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2015年5月31日 (日)

おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か

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(50代での働き方はひとぞれぞれ)

前回記事では安定企業に勤め、賃金体系が「長期帳尻り合わせ」となっているサラリーマンの場合に、その50代のおいしさについてとりあげてみました。

記事に対して、この駄ブログでは珍しく複数の方々からコメントを頂戴しました。ありがとうございます。コメントのポイントは以下です。

●記事で指摘のとおりの50代のメリットをドブにすてることに対する悩み
●50代のメリットを享受している方の例
●50代とてまだまだ仕事がしんどいケースもあるというご指摘
●50代のメリットよりも残りの人生の方が大事であるとして辞められた方の例

50年も生きてきて、そのうち5分の3近くを働き続けてきたのであれば、勤務先、キャリア、家族、健康、そして家計に関する歴史+現況は個々人で異なります。その中にあってひとりひとりがこの50代のメリットをどのように受け止めるでしょうか。

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そういえば前々回の記事で日経マネーの「サラリーマンの退職お金マニュアル」早期リタイアの特集記事を紹介しました。その中の早期退職の事例として、それぞれが公務員かつ子供なしという家計的には安定この上ない夫婦の事例が紹介されていました。

公務員であればおそらく一人一人の職務範囲は明確であり、無理もストレスも少ないかもしれません。雇用と収入は当然ながら安定しています。早期退職は確かに魅力的ではありますが、こうした非常に「ごっつあんです」な50代を捨ててまで早期リタイアしてしまうこの事例について、節約⇒貯蓄⇒投資に励む市井の個人投資家の皆さんからみて違和感はゼロでしょうか。

個人投資家が早期リタイアをどこまで真剣に目指しているかは個人差があると思いますが、そのために日々の家計を節約し、貯蓄に励み、それをリスクを取れる範囲にて投資にまわしております。

そういった懸命にお金を増やす経済行動をとっている個人投資家からみれば、ラクに稼ぐことができる一面をもつ50代のキャリアをみすみずドブにすててしまうことは、それが早期リタイアとのひきかえとはいえ、ちょっともったいないと感じざるを得ないのではないでしょうか。

それであってもこうしたおいしい50代を捨ててでも早期リタイアを実現させたいとしたら、その動機は何でしょうか。

当人あるいは大事な家族の病気、あるいは介護その他やむにやまれぬ事情があるというのならわかります。逆にそういった事由があれば望むと望まざるとにかかわらず踏ん切りがつきやすいかもしれません。(しかし一方で経済的な事情からそう、おいそれと実現させることも難しいケースも多いでしょう。)

しかしながらそのような事情がない場合はどうでしょうか。趣味の延長やある種の自己実現欲求のために起業とかボランティア、あるいは創作活動でもしたいのか。それともひたすら隠遁生活に入りたいのか。

単純に働くのが嫌だからでしょうか。それはとても正直かもしれませんが、もうひとつなにか夢中になれる理由がほしいと考えてしまうのは、サラリーマンを20年以上やってきた者がもつ悪癖なのでしょうか。

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コメント

とても考えさせられる記事をありがとうございました。

このことをモヤモヤ考えるだけでかなり刺激的な思考実験をすることができました(笑)

うーん、難しいけど、人生は一度きり。
さて、いずれやってくるその時期に自分にもそのような選択肢があったら、どうしようか。。

虫とり小僧さん

コメントありがとうございます。

いつも貴ブログ拝見しております。

虫とり小僧さんが、いつかお金が十分に貯まってこのテーマを考えることができる日が来たとき、またご意見をうかがえたならと思います。

この記事の早期退職した本人(きむきむ)です。
「おいしい50代」とは、まさにその通りですね。
雑誌記事にもあった通り、8年早く退職したことで失った所得は約1億円です。
しかも、仕事に不満があったわけでも、しんどかったわけでもない。
もったいないと言えば、もったいない話です。
だから、早期退職するのは、多くの人にとって賢明な選択とは思えません。
にもかかわらず、私が早期退職した理由は何かと言うと、
「もう、いいか」という程度の軽い思いでしたね。
30年も働いたし、もういいか。
けっこう貯金もできたし、もういいか。
で、辞めてみると、これが予想以上に極楽な毎日で
これならもっと早く辞めてもよかったなと思った次第。わはは。
結構、テキトーです。

きむきむさん

コメントありがとうございます。

よもや当のご本人からコメントが寄せられるとは思ってもみませんでした。

早期リタイア時の率直な心境をご説明いただきありがとうございます。早期リタイアによる経済的損失を正しく捉えたうえでの判断であれば、他人がとやかくいうことではありません。その潔さにひとつ拍手を送りたいと思います。

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