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2015年5月31日 (日)

おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か

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(50代での働き方はひとぞれぞれ)

前回記事では安定企業に勤め、賃金体系が「長期帳尻り合わせ」となっているサラリーマンの場合に、その50代のおいしさについてとりあげてみました。

記事に対して、この駄ブログでは珍しく複数の方々からコメントを頂戴しました。ありがとうございます。コメントのポイントは以下です。

●記事で指摘のとおりの50代のメリットをドブにすてることに対する悩み
●50代のメリットを享受している方の例
●50代とてまだまだ仕事がしんどいケースもあるというご指摘
●50代のメリットよりも残りの人生の方が大事であるとして辞められた方の例

50年も生きてきて、そのうち5分の3近くを働き続けてきたのであれば、勤務先、キャリア、家族、健康、そして家計に関する歴史+現況は個々人で異なります。その中にあってひとりひとりがこの50代のメリットをどのように受け止めるでしょうか。

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そういえば前々回の記事で日経マネーの「サラリーマンの退職お金マニュアル」早期リタイアの特集記事を紹介しました。その中の早期退職の事例として、それぞれが公務員かつ子供なしという家計的には安定この上ない夫婦の事例が紹介されていました。

公務員であればおそらく一人一人の職務範囲は明確であり、無理もストレスも少ないかもしれません。雇用と収入は当然ながら安定しています。早期退職は確かに魅力的ではありますが、こうした非常に「ごっつあんです」な50代を捨ててまで早期リタイアしてしまうこの事例について、節約⇒貯蓄⇒投資に励む市井の個人投資家の皆さんからみて違和感はゼロでしょうか。

個人投資家が早期リタイアをどこまで真剣に目指しているかは個人差があると思いますが、そのために日々の家計を節約し、貯蓄に励み、それをリスクを取れる範囲にて投資にまわしております。

そういった懸命にお金を増やす経済行動をとっている個人投資家からみれば、ラクに稼ぐことができる一面をもつ50代のキャリアをみすみずドブにすててしまうことは、それが早期リタイアとのひきかえとはいえ、ちょっともったいないと感じざるを得ないのではないでしょうか。

それであってもこうしたおいしい50代を捨ててでも早期リタイアを実現させたいとしたら、その動機は何でしょうか。

当人あるいは大事な家族の病気、あるいは介護その他やむにやまれぬ事情があるというのならわかります。逆にそういった事由があれば望むと望まざるとにかかわらず踏ん切りがつきやすいかもしれません。(しかし一方で経済的な事情からそう、おいそれと実現させることも難しいケースも多いでしょう。)

しかしながらそのような事情がない場合はどうでしょうか。趣味の延長やある種の自己実現欲求のために起業とかボランティア、あるいは創作活動でもしたいのか。それともひたすら隠遁生活に入りたいのか。

単純に働くのが嫌だからでしょうか。それはとても正直かもしれませんが、もうひとつなにか夢中になれる理由がほしいと考えてしまうのは、サラリーマンを20年以上やってきた者がもつ悪癖なのでしょうか。

2015年5月29日 (金)

おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか

【5月28日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

41,598千円

■損益率

63.0%

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(50代、これからサラリーマン人生の大いなるリターン回収です。)


この駄ブログにありがたくご来訪いただく方々の年代は、直近1年間のココログのアクセス解析によると30代以下の方々で64%を占めています。インターネット利用という特性を鑑みる必要はありますが、ともかくもWATANKOよりも若い方が多いです。ありがとうございます。

さてかように若い方には直感しにくいかもしれませんが、47歳のWATANKOからみて50代のサラリーマンが直面する典型的な現実をお伝えしたいと思います。

まずここで想定するのはそこその規模で事業基盤をしっかりと持ち、安定的に業績をあげてリストラの気配はないという企業。そのような企業に大学を卒業して働き始めて60歳定年を迎えるまでの約40年弱の期間をみたときに、50代というのはたとえ当人の出世が叶おうが、はたまた窓際族になろうが、サラリーマンとして最もおいしい期間を享受しているとはいえませんでしょうか。理由は次のとおりです。

1.若い時の安月給分を取り返している

成果主義などが着目・導入されて久しい時代ではありますが、いまだ終身雇用・年功序列な雇用を踏襲する企業の場合、その賃金体系はというと、若い時には働きの割には給与が少なく、年をとるにつれて徐々に上昇、とくに30代後半あたり上昇度合いは大きくなり、40代後半あたりから以降は働きよりも多くの給与をもらう形となっています。

このような若いときに安かった分を中高年になって取りかえすという、よく言われる「長期帳尻合わせ」型が設定されています。

若い時の安売り分をやっと回収するステージにさしかかってきたのに、ここで辞めたら損が大きくてとてもそんな気にはなれないと、サラリーマンであれば考えても不思議ではありません。

2.退職金や年金もポイント上昇中

1.と同様に退職金や年金についても給与が高い期間が長ければ、それによって将来もらえる金額も増えます。例えば新卒から30年後に辞めた場合の退職金は10年後に辞めた場合よりも3倍以上貰えるでしょう。また企業は本人への給与支払いだけでなく、あわせて厚生年金保険料等の事業者負担分を支払っており、これはサラリーマンにとっては普段はピンときませんが給与に加えて大きなベネフィットです。

もし早期に辞めてしまえば、こうした退職金や年金についても給与と同様に年をとってからの帳尻合わせ分を取りはぐれてしまうことになります。

3.一定の立場・役割が確立されている

新卒入社して20年以上も働き続けてくれば、同期入社のサラリーマンの間でも出世に開きがでてくることでしょう。

☆見事出世して本部長になったウエダさんは部下を抱えて、経営の一翼を担うポジション。
責任は重いけどやりがいあり。力仕事・こなし系仕事やお膳立て・社内調整は部下たちがほとんどやってくれる。ウエダさんは報告を聞き、ゴールイメージ程度の指示を出し、定時には退社。翌朝、結果を聞くというスタイル。

★自責・他責、はたまた運の無さかもしれないけど、ベテランかつやや窓際族のシモダさんは今日ものんびり仕事にかかります。担当はずっと変わらずで熟知しているし、自分なりの専門もあるので社内からそれなりに頼られる存在。でもいまさら彼に過度な要求や新しい試みを期待する周囲もいません。彼は淡々とマイペースで仕事をこなし、ほとんど残業もなく定時には退社。

このように出世してもしなくとも50代ともなれば何がしかの一定の立場・役割が確立されており、彼らにとって会社とはひょっとしたら自宅よりも安らぎを覚える場所、またはテンションを高めて活き活きとすごす場所かもしれません。

サラリーマンは新卒で入社して、50代にさしかかると四半世紀以上勤続しているわけです。その年月たるや子供が生まれてから成人するまでの間よりも長い期間であり、たいていのサラリーマンはどのような環境にあったとしてもそれなりに社内の泳ぎ方または仕事の手抜き方省力化を会得していることでしょう。

そんな彼らの中にあって会社に居続ける術をもちつつ、今や働きに対して割高な給与をもらえる処遇をわざわざドブに捨てる者ははたしてどれだけいるのでしょうか。



2015年5月27日 (水)

日経マネー7月号-目を引いたのは「1億円の儲け方」よりも「サラリーマンの退職お金マニュアル」だった

【5月26日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,828千円

■損益率

61.9%

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(貴方はいくらあったら早期退職に踏み切りますか)

