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2015年1月13日 (火)

信託報酬の安いファンドがでてきたら従来の積み立て分も乗り換えるべきか

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014」にて第1位に輝いた<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド。WATANKOも先進国株式アセットの積み立て投資先は外国株式インデックスeからこちらへ切り替えようかと思案する今日この頃です。

さてインデックス投信の信託報酬の低減競争がこれまで続いてきましたが、以前から積み立て投資を続けてきて、かつコスト意識が強い個人投資家であれば同種商品で信託報酬がより安いものが発売されたのであれば積み立て投資先をそちらに切り替えることが往々にしてあるでしょう。

では一方でこれまで積み立て投資してきた従来商品はどうするか。従来商品は信託報酬が相対的に高くなったのでこれを売却して、その資金でもって信託報酬がもっと安い同種商品を購入するべきでしょうか。

ストレートに考えると従来商品を売却してより安い商品に乗り換えた場合、残存する運用予定期間中における信託報酬の差分合計(コストメリット)が税金分を前払いしてしまったことによる複利効果減殺分を上回るかどうかによって判断するという考え方があります。

しかし試算して比較しようにも2つの同種商品のトラッキングエラーの違いや複利効果を推計する際の想定利回りなどといったパラメータをどうおくかが悩ましく、所詮はある数値を仮置きした仮の結果にすぎません。それだけをもって判断するのはどうも机上の空論めいていると思うのはWATANKOだけでしょうか。(注:このような手法自体を完全否定しているわけではありません。これが唯一万能とはいえないということです。)

そこでWATANKOがもっと直観的(直感的?)な視点からこの問いに答えるとすれば、
「たとえもっと信託報酬が安い同種商品がでてきたとしても、そのコストメリットを享受したいという理由だけで従来商品の積み立て分まで乗り換える必要はない。」です。

その理由について2つの資産運用ステージに分けて説明します。

ステージ1:資産運用を開始してまだ年月が浅く、今後も長期投資を続ける段階

資産運用を開始してまだ2年。あと18年は運用を続けるという段階では信託報酬がより安い商品をこれから先18年も積み立てていくわけであり、そのコストメリットの総量に比べたら最初の2年分にかかるコスト面のデメリットは小さく、あまり気にする必要はないでしょう。

イメージで表すと以下です。

201501121

オレンジ色の面積の大きさにくらべたら、緑色の分は小さいです。緑色の分までやっきになってコストメリットを追求してもよいですが、(程度はわかりませんが)税金分を前払いしてしまったことによる複利効果減殺分を差し引くとそのメリットは売買の手間をかけてまで追求するほどのことでしょうか。


ステージ2:資産運用を開始してかなり年月が経っており、残存期間が少ない段階

資産運用を開始してもう18年。あと2年で運用は終了という段階では長期にわたり積み上げてきた商品をごそっと新商品に買い替えても、コストメリットを享受できる残り期間が短くあまり大勢に影響がないといえます。

イメージで表すと以下です。

201501122

赤色の面積は小さく、コストメリットの総量もまた小さいです。

なおこの考えを推し進めていくと運用の残存期間が短いならば、より安い商品が発売され、新規積み立て先をそこに変更してもそのメリットは小さいので、もはや積み立て先の変更すらも不要という結論にも行き着きます。

以上をまとめますと、

●資産運用を開始してまだ年月が浅く、今後も長期投資を続ける段階では積み立て先を切り替え前の分が占めるインパクトは最終的には小さくなる。

●資産運用を開始してかなり年月が経っており、残存期間が少ない段階、商品を切り替えてもそのコストメリットを享受できる期間は短くインパクトは小さくなる。

実際のところは積立運用期間の初期でも最後期でもない中間期ではどうするか、生活防衛資金とのバランス(資金が少ないと運用資金を充てることになり、保有商品の売却頻度が相対的に高まる。)や売却に伴い損失が発生した場合の税制面のフォローなど他にも考慮すべきことがありますが、先ずは上記2つのケースを念頭においた判断で良いのではないでしょうか。

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