無料ブログはココログ

ブログランキング

« 日経マネー7月号-目を引いたのは「1億円の儲け方」よりも「サラリーマンの退職お金マニュアル」だった | トップページ | おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か »

2015年5月29日 (金)

おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか

【5月28日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

41,598千円

■損益率

63.0%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

Tie690084_6401

(50代、これからサラリーマン人生の大いなるリターン回収です。)


この駄ブログにありがたくご来訪いただく方々の年代は、直近1年間のココログのアクセス解析によると30代以下の方々で64%を占めています。インターネット利用という特性を鑑みる必要はありますが、ともかくもWATANKOよりも若い方が多いです。ありがとうございます。

さてかように若い方には直感しにくいかもしれませんが、47歳のWATANKOからみて50代のサラリーマンが直面する典型的な現実をお伝えしたいと思います。

まずここで想定するのはそこその規模で事業基盤をしっかりと持ち、安定的に業績をあげてリストラの気配はないという企業。そのような企業に大学を卒業して働き始めて60歳定年を迎えるまでの約40年弱の期間をみたときに、50代というのはたとえ当人の出世が叶おうが、はたまた窓際族になろうが、サラリーマンとして最もおいしい期間を享受しているとはいえませんでしょうか。理由は次のとおりです。

1.若い時の安月給分を取り返している

成果主義などが着目・導入されて久しい時代ではありますが、いまだ終身雇用・年功序列な雇用を踏襲する企業の場合、その賃金体系はというと、若い時には働きの割には給与が少なく、年をとるにつれて徐々に上昇、とくに30代後半あたり上昇度合いは大きくなり、40代後半あたりから以降は働きよりも多くの給与をもらう形となっています。

このような若いときに安かった分を中高年になって取りかえすという、よく言われる「長期帳尻合わせ」型が設定されています。

若い時の安売り分をやっと回収するステージにさしかかってきたのに、ここで辞めたら損が大きくてとてもそんな気にはなれないと、サラリーマンであれば考えても不思議ではありません。

2.退職金や年金もポイント上昇中

1.と同様に退職金や年金についても給与が高い期間が長ければ、それによって将来もらえる金額も増えます。例えば新卒から30年後に辞めた場合の退職金は10年後に辞めた場合よりも3倍以上貰えるでしょう。また企業は本人への給与支払いだけでなく、あわせて厚生年金保険料等の事業者負担分を支払っており、これはサラリーマンにとっては普段はピンときませんが給与に加えて大きなベネフィットです。

もし早期に辞めてしまえば、こうした退職金や年金についても給与と同様に年をとってからの帳尻合わせ分を取りはぐれてしまうことになります。

3.一定の立場・役割が確立されている

新卒入社して20年以上も働き続けてくれば、同期入社のサラリーマンの間でも出世に開きがでてくることでしょう。

☆見事出世して本部長になったウエダさんは部下を抱えて、経営の一翼を担うポジション。
責任は重いけどやりがいあり。力仕事・こなし系仕事やお膳立て・社内調整は部下たちがほとんどやってくれる。ウエダさんは報告を聞き、ゴールイメージ程度の指示を出し、定時には退社。翌朝、結果を聞くというスタイル。

★自責・他責、はたまた運の無さかもしれないけど、ベテランかつやや窓際族のシモダさんは今日ものんびり仕事にかかります。担当はずっと変わらずで熟知しているし、自分なりの専門もあるので社内からそれなりに頼られる存在。でもいまさら彼に過度な要求や新しい試みを期待する周囲もいません。彼は淡々とマイペースで仕事をこなし、ほとんど残業もなく定時には退社。

このように出世してもしなくとも50代ともなれば何がしかの一定の立場・役割が確立されており、彼らにとって会社とはひょっとしたら自宅よりも安らぎを覚える場所、またはテンションを高めて活き活きとすごす場所かもしれません。

サラリーマンは新卒で入社して、50代にさしかかると四半世紀以上勤続しているわけです。その年月たるや子供が生まれてから成人するまでの間よりも長い期間であり、たいていのサラリーマンはどのような環境にあったとしてもそれなりに社内の泳ぎ方または仕事の手抜き方省力化を会得していることでしょう。

