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2015年3月 5日 (木)

2014年確定申告(Pay Tax for 2014)

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(毎年の納税額と投資のリターンは、はたしてどちらが多いのか...)


WATANKO家の2014年の確定申告について、毎年申告業務を委託している地元の税理士と先日打ち合わせを終えました。近日中に申告完了することでしょう。

その地元の税理士Nさんはもともと地元の農協と取引がある税理士であり、その縁でWATANKOの亡父と知り合い、以降父が生前の間、確定申告を委託していました。

やがて父は自身の心身の衰えを察知してか、今から13年前の2002年にNさんをWATANKOに引き合わせました。そして翌年以降、WATANKOが父と母、両者が亡くなってからは自分自身と妻の不動産賃貸業の収入にかかわる確定申告をずっとNさんに委託してきています。もちろん父母の死去に伴う相続税の申告や関連手続きもお願いしてきました。

したがってNさんは長年のWATANKO家の資産管理のパートナーの一人であるわけです。

2014年のWATANKOと妻の確定申告は、4月に消費増税があった分収入がやや変動したことを覗けば例年と変わりのない内容でした。

さてこれで終わっては記事として乏しいので、ちょっとNさんについてふれておきます。

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Nさんは典型的な税務署上がりの税理士であり、若き頃は都内で働いていたこともあったそうです。お年ははっきりきいたことはありませんが60歳くらい。権威をかざしたりすることはない、いつもニコニコな方であり、申告の打ち合わせで会う時には色々な税務の話を交えながら楽しく談笑しています。

Nさんは節税テクニックをあれこれ、これでもかと駆使するタイプではなく、豊かな実務経験に裏打ちされた伝統的で堅実な仕事ぶりといった印象です。長年、WATANKO家の各人申告を受託しているため、その内容には精通しており毎年申告のシーズンになるとWATANKO側の申告準備にかける手間は最小限で済みます。

具体的にはWATANKOが自家製の簡単な収支明細(前年度を更新するので、ひとり分を30分程度で作成完了)と添付する各証憑を揃えてNさんに渡すだけであとの申告書の作成提出までNさんが全て行ってくれます。

あたりまえと言えばそれまでですが、こちらが把握、整理しやすい体裁にまとめたものを渡すだけで、それを遺漏・誤謬なきよう申告書に落とし込んでくれるため助かっています。

なおWATANKOの場合、給与所得と不動産賃貸所得とを合わせた総合課税の申告だけでなく、ここ数年は海外ETFの売買や収益分配金に伴う税還付のための申告分離課税の申告も行っており、これについてもNさんに動機と仕組みを簡単に説明しただけで、後はNさんに間違いなく手続きしてもらっています。

とくにWATANKOは2年前から年度末にとても繁忙になる部署に異動しており、今年の1月も年始休業明け以降、2日間しか休日がありませんでした。かように繁忙な状況なので確定申告のシーズンに直面しても自分と妻の申告作業になかなか時間が割けません。

したがって最小限の手間でだけで後は確定申告をきちんとこなしてくれるNさんのパフォーマンスにWATANKOはとても満足しています。

また日頃の不動産賃貸や証券投資にかかわるちょっとした税務相談にも応じてくれるところも助かっております。

ところでよその税理士(法人)事務所では、確定申告業務を受託すると顧客である個人に対して事務所側が用意した書式に申告にあたっての必要事項を綿密に記載させるというところもあるようです。そこではその書式に書かれた内容を申告書にそのまま転記すれば、同書がほぼ自動的に仕上がるという体裁になっています。

個人がそこまで詳細に記載された書式を作らされているのであれば、いっそ自身で申告書そのものを作成できるわけであり税理士に委託する必要性が薄れてきます。その場合、その税理士の付加価値は乏しく、一体何のために報酬を支払っているのかわからなくなってきます。

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なおいっときWATANKOは税理士の切り替えを検討したころがありました。やはり取引があるアパート建築・管理会社とタイ・アップしている税理士(法人)事務所であり、節税や相続税対策のセミナーをよく開いたりして集客しています。そこはアグレッシブな節税対策やそのための法人成りを勧めてくることが多いです。

WATANKOも節税に魅かれて切り替えを検討したのですが、その節税テクニックがお粗末な内容であったこと、法人成りを前提とするスキームになっていることなどから、熟慮のすえ切り替えをやめました。

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(あとがきにかえて)

親族やかなり親しくて信頼がおける友人等の中に医者、弁護士、不動産業者、保険代理店、そして税理士がいるととても頼りがいがあります。こういった存在は個人の人生における様々なリスクや課題に対処するにあたってとてもありがたいですね。

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