月刊誌というやつは数年間、読み続けていると、毎年季節柄ごとに取り上げる特集がほぼ決まっていることが多いです。例えばWATANKOがこれまでダンプカー2~3台分ほど読んできた自動車雑誌の場合は、年初には新車オールガイド特集、8月はスポーツカーの特集という傾向でありました。

WATANKOは資産運用を始めてから以降、自動車雑誌だけでなくマネー雑誌もしばしば購読しています。しかしながらインデックス投資しかやっていないWATANKOにとっては例えばダイヤモンドZAIは関心を持って読めるページがほとんどなく、比較的読むところがあるのは日経マネーでしょうか。

さてその日経マネーもまた季節柄特集として「1億円の儲け方」と称して個人投資家のアンケート調査+億万長者の個別取材を取り上げています。


しかしながらここで紹介されている億万長者の大半のケースは、日本の個別株式を中心としたある程度の集中投資の成果によるものでありました。ここ数年の相場好況であれば、銘柄の選択が多少ヘナクソであっても儲けることが可能であったでしょうし、なによりインデックス投資を行うWATANKOにとって集中投資とはなんとも縁遠い話でありました。

さて今月の日経マネーはこの「1億円の儲け方」よりもWATANKOにとって目を引いた特集は「サラリーマンの退職お金マニュアル」でありました。副題として「50代早期退職を考える」とあり、47歳のWATANKOにはあまりにドンピシャなテーマです。

内容は健康寿命からみて65歳からのセカンドライフ期間の短さを指摘し、早期退職を念頭においた退職戦略について取り上げています。具体的には早期退職者の実例紹介や退職時期の損得勘定について触れています。前者では早期退職を実現させた方々の悠々自適な暮らしを紹介するという甘い話、後者では早期退職によって生じる年金の目減りという苦い現実であります。

特に後者を読むと年金の減収だけでなく健康保険料の支払い負担が退職後も継続発生するので、十二分な資金計画が成り立たないうちには早期退職などおぼつかないことが感じとれます。

WATANKOは半ば幸運も手伝って大台の金融資産を得ていますが、この先少なくとも30年間の夫婦の暮らしと不動産投資リスクに対する引当金としては現在の金額では甚だ足りません。たとえば55歳までのあと8年の間に現在の家計収支が継続すればあと50百万円くらいは貯蓄上乗せが可能であろうと試算できます。しかしそこまで到達したとしても、やはりその先の将来、何が起こるかわかりません。または何かが起こるのが人生だと考えておくべきでしょう。

(あとがきにかえて)

うーん、早期リタイアは実現させたいけれど、一方でドジを踏むわけにもいかず、なかなか難しいものですね。

・・・それと早期リタイアをためらう心理として、一方で50代のサラリーマンにとってのメリットをすすんで捨てることに対するためらいというものもあります。これについては次回取り上げたいと思います。

次回記事 「おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか」


2015年5月25日 (月)

マツダ新型ロードスター試乗、一番語るべきは想像を超える鼻先の軽さです

【5月22日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,340千円

■損益率

61.1%

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(これはパールホワイト。同色はトヨタのモデルでよくみかけますが、マツダのそれはトヨタよりもマイカが少なめでソリッドの白に近いです。)


マツダ・ロードスターがようやく正式発売となりました。早速メーカーのサイトで地元市内と隣市のディーラーに配置されている試乗車・展示者車をチェックすると、4カ所のディーラーで5つのボディーカラーの試乗車・展示車を用意しているとのこと。さすが待たせただけあってディーラーへの配車はバッチリです。

ちなみに3月末に発売となったS660については、近所のホンダ・ディーラーではいまだに展示車すら見かけません。購入を検討している知人が問い合わせると納車まで1年半待ちとのこと。ステップワゴンは増産しても、S660を増産する工場のラインスペースはないのでしょうか。このあたりに両社の意気込みのホンネの違いが垣間見えます。

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さてそのロードスターですが、自宅から一番近いディーラーに出向き、試乗して参りました。妻を隣にのせて15分程度の短時間なので、わかり得たことは限られましたが、十分でした。

まずわかった一番重要なポイントは「鼻先(フロント)が想像をはるかに超えてあまりにも軽く、それが車全体として相当軽快なフィーリングに仕上がっていること」です。どれくらいかというとフロントタイヤの接地感が無くなってしまうのではないかと思われるくらい軽いのです。

今度のロードスターは従来モデル同様、エンジンその他の重量物を極力車体の中心に配置することで、ヨー慣性モーメントを相当低減しています。(たとえば棒の両端に重りをつけて振り回すと重くてフラフラしますが、重りがなければ振り回すのが簡単になるでしょう。)

その結果、前輪軸から先には一切の重量物がついていないのではないかと思わせるくらい軽いです。エンジン単体の重さすら感じさせないくらいです。同様にリアも全く何の重しがついていないかのような感覚です。

これは単にパッケージ面だけでなく、今回のロードスターのスペックで1番重要で、かつ話題となった車両重量の軽減が影響していることでしょう。

また今回から採用になった電動パワーステアリングによる味付けも軽さを演出しているかもしれません。

WATANKOはかつてNA(初代)ロードスターのオーナーであり、手放した後も知り合いの中古車屋さんのおかげで何度かドライブしたことがあります。そのためNAの感覚はかなり体に染みついていますが、新型ロードスターは鼻先の軽いこと、エンジン単体の重さを感じないこと、さらにはハンドルもより軽いこと、それらが相まって車両の軽快感が、NAを超えているのではないかと思わせる仕上がりです。

さて短い試乗でわかったこと、語るべきほとんど重要なことは以上ですが、スポーツカーを標榜するモデルなので、動力性能についても少し触れておきましょう。

新型ロードスターのパワーはたった131馬力ですが十分にパワフルです。高速での全開加速を試したわけではありませんが、ロードスターに直線番長なスペックを求めること自体がお門違いでありましょう。

実際に街中で走ると他車に遅れをとるようなレスパワーではありません。この車を速く走らせることができない人は、逆に運転が平均よりもヘタと言われても仕方がないかもしれませんね。

なおこのほかにもリアの安定性やエンジンサウンドなど語るべきことがありますが、これは今後、時間がたっぷりありますので追ってまたの機会にしたいと思います。

なぜ時間がたっぷりあるかというと、

新型ロードスターを次期愛車とすべく、購入契約してしまったからです。happy01happy01happy01

2015年5月24日 (日)

とにかく安いETFは性急に売却する必要もなし

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(安価で良質な商品は、保有の動機が乏しくても、性急に手放す必要はないかもしません。)

WATANKOはインデックスファンドをかつて28本も所有していました。その経緯は以下のとおりです。

1.インデックス投資を始めた当初は、信託報酬の最安値商品のリサーチが甘く、安値二番手、三番手の商品を誤って積み立てしてしまった。

2.同じ頃、インデックス選びに迷ったり、バランスファンドの商品選定が踏ん切りつかず、それならばと複数を並行して購入していた。

3.信託報酬最安値を更新した商品が新規発売されると、既存積み立て商品は積み立て停止&保有継続する一方で、新規商品を積み立て開始した。

これでは管理が繁雑で面倒だと感じて、アベノミクスが本格開始する以前に、相場が多少回復した頃や証券優遇税制が終了する2013年末を機会に、ポートフォリオの中から信託報酬が高い商品を売却して、ポートフォリオをだいぶ整理しました。

