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2014年12月29日 (月)

ニッセイ、地味に低廉なインデックス投信のチャンピオン

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(ニッセイ、保険は要りませんがインデックス投信はウェルカムです。)


ニッセイアセットマネジメント(以下ニッセイAM)が<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを昨年12月に発売開始してはや1年が経ちました (関連記事:海外アセットのインデックス投信が信託報酬0.5%未満の時代に)が、ニッセイAMはインデックス投資を行う個人投資家向けに今年もまたクリスマスプレゼント(あるいはお年玉か)を用意してくれました。

●ニッセイ 国内債券インデックスファンド
NOMURA-総合BPIに連動。信託報酬0.31%(税抜)

●ニッセイ JPX日経400インデックスファンド(同上)

1年前と同様、既にいくつかの個人投資家ブログでとりあげられており、ここでもそのひとつを紹介しておきます。

【M】マネーの作法
1/29に設定!  <購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ 新ファンド

ニッセイが今回発売開始する2つのインデックス投信はそれぞれ他社の同種商品に対して信託報酬に関してしっかりと差をつけて安くなっています。派手なプロモーションもせず、さらっとシンプルに最廉価なインデックス投資のビークル商品を提供するスタイルはかつてのインデックスe(旧CMAM)シリーズを思い起こさせます。(インデックスeもまた今においても地味ですが。)

インデックス投信の商品競合もいよいよSMTシリーズとeMAXISシリーズの二強時代の寡占が進むかと思いきや、気がつけばニッセイAMが地味ながらもじわじわ、ヒタヒタと商品ラインナップを整えてきました。

さてこのニッセイAMの商品展開をみて競合他社はどう動くでしょうか。

NOMURA-総合BPI、JPX日経400に連動するインデックス投信にて、それぞれニッセイの今回商品と競合商品(主要)の信託報酬をそれぞれ比較してみます。

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201412292


信託報酬の内訳比較をみると一目瞭然ですが、どちらのニッセイAMの商品とも今回の信託報酬最安値実現のポイントは競合他社よりも販売会社のシェアを明らかに引き下げているところにあります。ニッセイAMのバーゲンニング・パワーならぬセリング・パワーともいうべき値決め力ですね。

参考までにニッセイ日経225インデックスファンドの信託報酬内訳も付記しました。運用会社、販売会社ともにここまで低いともうアッパレですね。

競合他社がニッセイAMと同じやり方を採るのであれば、販売会社に対してニッセイAMのよりも低いマージンで自社商品をすることを要求しなければなりません。

しかしながら、ここまで引き下がった販売会社の信託報酬をさらに引き下げることは相当難しいのではないでしょうか。例えば信託報酬を1.0%から0.9%に引き下げるのと、0.4%から0.3%に引き下げるのとでは同じ0.1%ポイントの引き下げといってもコスト的には後者の方がずっと難しいことでしょう。

つまりはニッセイAMが揃えてきたインデックス投資の信託報酬はいずれも低水準の限界であり、これをいちはやく実現させたニッセイは素晴らしかったです。競合他社はニッセイAMのインデックス投信の信託報酬レベルに同社よりも先に到達するべきでした。「価格競争はもう終わっている」と思っていたのでしょうか。

競合他社はニッセイの今回の2商品を含むインデックス投信シリーズをはたして脅威とみるか。その場合、信託報酬の低減競争を再燃させるのか、それとも価格叩き合いは無謀とみてこれにつきあわず販売チャネルの更なる拡充とプロモーション推進で信託報酬面の劣後を補うのか。

一方のニッセイAM側についていえば、残るは新興国アセットの商品をどう展開するのか注目です。もしかしたら新興国株式インデックス投信が追加発売され、その信託報酬が0.5%を下回る日がくるのでしょうか。

そしてここ6、7年のインデックス投信の信託報酬の低減競争の結果、気がつけばニッセイがチャンピオンを獲得しておわりとなるのでしょうか。

(あとがきにかえて)

インデックス投信はブランドじゃありません。コストです。(ついでにいえばインカムゲイン込みインデックスに対する乖離率最少を維持すること。)

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