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2014年9月22日 (月)

(続)借金と投資のはざまで

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(借金返したら、すっからかんです...。)

(前回からの続きです。)

当ブログに寄せられた質問『借金をしながら投資をするのは効率的ではない。インデックスファンドを売却して、借金をすべて返済して、余ったお金のみで投資をするのが合理的である』という問いかけ対するWATANKOからの返答つづきです。

借金を続けながら投資をする理由として前回、以下を掲げました。
(理由1)一定の金融資産を保有することで今後の様々な事態への対応力を維持する
(理由2)借入金を返済する収益と資産がある
(理由3)いまのところ借入金利<運用の平均リターンである

これら理由の他に、借金と投資を併用する現状を認容する一番大きな理由があります。

それは投資を継続するモチベーションを維持したいからです。

WATANKOは過去10年間の家計において以下のとおりの出費をしてきました。

A.自宅新築費用及び修繕維持費
B.父母の介護・葬儀・相続関連費用
C.不動産投資関連支出

上記A+B+C合計で120百万円となり、この出費がWATANKO家の家計を10年間、圧迫してきました。

勿論Aについては毎年減価償却して、キャッシュフローを生んでいます。またBはどのみちいずれかかる費用でした。(父母とも他界したため今後発生は無し)Cについては新たなリターンを生むための投資です。

上述の通り各出費は発生不可避や投資にかかわるものではありましたが、この影響でWATANKOはキャッシュフロー上、10年もの間なかなか余裕資金が貯まらない時期を過ごしてきました。

それがここにきて相場好調による評価益上乗せ分もあるものの、余裕資金による資産運用の残高がようやく86百万円まで伸びてきました。本年末には余裕資金をさらに追加して90百万円を超過する見通しです。これまでのA、B、Cの出費があった一方で資産形成の方もようやくここまできたかという感慨もちょっとあります。(でもまだ全然、道半ばです。)

金融資産の残高が積みあがっていくことは何より長期投資のモチベーションUPに繋がります。達成感を噛みしめ、明日も節約してお金も貯めよう、投資しようという気にさせてくれます。しかしここから66百万円を借入金の返済に充ててしまうと、差引後残高20百万円からの再スタートとなり、インデックス投資をスタートさせた初年度の水準にまで後退してしまいます。

東京-大阪間の新幹線区間に例えれば、東京を出発して新富士まで到達したのに、新横浜の先あたりまでまた戻るという感じです。たしかに借入金がなくなったため年間で捻出できる余裕資金は従前より相当UPしますが、6年半の資産運用のかなりの部分がチャラになることへの心理的な抵抗は少なくありません。これは正直いってかなりのガッカリです。

さて借金と投資を併用している理由について前回とあわせて4つ挙げました。どれもつきつめて考えてみれば合理的とは言い難い面があるのは承知です。ひょっとして今後さらに金融資産の残高が積み上がる一方で、借入金の残高が減少していけばどこかの時点で繰り上げ返済を実行するかもしれません。

しかしながら今はインデックス投資を継続するモチベーションを優先したいです。

(あとがきにかえて)

投資ブログというと、ブロガーの方々はひたすら合理的な判断を下敷きとした素晴らしい記事が書かれていることが多いです。しかしながら今回のWATANKOのこの駄ブログ記事はかなり心情面を重視した内容としています。借入と投資を併用すること自体はたしかに合理的とは言い難いですが、一方でそれでは致命的に問題であるかというとさにあらず、個人投資家それぞれがおかれた環境と経験と心情によって併用の有無と程度が決まるでしょう。

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資産運用」カテゴリの記事

コメント

丁寧な回答ありがとうございます。
世間が思ってるより、相続で家業を継ぐのは大変なことがあるというのをを実感しました。

借金をすべて相殺してしまうと、元本がかなり小さくなり、また増やすのに気が遠くなりそうでモチベーションを保つのがキツイですね。

相場がピークに達したら利益確定して繰り上げ返済が理想かもしれませをが、そんなタイミングは神様にしかわからなそうですね。

インデックス投資派さん

コメントありがとうございます。

家業といっても独自の専門的な知識ノウハウがあるわけでもなく、一般的なサラリーマンのビジネスセンスと常識でこなしているにすぎません。

それでも時間と手間がかかるゆえ、証券投資についてはインデックス投資がちょうど良いのです。

経済合理性を追求するのであれば、
実物不動産を売却し、
それで借入金をなくした上で、
残った資金を投資に廻すべきだと思います。

すべて売るのがアレであれば、
優先順位をつけて、借入金に見合う分だけでも。

そうすれば、手間やリスクを軽減し、
金融資産も維持もしくは増やすことができます。

と言っても、こんなことはとっくのとうに検討済みでしょうし、
その上で、WATANKOさんも書かれてる通り、
心情面を重視されてのことなんでしょう。

えらそ~に言っていますが、
私も合理性を無視した投資手法を実践していて、
その結果も非常に残念なものなんですが、
楽しみとしてそれを変更できずにいます。
テヘヘッ (*゚ー゚)>


mushoku2006さん

連投乙であります。

記事にも書きましたが、固定負債に見合う固定資産があるので債務不履行時の最後の手段は残されています。

それに典型的な地主パターンですが、純資産の大半が固定資産という非常に偏ったバランスシートにすすんで自身の家計を転換する気にはなれません。

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