BNDからの2015年3月分分配金+今月の債券雑感(外貨MMF売却)
【3月16日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
66,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
36,047千円
■損益率
54.6%
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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2015年3月分の分配金が入金されました。今月は税引き後で233.12ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
続きまして債券に関する雑感です。
これまでBNDからの分配金は外貨MMFに換えて保有してきました。その外貨MMFですが、皆さんご存知のとおりこれまで売却益は非課税扱いでした。外貨MMF自体のリターンは大した水準ではありませんが、為替相場によっては為替差益を得ることがあり、それもふくめて売却益は非課税というメリットがありました。
しかしそのメリットも2016年の税制改正でなくなります。そこで今この1ドル120円を超えている時期を自分にとって十分な円安局面ととらえて外貨MMFを売却しました。
さかのぼればおよそ7年前に海外ETFを購入後に余った外貨(当時、1ドル105円くらいで為替取引)や、その後の海外ETFから得た分配金外貨をもって外貨MMFを購入してきました。あまり外貨MMFで儲けようという気持ちはなく、証券口座の預り金よりもはマシですねというくらいの気持ちでした。
しかしここにきて税制が変わるとなれば、処分の契機です。これでまたWATANKOのポートフォリオはひとつスッキリ整理できました。
なおBNDからの今後の分配金を用いてさらにBNDを買い増しする考え方もありますが、WATANKOは自身のポートフォリオにおいてこれ以上、先進国債券のシェアを増やすつもりは全くありません。したがい分配金(外貨)は目下、円安局面であることからさっさと円転してインデックス投信の積み立て原資に廻すことにします。
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コメント
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円転ははどうなのでしょう。
オークは現在62歳でセミリタイアで気軽に働いています。妻もパートで扶養の範囲で働いています。子育てもほぼ終わり、あとは余生をどう楽しむか?が課題です。
オークは運用資産を「円資産」50% 「ドル資産」50% にセパレートにしています。
65歳までは現在の給料と、妻のパートの収入で不自由なく生活できます。65歳以降は円資産を取り崩して、余生を豊かに暮らしたいとプランを練っています。
ドル資産は将来の保険と考えています。日本の近未来を「人口動態」「財政問題」「経済成長」等を基に想像すると、かなり危険な臭いを感じています。現在はドル買い付けを止めていますが、この先ドル安が来れば、ドルを買い増しする考えです。(ドル比率アップを容認)ドルのインカムゲインは円転せずドルETFに再投資継続中です。
オークは「債券」のアセット位置ずけを「株式」加熱時の一時的な退避場所と考えています。自分が現在どこの位置にいるかを判断し、機動的にシフトする予定です。
投稿: オークX32 | 2015年3月18日 (水) 12時36分
オークX32さん
コメントありがとうございます。
WATANKOは日本の将来に悲観も楽観もしてませんが、それでも自身の現状PFの67%もの海外アセットを保有しております。
BNDを保有するのは、①株式アセットばかりに偏重すぎてしまうことに対する中和、②非常にローコストな商品であること、③TOKとEEMを売却した外貨をたまたまもっていたためであります。①の役割として現状でもPFの22%ありますので十分と考え、インカムゲインまで再投資することについては迷ったすえに見送りました。そのインカムゲインも全額日本アセットにあてると決めているわけではありません。
投稿: WATANKO | 2015年3月18日 (水) 23時23分