記事では割愛します。
WATANKOもだいたい上記の流れにて注文住宅の建築を進めました。2001年秋から1年近くかけて計画をすすめ、都合により一時中断、2003年の夏から計画再開し、2004年2月に既設建物の解体そして着工となり同年8月に完成しました。足かけ3年近くかかったわけです。
1.書籍などで注文住宅の種類や工法、設備や建具などの基礎知識を習得する
家を建てる工法といえばいろいろあります。
参照サイト:ハウジングサービス 家づくりを応援する情報サイト 住宅工法の種類
その中でWATANKOが選んだのは在来工法(木造軸組工法)です。理由は上記サイトにあるとおり設計の自由度が高く、コストが安いからです。ただし他の工法にくらべて職人の腕により仕上がりに差がでてくるので、実際に施工を担当する下請け建築会社も含めたハウスメーカー選定において注意が必要です。
その他に室内の色々なデザインや工夫、最新の建具、設備についての知識も書籍を買い込んだり、建具、設備メーカーのサイトを覗いたりして概要を掴みました。
(通常、大きな買い物をするとき、その買い物に関する商品知識を大なり小なり身につけるのが通常です。自動車やIT商品だけでなく住宅とて同様でしょう。)
さてひととおり知識をつけたなら、次は自分の建てたい家について要望をあげていくわけですが、ここで自分のライフスタイル、家に対する価値観、今までの住生活に対する不満の解消などに基づく、色々な考えが浮かんでくるわけです。
おっと、奥方の要望も忘れてはなりませんね。
(つづく)
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