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2015年6月30日 (火)

税負担、あっちで減らしているとおもいきや、こっちで増えていた

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(見よ! この水も漏らさぬ納税スケジュールを!)

年中行事的な記事になってしまいますが、今年も住民税の納付時期になりました。WATANKOは自身の納税手続きに関して、確定申告に伴う所得税の追加納付と固定資産税は口座振替にしているのですが、住民税についてはあえて毎年自分で直接振り込みを行っています。これは通税感を忘れることなく節約と投資マインドを高めるための措置であります。

関連記事
痛税感は節約と投資を加速させる

通常ならここで昨年記事の更新版をUPするところでしたが、今回はここ1年くらい税金についてうすうす感じていることを思い出しました。

WATANKOの勤務先からの給与所得はわずかながらであっても毎年増え続けてきています。これも仕事のストレスや残業・休日出勤そして上司へのゴマすりの成果かもしれません。しかしながら手取り額でみるとちっとも増えていない感がありました。そこでちょうど3年前と現在の給与明細を並べてみて手取り収入を比べてみました。

すると支給額自体は3年前に比べて現在は3.6%上昇していますが、これに対して控除合計支給額比23.7%から29.0%と5.3ポイント上昇となっており、支給額の上昇を上回っております。その結果、手取り収入は実額ベースでは3年前よりも減少しています。嗚呼、なんという悲劇でしょうか。

・・・とここまで書いておいてすみません。実はこれにはタネ明かしがあります。

WATANKO家では2012年12月に母が亡くなり、母の遺産相続以降の税金負担を減らすために母名義の不動産賃貸物件の一部を妻名義としました。この結果2013年度以降は妻には一定の不動産賃料収入が発生し、WATANKOの扶養家族から外れました。扶養家族が減ったことにより、WATANKOの給与所得からの控除額もまた減ってしまった結果、税金+社会保険料の負担割合が相対的に増えたということであります。

不動産賃貸物件を引き継ぐ=不動産賃料収入を全てWATANKOに寄せるとなると累進課税上、高い税率を課せられてしまうので、夫婦で収入を分散させるというのは税金対策のひとつの手段であります。しかしながら一方で今回のWATANKOの給与所得の控除額の減少=税負担増加といったことも生じています。

あっちで減らしていた税金が、こっちでは増えていたというわけです。

毎年この時期になると、記事冒頭の写真にあるとおり、市役所から市税・県税・国税の各種税金の納税スケジュール一覧表が送られてきます。毎年これをみてWATANKOは税金や社会保険料の支払いは将来どこまで膨れあがるのだろうかと、ため息が増すばかりです。

その一方で我が家の税負担は、一体トータルでどこまで抑制ができているのか。細かいところまで全容を掴んでいるわけではありませんが、やはり節税に関しては気がついた点はできるだけ対策実行していくほかないと痛感するのでした。

(おまけ)

個人投資家の方々におかれましては諸税に詳しく、上記のような話はいわずもがな、かつもっといろいろな節税策を講じていることと思われますが、正直いって税金には関心が薄いWATANKOの税金リテラシーはせいぜいこんなところです。(自動車リテラシーのせいぜい一万分の一!?)

2015年6月28日 (日)

個人投資家は株主総会に出ているヒマがあったら、銘柄選定に精をだそう

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(個人投資家は株主総会に出向いて何をするというのか。)

WATANKOはとある事情があって、いくつかの会社の株主総会に出席することがあります。対象とする会社は不特定であり、しかも毎年出席するというわけではありません。出席する会社はえてして事業が悪化して当期の利益目標を達成できず減配ないし無配となった会社であります。

6月下旬には例年同様多くの会社の株主総会が開催されましたが、今年もまたその中で、業績が悪化して最終損益が赤字、期末配当が無配となったとある企業の株主総会に出席してきました。以下はそういった企業の総会でみられる典型的な光景です。

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株主総会が始まってからおよそ30分前後がすぎたあたり・・・。

役員から報告事項についての話がおわると、その次に質疑応答の場では個人株主数名から赤字転落と無配に関する詰問がなされます。それは時には質問の趣旨がとんだ見当違いにもとづくものであったり、あるいはひたすらヒステリックであったりするものもあります。(リアリティを出すために具体例を書きたいところですが、特定されるおそれがありますので、これ以上は言及しませんが。)

