嗚呼、これまでの不動産賃貸トラブルの足跡
(不動産賃貸トラブル、まとめてみるといろいろありました。もうお腹一杯です。)
WATANKOは農家に生まれ育ちましたが祖父が手に入れ、父が興した不動産賃貸業を成り行きで継いでいるパッシブ不動産投資家です。
関連記事:不動産投資にも“パッシブ”運用がある
もともと持っている資産を活用して、WATANKOの子供と孫(くらいまでか)の将来の経済生活をサポートする仕組みを維持しようとしています。将来子供や孫の就きたい仕事が収入的に恵まれない場合の手助けになればと思っています。
しかしそれは一方でトラブルの大波小波を散々かぶる日々でもありました。
▼ほぼ失業者で家賃滞納の方に退去いただくお話
▼老朽化した戸建て貸家を取り壊すために店子に退去いただくお話
▼震災を機に賃料不払いを引き起こした方とのトラブルのお話
▼所有する空き地に違法駐車アリなお話
▼解体・撤去工事を行ったら廃棄物を埋戻しされたお話
▼これまでの体験からのまとめ的なお話
土地を所有すると面倒なこと十選(その1:ゴミ・廃棄物、雑草の除去)
▼そして史上最大・最悪の不動産投資なお話
▼最後に前回記事のプレクリエル(前日譚)です
投資先には不変なものなど何一つない-またまた賃貸契約トラブル発生
★それでも不動産投資を続けるお話
父との思い出の土地(偶然にも震災直後のUP)
祖父と父から受け継いだ土地(母の逝去後にUP)
(あとがきにかえて)
不動産賃貸トラブルを経験するたびに先ずナーバスになり、そこから時間をかけてでもじっくりと対処し、ひとつひとつ乗り越えてきました。さすがに父から引き継いだ15年前に比べればタフになったとは思いますが、できることならばトラブル無く安寧に過ごしたいという気持ちはいつも変わりありません。
またこれだけリスクがある不動産投資の結果として得た余裕資金を、また更にインデックス投資のリスクにさらすことはリスクのとり過ぎではないかと時には考えることもあります。しかしそれでもインデックス投資を続けるのは、その合理性に納得しているからであります。
ときに不条理なこともある不動産投資と組み合わせる投資法としてはちょうどいいです。
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コメント
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久しぶりに拝見いたします。
総資産が1億を越えていたのは驚きです。
借金を差し引いても、総資産の半分くらいは残るのではないでしょうか。
どこかの時点で一括返済したら、負のリターンが消滅して、毎月の収支が相当楽になりそうですね。
家族を養いながらそこまで到達するのは凄いと思います。
賃貸業はハタから見たらかなり優雅な生活に感じますが
ブログを拝見したら、そう簡単ではないというのがヒシヒシと伝わってきました。
安定的に儲けても、年収が増えた分の税金支払いも大変そうです。
先祖代々の土地をそのまま使っても、これだけの苦難で思い通りの回収ができない
現実があるのを知れたのは勉強になりました。
土地、建物を自力で買って安定的に賃貸業で儲けるのはリスクもあり、容易ではなさそうですね。
指数のETFか投信でも買って寝てるのが一番無難な気がします。
投稿: スカG JAPAN | 2015年5月27日 (水) 23時05分
スカG JAPANさん(ハンドルネームからするにWATANKOよりもご年配の方でしょうか)
コメントありがとうございます。
1億達成はアベノミクスによる相場状況+円安に依るところが大きく、運が良かったにすぎません。
賃貸業についてはこれほどトラブルに見舞われる個人はどれほどいるかわかりませんが、いくらかでも参考になれば幸いです。
またのご来訪をお待ち申しあげます。
投稿: WATANKO | 2015年5月27日 (水) 23時31分