BNDからの2014年8月分分配金+今月の債券雑感
【8月13日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
59,930千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
23,370千円
■損益率
39.0%
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(お金をどう増やすのか、その行動には時には矛盾があってもいいじゃあないか。人間だもの。みつを)
WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき海外債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2014年8月分の分配金が入金されました。今月は税引き後で246.77ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
さて債券に関する今月の雑感です。外国債券クラスについては得られるリターンに比べて、為替変動リスクが大きいため妙味が無いとよく言われます。さらには得られるリターンについての根源的な理論としては購買力平価が取り上げられたりしています。
しからばランニングコストが比較的安い国内債券のインデックス投信や、いっそコストゼロの国債でもって国内債券クラスを全て占めてしまう方が合理的だとする向きもあるでしょう。
しかしそのように考える方々が、一方で天災リスクを恐れるあまりに日本における現物不動産投資を否定しているとしたならば、そこにちょっと矛盾を感じてしまいます。日本における現物不動産投資はダメで、日本一極集中の債券投資はOKなのでしょうか。WATANKOは別に不動産投資を推奨しているわけではありませんし、日本債券への集中投資を否定しているわけでもありません。常日頃、分散投資が重要と考えているならば債券とて分散しないのかと素直に考えてみた次第です。
・・・と、ここまで四角四面にかたい事を書きましたが、誰しもが自らの行動について全くの矛盾が無く、完璧に合理的に行動できるはずもありません。○○○○○○○のような明らかな非合理なものは別として、それぞれの場面、場面で都度自分の都合の良いドグマを採用してしまうこともあるでしょう。(○○○○○○○にはお好きな投資商品や投資行動を入れて下さい。)
かくいうWATANKOとて保有するBNDは米国一国を投資対象とした債券ファンドです。よってもってこれの長期間の保有はリスクの取り過ぎと捉えています。
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コメント
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>日本債券への集中投資
これは大まかに三通りあります。
①現物国債
②投資信託
③個人向け国債
①②にはリスクがあります(①は持ちきれば元本保証ですが・・)。
②にはさらに手数料(信託報酬)も掛かります。
対して③はプロよりも良い(数少ない)条件なのです。
外債に関しては、現地の人と同条件で買えれば(例えば米国債など)は悪くないと思います。但し、資産配分が時価総額比(日本株が7~8%)であると、為替リスクが甚大です(結果論は別として)。
追伸・・私の場合は住宅は身銭を切る程の価値は薄いと思い、賃貸を続けています。
でも、最近は中古分譲マンションを転がすのも悪くないかな・・と思考が柔かく(?)なりました。
もっとも、相続なんてしてしまったら不動産だらけになってしまうのですが(苦笑)
投稿: 預金王 | 2014年8月14日 (木) 21時23分
預金王さん
コメントありがとうございます。
債券になると分散投資をしようという声があまり聞こえてこないように思えたため、触れてみました。自国の債券投資を一定量行うこと自体まで否定しているわけではありません。
中古分譲マンション、立地がひまひとつのところならば、価格の下落率が大きくて割安感がでるかもしれませんね。
投稿: WATANKO | 2014年8月14日 (木) 21時45分