一方の役員達は事前に十分リハーサルしたとおり、硬い表情を崩さず冷静に招集通知の記載内容ならびにすでに開示された情報から一定の回答をするだけです。それでも回答に窮する質問が出れば、「貴重なご意見、今後の経営に参考とさせていただきます。 」とかわします。もし質問者の挑発にのって、あらかじめ公表済みの情報を逸脱する内容を話せばそれだけで社内的にはちょっとした騒ぎになりかねません。

総会が終われば文句を言った個人株主も、黙っていた個人株主もお土産をもらって退場。役員達はその夜、総会を無事乗り切ったということでホテルか料亭で打ち上げを催します。その頃には自分たちを責め立てた個人株主のことなど忘れていることでしょう。彼らが怖いのはバランスシートの右側にあるお金のおおどころの出元であるメインバンクと大株主であり、それらに対しては株主総会の前にきちんと対策は済んでいるというわけです。


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株主総会当日という限られた時間の中で、いち個人株主がその会社がもっと良くなるためにできることというのは皆無でありましょう。たとえその会社の状態や取り巻く環境を精緻に把握し、即席コンサルタントがごとく経営改善の提案をしたところで役員達には念仏にしか聞こえません。

たいていの企業にとって株主総会とはつつがなく乗り切る儀式にすぎません。

個別株を保有して配当や値上がり益を狙う個人投資家の中には、こうした企業の株主総会にどれだけ真面目につきあっている方々というのは一体どれくらいいるのでしょうか。保有する株式が、ダメ企業のそれであった場合、株主総会に出席して物申すことで配当UP、株価上昇に少なからず寄与できるとでも考えているのでしょうか。

冷徹でクールな個人投資家であればダメ企業と判定した時点で、これをなんとかしようなどと考えることなくあっさりと株式を売却し、別の銘柄を物色するのではないでしょうか。個人投資家がとることができる行動は、保有銘柄の売買でしかありません。(それが柔軟にしがらみなくできることが一方で強みとも言えます。)

それに対して自分が自己責任で選んだ銘柄がヘナクソだからといって、企業の株主総会にわざわざ出向き、文句をたれるというのは、実際には何の成果も期待できない無駄な行動ではないでしょうか。WATANKOは何も企業側に与しているわけではありません。個人投資家であれば、株主総会に出るなどという実効が薄いことにエネルギーを費やすのではなく、自由なる売買行動でもって自らの意志を静かに表明すればよいでしょう。

関連記事
株主総会に出てどうする?

2015年6月26日 (金)

DCとNISAはほったらかし投資の中にあって、最も「ほったらかし」な部分を割り当てるべきでしょう

【6月24日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

41,141千円

■損益率

62.3%

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(DCとNISAでは投資したら、あとはひたすらホールド)

インデックス投資を実践する個人投資家の方々の間で話題沸騰の新刊「全面改訂-ほったらかし投資術」ですが、なかでも特に興味深い内容のひとつにDCとNISAの活用において具体的な商品までも推奨するくだりがあります。(←オイオイ、前回記事と同じ書き出しやないけ。)

同書では“ほったらかし”投資術として一般人向けに勧めるアセットアロケーションとして国内株式50:外国株式50をあげています。そして税制の優遇を受けられるDCとNISAを用いてこのアセットアロケーションを組成することを紹介しています。

この駄ブログでも先日の記事でちょっと触れましたが、この「国内株式50:外国株式50のアセットアロケーション組成」と「DCとNISAの制度の特徴を踏まえた商品選択」のカップリングがとても新鮮味があり、かつ同意できる内容でした。

同書による解説+αを要約して申し上げますと、

①NISAは非課税期間中に売却するとその非課税メリットを逸してしまうため、投資の状況が変わった場合においそれと売却したくなるようなアセットクラスの商品は避けるべき。

②なおDCではこうした売却でも非課税メリットは維持されるが、DC専用の商品ラインナップをみると国内株式よりも外国株式の方が公募投信に比べて信託報酬がより低廉な商品が揃っている傾向がある。(ニッセイ外国株式インデックスファンドの登場でそれも薄れてはいるが。)

③そこでDCにはより低廉な専用商品を選べるメリットを活かして外国株式アセットクラスの投信を選ぶ。

④他方NISAでは日本株式アセットクラスを選ぶことになるが同クラスは公募投信、ETFの中から他のアセットクラスに比べてかなり低廉な商品を選ぶことができる。いわずもがなではあるが、それが期待リターンの確保に寄与する。(損益通算できないリスクを少しでも減じる。)

