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2014年9月18日 (木)

あの土地を埋め立てろ-(その10)帰国、そして

【9月17日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

59,930千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

26,928千円

■損益率

44.9%

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112_1249no9

(前回からの続きです。)

WATANKOは所有する田畑土地(以降、W田畑)を造成、更地にして隣接する自動車ディーラーに賃貸する計画を実行することにしました。その体験談 第10話です。

<登場人物>
・川越氏:自動車ディーラーの意向をうけ、賃貸の提案をしてきた不動産業者
・山野氏:川越氏から紹介された許認可関連の手続きを代行する土地家屋調査士
・渡部氏:西側の角地の所有者
・長谷部氏:東側の隣地の所有者
・斉藤氏:北側の隣地の所有者
・大林:斉藤氏の義弟であり代理人
・水川氏:WATANKOの代理人となった弁護士

W田畑の工事は無事再開し、大林からのクレームがなりをひそめてからしばらくして、WATANKO家は海外転勤を終えて無事帰国しました。

やがて無事に工事は完了し、市役所の検査も滞りなく行われました。あとは市役所から最終的な検査完了・合格の通知を待つのみとなりました。

しかしながら普段であれば市役所からは検査が終わればただちに完了・合格の通知が出されるのですが、ここにきて市役所からなかなか結果が出されてきません。担当者に聞くと、どうやら大林の動向を気にして様子を見ている模様です。以前、開発行為を許可した後に大林に騒がれたことからここにきて慎重になっているのでしょうか。

この後におよんで出てきた市役所の小心さ加減に困ったWATANKOは、山野氏と協議して、水川弁護士に市役所に対してプッシュしてもらうことにしました。許可された開発行為を適切に行い、検査も完了しているにもかかわらず完了・合格の通知が速やかに出ないのはどういう理由なのか。水川弁護士からのこの真正面から問いかけに反論の余地もなく、ほどなく開発行為の検査完了・合格の通知を受領することができました。

こうして最初に不動産業者の川越から打診があってから2年8か月を経てようやくW田畑の造成工事は完了し、自動車ディーラーの隣接駐車場として賃貸利用に供されることになりました。

開発申請費用と工事費用の合計は当初から2割程度増えましたが、無事完了したので無駄にはなりませんでした。水川弁護士への報酬も数万円という小額にてすみました。

そしてWATANKOは帰国後、骨折した足に埋められてボルトを除去する手術を行い、無事もとどおりの生身だけの健康体に戻りました。

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さてW田畑の造成工事を完了して賃貸を開始した今、WATANKOが考えることは唯一つです。

斎藤氏と大林に対する容赦なきリベンジです。

こちらがうけた被害と苦痛、それはWATANKOのみならずWATANKOの父の分もあります。せめて父の分だけでも晴らさずにおくものか。こちらは今や心身は万全、相手より年齢も若くて時間だっていくらでもある。父が負担させられた排水ルートの工事費用の返還と恐喝にも似た恫喝行為に対する謝罪と慰謝料支払いを求める。裁判上等。たとえこちらの勝算が薄くとも相手を裁判沙汰に長期間引きずり込んで、最後の最後まで徹底的に戦う。高齢である斎藤氏と大林の晩年を係争まみれにして精神的に追い込む。

早速、工事費用の返還請求を内容証明書にて送りつけてやるか。

怒・怨・怒・怨・怒・怨・怒・怨・怒・怨・怒・怨・怒・怨・怒・怨

こうした怒りと怨嗟で頭の中が一杯、ダークサイドに陥っていたWATANKOに対して、山野氏と水川弁護士は冷静になるよう大分諭してくれました。またWATANKOの妻も工事が無事完了したので、これ以上の揉め事には反対でした。

WATANKOはしばらくは自分の気持ちにおさまりがつきませんでしたが、こうした周囲からの声もあって、徐々に落ち着きを取り戻すようになりました。確かに考慮すべきことは多々あります。

W田畑以外にもWATANKO家の所有地の中には、斎藤氏の所有地の隣地に位置するところがあり今回係争が拡大すれば、それら所有地の将来利用にも悪影響が出かねません。

また子供達の世代にまでこうした遺恨を引きずり、迷惑をかけるようなことは避けたいです。

何よりこれ以上諍いを続けても、心情面はさておき経済的に得るものは乏しそうです。

そしてWATANKOの父もかつて同様に、将来を見据えて余計な諍いを避けたのでしょうし、なによりWATANKOが大林と同様なダークサイドな行動にとること、すなわち大林と同種の愚劣な人間に陥ることはやめるべきと気がつきました。

父がWATANKOに授けてくれた知恵と実行力は、このような行動のために使うべきではありません。

工事計画の遂行という当初の目的は達成しました。これ以上、相手を追い込むことの無益さを理解したWATANKOは怒りと怨嗟の矛先を徐々に収めるようになっていきました。

ただし将来、斎藤氏ないし大林側から再び何かいわれなきクレームが来たときは、妥協なき戦いを挑むつもりです。専守防衛といったところでしょうか。そういった気持ちまでに留めておくことにしました。

関連記事:
あの土地を埋め立てろ-(その1)田畑の再活用
あの土地を埋め立てろ-(その2)隣地の所有者との協議の日々
あの土地を埋め立てろ-(その3)排水不良で田畑が水浸しに
あの土地を埋め立てろ-(その4)いろいろと忙しい日々、そしてやっと着工
あの土地を埋め立てろ-(その5)悪意をもつクレーマーの登場
あの土地を埋め立てろ-(その6)悪意をもつクレーマーが引き起こす騒動
あの土地を埋め立てろ-(その7)悪意をもつクレーマーへの対策
あの土地を埋め立てろ-(その8)悪意をもつクレーマーとは交渉せず
あの土地を埋め立てろ-(その9)工事再開に向けた日々

(つづく。次回で完結です。)

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コメント

弁護士報酬って、
存外に安いんですねえ・・・・・・。
1桁違う金額を想像していました。

mushoku2006さん

今回、水川弁護士にやってもらったことは、終わってみれば大林への手紙の出状と何度かの電話応対、市役所への連絡だけでしたので代理人委託時に支払った申込み金程度のものだけですみました。とはいえ料金的には確かに良心的でしたね。都会の弁護士事務所だと10万円はゆうに超えていたかもしれません。

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