BNDからの2014年11月分分配金+今月の債券雑感(投信ブロガーの外債保有シェア)
【11月12日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
59,930千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
31,914千円
■損益率
53.3%
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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2014年11月分の分配金が入金されました。今月は税引き後で247.79ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
続きまして債券に関する今月の雑感です。外国債券(ほぼ)不要論が喧伝される中、それでも外国債券をポートフォリオに加えている個人投資家ブロガーもまた散見されます。
(と、ここまで先月と同じ書き出し)
では具体的にインデックス投信を保有する個人投資家ブロガーの皆さんが各々のポートフォリの中でどれくらい外国債券を保有しているのか。ブロガーの皆さんのブログ記事から調べてみました。
Notes)
*過去1年間のブログ記事でインデックス投資を行っていると認められる個人投資家ブログを対象とする。
*ここでいう外国債券とは先進国債券および新興国債券が該当する。
*1%未満の保有シェアまたは分配金をためておくなど一時的な保有であることを明言しているブロガーは外国債券を保有しているとはみなさず。
*保有シェアはブログ記事で確認できる直近の数値とする。
(1)調査対象となった個人投資家は56名。その内訳は以下のとおり。
・過去1年間でポートフォリオを開示おりかつ外国債券を保有する者
22名(39%)
・過去1年間でポートフォリオを開示おりかつ外国債券を保有していない者
16名(29%)
・過去1年間でポートフォリオを開示しておらず不明
18名(32%)
かりに不明分が外国債券を保有していないとしても、それでも全体の4割近くが外国債券をポートフォリオに組み入れているというわけです。外国債券を組み入れたポートフォリオは完全にメジャーとまではいえませんが、さりとてマイナーともいえないでしょう。
(2)22名のブロガーの外国債券の保有比率の分布は以下のとおり。
5%超~10%以下、15%超~20%以下の2つの比率帯にて保有者が目立っております。
5%超~10%以下とはマイナーながら組み入れている、あるいはかつて積み立てしていたが今は新規購入をやめて保有のみにしてきた間に株式ほかのアセットの純資産が積み上がり相対的にシェアが低下したという成り立ちでしょうか。
一方で15%超~20%以下というのはポートフォリオにおけるまずますの存在感を現しております。なお20%を超えるシェアにて保有する人は少ないです。
ちなみに22名のブロガーの平均保有率は14.1%、中央値は13.0%でした。
(あとがきにかえて)
上述の22名のブロガーの外国債券のシェア分布を眺めてみると、一方でWATANKOの保有率23.4%(10月末運用状況)は高い部類に属します。でもこれは160千ドルという外貨をもっていたがゆえなので、シェアは気にしていません。
むしろこの外貨保有を動機として海外ETFの中から国内ETFでは代替できない商品を購入しています。
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