BNDからの2014年9月分分配金+今月の債券雑感
【9月22日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
59,930千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
28,269千円
■損益率
47.2%
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
(いけね、BNDの記事なのにユーロを載せちまった)
WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき海外債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2014年9月分の分配金が入金されました。今月は税引き後で257.54ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
さて債券に関する今月の雑感です。ますいっちさんのブログ ますいと世界分散投資にコメントして改めて気がついたのですが、えてしてインデックス投信においては先進国株式と先進国債券の信託報酬が同率にて設定されているケースが多いです。
SMT、eMAXIS、インデックスe、Funds-i、i-mizuho、ダイワ・インデックスセレクト...。これらインデックス投信シリーズが全て先進国株式と先進国債券の信託報酬が同じです。
先進国株式のインデックス運用と先進国債券のインデックス運用はともにオペレーションコストが同じなのでしょうか。同じもしく僅差であれば信託報酬が同じなのはわかります。しかし両者の間にオペレーションコストについての無視できない違いがあったとしたらどうか。
もし債券インデックス運用のオペレーションコストが株式のそれよりも安かったとしたら、購入者は株式インデックスよりも多くのマージンを運用会社に支払っていることになります。
またインデックス運用商品トータルで目標マージンをあげようとすれば販売が多く望めそうな株式インデックス投信は薄利多売、債券は多めのマージンをとって少ない販売量でもOKとしているのでしょうか。はたまた株式と債券の信託報酬を変えると高い方に割高感がでてしまうため、あえて同じに設定しているのでしょうか。
もし株式投信よりも債券投信の方が信託報酬を引き下げることができるのであれば、もっと販売を増やす誘因となるのではないでしょうか。
それともそもそも金融商品とは上記のような考え方があまり馴染まない商品(商品個別の原価計算の徹底が難しい商品)なのでしょうかね。ある程度ドンブリ勘定な収益管理とか採用している?
WATANKOは勤務先で現在、自社サービスの値付けに関わる仕事を担当業務のひとつにしています。日本の高い人件費やインフラコストに四苦八苦していると、ふとこのような金融商品の値付けについても関心をもつことがあります。
(おまけ)
上記であげたインデックス投信シリーズとは異なり、ニッセイだけが先進国株式に対して先進国債券の信託報酬が0.01%安いです。
...なんて律儀?
« (続)借金と投資のはざまで | トップページ | 2014年9月の積み立て購入商品 »
「ETF」カテゴリの記事
- BNDからの2019年9月分分配金(2019.09.12)
- 1306&1308からの収益分配金が入金 2019(2019.08.18)
- BNDからの2019年8月分分配金 (2019.08.12)
- BNDからの2019年7月分分配金(2019.07.14)
- VTIからの2019年2Q分配金(2019.07.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント