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2014年11月22日 (土)

バランスファンド選びを活かしたシンプルなインデックス投資

【11月21日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

59,930千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

33,539千円

■損益率

56.0%

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(アセットも通貨もバランスよく持ちたいですね。)

三井住友トラスト・アセットマネジメントからSMTシリーズの新しいバランスファンドが発売されました。すでに多くのインデックス投資ブログや関連サイトで紹介と感想が載せられております。

新興国リートが含まれた9資産に分散投資するSMTインデックスバランス・オープン。分散投資にますます拍車をかけた最新バランスファンドであります。このバランスファンドを信託報酬0.5%(税抜)にて購入できるとは素晴らしいです。今頃eMAXISシリーズの担当者も、新興国リートを入れたバランスファンドを企画しているかもしれません。

WATANKOがインデックス投資を始めた2008年頃は、信託報酬が1%未満で買う気にさせてくれるバランスファンドといえばセゾン・グローバル・バランスファンド、マネックス資産設計ファンド、SBI資産設計オープン(すご6)、グローバル・インデックス・バランスファンド(投資生活)ぐらいしかありませんでした。

あれから6年が経ち、それが今や伝統4資産はもちろんのこと、新興国アセットの有無、REITの有無、時価総額や均等配分など様々なポリシーに基づくアセットアロケーションといった多くの切り口から選ぶことができるバランスファンドが出揃う時代になりました。特に後発商品ほど信託報酬が低いケースが多く、まさに歓迎すべきところです。

今や1%未満の低廉な信託報酬水準のバランス・ファンドは以下サイトによると16本もあります。

参照サイト:
ノーロード投資信託 徹底ガイド
バランス型ファンドの信託報酬と特徴


また今般ではNISA向け推奨商品として、リスクを抑えつつもある程度のリターンを狙うという文脈でもってバランスファンドが着目されているため、今後も更に新商品が出てくることが期待できそうです。

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さてインデックス投資を実践する個人投資家の皆さんの中には単一アセット商品を自分で買いそろえてポートフォリオを構築する方もいれば、リバランスいらずのバランスファンドをメインに据える(+多少の単一アセット商品で補完)方もいます。

昔のように低廉なバランスファンドがまだ少ない時代であれば、前者のケースをとる人が多かったかもしれませんが、今現在においてはここまでバランスファンドの商品が揃ってきたことによって、なかには自分の思い描くアセットアロケーションにかなり合致した商品を選ぶことが出来るようになり、後者のケースも増えてきているかもしれません。さらにここにNISAをきっかけとして分散投資を始める方がとっつきやすいケース、インデックス投資を長らく実践してきた方がさらに投資の省力化を志向するケースなども含まれてくるでしょうか。

ここでこれから始めるバランスファンド選びを活かしたシンプルなインデックス投資を改めて提案してみたいと思います。

1.バランスファンド1本を積み立て投資

まず昔のこと(現在まで保有してきた商品群)は一切忘れます。そのうえで今後の積み立て投資を行うにあたって、その時点で売られているバランスファンドの中から、現在の自分にとって採択したいアセットアロケーションに一番近い商品を1本だけ選択し、積み立て投資を行います。

昔のことを一切忘れるのは、今後の投資先の判断にあたって過去の結果に引きずられるべきではないとする「買値にこだわるな」の精神です。

2.より理想的な新商品が発売されれば積み立て先を切り替え

積み立て投資を継続する過程で自分にとってより理想的なアセットアロケーションのバランスファンドが新発売されたら、積み立て投資先を躊躇なくそちらに切り替えます。一方で積み立てしてきた既存バランスファンドはそのまま保有します。資産取り崩しステージになったら、あるいは途中で資金需要が発生したら、古いバランスファンド(その時点の自分が採択しているアセットアロケーションとの乖離が一番大きい)から売却します。

例えばその昔、セゾン・グローバル・バランスファンドを選び、そのうち世界経済インデックスファンドが発売されると、債券も含め新興国投資を重視してこちらの乗り換えし、さらには今般、REITへの分散を図りSMTインデックスバランス・オープンへ新たに乗り換えるとったイメージです。

この場合は分散投資をより徹底させたいという方針のもと、伝統4資産から新興国やREITへの分散を強めた商品が発売されればそちらに乗り換える指向をもっており、これに沿った積み立て先の切り替えです。

3.年1回の検討結果で切り替えても良い

また新商品のバランスファンドが発売されなくとも、年1回定期的にこの先1年間の自分の望むアセットアロケーションを再確認し、場合によっては別の既存バランスファンドに乗り換えるという手法もあるでしょう。

例えば、若い頃は株式アセットの長期的成長に主眼をおいてeMAXIS全世界株式インデックスを積み立てしてきましたが、壮年期を迎えてリスクを抑えたくなり世界経済インデックスファンド(債券シフト型)に切り替えるといったケースです。

