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2015年3月10日 (火)

【補稿】自分の資産運用のコストを「みえる化」してみたら

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(ややや、このPV数は一体)

前回記事『自分の資産運用のコストを「みえる化」してみる』は著名ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の記事(資産1000万円どころか1億円近くなると、ますます運用コストが重要になってくる)にて紹介いただきました。

またこれまた著名ブログのホンネの資産運用セミナー(ポートフォリオ全体の実質維持コストは約0.24%(確定拠出型年金を除くと約0.20%))やPassiveな投資とActiveな未来(【訂正あり】自分の運用コストを計算した結果見えてきたものはとんでもない大きなものだった!)でブロガーご自身のケースを紹介いただいたりと、いろいろと反響を頂戴いたしました。ありがとうございます。

このほかにもTwitterなどでも直接・間接ふくめて何度か引用いただいたこともあり、その内容は興味深いものでした。上記のブロガー以外にも自分のポートフォリオの年間コスト(%)を試算された方もいた模様です。概括するとポートフォリオをインデックス投信で組成している方は0.4~0.5%、ETFを中心に組成している方は0.2%前後といった水準の模様です。

インデックス投資を実践されている方々は、インデックス投信でもETFでも各アセットクラスでの最安値商品をご存知であり、それらを選択していると思われることから、各人のアセットアロケーションの違いは多少あったとしても大きくみれば年間コストのバラつきはないかもしれません。

また上記の中には運用会社等に支払うコストだけでなく税金もコストとして捉えて併せて考える視点や、単年だけでなく複数年・長期に渡る精査をすべきという視野の提示もあり、本テーマの広がりを感じさせました。

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さて金融商品というお金を増やすビークルを選ぶ以上、そのお金を減じてしまう原因となるコストはやはりミニマムにしたいと考えるのは当然でありますが、さらにはお金を増やす効率性にも気をくばることも両輪の輪のごとく大事であります。

投資(収益獲得)の効率を語る上で重要な点のひとつは複利効果。その効果の最大限の発揮のために支払うものはできるだけあとにするという鉄則があります。(資金運用における信用取引、いわゆる“売掛金・買掛金”のまたそのひとつ。)

税金もまたしかりであり、忠実な納税者たらんとすることは重要ですが、せめてその時期くらいは自身で差配したいものです。

通常ファンドから分配金をもらい、その都度税金を支払ってしまうよりは、分配金が支払われずにその分の原資はできるだけ繰り延べされて後払いになる方が投資の効率がよいとされます。

これは別に金融リテラシーがなくとも普通のビジネスマンならすぐに合点がいくことでありますが、はたしてそうして税金を後払いにした結果として、都度支払うケースに比して一体どれくらいの違いがでるものなのでしょうか。

次回はこの疑問について簡単な試算でもって確認してみたいとおもいます。

(あとがきにかえて)

WATANKO「前回の記事はPV数がドカ盛りだったよ。やっぱり著名ブログでとり上げられるとアクセスが凄いね。」

WATANKO妻「あら、それだけじゃあないわよ。私が毎日昼間、自宅PCからこのブログにアクセスしてF5キーを連打していたのよ。気がつかなかった?」

WATANKO「!!!」

WATANKO妻「ブロガー夫をもつ糟糠の妻というわけね。資産運用頑張って頂戴。」

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コメント

確かに分配金には課税されます。そして殖やした(保証はないにしても)後の方が効率的ではあります。
但し、コストの方が高い場合は、明らかにその分不利です。

つまり、コストが安い分(投資信託との差額として)ETFは分配金を得られる。
投資信託は無分配の半面、信託報酬で持っていかれる・・と。

ちなみに米国ETFの場合は、その他のコストも込み(Expenses)です。
私の場合、VTは0.17%、日経(1321)は0.2%。
但し貸株にすると0.2-0.5になり、メインのこの2つでは-0.13%となっています(他もありますが・・)

預金王さん

コメントありがとうございます。

私も保有するBNDのコスト実額をみて、ETFの経費率の低さについてあらためて認識しました。

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