となります。

WATANKOは現在、DCでは先進国株式アセットの商品を積み立てしていますので、上記の方針に合致しております。ただし以前保有していた他のアセットクラスの商品を売却した分は定期預金で暫定運用しています。これはDCの中でのひとつのリスク・コントロールであります。(というと聞こえは良いですが、要は相場下落時にスポット買いするための資金であることも正直申しあげておきましょう。)

関連記事
確定拠出年金用投信の2014年12月末状況

一方、NISAではやはり先進国株式アセットクラスの商品を積み立てるつもりでしたが、制度開始時点で相場がひまひとつ上がっていない(=以降の相場上昇が期待できそうと解釈)新興国株式アセットクラスの商品を積み立て投資先として採用しています。

関連記事
NISA 2014年末運用状況
(続)NISA 2014年末運用状況

しかしながら今回の「全面改訂-ほったらかし投資術」におけるDCとNISAの活用法にインスパイアされ、WATANKOもまたNISAについては投資先の見直しを行う予定です。

DCもNISAもそのメリットを最大限活かすためには、個人のアセットアロケーションの中で最も岩盤(=いじることがほとんどない)の部分をあてることが肝要であります。ほったらかし投資の中にあって、最も「ほったらかし」な部分をDCとNISAに割り当てるべきでしょう。


2015年6月24日 (水)

ネット証券による「買いやすさ」は「売りやすさ」でもありますのでご注意ください

【6月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,855千円

■損益率

61.9%

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(自宅PCから気軽に売買できますけど、なにか?)

インデックス投資を実践する個人投資家の方々の間で話題沸騰の新刊「全面改訂-ほったらかし投資術」ですが、なかでも特に興味深い内容のひとつにネット証券の口座開設を推奨するくだりがあります。

同書ではネット証券の口座開設を推奨する理由として手数料が安いことと、セールスの圧力に晒されずに済むことをあげています。WATNAKOはここにWebを使った利便性を追加したいです。

ネット証券を使えば時間的な制約をうけることなく、24時間いつもでも金融商品の注文ができます。仕事や家族との団欒、はたまた趣味で忙しい現代の紳士淑女にとってこれは至極便利であります。

もちろんながらこれはフィジカルな店舗がすべからくWeb取引に置き換わったことよって得られた普遍的な利便性のひとつであり、証券会社がWeb化したことに伴う特有のメリットではありません。

しかしながら証券会社や銀行、郵便局の営業時間は平日の昼間から夕方くらいまでと限られており、通常の物販店に比べてより限定されています。(それゆえに銀行や郵便局は店舗に出向いていっても待たされることもしばしばです。)

そのためか金融機関の場合ですと、Web化によってサービスが24時間に拡大したメリットをしみじみと感じることができます。私は給与振込口座である三菱東京UFJ銀行の店舗にもう2年近く行ったことがありません。

そんなわけで今夜もこうしてブログ記事を書く合間に、積み立て購入商品をSBI証券から発注するのでした。購入手続きは1分とかかりません。息を止めている間にできるくらい短時間で手軽に実行できます。

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しかしこうしたネット証券による金融商品の「買いやすさ」は、一方で「売りやすさ」でもあることに注意する必要があるでしょう。

本日の日経平均株価の終値は20,868円まであがり、1996年12月以来18年半ぶりの高値だそうです。(18年前というとWATANKOはちょうど30歳。家業の不動産賃貸業はまだ継がず、資産運用のシの字も知らないサラリーマンでした。当時は貯金も1,000千円くらいしかなかったかな。)

ここまであがると、普段バイ&ホールドを標榜する個人投資家の中でも日本株式アセットの保有商品を少しは売ろうかなとムクムクと考え始める人がポツポツ出てくるかもしれません。

これがリスク管理の自己ルールにもとづく理知的な売却、あるいはまとまった資金需要のための売却であれば他人が口をはさむ余地はありませんが、それ以外の相場に過敏に反応した衝動買いならぬ「衝動売り」であれば、ここはひとつ冷静になるべきでしょう。

そこで保有商品の安易な売却を抑制する意味においては、売却手続きが面倒くさいことがひとつのバリアになりえるのですが、ここでWeb取引の利便性が仇になってしまうことに留意すべきです。

今夜もこうしてブログ記事を書く合間に、積み立て購入商品をSBI証券から売却することができます。売却手続きは1分とかかりません。息を止めている間にできるくらい短時間で手軽に実行できます。

