(続)2年連続した年末の商品売却は本年末はどうするか
(前回からの続きです)
一昨年、昨年と実施した一部商品の売却によるWATANKOのポートフォリオの整理整頓。さて本年末はどうするか。
なおこれは単なる保有商品の整理だけでなく、この裏にはリスク許容量の点からみたリスク商品の保有残高の調整という意味合いももちろんあります。
さて現在のポートフォリオを振り返りますと以下のとおりです。
さらにリスク管理上、リスク商品だけのポートフォリオにすると以下のとおりです。(ついでに金額を千円単位にて併記してみました。)
◆相場があがって評価益が膨らんだ日本株式を売却するか
WATANKOは自身のアセットアロケーションについて、カッチリと決めているわけではありません。せいぜい日本株式:先進国株式:新興国株式のバランスを1:2:1~2としていることぐらいです。
それに照らしてみると現在の3つの株式アセットのバランスは1:1.9:1.2と上記のバランスの範囲内にあります。
日本株式は投入元本に対してリターンが+70%超と高いですが、一方で先進国・新興国も同様に上昇していますのでバランスとしては問題ありません。もしさらに日本株式の比率が上昇して全体の30%を超えるような事態となれば、おそらく1306、1308を売却することでしょう。そうでなくともニッセイ日経225インデックスファンド1本に絞りたい気もしますが、これら2本のETFは信託報酬が激安なので今のところ保有継続に対する抵抗感はほとんどありません。
◆先進国債券の比率も結構高いが保有は一時的である
一方で先進国債券の比率は預金込のポートフォリオでは24%、預金除く場合は27%とけっこう高い比率を占めています。しかしながら元本の追加投入は全く予定しておらず、また株式よりも価格が上昇しない限り、これ以上シェアが増えることもないでしょう。今のBNDは昨年末にTOKとEEMを売却後の外貨残高を用いて一時的に保有している商品にすぎません。
◆結論
過去2カ年実施してきた年末の商品売却については特に大きな動機もないので、本年末は商品の売却を見送ることにします。海外資産の売り時にあたっては為替も気になるところではあり、ちらほら円安はもう天井だという言説が聞こえてきますが、WATANKOが今後60歳になるまでの期間中で今がもっとも円安だという確信があるわけでもないので受け流しています。
(あとがきにかえて)
なんていいかげんなアセットアロケーションなんだと思う方もいるかもしれませんが、所詮アセットアロケーションをキッチリ決めたところで目標リターンが保証されるわけでもありませんし、自分として拒絶反応が出ない範囲でのアセットアロケーションであれば適当(高田純二風)であっても構いません。ゆるく考えよう。
・・・あ、いけね。有名な社会派ブロガーのコピーをパクってしまいました。
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