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2014年9月19日 (金)

Intermission 2014/9/19-「あの土地を埋め立てろ」あとがきにかえて

★WATANKOが過去に体験した最大・最悪の不動産投資について、11回にわたってブログ記事にて紹介しました。W田畑の賃貸話を最初に聞いてから10年の年月が過ぎ、いまだに苦々しく思うところもありますが、一方でどこか懐かしい思い出となっているのもまた事実です。

★なお本件に絡んでは、かつて北側隣地の造成工事を担当した工事業者の倒産とその社長の自殺など色々とサブエピソードもあるのですが、造成工事計画の遂行に直接関係のない話は割愛しています。また大林のクレーム後の排水ルートの見直しにあたっては二転三転と四苦八苦したのですが、図表を開示した詳細説明も難しいため詳しい説明も省いています。ブログ記事はテキストだけの内容でしたのでわかりにくかった面もあろうかと思います。不明点あればご質問ください。

ちなみに各ブログ記事冒頭の写真は実際の現場を写したものです。場所の特定に繋がる情報が映っている部分はトリミングしていますが、擁壁との境界の状態や田畑が水浸しになった様子が少しでもリアルに伝わったかなと思います。

★W田畑を造成して自動車ディーラーの駐車場として賃貸開始してから7年以上が経過しました。これまで大林の妨害その他のトラブルは出ていません。斉藤氏は古くから地元の名士の一人といわれていたようですが、一方で自宅を新築する際に斜線制限を無視した建築を行い、隣人から訴えられて一時工事がストップするなどのトラブルなども過去に引き起こしています。(違法な建築工事を請け負った業者にもあきれますが...)唯我独尊のトンデモ名士です。

また北側にある齊藤氏の所有地は未だに売却の目途が立っていません。当の本人も近所から聞くところによると高齢のためか、数年前から隣町の病院に入院している模様です。

★亡父から実家の不動産賃貸業を引き継いだWATANKOは、いろいろとトラブルを経験してきましたが、なかでも今回の造成工事は貴重な経験となりました。

これを活かすべく今回の記事は実名+今後のアドバイス入り詳細バージョンをWATANKO家の引継書に残しています。WATANKOの息子たちがその記録を活かして目の前に現れた困難に立ち向かえるように。しかしできることならそのような困難が降りかかることがなく、健やかに過ごせる日々がくるように祈りつつ書き留めています。

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最後になりますが、この記事を読んでも、「自分の場合は中古マンションへの投資だからこれほどのトラブルはおきないだろう。」と判断して現物不動産への投資を続ける御仁におかれまして、どうかトラブルが降りかかることのないようお祈り申し上げます。

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コメント

 貴重な体験談をありがとうございました。単純な成功話より、こういうご苦労をされたお話の方が非常に為になります。ちまたのワンルームマンション等の話は、あまりにもバラ色の話が多すぎて辟易します。まあ、業者の営業トークなんでしょうけど。

 実物の不動産はマーケットが閉鎖的故、仰っていたとおり安く購入出来るかどうかが大きなポイントなんでしょうね。とはいえ、不動産業者のリストに上がっている時点で掘り出し物はなかなかないでしょうが。

ひなたさん

コメントありがとうございます。

ワンルームマンションでは記事で紹介したような騒動は起きにくいとおもいますが、一方で全くトラブルフリーであるときめつけるのもちょっと注意が必要でしょう。

なお不動産物件の掘り出し物よりは、バリュー株を探す方がまだよいかもしれません。(勝手な感想)

参考になりました。
以前からそう考えていましたし、
こちらのブログにもそうコメントしたと思いますが、
実物不動産投資はまさに敬して遠ざけるものだなと痛感しました。
将来今住んでいるアパートを私は相続する予定ですけど、
その前にオヤジが売っちゃってくれたら良いのになあ・・・・・・。
私の相続分ではないですけど、他の岐阜の土地も含めて。
オヤジは土地神話の信者で、
土地を残すことが正義だと勘違いしていますから、
絶対に売らないと思いますけどね。
 ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・

mushoku2006さん

コメントありがとうございます。

既存アパートであれば賃料水準見通し×(1-空室率)>修繕・維持費(含むリニューアル費用、固定資産税)の確度が高く、旨味があれば維持してもよいのではないでしょうか。

>オヤジは土地神話の信者で土地を残すことが正義

私も以前コメント返した記憶ありますが、お父上の年代では土地神話はゆるぎない信条となっていますので仕方がないことかと。

それとmushokuさんであればサラリーマンよりも遥かに時間的な余裕があるので、その観点から見れば実物不動産投資に乗り出すメリットがあるかもしれません。

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