バイ&ホールドという投資方針をお持ちの個人投資家の皆様におかれましては、金融商品を手軽に購入できるだけでなく、同時に売却もまた簡単にできる投資環境が投信方針の順守を時には阻害しかねないことに気をつけましょう。

(あとがきにかえて)

WATANKO妻「夜中にわるいけど、ちょっとPC立ち上げてくれない?ファンケルとオルビスのWebサイトから商品注文したいのだけれど...。」

WATANKO「えええっ、確か先週もX万円も注文したはずじゃあ...。」

WATANKO妻「ロードスター購入価格3,474千円(諸費用込み)に比べてば安いモンじゃない!さっさとログインして頂戴。」

WATANKO「はい...わかりました。(しばらく言われ続けそうだ。こりゃ...。)」

WATANKO妻「Web取引サイコー!やめられないわ。」

2015年6月22日 (月)

ダメ企業だけでなく優良企業にも投資できる堅実投資=インデックス投資

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(コツコツじっくり増やしましょう。)

インデックス投資ブログ記事でインデックス投資のデメリットとして時折、「市場全体に投資する以上、上場企業の中にあるダメ企業(=業績がよくない企業、社会的に問題がある企業、倒産しそうな企業etc)にもどうしても投資してしまうことになる。」と指摘される方々がいます。

参照記事
ちんあおの小さなお金のブログ
インデックスファンドのデメリットを考える


フクリの海外ETF長期投資ブログ
インデックス投資家はポートフォリオに含まれる企業を知らなければならないのか?


また最近話題の新刊「全面改訂-ほったらかし投資術」においても同じくだりがとりあげられています。

これらの記事で唱えられているご主張は以下のとおりです。

◆「いい企業」だけに投資を行うことはインデックスファンドを利用する以上は難しい(のであきらめる)。
◆投資に感情は持ち込まない方針なので、そこは甘んじて受け入れる。
◆企業分析を放棄し、投資は平均的でよいと思っているのであれば、クソ株を少しだけ保有することぐらい大目にみよう。
◆アクティブ投資家によって徹底的に売り込まれ、株価は低く、ゆえにインデックスに占める割合も微小であり影響は少ない。

なるほど皆さんのご主張はそれぞれごもっともであります。

ここでWATANKOからもうひとつ、いやふたつほど付け加えておきたいです。

1.優良企業にも漏れなく投資できる

「ダメ企業であってもそれが株式上場していれば、投資対象に含めてしまう」すなわちインデックス投資という投資対象の網羅性が仇になっていることがよく指摘されます。しかしながら物事は表裏一体であります。あるデメリットは裏返せばメリットでもあります。

この場合であれば網羅性があるがゆえに「優良企業が株式上場していれば、そこに対して漏れなく投資ができる」というメリットがあるとは捉えられませんでしょうか。

大した情報量が載っていない会社四季報や固有の深堀情報が足りない有価証券報告書、はたまた自画自賛のIR資料などを頼りに優良企業を探し出す手間と選定をしくじるリスクを負うことなしに間違いなく投資対象に含めることができるわけです。

2.インデックス投資とはボロ儲けもないがボロ負けもしにくい堅実投資

そもそもダメ企業は投資対象から外したい、優良企業に投資したいと着想した時点でもはやアクティブ運用の始まりであり、インデックス投資ではありません。(優良企業のみで構成されたインデックスに連動して投資するなら別ですが。)

ダメ企業にも投資してしまうことと、優良企業にも漏れなく投資できることが打ち消し合って銘柄選定に対してニュートラルなスタンスをとれるのがインデックス投資の特徴であります。

無作為抽出された生徒があつまる学校のクラスには優秀な子もいればそうでない子もいるでしょう。そのようなクラスが全国学力テストを受けてもクラス全体の成績は平均点しかとれません。もしテストで好成績をおさめるべく優秀な生徒だけを集めたクラスを編成するあるいはそうしたクラスをつきとめようとすればそれには費用が余分にかかるかもしれません。

巷に広まっている情報から判断するにインデックス投資で狙えるリターンとは一桁%のせいぜい真ん中あたりのようです。これは株式投資の平均リターンと同等といってよいかもしれません。

ちなみにWATANKOのインデックス投資の目標は20年間積み立て投資を行い、最終的に投資元本を(たったそれだけと思われる個人投資家もいるかもしれませんが)税引き前1.5倍まで増やすとしています。目指すリターンは所詮はこの程度です。

これらのリターンで満足できない人は、夢と希望とボロ儲けを目指して自分の腕っぷしを頼りに無限の荒野を突き進んでください。あなたが成功しても妬みませんし、ましてや失敗しても嘲笑したりなんかしません。

一方の私は決して多くはありませんが、じっくりゆったりとリターンを狙う堅実投資で充分であります。

(あとがきにかえて)

WATANKO妻「何百万もする車を衝動買いするオトコが『堅実投資』とはちょっと片腹痛いわね...。」

WATANKO「!!!」

2015年6月20日 (土)

我が家のマイカー、悩ましきもう1台

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(やっぱり鉄板選択!?)