このようにその時々で自分にとってベストなバランスファンドを1本選び、これに積み立て投資する。より自分にマッチした新商品が発売されれば、あるいは年月を経て自分のアセットアロケーションに変更が生じたら、躊躇なく切り替えるとうシンプルなバランスファンドによるインデックス投資です。

ここで強調しておきますが、これ以外の余計なことは一切せずにひたすらバランスファンドの利点を最大限活かすことがキモであります。なにか余計なことをしてしまうともうそれでもってバランスファンドを選んだ意義が薄れてしまいます。

あと、この方法を推奨する背景をひとつ補足すれば現在、単一のアセットについては日本、先進国、新興国の株式/債券/REITクラスのインデックス投信がそれぞれ出揃った状況です。今後はさらに新しい単一アセットを用いた低廉なインデックス投信の発売がどれだけ期待できるでしょうか。様々な地域の中小株式?、コモディティ?あるいは新しいインデックスに連動する商品が増えるのでしょうか。

こうしてみると単一アセットについては一定の「出揃った感」がある一方で、バランスファンドはその組み合わせによっては、まだまだ商品展開が期待できます。今は自分にピッタリのバランスファンドがなくとも1年後はわかりません。(1年前にSMTインデックスバランス・オープンの登場を予想できたでしょうか。)この手法を採りやすい環境が今後ますます整うことが期待できるのが推奨する背景です。


(まとめ)

●今の自分に一番合うバランスファンドを1つ決めて積み立て投資する。

●新商品の発売やアセットアロケーションの考え方の変更に伴い、積み立て先を躊躇なく変更する。

●過去の保有商品はそのまま保有。資金需要があれば古い商品から売却する。


バランスファンドに関心が高い個人投資家の皆様におかれまして、以上のとおりこの駄ブログからバランスファンドを活用したシンプル投資を謹んで上奏申しあげます。

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コメント

初めまして。たなちんやんと申します。
いつも拝見させて頂き勉強させてもらっております。
皆様の知識に圧倒されるばかりでございます。
投資自己判断ですから、迷ってばかりおります。
動かないより動いた方はいい!で、迷走しながら日々です。
軟弱な正確なんで涙
ひとつ、ご意見頂きたく初めてここに書いてみました。
こおいうとこに書くのははじめてなんで、失礼ありましたらご指導お願い致します。
投信を変えるのは賛成なんですが、積立の複利のメリットはなくならないのでしょうか?
たとえば、セゾン投信の100万円を、新SMTに変えるとすると、解約額を
全額、新投信に入れる。元金は大きいほうがいいんでしょうから、複利のメリット、
デミリットは考えなくてもいいんでしょうか?
宜しかったら、ご指導お願い致します。
たなちんやん
失礼致します。

たなちんやんさん

ご丁寧なコメントありがとうございます。
ご質問につきまして以下ご返答申しあげます。

1.まずですが拙記事ではバランスファンドを乗り換える際であっても、それまで積立投資してきたバランスファンドを売却して今後積み立てるバランスファンドにリレー投資するのではなく、既存の積み立てしてきたバランスファンドは資金需要が生じない限りはそのまま保有し続けることを提案しております。

2.1によりそれまで積立投資してきたバランスファンドは引き続きそのまま運用益が複利で増えるという状態が継続します。

例えば10年間を1本のファンドを積立投資するケースでも、6年目から1本目の積み立て投資は停止してそのまま保有し、2本目を残り5年間積立投資するケースでも、1本目と2本目のファンドのもともとのリターンが同じであれば、10年後の運用結果は変わりません。

ただし気を付けるべきは、ここで1本目のファンドを5年経過時点で売却してしまうと、10年後時点での売却に比べて税金分を前払いしてしまうことにより、税金の後払いによる複利効果の拡大メリット(支払う税金をなるべく後ろ倒しにして、その期間分も運用に充てる。)を享受できなくなってしまいます。

3.なおいわずもがなですがリターン5%前後の運用では、(計算するとわかりますが)複利効果を目に見えて享受できそうなのは10年ぐらいたってからとなります。むしろ定期預金などの元本保証の世界における複利とは異なり、運用中の元本は10年間、常にリスクにさらされており、その影響の方が大きいでしょう。

初心者のわけわかってない質問にお答えありがとうございます。
勉強させていただきした。今後ともよろしくお願いいたします。
投信の複利は10年後くらいから有効になってくるんですね。
時間が確かに大事なんですね。私はもう56歳ですから。
あまり時間がないですね。66歳から小金持ち目指しますか。
やらないより、やる行動ですよね。努力してみます。
ありがとうございます。今後とも応援させていただきます。

たなちんやん

>なおいわずもがなですがリターン5%前後の運用では、(計算するとわかりますが)複>利効果を目に見えて享受できそうなのは10年ぐらいたってからとなります。むしろ定>期預金などの元本保証の世界における複利とは異なり、運用中の元本は10年間、>常にリスクにさらされており、その影響の方が大きいでしょう。

たなちんやんさん

このブログでよければまた覗きにきてください。質問もどうぞお気軽にください。お待ちしております。

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