2015年2月末運用状況
毎月末に運用状況をこうして記事に掲げていますが、内訳を作成していく時点でだんだんとやっかいになってきました。
何がやっかいかというと、ETFから発生した収益分配金や一度売却して得た利益でもって商品を再購入する際の元本と評価損益はどう表すべきか。
例えば先進国債券クラスのBNDの収益分配金でもって、日本株式のニッセイ日経225インデックスを購入して、その分の評価益がでてきた場合、アセットクラスごとの損益はどう表記すべきか。BNDの収益分配金はあくまで先進国債券アセットのリターンである一方、それを再投資して得たリターン分は日本株式アセットのリターンに帰属させる?そうやって元本とリターンをいちいち分けて遡ってアセットに帰属させていくと、目の前の証券口座の記録との乖離がすすんでわかりにくい状態がどんどん加速していきます。
いっそどこかで証券口座上の最新の記録のみで運用状況を報告する形式に換えるかもしれません。
このような悩みを最小限にするためにもインデックス運用は無分配投信をバイ&ホールドするのが一番良いですね。
というわけでインデックス投資を初めてちょうど7年が経ちました。2015年2月末の運用状況です。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは119.19円/ドルです。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
なお日本債券アセットに属する極低リスクのインデックス投信(暫定的な所有分も含む。)や外貨MMF、SBIポイントで還元された現金もここに含みます。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~
売却済みファンドの履歴は以下のとおりです。
続いてファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均りターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●過去平均リターン
6.5%(6.5%)
●リスク
12.8%(12.5%)
●シャープレシオ
0.51(0.52)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●購入元本+投資待機預金元本分
66,000千円(66,000千円)
●評価損益+確定損益分
36,711千円(33,771千円)
●運用期間
84ヶ月(83ヶ月)
●元本平均残高
42,466千円(42,183千円)
●平均年間利回り
12.3%(11.6%)
<概況>
1月末に1億円を割り込んだと思ったら、2月末はあっさり回復どころか12月末をも上回ってしまいました。でも3月末はまた下がるかもしれません。(権利落ち後の売却が多発するか?)
資産運用のゴールはまだまだ先です。東海道新幹線の東京-新大阪間でいえば、まだ静岡を過ぎたあたりです。途中でスピードが上がろうが下がろうが気になりません。とにかく目標に向かってまっしぐらに積み立て投資を続けるだけです。
ではなぜ毎月末に運用状況を掲示するのかというと、それをもう全く気にならなくなった自分の気持ちを毎月再確認することと、暴落時に安値買いが出来た時にどこまで運用成績が良くなるか確認してみたいという単なる記録の意味合いからであります。
長期投資を続けるためには、毎月の資産残高をいちいち気にしないくらいの鈍感力が必要かもしれません。
(あとがきにかえて)
WATANKO妻 「むすびの言葉は前回記事と同じじゃないの。手抜きだわ。」
WATANKO 「え、毎月のルーティン記事まで読んでくれているの?」
WATANKO妻 「だってあなたの資産運用の結果でもって、私が入居できる有料老人ホームのグレードが決まりますから。」
WATANKO 「!!!」
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