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2015年3月 7日 (土)

自分の資産運用のコストを「みえる化」してみる

【3月6日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

36,324千円

■損益率

55.0%

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セコム、してますか? コスト、見えてますか?)

インデックスファンドはアクティブファンドに比べてコストが低いからといってもタダではありません。インデックス投資におけるコストについては、たいていは信託報酬(%)でもって語られることが多いでしょうが、たまには金額で押さえてみて、もっと「見える化」しておきたいものです。

そこでWATANKOの直近2月末の資産残高をサンプルとして、インデックス投資にかかるコストを試算してみました。

各インデックス投信のコストデータについて、今回は相互リンクさせていただいておりますますいっちと世界分散投資?の中にあるいくつかの投信コスト比較記事から引用させていただきました。

2月末時点をベースとしたWATANKOのリスク資産残高85,523千円に対する運用コストは以下のとおりです。

Notes)
1.金額単位は千円
2.年間コストについて海外ETFは経費率、それ以外は実質コスト(税込)

201503071

2月単月では34千円です。この資産残高のまま1年間運用したと仮定すると単純年換算では408千円、0.48%になります。これが分散投資とインデックス連動のために支払うコストであります。

月額34千円というと、月々の水道光熱費と同等でしょうか。あるいは倹約家ですと通信費も賄えるかもしれません。

一方で同額のリスクマネーをもしアクティブ投信で運用したらどうでしょうか。年間コストを税抜き1.5%(税込1.62%)とおいた場合、月額117千円、年額1,408千円です。ワオッ、軽自動車が買えます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ところで投資信託のコストは通常、日々において天引きされており、保有者は自分の保有商品についてコスト控除後の資産残高を眺めている状態です。それゆえにコストのインパクトがピンとこないという方が少なくないでしょう。

それはちょうどサラリーマンが自分の給与から所得税、住民税および各種社会保険料を源泉徴収されているため、痛税感を感じにくくなっているのと同じであります。

関連記事
痛税感は自分で直接支払わなきゃわからない

実務面を全く無視して言わせてもらうならば、投信のコストについて基準価額からの天引きではなく、別途月々(あるいは半年ごと、1年ごと)に運用会社から請求される仕組みになっていれば、保有者もその投信の保有にあたって一体どれだけのコストを負担しているのかを実感できるのではないでしょうか。

とくに保有する投信の評価額が元本を割り込んでいるときなどは、評価損に加えて別途コストを請求されるという泣きっ面に蜂状態となり、保有者は投信のコストにもっと関心を高めるかもしれません。

(あとがきにかえて)

昨年末から投信のトータルリターンの通知が義務付けされましたが、これは投信の保有者に対して投信の運用の実態をより正確に伝えるための工夫です。同様にコストについてもどれくらい負担しているのかもっとわかりやすい開示をするべきでしょう。

商品やサービスには通常、明確な値札がついているものです。

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資産運用」カテゴリの記事

コメント

いっさんです。
いつもお世話になっております。
楽しく拝読しました。
ETFのコストなんですが、どう思われます?
確かに信託報酬は爆安なんですが、ベンチマークと基準価額と市場価格とがあって、投信の運用報告書みたく実質コストを簡易法であってもはじくことができず、また、投信は月報とかでもベンチマークと基準価額との乖離を見れたりしてだいたい信託報酬分ベンチマークより劣後してたりしてわかりやすい。
ETFは、月報も運用報告書もなく、ベンチマークと基準価額と市場価格とで掴みづらく、信託報酬なりに実態安いのかなというのがよくわからなくて。ノーロードETFもありますが、大抵は売買手数料あったりして。
どうもそこんとこが見えないのがイヤで米国ETFは売ってしまいました。
実際、ホントに安いのですかね?
どう見ますか?

2億円もあると、0.2%違っただけで40万(5年で200万)はデカイですね・・。
さて、中古のレクサスでももう一台買うかな(嘘^^)

はじめまして.
この記事にはTwitterより辿り着きました.普段は信託報酬に数字にだけ気を取られていて、具体的に計算したことがなかったですが実際に計算してみて驚かされました.
そこまで運用額が大きいわけではないですが、それでも信託報酬として年間で結構な費用が差し引かれていることがわかりました.
また、参考させていただきます.

いっさん(さん)

コメントありがとうございます。

インデックスファンドの運用はできるだけバイ&ホールドでほったらかしにしたいのですが、貴ご指摘のとおり海外ETFの場合、運用情報の取得に難儀しておちおちしていられない点がひっかかりますね。

海外ETFは、

①ベンチマークとの乖離を気にしてみても、将来の乖離動向までは読み切れるはずもなく、恒常的な乖離傾向を断定はできないのではないでしょうか。

②売買や再投資において端数を発生させることなくキッチリ行うことができない等の他の非効率な面があります。

上記①②を払拭してもなお海外ETFを選択したと思わせるためには、インデックス投信や国内ETFにはないアセットクラスの商品であることに加えて、信託報酬が圧倒的に低いことが必須でしょう。

私がBNDをバイ&ホールドしているのはこれに合致しているからであります。

預金王さん

コメントありがとうございます。

シニアに達して運良く運用目標を達成できたら、なるべくローリスクなアセットクラスを中心に、ローコストな商品に保有先を切り替えたいものです。

くは72さん

コメントありがとうございました。

自分のポートフォリオの年間コストは、実は数年前にもこのブログで取り上げたことがあったので、今回は2度目です。保有商品ごとの残高を反映した加重平均のコストを算出すると面白いですね。年間0.5%以下であればまずまずではないでしょうか。

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