WATANKO家のフリート(艦隊)は私の愛車E90、妻の軽自動車ムーブカスタムRS(ともに2007年式)であります。ところがこの駄ブログでも何度も紹介してきておりますが、今般FMC(フルモデルチェンジ)したマツダの新型ロードスターがどうにも欲しくなり、前述の2台にこのロードスターを増車する構想でもって妻とネゴシエーションを何度か進めてきました。

妻はWATANKOのオープン2シーターの所有欲について、一定の理解を示してくれました。(長男は大学生になってから家族との交流が激減。次男も小学6年生でそろそろ親と離れがちになる。加えてWATANKOがいつも「人生は有限だ。」「爺になって運転技量が落ちてからスポーツカーに乗っても虚しい。」「墓場に1億円は持っていけない。」と事あるごとにブツクサ呟いていたいことも効奏か。)

しかし妻からみれば、どうしても3台フリートには抵抗が大きいようでした。そこでロードスターを買う代わりに、夫婦兼用としてE90とムーブを1台に集約して買い替えるという提案をしてきました。

当人曰く、自分が普段乗りまわすのは軽自動車で十分だし、大きな車は取り回しがしにくいので敬遠してきた。しかし2台保有にとどめるためには軽自動車からもう少し大きな車に乗り換えても構わない、また1台への集約買い替えについてはE90とムーブの車検が切れる来春までの間でじっくりとすすめてもらってOKとの事でした。

WATANKOからみれば、軽自動車の取り回しの良さと経済性をいたく気に入っていた(それ故にWATANKOはムーブ維持の3台体制を提案していた。)妻が、運転する車をもっと大きなモデルに買い替えてもいいと言い出したのはコペルニクス的展開でした。ならばそれこたえるためにWATANKOもE90に別れを告げる覚悟をつけました。

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さて高速道路も含めた中長距離ドライブまでカバーするE90と、ご近所向け最適かつ積載も結構便利なムーブの双方の用途を満たす1台を新たに選ぶことになったわけですが、そこは自動車マニアのWATANKOなので、パッケージ、ドライブトレーン、デザイン、モデルサイクルその他を勘案して2015年におけるベスト・オブ・ベストな1台を選びたいところです。

まず妻の具体的な要望は以下のとおり。

●大きい車といってもE90のようなサイズ(全長4.5mのDセグメント車)は無理。
●市内にディーラーがあること。信頼性の面からできれば国産車がいいのだけれど。
●カッコいい車がいい。(なんと曖昧な。)

上記の条件に合致するモデルの中でとなればWATANKOの推奨は、マツダ・デミオ一択です。モデルサイクルは新しく、ディーゼルエンジンを選べばパワーと経済性は抜群。カッコもいいでしょう。(主観といわれればそれまでですが。)

関連記事
新型デミオ-ボンネットが目立つグッド・デザイン

しかしWATANKOがロードスターと組ませるもう1台に求めるバリューは次のとおりです。

◆大人4名が快適に乗車できる室内空間。
◆シートアレンジによって嵩張る荷物を持ち運びできるユーティリティ
◆家族で遠乗りするために高速走行での安定感がほしい。
◆(できれば)乗降しやすいようにある程度高い車高
◆(できれば)燃費やパワーにおいて魅力的なドライブトレーン

さてそこで妻とWATANKOの2人の要望を最大公約数満たすモデルを選ぶわけですが、次のとおりです。

※ボディサイズについてWATANKOの要望を満たすとなればデミオのようなBセグメントではちょっと小さくて物足りません。しかし妻はDセグメントでは大きすぎるといいます。そこで検討すべきはCセグメントかあるいはBセグメントでもサイズ的に余裕のあるモデルとなります。

※WATANKOが住む街ではアウディ、フォードのディーラーがありませんので妻の条件に照らせばこれらのメーカーは対象外。またWATANKOが住む市内ではプジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオ、ジャガー、ランドローバー等は地場独立系ディーラー1社がまとめて併売する状態であり、サービス体制にやや不安なので積極的には選べません。

⇒市内にディーラーがあるメーカーでCセグメント、とり回しとユーティリティを考えるとボディ形式は2BOX(ハッチバックかSUV)となると、WATANKOからみて候補として検討に値するモデルはフォルクス・ワーゲンのゴルフしかありません。対抗場としてはBセグのデミオ、フィットのそれぞれSUVモデルであるマツダCX-3、ホンダ・ヴェゼルあたりです。

同じフォルクス・ワーゲンのポロはもはや古くて小さく、ミニの5ドアハッチバックやクロスカントリーは内装デザインがあまりにも肌に合いません。ボルボV40やスバル・インプレッサ/XVはデザインは好みですが全長が長すぎます。(特にフロントオーバーハングが長すぎ。)BMWの1シリーズやX1(本国でFMCしたので、在庫車を安く買う。)も良いですが、E90オーナーとしてはBMWは一休みしたいでところでありますし、ロードスターを所有する以上、もう1台にはBMWほどのスポーティネスは求めません。

WATANKO家のもう一台のマイカーは妻にもしっかりと試乗してもらった上で決める予定です。将来WATANKOがロードスターからさらに趣味グルマに走る場合にも、一方でWATANKO家のマルチパーパスカーとして活躍し続けてもらうモデルになりますから。

(あとがきにかえて)

WATANKO「うーん、秋まで待って新型プリウスという手もあるか...。」

WATANKO妻「あなたの書斎が自動車カタログで一杯になる前に決めて頂戴ね。」

WATANKO「うーん、ニューモデルマガジンXで年後半に発売されるニューモデルをチェックするか...。ブツクサ...。」

WATANKO妻「ちょっと聞いているの?...ダメだ、こりゃ。」

2015年6月19日 (金)

2015年6月の積み立て購入商品

個別株をビークルに資産運用されている個人投資家の方々にとって、この6月は株主総会シーズンで忙しいかもしれません。総会にいそいそと出向き、会場でうやうやしく案内されながら席につき、入念にリハーサルされた経営者のプレゼンテーションに聴き入り、お土産をもらって帰ってくる…。

WATANKOならばそんな投資にまつわるスケジュールにつきあう気はありません。そんな時間があれば仕事か家族と団らんか、はたまたドライブに興じるという”ほったらかし投資家“であります。

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201506302

さらに6月の仕入れの結果、5月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

201506303

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2015年の分のみの表記としています。

さて月次の積み立て額ですが年初の計画では500千円/月と設定したのですが4月、5月は250千円にセーブしました。理由は約1年後あたりを目途した次期マイカー購入のための資金積み立てにまわすためであります。

ところが車好きのリビドーはいかんとも抑えがたく、当初想定を大幅に繰り上げて5月下旬に急遽マツダ新型ロードスターを購入契約してしまいました。そのため今後はさらに積み立て額を減少させることにしました。

具体的には6月からNISA向けの100千円+SBIキャンペーン応募要件である定期積立50千円=合計150千円に積み立て額を絞り込みます。

いまのWATANKOの眼前の最大の関心はマイカー購入とその資金繰りであります。5~8年に一度の大イベントが年中頭から離れません。心拍数も尿酸値も上がりっぱなしであります。日経平均もダウ平均も為替相場も気になりません。

ああ、こんなときも“ほったらかし投資”でよかったとつくづく思えます。

2015年6月17日 (水)

あらゆる個人投資家、そしてブロガーにもおすすめの新刊-「全面改訂 ほったらかし投資術」

【6月15日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

39,880千円

■損益率

60.4%

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(この本は一体...)

書籍を読んで時折、「この本は一体誰に読ませたいのだろうか。」と思うことがあります。誰も関心を持ってもらわなくても構わない。著者がただ好きなことを書き連ねておきたいから本を書くというのは少なくとも商業出版であれば歓迎されることはなく、たいていの書籍は読み手を想定したマーケティングが下敷きにあって執筆、出版されるものだと信じています。

さてインデックス個人投資家ブロガーの間で話題沸騰の山崎元氏・水瀬ケンイチ氏共著の「ほったらかし投資術」の改訂版が発刊されました。


WATANKOもまた拝読させていただいたところ、本書はその読み手となる個人投資家を強く意識した執筆がなされ、「全面改訂」をうたうにふさわしいほとんど隅から隅までUP DATEされた内容でありました。以下に前書でもみられた特徴+今回改訂にて目立った特徴についてふれてみます。

1.専門家+著名ブロガーのハイブリッドという形態

冒頭説明のとおり、本書は経済評論家の山崎元氏と著名なインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏の共著です。山崎氏がこれまで各媒体で書かれてきたブレない主張と、書き手と読み手の双方の立場の架け橋的な位置付けから読み手目線を忘れない水瀬ケンイチ氏の記述が、前書以上によくかみ合ってインデックス投資についての知的関心を十分満たす内容になっています。またその語り口は前書にも増してフレンドリーになったという印象があります。

さらに本書を通して伝えられているモチーフは「だいたいあっているから、いいじゃない。」であり、これもまた肩の力がぬけており、かえって読み手からの信頼を得やすい結果へとつながっているのではないでしょうか。

2.結論+その理由、大まかから詳細へ、章立てもStep By Step

本書は小説でなく実用書であるがゆえに読み手にしっかりと伝えるべき内容は伝えようという気配りが随所にみられます。まず語るべきことの大まかな流れと結論、そしてその事由・背景もまた大まかから詳細へと段階を踏んで解説されています。大事なことは繰り返し記述され、枝葉的な内容への言及はほどほどになっています。

章立てをみると、先ず第一章では初心向けにほったらかし投資術のひととおり解説(最低限ならここで読み終えてもOKかもしません。)、その後第二章、さらに第四章では、インデックス投資にもっと関心を持たれた方向けの個別テーマの解説と明確にStepを踏んだ構成になっています。

3.時流に合わせた追記が嬉しい

ここが前書から年月を経た改訂として注目すべきところですが、最近の投資環境の動向にあわせてかつ個人投資家ブロガーの間で話題になっているテーマについてふんだんにとりあげられています。

■無リスク資産の考え方(商品別解説付き)
■外国債券の不要論(最新事情を添えて)
■生活防衛資金(アセット・ロケーションも含めて)
■ネット証券の推奨(ずばり3社)
■積み立て投資と一括投資の比較など
■リレー投資(最近は意義も薄れる?)
■インデックス投資の短所(WATANKOは長所の裏返しなので全く気にしていませんが)
■DCとNISAの具体的活用法(アセット選定まで言及)
など等

特に最後のDCとNISAの具体的活用については、WATANKOも同意できる部分が多く、また本書の中で一番新鮮味がある内容で、参考になりました。

4.インデックス個人投資家がニヤリとする内容

ここまで書くかと思わせたのがインデックス投資についてこれを実践する個人投資家(含むブロガー)や、インデックス投資を否定する個人投資家を思い浮かべながらとりあげたと思われるテーマです。具体的には、

●生債券をアセットアロケーションに含めていることへの批判についての反論
●インデックス派VSアクティブ派「神学論争」でのふるまい方
●バイ&ホールドの理念に沿いながら相場下落時の狼狽売りや相場上昇時の売却を防止する心理的テクニック

そして極め付けなのがアクティブ運用がインデックス運用に劣後する事由について、色々な切り口からふんだんに説明がなされています。さながらボクシングでいえば15ラウンドメッタ打ちといったところでしょうか。

どれも水瀬ケンイチ氏のブログを閲覧されているインデックス投資家にとっては思わずニヤリとする内容ではないでしょうか。

(まとめ)インデックス投資の2015年実用書

本書は山崎元氏の理路整然としたブレない主張と、水瀬ケンイチ氏のブログ(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)のコンテンツをギュギュっと濃縮して、わかりやすく解説し、かつ時流にも対応しているインデックス投資の2015年実用書です。

これから投資を始める初心者個人投資家だけでなく、これまで投資を行ってきた個人投資家、そしてブロガー向けにも有用なメッセージがたくさん盛り込まれていますので、是非とも一読をお勧め致します。


2015年6月16日 (火)

不動産賃貸トラブル@2015のその後-ひとまずの報告

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(薬局の事業譲渡もうまくいきそう!?)


