確定拠出年金の商品売却、そしてアセットアロケーション変更
(これも年金運用するか!)
WATANKOの勤務先では2007年4月より、従業員の年金資産についてその1/4を対象に確定拠出年金を導入しております。
WATANKOは手元の余裕資金によるインデックス投資を始めた一方で、確定拠出年金の運用においても当初以下のインデックス投信3本、バランスファンド1本を選んでいました。カッコ内は信託報酬(税別)です。
【日本株式】
三菱UFJDC国内株式インデックスファンド(0.2%)
【先進国株式】
野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(0.25%)
【先進国債券】
DCダイワ外国債券インデックス(0.23%)
【バランス型】
三菱UFJプライムバランス(成長型)(確定拠出年金)(0.24%)
(構成)
NOMURA-BPI総合指数 17%
シティグループ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) 5%
TOPIX 50%
MSCIコクサイ インデックス(除く日本、円換算ベース) 25%
有担保コール(翌日物) 3%
当初この4本の投信の等分積み立てで運用スタートさせたのですが、やがてもっとシンプルにして運用上の調整をしやすくするために、運用商品をひとつに絞ることにしました。
いくつかあるアセットクラスからたった一つを選ぶとすれば何にするか。
関連記事:
シンプルなポートフォリオ①オンリーワン
というわけで絞り先としては22カ国の先進国に分散投資する先進国株式アセットのインデックス、MSCI-KOKUSAIに連動する投信、野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(以下、野村外国株式)を選定しました。
そこで先ずStep-1として数年前から毎月の年金拠出金にて積み立て購入する投信を野村外国株式1本に絞りました。
次にStep-2として今回、野村外国株式以外の保有継続する3本を売却しました。
3本の売却結果は以下のとおりです。累計で30%あまりのリターンが出ました。
注)金額単位は千円です。
売却額はとりあえずメガバンクの専用3年定期預金に預け替えています。
この結果、売却後のポートフォリオは以下のとおりシンプルになりました。
あとは最後のStep-3として定期預金の残高でもって野村外国株式を追加購入するのですが、ただいま現在の高騰してきている相場下ではなかなか踏み切れません。もうすこし相場が下がってきてからボチボチ野村外国株式を購入する予定です。
え?インデックスファンドの積立投資ならタイミングを計る必要はない?
教科書的にはそのとおりですが、WATANKOの年金資産の運用期間の残りは60歳までのあと13年あまりです。これは見方によっては長期とは言い難い期間であり、ひょっとして相場の中期的(5~6年程度か)な影響を強く受ける可能性が大きいかも知れません。そろそろリスクコントロールへの気配りを従来よりも増やしてもしかるべきでしょう。
もちろん相場が下落した際には、待ってましたとばかりに定期預金を取り崩して野村外国株式をガンガン買い入れる予定です。
またいっそ定期預金分は先進国株式と相関関係が 小さい日本債券のインデックス投信を購入して、トータルリスクの低下と預金よりはマシなリターンを得たい気持ちも少なからずありますが、残念ながらWATANKOの勤務先が委託した確定拠出年金の運用コンサルティングが用意した投信ラインアップには日本債券インデックス投信がありません。
ともかくもこれで確定拠出年金のポートフォリオはかなりシンプルになりましたのでリスクコントロールは容易になりました。
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