そんな彼らの中にあって会社に居続ける術をもちつつ、今や働きに対して割高な給与をもらえる処遇をわざわざドブに捨てる者ははたしてどれだけいるのでしょうか。



« 日経マネー7月号-目を引いたのは「1億円の儲け方」よりも「サラリーマンの退職お金マニュアル」だった | トップページ | おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か »

ライフスタイル」カテゴリの記事

コメント

私はまだ30代ですが、順調にいけば50くらいでリタイヤ出来るかも・・
と目論んでおります。

しかし、この記事の内容のようなことは
常々頭をよぎります。

あと1年会社に残って、経済基盤を安定した老後を、
いや、まだあと1年、あと1年・・
と美味しいサラリーマン回収時期と、人生の残り時間の砂時計を天秤にかけ
悩むんだろうなぁと思っています。

もちろん私にとっては、まだ取らぬ狸ですが
WATANKOさんのように目前に迫っている先輩にとっては
リアルな現実だと思います。
悩ましいですね。

ひで坊さん

コメントありがとうございます。

ひで坊さんが50代を迎える頃には、賃金体系が長期帳尻合わせ型から変わって、辞めても損が出ないようになれば踏ん切りもつきやすいですね。日本企業の賃金体系がこれからどう変わっていくのか、興味深いです。

セミリタイアを考えている中、ひじょうに示唆の有るお話でした。ありがとうございます。

工員さん

コメントありがとうございます。

記事には書き漏らしましたが、サラリーマンはまずは自身の勤務先の給与体系を十分把握するところからとりかかるべきでしょう。

54歳、中小企業サラリーマンです、ヨシダさんタイプ。ボチボチやってます、気楽です。

確かに黄金の50代。

たしかに、大方の会社員はそう考えているんだろうなと思いました

ただ、現実を見てみると50歳を過ぎても
なかなか楽はさせてもらっていないかなってことも感じます
シモダさんタイプは、ほとんど見かけないですし
ヨシダさんタイプも、本当に一握りです

まあ 会社もいろいろなんでしょうけどね

たんちんさん

コメントありがとうございます。

すみません、記事中の「ヨシダさん」は「ウエダさん」の誤りです。

実例紹介ありがとうございました。

消費しないピノキオさん


コメントありがとうございます。

30年もサラリーマンをやっていると会社の事情、当人のキャリア、家庭の事情など様々な変数が絡んで様々なのが当然でしょう。

それでも記事にあげたタイプが実は結構なサイレントマジョリティかもしれないと想像しています。

いつもブログを参考にさせて頂いています。

”おいしい50代” う~ん・・・ 今までの一般的な会社(かつ業績もほどほど良い)では、確かにおっしゃる通りだとは思いますが・・・
私は超業績が悪化している会社に勤めていることもあり、明るい未来が見られません^^:
年収も緩やかに減り続けていますしね(泣)
ただ、早期退職した元同僚によると、再就職は厳しく、年収も下がったそうですので、今は踏ん張るしかないのかな、と思案しています。

私は、52歳のとき予定の金額の資産ができたので会社を辞めました。

一生で使う予定の金額の資産ができれば、それ以上の年数を会社にいるのは時間の無駄。(仕事が楽しければ別ですが)

死ぬまでの時間は有限なので、40歳代後半からは、確かに稼ぐ効率は昔より良くなってましたが、それよりも残り時間を有効に使う方がよいと考えました。

Junさん

コメントありがとうございます。

記事でとりあげた前提条件はたしかにどの会社にも当てはまるともいいきれず、厳しい会社もあるかとは思います。私も1996年から10年くらいの間、勤務先が業績不振とそこからの再建時期にあり、子会社に出向するなどして辛酸をなめました。Junさんもめげずに勤務先でのお仕事頑張ってください。上も下もみても切りがありません。

朱雲さん

コメントありがとうございます。

52歳で未練なく英断とは素晴らしいです。

WEATANKOも背中を少し押された気分です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95774/61665677

この記事へのトラックバック一覧です: おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか:

« 日経マネー7月号-目を引いたのは「1億円の儲け方」よりも「サラリーマンの退職お金マニュアル」だった | トップページ | おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト

にほんブログ村

  • 記事紹介