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2015年6月17日 (水)

あらゆる個人投資家、そしてブロガーにもおすすめの新刊-「全面改訂 ほったらかし投資術」

【6月15日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

39,880千円

■損益率

60.4%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

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(この本は一体...)

書籍を読んで時折、「この本は一体誰に読ませたいのだろうか。」と思うことがあります。誰も関心を持ってもらわなくても構わない。著者がただ好きなことを書き連ねておきたいから本を書くというのは少なくとも商業出版であれば歓迎されることはなく、たいていの書籍は読み手を想定したマーケティングが下敷きにあって執筆、出版されるものだと信じています。

さてインデックス個人投資家ブロガーの間で話題沸騰の山崎元氏・水瀬ケンイチ氏共著の「ほったらかし投資術」の改訂版が発刊されました。


WATANKOもまた拝読させていただいたところ、本書はその読み手となる個人投資家を強く意識した執筆がなされ、「全面改訂」をうたうにふさわしいほとんど隅から隅までUP DATEされた内容でありました。以下に前書でもみられた特徴+今回改訂にて目立った特徴についてふれてみます。

1.専門家+著名ブロガーのハイブリッドという形態

冒頭説明のとおり、本書は経済評論家の山崎元氏と著名なインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏の共著です。山崎氏がこれまで各媒体で書かれてきたブレない主張と、書き手と読み手の双方の立場の架け橋的な位置付けから読み手目線を忘れない水瀬ケンイチ氏の記述が、前書以上によくかみ合ってインデックス投資についての知的関心を十分満たす内容になっています。またその語り口は前書にも増してフレンドリーになったという印象があります。

さらに本書を通して伝えられているモチーフは「だいたいあっているから、いいじゃない。」であり、これもまた肩の力がぬけており、かえって読み手からの信頼を得やすい結果へとつながっているのではないでしょうか。

2.結論+その理由、大まかから詳細へ、章立てもStep By Step

本書は小説でなく実用書であるがゆえに読み手にしっかりと伝えるべき内容は伝えようという気配りが随所にみられます。まず語るべきことの大まかな流れと結論、そしてその事由・背景もまた大まかから詳細へと段階を踏んで解説されています。大事なことは繰り返し記述され、枝葉的な内容への言及はほどほどになっています。

章立てをみると、先ず第一章では初心向けにほったらかし投資術のひととおり解説(最低限ならここで読み終えてもOKかもしません。)、その後第二章、さらに第四章では、インデックス投資にもっと関心を持たれた方向けの個別テーマの解説と明確にStepを踏んだ構成になっています。

3.時流に合わせた追記が嬉しい

ここが前書から年月を経た改訂として注目すべきところですが、最近の投資環境の動向にあわせてかつ個人投資家ブロガーの間で話題になっているテーマについてふんだんにとりあげられています。

■無リスク資産の考え方(商品別解説付き)
■外国債券の不要論(最新事情を添えて)
■生活防衛資金(アセット・ロケーションも含めて)
■ネット証券の推奨(ずばり3社)
■積み立て投資と一括投資の比較など
■リレー投資(最近は意義も薄れる?)
■インデックス投資の短所(WATANKOは長所の裏返しなので全く気にしていませんが)
■DCとNISAの具体的活用法(アセット選定まで言及)
など等

特に最後のDCとNISAの具体的活用については、WATANKOも同意できる部分が多く、また本書の中で一番新鮮味がある内容で、参考になりました。

4.インデックス個人投資家がニヤリとする内容

ここまで書くかと思わせたのがインデックス投資についてこれを実践する個人投資家(含むブロガー)や、インデックス投資を否定する個人投資家を思い浮かべながらとりあげたと思われるテーマです。具体的には、

●生債券をアセットアロケーションに含めていることへの批判についての反論
●インデックス派VSアクティブ派「神学論争」でのふるまい方
●バイ&ホールドの理念に沿いながら相場下落時の狼狽売りや相場上昇時の売却を防止する心理的テクニック

そして極め付けなのがアクティブ運用がインデックス運用に劣後する事由について、色々な切り口からふんだんに説明がなされています。さながらボクシングでいえば15ラウンドメッタ打ちといったところでしょうか。

どれも水瀬ケンイチ氏のブログを閲覧されているインデックス投資家にとっては思わずニヤリとする内容ではないでしょうか。

(まとめ)インデックス投資の2015年実用書

本書は山崎元氏の理路整然としたブレない主張と、水瀬ケンイチ氏のブログ(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)のコンテンツをギュギュっと濃縮して、わかりやすく解説し、かつ時流にも対応しているインデックス投資の2015年実用書です。

これから投資を始める初心者個人投資家だけでなく、これまで投資を行ってきた個人投資家、そしてブロガー向けにも有用なメッセージがたくさん盛り込まれていますので、是非とも一読をお勧め致します。


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コメント

水瀬ケンイチ氏のブログ(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)の感想ブログ記事のリンクから初めておじゃましました。
「全面改訂 ほったらかし投資術」について私も購入して呼んでおりますが、読み所を含め適切に書評されており、参考になりました。
インデックス投資を昨年から始めた初心者(年は食っていますが)ですが、こちらのブログが気に入りました。今後楽しみに拝見させていただきます。

ルル0111さん

コメントありがとうございます。
またこの駄ブログへようこそご来訪いただきましてありがとうございます。

リーマンショック以前から続いているインデックス投資ブログに比べれば有益情報満載、知見の披露、主張の発信のようなブログではありませんが、凡人の目線で資産運用に関する率直な疑問や感想、意見を述べていきたいと思っています。

以下、管理者WATANKOの自己紹介記事であります。

http://watanko.way-nifty.com/fundandcar/2014/03/post-8de6.html

今後ともご笑覧いただければ幸甚であります。

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