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2015年4月 7日 (火)

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの誕生秘話を勝手に想像

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(ニッセイは地味に低廉なインデックス投信のチャンピンです。)

少し遅ネタですが、ニッセイアセットマネジメントから<購入・換金手数料なし>(←これってシリーズ名称なの?)ニッセイTOPIXインデックスファンド(以下、TOPIXインデックス)が発売されます。(設定は4月27日)

信託報酬はやはり同種商品の中で最安値の0.313%(税込、以降同じ)であります。日本株式インデックスファンド を選ぶ際、225銘柄ではどうも腹落ちしないTOPIX派の皆様におかれましては、低コスト記録が更新された新商品の出現は待望であったことでしょう。

それとも、とうの昔からもっと信託報酬が安いETFの1306で運用しているから、それよりも信託報酬が高いTOPIX連動のインデックス投信をいまさら新発売されても...と冷ややかに捉えている方も少なくないでしょうか。

さてところで今回のTOPIXインデックスとは別に、ニッセイからはすでに同種商品としてニッセイTOPIXオープン(以下、TOPIXオープン)が発売されています。WATANKOがインデックス投資を始めたころはTOPIX連動のインデックス投信としてはその信託報酬0.54%は最安値の部類でしたが、今や後発のSMTやeMAXISシリーズの同種商品(信託報酬0.4%~0.43%)に比べてコスト面では劣後しています。

ニッセイとしてはこれらに対抗すべく?TOPIXインデックスを新たに設定、発売開始するわけですが、ここで万年素人個人投資家の素朴な疑問ですが、なぜ運用会社は自社の同種の既存商品の信託報酬を引き下げることなく、同じ内容の新規商品を別途新発売するのでしょうか。

WATANKOは金融業界に詳しくはありませんが、一介のサラリーマンが類推できる範疇で想像するに以下な感じです。

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-ニッセイアセットマネジメントの某打ち合わせ会議室にて-

▲担当W「課長、わが社の投信販売収益のメインは、小金持ちなお年寄りにバンバン勧めて売買手数料と高い信託報酬をたんまり頂戴するREITやハイ・イールドといったキワモノを投資対象とする毎月分配型投信です。しかしながら三菱や住友三井のやつらはインテリっぽく信託報酬が安いインデックス投信をだんだんと拡充してきていますね。」

●課長「うむ。インデックス投信は薄利で儲からんから、本音を言えばあまり売りたくはないものだ。しかしそこは金融機関の横並び意識。よそにあってウチにない商品について担当役員から指摘されると不味いな。(私の評点に響くな...。)よし、うちも社内の基準に引っかからない程度に信託報酬が低いインデックス投信を拡充することにしよう。W君、(あくまで君の責任下にて)企画してみてくれ。」

▲担当W「わかりましたっす。まずはインデックス投信のラインナップの中で、日経225連動は信託報酬がダントツに安くて他社に対してオラオラ状態です。信託報酬で、いまウチが劣後しているのはそれ以外です。さっそく既存商品の信託報酬を引き下げる作戦はいかがでしょうか。」

●課長「いかん、いかんよ。W君。いいか、よく聞きたまえ。既存商品の信託報酬を引き下げても、もし販売が伸びなかったら既存の保有顧客分から取れていた信託報酬が引き下った分だけ当社の利益が引き下がるだけだ。信託報酬を引き下げても、それ以上に顧客が増え、当社のトータル収益が伸びていくという裏付けが君にあるのかね?そうでなければ石橋をたたいて渡る、前例主義の金融業界にあってはそんな企画はとおらんよ。」

▲担当W「はあ。」

●課長「既存商品はそのままで(既存顧客からの収益の下振れリスクはとらず)、信託報酬を引き下げた同種商品を別途新規発売するのだ。それでもってローコストに敏感な新規顧客を獲得して、収益の積み増しを狙うのだ。」

▲担当W「もし既存商品の顧客が解約して新規商品に流れたら、どうするのですか?(他社でもウチでも)信託報酬がより安い新規商品に流れたら、それはそれで当社の利益が減ることになります。」

●課長「既存商品の保有客が高い信託報酬に嫌気して乗り換えるのであれば、三菱や住友三井の商品にとうの昔に乗り換えていたことだろう。そうなっていないならば、コストに疎いか面倒臭がっているか、はたまた情弱なのかのどれかだ。放置しておいて構わない。それにどうせ顧客がローコストな商品に乗り換えるのであれば、なおさら当社でも受け皿となる商品をそろえた方がよいだろう。」

▲担当W「わかりました。それでは既存商品はいじらずに、新規商品の企画を立ち上げます。それにしてもまた同じような商品が増えますね。管理、運用が面倒になります。」

●課長「なに、業界では投資信託の本数が規制されているわけではないし、他社もバンバン新商品を発売している。どうせマザーファンドはみな同じなのだ。ラベルを変えて新装売り出しするだけ。いわば同じ材料でちょっと毛並みを変えた新商品を売り出す居酒屋と同じだ。それよりも冒頭でもふれたが商品展開で他社に劣後していると、(君が)仕事をしているのかどうか疑われるぞ。」

▲担当W「わかりました。ところで今回のTOPIX連動のインデックス投信について、名称いかがしましょう。」

●課長「(窓際でゴルフの素振りのマネをしながら)んんー、既存商品は『ニッセイTOPIXオープン』だったな。ちょうど『インデックス』がついていないから、今度の新商品には『インデックス』をつけておいたら?」

▲担当W「承知しました。課長、ナイショ!(ゴマスリ)」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

以上、1/3くらいジョークを混ぜてTOPIXインデックス発売の背景を上記のとおり推察してみました。

ひとことでいえば既存商品を改変して収益リスクを負うよりも、そちらはそっとしておいて、一方で新規商品を追加して収益の積み増しを狙う方が社内の稟議も通りやすいということでしょう。

さてここ1~2年で日本株式、先進国株式、先進国債券、日本REIT、先進国REITと信託報酬の最安値が更新されてきています。あとは新興国アセットクラスを待つばかりですが、どこか引き下げてくれませんか?

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コメント

TOPIXインデックス、もう発売されました!?

通りすがりさん

たしかに設定日は4月27日でした。記事本文修正しました。

ご指摘ありがとうございます。

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