それでも現時点で10本ものインデックスファンドを保有しているので、また十分に少ないとは言えないかもしれません。するとさらにまた保有商品を絞り込もうかという情念が時たま湧いてくることがあります。

そうやって自分が保有するインデックスファンド群を眺めてみるとETF、特にTOPIX連動型上場投資信託(1306)と上場インデックスファンドTOPIX(1308))が目にとまります。現在のWATANKOのポートフォリオでは、2つのETFをあわせても保有残高は全体の3~4%しかありません。両方売却してその資金でもってニッセイ日経225インデックスファンドを購入すれば、日本株式アセットは同商品に完全に集約できます。

しかしあらためてみると、WATANKOが現在インデっクス投信選好派ですが、それでも2つETFの信託報酬の安さ(以下、税抜き)についてはやっぱりバリューを感じざるをえません。

TOPIX連動型上場投資信託(1306):信託報酬0.11%
上場インデックスファンドTOPIX(1308):信託報酬0.088%

上述のとおり、いまやポートフォリオ全体に占める2つのETFの割合は少なく、売却・整理しても一向に構わないくらいですが、さりとてこれほどのローコストなインデックスファンドであれば、理由の有る無しやそこにある合理性がなんであれ、とにかくは保有を継続しておいても特段の害はないかとも思えてきます。

というわけで、この2つのETFはまだしばらく保有継続することにします。

ローコストとはかくも商品保有を継続なさしめる重要な要因です。とくに徹底的なローコストであれば尚更です。

(注)当ブログでは、「インデックスファンド」と表示する場合、インデックス運用するファンド全般を指しており、投資信託とETFの双方がこれに該当します。インデックスファンドであっても投資信託におけるそれを特定して表現するときにはあくまで「インデックス投資信託(投信)」と表現しております。

2015年5月20日 (水)

2015年5月の積み立て購入商品

【5月19日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

39,572千円

■損益率

60.0%

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5月から6月にかけては3月決算期の上場企業の前年度業績が対外発表され、そのまま株主総会へとなだれ込む展開です。企業側も株主側も今頃が年度の切り替わり感を強く感じるのではないでしょうか。保有株を継続するか、売却するか。さらには新規取得株を物色するか。いろいろと思案する個人投資家の方もおられることでしょう。

しかしながら銘柄選定をしない、市場を広く買うインデックス投資家は今月も淡々と積み立て投資を行うだけであります。

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

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さらに5月の仕入れの結果、4月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

201501313

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2015年の分のみの表記としています。

さて先月同様、今月も月次の積み立て額は250千円とセーブしています。差分は次期マイカーの購入資金積み立てにまわすためであります。

おっとそれと同時に妻へのサービスも積み立て増ししなければなりません。

WATANKO、今年最大のネゴシエーションにむけての土壌づくりから取り掛かっております。

・・・というわけでこれから妻のご機嫌とりのために就寝前のサービス開始です。


・・・え?、サービスというのはTVを見ながらの肩揉みのことですよ。

2015年5月19日 (火)

今週の週刊ダイヤモンドの特集記事はおススメです

【5月18日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

39,244千円

■損益率

59.5%

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(良記事が沢山書かれています。)



今週の週刊ダイヤモンドは「投資の鉄則 高値圏でも買っていい!株・投信」と題して、数か月に1度のルーティン記事ともいうべき資産運用の特集でした。

WATANKOはインデックス投資を開始して以降、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、日経ビジネス、週刊エコノミストなどのビジネス誌で資産運用特集が組まれるたびに何度か読んできました。

これらビジネス誌での資産運用特集について全体的な印象は、ここ数年で「すいぶんいいこと書いてある内容が増えたなあ」であります。

以前の資産運用特集では、

▼これから上がる株式ランキング100位。(単に過去実績からの指標の優劣で順位付け。)

▼あなたにピッタリの運用商品はコレだ(と称して選択肢に毎月分配型投信やFX等が含まれている。)

▼これからの相場動向(日経平均は年末にXX,XXX円まで上がる、為替は1ドルYY円も円高になるとかノストラダムス。)

というような内容が目立ちました。しかし最近は分散投資やコスト重視、リスクの捉え方といった普遍の真理をおさえた記事が段々と増えてきたように思えます。

一方で投資を趣味とする様々な個人投資家をターゲットにしたり、金融業界を広告主としているマネー雑誌(日経マネーやダイヤモンドZaiなど)はいまだに「なんでも投資アリ」のごった煮であります。

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さて冒頭述べた今週のダイヤモンドの特集記事は山崎元氏、竹川美奈子氏、大江英樹氏といった当ブログに来訪される個人投資家の方々にとってはお馴染みの専門家による内容構成です。

具体的には「投資の鉄則」7か条という原則論に始まり、コスト視点でみたおすすめの金融商品や買ってはいけない商品、相場と経済の関係についての概説、初心者向けの投資スタートガイド、お薦め投資本となっています。チャート図も多くて見やすい構成となっています。

上述の専門家の著書や執筆記事を以前から読んでいる個人投資家におかれましては「なにをいまさら」な感もあるでしょうが、投資手始めの初心者にとってはとても良いエッセンスが詰まっています。

ただし「専門家が厳選!買ってもいい株・投信」の個別株の推奨銘柄だけは、昔から相変わらずの鵜呑みにしてはいけないランキング記事でした。

今回の特集内容はWATANKOが考えるに網羅性と妥当性においてとても参考になります。
参考にしていけない、無駄な箇所はほとんど見られません。

この特集記事を読んで、もっと知りたいと思えた事項につきWebや書籍(紹介されていたお薦め投資本でもOK)を読んで深堀理解をすすめていくとよいでしょう。




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あとひとつ申し上げるとすれば今回の特集記事は相場好調と円安を背景として書かれており、それは投資に前向きな個人をターゲットにした基礎知識とスタートアップのノウハウ伝授といったモチーフから成り立っています。

これが相場下落、それも大暴落時に特集記事を作成するとしたらどのような構成になるでしょうか。「暴落がチャンス、安値買いから始める投資」というトーンで個人の投資を励まし、後押しする内容でしょうか。それとも「手堅い投資、負けない投資はコレだ」という保守的なトーンでしょうか。

今回の特集記事をとっておき、相場の暴落時に組まれる特集記事と見比べてみたいものです。両者の間に矛盾やご都合主義な違いがないとよいですね。

2015年5月17日 (日)

新型ロードスター、展示車を拝見してきました

今日は天気も良いことだし、自転車で雑用を片付づけながら市内をまわりました。

ところで話題の新型ロードスター、発売は6月を予定していると聞いたので外出のついでにディーラーに寄って、ロードスターのパンフレットとは言わないまでもリーフレットくらいは置いてあるかもしれないのでそれをもらおうと算段。今夜それを眺めながらひとり酒をあおりつつ、妻とのネゴシエーションのシナリオを画策しよう。

・・・というわけで自転車キコキコしてディーラーに着くと...

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なんだ。もう実車が展示してあるじゃん!!聞いてないよお~。

というわけで展示車両に乗せてもらいました。

シート、ステアリング、シフトレバーの位置関係はバッチリ問題なし。(もともとここには不安を抱いてはいませんでしたが。)車内装備の細かい点までは見きれませんでしたがサンバイザーが非常に簡素でプラスチッキー。軽量化とコストダウンゆえでしょうが、ロードスターならさしてマイナス点にはならないでしょう。

それよりも一番驚いたのは幌の開け閉めのしやすさです。車内に載った状態から片手を使って簡単に開け閉めができます。野球のピッチャーがボールをなげるようなモーションでもって閉めることができます。これならRHT(リトラクタブル・ハードトップ)は不要といってもいいかもしれません。

また従来モデルとくらべてリアセッションはとてもギュッと凝縮したデザインになっています。ドライバーシートのすぐ後ろにリアタイアがあるといえばわかってもらえるでしょうか。

なお展示車両はブルーリフレックスマイカという落ち着いた淡青色です。うーん、なかなかよいですが同じブルーでももっと鮮やかさがほしいかな...。

ちなみに今回の新型ロードスターは白系カラーを3色も用意しています。新型はそれほどに白が映えると踏んでいるデザインでしょうか。なかでもセラミックメタリックという、その名の通り陶器のような白さをもつカラーは、同じく最近発売されたニューモデルのCX-3では一番選ばれている新色だそうです。

良いデザインのモデルは明るい色を選ぶべしという法則があります。(関連記事:自動車の色選び-経験則と一部主観)それゆえにロードスターにももっと鮮やかなブルーやイエロー、オレンジなどのカラーを揃えてほしいですね。

これはきっと発売開始後、しばらくたってから追加される限定モデルでカラーバリエーションを増やす展開なのでしょう。だからローンチモデルではバリエーション控えめか。

ひととおり展示車両をいじったあとに店内でアンケートに応えて、カタログをもらいました。しかしカタログといってもわずか10ページ。リーフレットを増補したようなモノです。ううっ、もの足りない。

そこで応対してくれた店長に「あのお~オプションカタログもあったらくれませんかあ...。」とお願い。47歳のオヤジのキモイ上目づかいに負けたのか、店長は店の奥からオプションカタログも引っ張り出してきてくれました。

Photo

その他に聞き出したことは、

●発売開始時期について6月から前倒しになり5月21日になった。しかし店頭ではもう実質的に発売受付を開始している。

●いまから成約すると納車は3か月ぐらい先になるのではないか。(はっきりとはしていない。)メーカーでは増産体制を敷いたとのこと。

などでした。

新型ロードスター、いよいよ発売開始です。各媒体・ユーザーの紹介・試乗記事がまた出まわりはじめることでしょう。要チェックです。

2015年5月16日 (土)

BNDからの2015年5月分分配金+今月の債券雑感

【5月15日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

38,851千円

■損益率

58.9%

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WATANKOは手元にある外貨をつかって、資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。

さてBNDから2015年5月分の分配金が入金されました。税引き後で288.52ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

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続きまして債券に関する雑感です。

先日、バンガードがETFの経費率を改定し、BNDについては経費率が0.08%から0.01%引き下げられて0.07%となりました。ただでさえ低い経費率がさらに0.01ポイントも引き下げられたわけです。

参照記事
2015年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ

とはいえ実額でみるとどうか。」WATANKOが所有するBNDの残高は4月末時点で19,800千円です。対する経費は単純計算で19,800千円×0.08%=15,840円です。これが今回の改定で19,800千円×0.07%=13,860円と1,980円安くなる計算です。

確かに下がりましたけれども年額2,000円足らずの引き下げは心底から飛び上がって喜ぶほどの水準ではありません。しかしながらBNDはもともと経費率がとても低いので、大きな下げ幅を期待する方がどだい無理な話でしょう。

では一方で日本のアクティブファンドにおける経費水準ではどうか。かりに信託報酬1.5%のファンドであれば19,800千円×1.5%=297,000円です。年間300千円近くも支払うわけです。これは心底飛び上がって(?)しまう水準でありましょう。

「それでどれだけインデックスを上回ることができるのですか?」

「それを運用会社は長年にわたってコミットできますか?」

「できないのなら年間300千円も一体何に使うのですか?」

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こうしてコストを率ではなく、実額でみることはものをリアルにとらえる大切な見方であります。(ときには率と実額を意図的に使い分けることもありますが。)

関連記事
自分の資産運用のコストを「みえる化」してみる

運用成果は%か金額か、どちらでみるべきか

ともかくもWATANKOがBNDを保有する最大の理由はこのローコストにあることはいうまでもありません。

2015年5月15日 (金)

投資先の分析-企業業績は連結当期純利益でみるにかぎる

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(企業の経理部の方にとっては釈迦に説法なので、スキップしてください。)

3月決算会社の2015年3月期決算発表が出揃ったところで、株式投資をされる方々は特定の企業について、株を買うべきか、あるいは保有している株を継続するか売るべきかという検討・判断のために業績の分析をされることでしょう。大変僭越ではこざいますが企業の業績分析のポイントについてほんの少しだけとりあげたいと思います。

業績の分析における重要な指標のひとつは利益額でありますが、損益計算書ではいくつかの段階の利益が記載されています。

各利益の意味するところは数多ある解説資料をご参照いただくとして、ここではシンプルに各利益段階のうち、最もあるいは唯一重要といってよい利益は「連結当期純利益」であることを強調しておきます。

決算書の分析ガイド的な記事をみると「本業の収益結果を表す営業利益を重視しましょう。」とか「企業の恒常活動の成果をみる経常利益で判断しましょう。」といった指摘が挙げられていることをしばしばみかけます。

その企業が日本国内のみでビジネスを行い、M&Aもせず新規事業も展開しない、資産評価は簿価で許される部分が多い伝統的産業であれば、営業利益や経常利益で収益力を分析・判断してもよいでしょう。

しかし皆さんが投資先候補にあげるような企業とは、グローバリゼーションを積極的に展開し、新規事業やM&Aに臆することなくこれに挑みつつ、一方で収益を押し上げるためには法制度や税制を高度に活用するなどの経営を行い、企業価値を向上させようとする企業でありましょう。

であるならば企業の利益もまたグローバリゼーションや新規事業、M&A等のアクティビティを反映したもので見なければなりませんし、それは時価会計、減損会計、税効果会計等を十分に反映した利益ということになります。

となれば見るべき利益は「連結当期純利益」1本でよく、かつこれが必須といえます。

具体的には営業利益と当期純利益との間には以下の事象(⇒損益項目)があり、無視出ません。

●連結対象となる子会社以外であっても事業投資のためにM&Aや出資を行う相手先は存在しえます。こういった連結子会社のみならず事業投資先企業からの収益(あるいは損失)も正しく取り込む必要があります。

⇒営業外損益(持ち分法投資損益、受取配当金など)で発生

●一方で収益だけでなくリスクも捉えねばなりません。事業の先行きが怪しくなればそれにかかわる資産の価値を引き下げて、損失として認定しなければなりません。

⇒特別損益(減損損失、固定資産除却損など)で発生

●複数年度にわたる事業の収益の算定が大きく見直される(損失が発生する)場合、過年度にかかわる損失分まで当該年度にて一気に影響することがあります。

⇒特別損益(前期あるいは過年度損益修正損)で発生

●海外の税制の影響、さらにはこれに対するタックスプランニングの成果、さらには事業収益の見通しが悪くなれば、繰延税金資産の取り崩しを余儀なくされ、当該年度の税金(試算)額が増えることになります。

⇒法人税や法人税等調整額で発生

営業利益段階ではこれら事象のインパクトは反映されませんし、経常利益段階でも不十分です。すべての要素を反映した連結当期純利益を用いるべきであります。

以前であれば営業外損益はせいぜい受取利息・支払利息くらいだけでほとんど発生無し、資産は簿価評価がメインだったので評価損の発生はごく稀、税金はかかってしまうから仕方ないのよねという形で営業利益×本邦の実効税率=当期純利益というシンプルな図式が当てはまるケースが多かったかもしれません。

しかしながらいまや国際的な事業展開を背景として、上述した時価会計、減損会計、税効果会計等を十分に反映した連結当期純利益でないと、企業の成績を正しく測れません。

今やかりそめの利益といっても過言ではない営業利益や経常利益だけで投資判断を下されることのないようご留意願います。

(あとがきにかえて)

わざわざ触れませんでしたが当然ながら業績は単体ではなく連結でみるべきであります。また連結当期純利益は配当金額の算定根拠としてもよく用いられるという視点からみても大事な利益指標であります。

2015年5月13日 (水)

嗚呼、これまでの不動産賃貸トラブルの足跡

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(不動産賃貸トラブル、まとめてみるといろいろありました。もうお腹一杯です。)


WATANKOは農家に生まれ育ちましたが祖父が手に入れ、父が興した不動産賃貸業を成り行きで継いでいるパッシブ不動産投資家です。

関連記事:不動産投資にも“パッシブ”運用がある

もともと持っている資産を活用して、WATANKOの子供と孫(くらいまでか)の将来の経済生活をサポートする仕組みを維持しようとしています。将来子供や孫の就きたい仕事が収入的に恵まれない場合の手助けになればと思っています。

しかしそれは一方でトラブルの大波小波を散々かぶる日々でもありました。

▼ほぼ失業者で家賃滞納の方に退去いただくお話

店子の退去-①家賃未払い発生

▼老朽化した戸建て貸家を取り壊すために店子に退去いただくお話

店子の退去 第2章 母親編①

店子の退去 最終章①

▼震災を機に賃料不払いを引き起こした方とのトラブルのお話

不動産投資のリスク顕在の予感

不動産所有リスクの発生

不動産賃料未払い問題-①なし崩しの減額要求

▼所有する空き地に違法駐車アリなお話

違法駐車よ、こんにちは

違法駐車よ、こんにちは(自転車編)

▼解体・撤去工事を行ったら廃棄物を埋戻しされたお話

地中に眠るもの

▼これまでの体験からのまとめ的なお話

土地を所有すると面倒なこと十選(その1:ゴミ・廃棄物、雑草の除去)

▼そして史上最大・最悪の不動産投資なお話

あの土地を埋め立てろ-(その1)田畑の再活用

▼最後に前回記事のプレクリエル(前日譚)です

投資先には不変なものなど何一つない-またまた賃貸契約トラブル発生

★それでも不動産投資を続けるお話

父との思い出の土地(偶然にも震災直後のUP)

祖父と父から受け継いだ土地(母の逝去後にUP)

(あとがきにかえて)

不動産賃貸トラブルを経験するたびに先ずナーバスになり、そこから時間をかけてでもじっくりと対処し、ひとつひとつ乗り越えてきました。さすがに父から引き継いだ15年前に比べればタフになったとは思いますが、できることならばトラブル無く安寧に過ごしたいという気持ちはいつも変わりありません。

またこれだけリスクがある不動産投資の結果として得た余裕資金を、また更にインデックス投資のリスクにさらすことはリスクのとり過ぎではないかと時には考えることもあります。しかしそれでもインデックス投資を続けるのは、その合理性に納得しているからであります。

ときに不条理なこともある不動産投資と組み合わせる投資法としてはちょうどいいです。

2015年5月12日 (火)

今年もやってきた不動産賃貸トラブル-借り主が病気治療のために事業撤退

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(不動産賃貸トラブルが起きた時の心理状態です。)

▼1本の電話

不動産賃貸業をやっていると不意に賃貸先か賃貸物件の管理を委託している不動産業者から電話がかかってくることがあります。そのような場合、「WATANKOさん、借りている物件での商売があまりに繁盛していますので、来月から賃料を増やします。」などという嬉しい知らせはありえません。

大抵、いやほとんどすべての場合においてオーナーにとってのバッドニュースを知らせる電話であります。

先日、帰宅途上に受けた電話もそのひとつでした。電話の架け主、Dさんは薬局を経営しており、WATANKOはDさんのその薬局が建っている敷地を賃貸しています。幸いなことに隣接する病院がものすごく繁盛していることをうけて、その薬局の経営もまた大変順調です。

架電ではDさんは打ち合わせしたいとのこと。早速、電話をもらったその週末の夜にDさんが経営する薬局に出向き、話を聞きました。

▼病気治療のため事業撤退

内容はというとDさんは数年前から難病を発症し、治療に専念する必要があるため、経営する薬局を同業他社に譲渡したいとのことです。

実はDさんの発病の話は1年ほど前から当人より聞いておりました。当時から今まで投薬治療を続けながらなんとか回復を図ったのですが、もう直ちに手術と長期療養にかからなければ命に関わるところまで病状が悪化したとのことです。

当人に会ってみると顔が青白く、やせ細り、長時間の会話もつらそうな感じでした。Dさんにとって順調にやってきた商売をたたむことは、その後の家計の心配もさることながら、自営業者として断腸の想いであることは想像に難くありません。WATANKOとしてもこれまでトラブルなく土地を借り続けてくれてきたことに感謝する気持ちで一杯です。

▼賃貸契約をどうするか

・・・とここまでは知人としてのメンタリティな話ですが、ここからは不動産賃貸業者としての行動です。

まずDさんとの間には定期借地権契約の残存期間が残っており、契約上は当然ながらDさんに契約履行の義務が残ります。借りた土地で商売をしようがしまいが、賃料はお支払いいただく必要があります。

ところが契約をタテにそのように言ったところでDさんが商売を継続をすることができず、他者に事業を譲渡せざるをえないのが実態です。現行の契約を維持し、転貸を認める手もありますがトラブルが生じた時に責任関係が曖昧になりそうで危険です。譲渡先の同業他社は東証一部上場の大手なので与信的にはひと安心かもしれません。関係する司法書士、不動産業者と協議のうえ、契約をどうするか今後詰めていく予定です。

しかも本問題はDさんの病状をみるに悠長に時間をかけているわけにはいかなそうです。今月から来月にかけて迅速に進めねばなりません。

今年の不動産トラブル勃発です。無事、この土地の賃貸契約を継続できるのか。

Dさんとの賃貸契約について決着がついたところでまた記事として取り上げる予定です。

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不動産賃貸業を手掛けてきてこの手の予期せぬトラブルが起きると、急に節約に過敏になっては見たり、かねてから予定していた大きな出費を取りやめてみたりと、家計に対して心理的にとてもディフェンシブになります。

それら行動は時には発作的であったり、一時的にすぎないのですが、これまでさんざん不動産賃貸で痛い目に何度もあっているWATANKOとしては十分なストレスであります。

WATANKOにはこういったプロファイルがあるので、自身では現物不動産投資なぞとても他人には推奨できません。すでに相続などで賃貸物件を所有しているなどのケースはともかく、新規に物件を購入するなどと考えている友人知人がいたら全力で代わりにインデックス投資を勧めます。

最近は好況や地価の下げ止まり、相続税対策といろいろな事情・背景があってか雑誌やSNSにて個人向けの不動産投資の勧誘広告をみかける機会が増えましたが、この駄ブログにお越しの皆様におかれましては現物不動産投資に関してはくれぐれも慎重に判断ください。

投資対象は現物不動産以外にもゴロゴロ転がっているではありませんか。(かといって牛とかワインとかはやめましょう。)

関連記事
REITがあるのになぜ現物を買うのか

2015年5月10日 (日)

相場下落に備えた準備運動その2-相場の下落が積み立て投資の真のスタート

相場下落に接して、これを乗り越えてきた過去を振り返り、それを今後の投資を継続する自信へと換えていくことを前回申し上げました。ここではもうひとつ相場下落に備えた準備運動を述べたいと思います。

相場の下落が深いほど、そして期間が長いほどその期間中にブレずに積み立て投資してきた結果は、本人も思いもよらない早期に損益が回復することが期待できます。

以下は2010年3月の当ブログ開設以降の積み立てインデックス投資の運用状況の推移を表したものです。

Notes)
青い棒グラフは評価損益(含む確定分)、赤い折れ線グラフは同損益率をそれぞれ表します。

201505101_2

ブログ開設以前の資産記録は月次の運用状況記録がそろっておらず、わかる範囲でグラフ化すると以下のとおりです。

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2つをあわせて見てみれば以下のとおりです。

◆2008年9月~2009年3月迄>リーマンショック発生で3割程度損失を抱えた。
◆~2009年9月>損益トントンまですでに回復。
◆~2010年3月>当ブログの開設。運用成績は黒字水準に達している。
◆~2012年11月>ギリシャショックや東日本大震災の影響で相場下落を体験したものの、概ね±10%前後の範囲を行ったり来たり。

つまりはリーマンショックでドン底、暗黒ロードであったのはせいぜい1年間であり、その後は3年余りの間は日本を含めた世界的規模の本格的なリスクオンが始まるのを虎視眈々と待っていたわけです。
(前回、2011年9月の運用成績が低迷していたころの記事を抜粋紹介しましたが、書いてあるほど深刻にはなっていなかった面もあり。)

ここで大暴落から割と早期に復帰している理由はリーマンショック後も積み立て投資を継続したからであります。

これは直観的にわかることでしょうが、相場の回復が始まれば下落前の単価で購入した分はその評価損が減少することに加えて、下落時に安価な単価で購入した分の評価益がひたすらあがってくることが効いてきます。2つ併せての損益向上でトータル収益は早期のうちに黒字化しました。

相場の下落は、それが長ければ長いほど安価な単価で購入できる分が増え、相対的に下落前の単価分の総額に占めるシェアが減ります。また下落が大きいほどより安価な単価で購入できることになります。相場の下落が長引いてもまた大変大きくても、余裕資金でもって積み立ての長期投資を行うのであれば、その下落は厄災どころか福音といえます。

相場の下落が起きたら「ただじっと我慢せよ」だけでなく、むしろ下落が積み立て投資の真のスタート、加速ステージであります。

さて最後に積み立て投資について一冊の推薦図書があります。既に他ブログで紹介済みではありますが、当ブログでも紹介しておきます。


本書では積み立て投資のケーススタディをこれでもかと言わんばかり沢山あげています。なかには本記事と同様に相場が下落しても積み立て投資を続けていれば、思いのほか早期に回復しやすいことにも触れています。


(あとがきにかえて)

今日の記事は自分でも書いてみて、また相場の下落とそこからの回復を経た時に積み立て投資がどこまで威力を発揮するか是非とも再体験したくなりました。


2015年5月 9日 (土)

相場下落に備えた準備運動

【5月8日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

38,013千円

■損益率

57.6%

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日経平均株価が20,000円を突破しましたがそれも瞬間芸に終わり、気が付けば今や19,000円を維持できるかなどと新聞には書きたてられています。いつかはわかりませんが、今後相場は下落するでしょう。その時に備えて自己の準備運動をしておきましょう。

今回はWATANKOの運用状況の過去を振り返ってみます。

▼アベノミクスがスタートする直前ではどうだったか

2012年11月下旬に野田総理(当時)が衆院解散を宣言してから株価は上昇に転じました。同月末にははやその影響が反映されていますので、ここはその前月の2012年10月末の運用状況をあげてみます。

201210313


当時はギリギリ黒字は維持していたものの、お寒い結果です。それでもって当時の概況(抜粋)は以下です。


『現在28本の保有商品のうち評価益ありが14本、評価損ありが14本です。先月に比して1本黒字化して、本数上では評価益商品と評価損商品が拮抗しました。

セゾン投信の記事であげたキーワード「やれやれ売り」をもしここで実行すると平均年利回りが0.4%です。まあ4年8カ月の積み立て定期預金の結果みたいなものでしょうか。

勿論、ここで退場するわけではありませんが、4年8カ月が過ぎていますが、何だかいつまでたってもスタート位置から先に進んでいないような気配を感じます。

とりあえず複利効果を無視して単純皮算用しますと、税引き前利回りで5%とおきます。投資元本平均残高は34,814千円、期間56カ月ですから、34,814千円×5%×56カ月÷12カ月=8,123千円となります。

つまりは今頃8,000千円強の評価損益が出ていれば大変順調となりますが、実際には582千円と、その14分の1程度しか出ていません。(投資収益は単純に伸びていくようなものではないことは重々承知。これは目安の話です。)

なんだか惑星イスカンダルへの旅を続ける宇宙戦艦ヤマトが、その日程を大幅に遅延させているような趣です。果たして目標(20年運用で元本を1.5倍に伸ばす)へのアプローチはこれで良いのか。さりとて凡人にはインデックス投資よりマシな術も知らず、ただ神(マーケット)のみぞ知る結末に想いをはせて来月も積み立てるのでした。』

*******************************

なんとも元気のない、卑屈にも見える当時のメンタルです。長い間“おあずけ”をくらってきたせいか、もうどうにでもしてくださいといわんばかりです。

▼駄ブログ運営期間中、最悪の運用状況

つづいて時期をさらに遡り、この駄ブログのこれまでの運営期間中でもっとも運用状況が悪かった2011年9月末をあげてみます。

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投資元本46,304千円に対して▲6,530千円、▲16.4%です。

当時の概況(抜粋)は以下でした。

『先月末でのマイナス幅が今月末ではさらにほぼ倍増しました。28本のインデックス投信ならびにETFのうち、実に24本が赤字となっています。REITなど一部のアセットがかろうじて黒字を保っていますが、シェアはマイナーなので、とても株式アセットの下落の歯止めにはなりません。

まあ評価損も6ケタの内は、なんとかなるさと思えますが、後年、元本が100,000千円を超えた水準になってきたとき、7ケタの評価損をくらうとなると、スーパーカー1台分の金が吹っ飛ぶのでちょっと辛くなってくるやもしれませんね。

かといってポートフォリオの再構築を考えようにも、正直、素人個人投資家にはなかなか難しいです。

日本の先行きはどうなるのか?先進国が本当に日本化して超低成長時代に陥るのか?新興国の成長は期待できると思いますが、ボラティリティに気を付ける必要あり闇雲に突っ込みすぎるのは危なさそう。外国債券は今回、ボラティリティが小さいことを少し実感できましたが、円高の前には虚しい話であり、増やす気にはなれません。

などなど迷いが積み重なり自分なりの(暫定・当面であっても)新しい解を出すことが難しいです。

結局、株式アセット7割(日本、先進国、新興国で1/3前後ずつ)+債券&REITを合計3割、適当にバスケットに入れておく、程度以上の精緻なプランは浮かんできません。

まあ、こういうときには特に大胆な動きはせず、じっと様子見しておいた方がよいかもしれませんね。あわててそれまでとったことのない行動をする方が危ないです。例えば金買うとか。(今更)』

*******************************

あまりの評価損に途方にくれている上に、ポートフォリオの見直そうにも手詰まりな様子がわかります。

昔はこのように評価損をガッツリ抱えていたり、かろうじて黒字化できただけでほっとしていたりしたわけです。これらに比べれば今の運用状況は天地ほどの開きがあります。

以下に直近2015年4月末の運用状況を再掲します。

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この水準からいつかまた転げ落ちる日がくることでしょう。そのような時には過去の長い低迷の時代を振り返って自分を励ましていきます。

「あの時の自分は市場に踏みとどまれた。今後また同じことが起きたとしたら踏みとどまれないわけがない」

2015年5月 7日 (木)

節約をしたかったらホームセンターにいってはいけない

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(ああ、そこにあるのは甘美なる買い物空間...。)


来ブログのみなさん、GWは如何過ごされたでしょうか。関東地方はほぼ全日天候に恵まれて絶好の行楽日よりでした。WATANKOはというと掃除と掃除、そのほかに掃除をしました。結果、今年のGWでは行楽地にはほとんど出向かずじまいでした。

しかしながら一方でお金はたいそう使いました。なぜかというと掃除の合間をぬって何度かホームセンター(ジョイフル本田やカインズホームの類)に妻と出動したからです。

今年に入ってからずっと仕事が忙しかったので数ヶ月ぶりの訪問ということで、GW中に出向いたホームセンターでは、ついダラダラと買い物してしまいました。

以下、GW中にホームセンターで購入した品物です。

庭に撒く除草剤(細粒、液体の両方)、猫よけ粉末剤、屋外用の電動カッター用の延長コード、草刈り機の替え刃と燃料、外作業用の麦わら帽子、蜂用の殺虫ジェットスプレー、軍手の束、風呂掃除用の激落ち君(スポンジ)、モップ、特殊な雑巾、カビキラー詰め替え用、風呂上り用の足ふきマット、クリーニングに出す衣類を入れるカゴ、布団の部屋干し用のバイプラック、仏壇用線香と造花、乾電池、ゴミ箱、トイレットペーパー8ダース、A4コピー用紙250枚5セット、マグ水筒、おいしそうな魚の薫製、野菜ジュースの紙パック4ダース、さわり心地のよいクッション、その他妻用の化粧品や美容品の数々(よくわからないので割愛)

といろいろと買い込んだ結果、X万円が飛ぶ結果になりました。時間も定めずにブラブラと店内を回遊しながら買い物をすると、自分でも気がつかにないうちに不要不急なストック買いや、目新しい便利用品の衝動買い等を助長してしまいます。

ホームセンターに出向くときには買い物リストを用意し、時間制限をもうけて毅然たる態度で臨むべきです。

これはなにも久しぶりに訪れるホームセンターのかぎったことではなく、普段日常のスーパーでの買い物でも同様であります。

スーパーであの手この手で客単価をあげる(来店客にもう一品多く買ってもらう)ために、インストアマーチャンダイジングをこらして来店客を待ちかまえています。

参考サイト
インストアーマーチャンダイジング~ISMの概要と実際~

買い物客はこうした仕掛けに対して無駄な買い物、不要不急な買い物を避けるべく、事前に買い物リストを用意し、断固たる意志のもとに初志貫徹した買い物をしなければ節約はおぼつきません。

ホームセンターでもスーパーと同様にエンドや島陳列、目玉商品の配置などに工夫を凝らしています。セット販売を誘発そうな商品の組み合わせ陳列とPOPがそこかしこに散りばめられております。またマイカーで訪れるお客が多いので、ほとんど皆、買い物荷物の重量制限がありません。

見てまわるだけで楽しいホームセンター、ビバお買い物!

こうして、ついストックをもう少し補充しておきましょう、とか優先度は高くない“あったらいいね”程度の商品や珍しい便利商品を衝動買いしてしまいます。

この結果、購入した商品はろくに使われることがなかったり、長期保存のうちに一部を減耗してしまうなどのリスクをお客が負うことになります。また持ち家ならまだしも賃貸であれば、長期在庫の保管スペースのために賃料を支払うことになります。在庫のリスクとコストを店ではなく、わざわざ自らが負ってしまうわけです。

気をつけねばなりません。節約をしたかったらホームセンターに無計画、無防備に出向いてはいけません。でないと散財してしまいます。


(あとがきにかえて)

WATANKO妻「ホームセンター、最高。ヒャッハー!」

WATANKO「今月は積み立て投資額を減らさなければ...。」

2015年5月 5日 (火)

(続)8万時間働いたら早期リタイアしてもいいですか

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(あなたの今の時給、いくらですか?)


(前回からの続きです。)

並みのサラリーマンなら定年まで働いて8万時間。ならばもっと忙しく働いて定年前に8万時間労働を達成させればもう早期リタイアしてもいい頃?激務が続くサラリーマンなら時にはこう考えてもおかしくはないかもしれません。

ちょっと趣は異なりますが、アメリカでは若いときにガンガン働いて一気に稼ぎ、さっさとリタイアしてあとは悠々自適に暮らすというライフスタイルがもてはやされていると以前聞いた覚えがあります。(典型例としてはベンチャービジネスなどで猛烈に働き、保有株を上場と同時に売却して何億、いやそれ以上の金融資産を獲得するとかでしょうか。)ことの真偽、実態はわかりませんが太く短く稼ぐスタイルはひとつの目標にしてもよいかもしれません。

しかしたとえ8万時間働いたとしても、それ以降働かなくて済むほどの資産を形成しないことにはまったく絵空事であります。

そこでまずは8万時間における稼ぎを試算してみます。

1)大卒・正規雇用者の平均給与は5,266千円(*1)。38年間で200,108千円。
2)これを81,472時間で得るとなれば時給は2,456円/h。
3)税金および各種社会保険料でザックリ17~18%程度控除されると手取りの時給はおよそ2,000円/hとなる。

(*1)国税庁 平成25 年分民間給与実態統計調査

統計上からみると8万時間の労働でリタイアするためには2億円は稼ぐ必要があります。この場合、毎日の残業を沢山してその分、残業代をしっかりともらう(割増賃金となる分、時給はあがるので効率良し。)さらにはその頑張りの結果、当人の評価があがり昇進・昇格がすすんで基準内賃金が高くなることにより時給がアップするという好循環も期待できるでしょうか。

しかし一方で、残業代がもらえる残業時間数は限られており超過分はサービス残業となることが常態化したりするとかえって時給は下がるわ、心身にはよくないわ、ライフワークバランスは悪化するわと良いことはありません。また昇進・昇格したとしても残業代がつかない幹部職になってからも残業を長時間こなさなければならない場合には、残業代がつく非幹部職よりもかえって時給は安くなるという笑えない話もあります。

健全な心身を保てる適度な範囲でもって労働時間の増加や時給のUPを実現させることで8万時間と2億円の早期達成を目指すことができればよいでしょう。

しかしサラリーマンにとっての労働時間の管理や時給のUPは、勤務する会社でのワークスタイルや人事制度の影響から逃れられないでしょう。ここが自営業と違ってサラリーマンのつらいところかもしれません。

むずかしいです。サラリーマンは労働時間を多く費しても報われないかもしません。

さて一応この駄ブログも資産運用ブログの端くれなので、「労働時間の増加や時給のUPだけでなく、やはりサラリーマンは収入の安定性を活かした貯蓄とそれをもとにした資産運用も重要です。ついては長時間労働にもへっちゃらな“ほったらかし投資”であるインデックス投資にチャレンジしてはどうでしょうか。」と繋げたいところです。

今回の試算事例では手取りの時給2,000円/hのうち2割の400円を貯蓄にまわして81,472時間を乗じると32,588千円となります。毎年均等にインデックス投信を積み立て購入し、20年間継続するとなれば平均残高16,000千円×税引き後リターン3%×20年間≒10,000千円程度の上乗せを期待できるかもしれません。

さらにここに退職金が10,000千円程度加わるとすれば、貯蓄+運用とあわせて50,000千円超の資産を形成できます。

労働時間の管理や時給のUPがままならないかもしれないサラリーマンの仕事に比べて、投資行動は当人の裁量の余地が大きいです。自営業と同じように自分がとった行動の結果は全て自分にかえってきます。それだけにやはり投資は自営業と同様、やりがいがある経済行動ではないでしょうか。

2015年5月 4日 (月)

8万時間働いたら早期リタイアしてもいいですか

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(長時間労働しているから早くリタイアしてもいいよね?)


早期リタイアを志向する個人投資家にとって、それを実行に移すトリガーがどこにあるでしょうか。例えば子供の養育が完了した、お金が〇〇〇円まで貯まった、はたまた勤務先で早期退職を募集しており、これに応募した等といろいろなトリガーがありえましょう。

ここでは個人が仕事をリタイアする際の定量的なトリガーとして労働時間をとりあげてみます。

例えば大学卒のサラリーマンが60歳の定年まで働くとして、一体生涯で何時間働くことになるのでしょうか。

<算定条件A>
1)週5日×52週勤務=年間労働日数260日
2)労働年数38年間(22歳から60歳まで)
3)年間祝日及び年末年始休業日18日、有給休暇取得日数9日(*1)
4)残業含む労働時間は9.2時間/日(*2)

(*1)出典:労働者1人平均年次有給休暇の付与日数、取得日数、取得率

(*2)出展:連合調査結果ニュースリリース労働時間に関する調査

上記条件では労働時間9.2h/日×年間労働日数233日=2,144時間/年、38年間では81,472時間となります。

(上記試算は採用する統計資料と算定方法の組み合わせによっては±1割程度の違いは発生しますが、概ね2,000h/年あたりというところが皮膚感覚としても妥当な線ではないでしょうか。)

上記については業種・企業・職種でバラつきがあるものの、ともかくも人生40年近く、およそ8万時間強働くと定年を迎えられるというわけです。

一方でかなりハードワークなサラリーマンのケースを試算してみます。

<算定条件B>
算定条件Aの労働時間に以下を加算。
5)残業時間増3時間/日×233日=699時間/年
6)休日出勤日数24日/年×労働時間10時間/日=240時間/年

上記の残業時間増分と休日出勤の労働時間を加えると38年間で35,682時間にもなります。これを算定条件Aの結果に加えると117,154時間となります。算定条件Aの44%増しになります。

早期リタイアを誘発する要因となる働き方のひとつに長時間労働があるとしたならば、見方を変えれば定年までの標準的な生涯労働時間を達成したら勤続年数にかかわらず仕事をリタイアするというのは如何でしょうか。

もし算定条件Bで働くとなればあれば、算定条件Aにおける生涯労働時間81,472hは勤続26.4年で達成できることになります。つまりは48歳半ばで早期リタイアとなるわけです。

算定条件Bの労働時間は相当きつく、これに合致するサラリーマンは身体的にはヘロヘロでありましょう。家族が出来たとしても十分な面倒を見る時間も取れないかもしれません。ライフワークバランスは健全とは言い難いです。それゆえにそのような就労環境は早期リタイアを誘発する要因になりえるでしょう。

早期リタイアを考える際に、生涯労働時間の達成がひとつのトリガーになりませんでしょうか。

「8万時間働いたのだから、もうリタイアしてもいいじゃあないか」


(あとがきにかえて)

WATANKO妻「労働時間だけ達成しても、肝心の稼ぎが問題じゃないの?」

WATANKO「それは次回記事で...」

WATANKO妻「さっさとUPしなさいよ」

WATANKO「だって君が午後からアウトレットに行きたいって言うから...」

WATANKO妻「ぐぬぬ。」

(つづく)

2015年5月 1日 (金)

2015年4月末運用状況

米国景気の先行き感を警戒してか4月30日は日経平均が大きく下がりました。これがそのままSell in May相場に繋がるのかどうかはわかりませんが、今月も相変わらずインデックス投信を積み立てするWATANKOであります。

本日はメーデーということでWATANKOの勤務先はお休みです。つまりここから6連休スタートであります。6日間でやるべきは買い物や掃除、整理整頓、家族サービス、トレーニングそしてブログ記事書き溜めと盛りだくさんです。1時間もダラーっとしている暇はありません。

というわけでインデックス投資を初めて7年3月が経ちました。2015年4月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは119.68円/ドルです。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
なお日本債券アセットに属する極低リスクのインデックス投信(暫定的な所有分も含む。)や外貨MMF、SBIポイントで還元された現金もここに含みます。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

201504304

売却済みファンドの履歴は以下のとおりです。

201504305


続いてファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201504306

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
7.2%(6.8%)

●リスク
12.9%(12.8%)

●シャープレシオ
0.56(0.53)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
66,000千円(66,000千円)

●評価損益+確定損益分
39,480千円(37,129千円)

●運用期間
86ヶ月(85ヶ月)

●元本平均残高
43,014千円(42,743千円)

●平均年間利回り
12.8%(12.3%)

<概況>

4月末はまたまた資産残高の最高額記録を更新する月末となりました。投資元本に対する累計リターンは6割にも達します。

ここまで上がると手持ちのリスク資産のいくばくかを売却したくなる心理が当然ながら働きます。とくに日本株式においては国内ETFの1306とか1308とかを。それと1306とか1308とかを。(注:誤記ではありません。)

しかしここはジッとバイ&ホールドでいきます。そこでもし相場は暴落したらどうするか。高値のうちに売り抜け損なった結果の“とらぬ狸の”利益を悔しがるよりも、また安値買いが始まった、それ発注、発注また発注という未来に向けた投資のリ・スタートに気持ちを切り替える方が健全でありましょう。

Sell in Mayは、実はBuy in Mayかもしれません。

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