遠距離通勤のWATANKOにとって週末は大変貴重な48時間です。金曜の夜に組んだスケジュールに従って、朝の6時から雑用こなしモード全開です。一方でせめて夜にはゆっくり過ごしたいところですが、往々にして今度は稼業ともいうべき不動産賃貸業にかかわる仕事や関係先とのアポイントが入ることがしばしばです。

さてWATANKOの保有物件の賃貸先のひとつに薬局がありますが、そこの借り主(事業主)Dさん(仮称)が病気治療を理由の事業撤退することなったことを先日記事にて取り上げました。

関連記事
今年もやってきた不動産賃貸トラブル-借り主が病気治療のために事業撤退

その後3週間くらい経ってから借り主Dさんから連絡が入り、事業の譲渡先が無事内定したのでWATANKOへの引き合わせならびに契約関連について打ち合わせたいとのこと。

そこで昼間雑用でクタクタになった体をなお引きずって、週末の夜にDさん、そして譲渡先の会社の関係者と打ち合わせしてきました。

結論から言うと、先方から聞いた話を総合するかぎりでは、Dさんから譲渡先への円滑な事業移行は期待できそうです。

譲渡先や今回の譲渡スキームについて概略すると以下のとおり。

1.譲渡先は株式上場している総合医療サービスの大手。調剤薬局のM&Aを多く手掛けている実績あり。

2.まずはDさんの会社(もっぱら当該薬局のみを経営する)の株式を買い取り、同社を子会社化する。ここで同社の代表者をDさんから譲渡先会社の関係者に変更。

⇒この時点ではWATANKOには会社株式の譲渡に関する告知を受けとります。

3.Dさんの会社は規模が小さいので1年後を目途に解散し、従業員も含めて事業を移管する。この際にDさんの会社がもつすべての債権・債務、有効な契約等はすべて吸収した会社に譲渡される。

⇒この時点でDさんの会社は消滅してしまうので、事業譲渡先の会社と改めて定期借地権契約を締結します。

上述のとおり、今回の事情譲渡は株式取得・子会社化⇒解散・事業統合の2段階ですすめたいとのこと。

WATANKOも以前、勤務先で子会社の吸収合併や統合にかかわった経験があり、会社法務面の手続きは当該会社の規模にかかわらずある程度の時間がかかることは承知しています。先方の説明内容については、その時の経験に照らしてみても今のところ特段奇異に見えるところはなさそうです。

ついては先方の1年後を目途に進めている会社解散・統合ひいては契約の新規締結までの実務的な工程表ほかいくつかの資料の追加提出をお願いつつ、本件の進め方については一定の合意の意思を表明してところで、面談を終わりました。

まだ1年後といわれる契約の新規締結までは100%安心はできませんが、ひとまず懸念される事態とはならずに済みそうであります。

自宅に戻り、先方からお土産にいただいたとらやの水羊羹を亡き父母の仏前にお供えしながら、WATANKOはこの水羊羹が果たして高くつくものにならないことを両手をあわせてそっと父母に祈るのでした。

2015年6月14日 (日)

教育費で瞬間蒸発するボーナス、でもそれでいい

【6月12日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,061千円

■損益率

60.7%

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(大学時代は子どもにとって人生最高のひとときですが、親にとっては大変です。)

サラリーマンにとって6月の今時分といえば、ボーナスが大きな関心事でありましょう。WATANKOとはいえば、かつては「そういえば、いつのまにかボーナスがでていた」といいう印象で、ほとんど忘却の彼方にありました。

関連記事
そういえばボーナスが出ていた
ボーナスでわくわくできる人は幸せである

ところがこのような牧歌的時代はおわり、今年からは様相が異なります。長男の大学進学に伴い学費の負担が家計を直撃したからです。WATANKO家の場合、長男の学費および関連費用の発生により、生活固定費総額が一気に20%近くも増えました。このため今までのんびりと貯蓄や投資にまわしていたボーナスはその多くを長男の学費に充てねばなりません。

教育費の増大については昨年秋に長男の大学進学が決まった時点で想定された展開でした。しかしながら実際に長男の大学生活がスタートすると単に学費だけでなく、諸々の経費が発生します。これがジワリジワリと家計に響いてきました。

関連記事
教育費の脅威を固定費の見直しを強化するきっかけとする
春は物入り@2015-生活固定費は下がらない


さて、他の個人投資家ブロガーの方々の中には、やはり子どもの大学進学にあたってその教育費支出に身構えている方も見受けられます。

参照記事
30歳代からの資産運用~人生設計と資産形成ブログ ver40s
これから教育費支出のピークに向かいます


WATANKO長男の場合、理系の大学に6年間通学予定なので少なくとも合計およそ12百万円の費用がかかります。

このため上でも述べましたがこの夏のボーナスは、そのほぼ全額を長男が通う大学に支払う本年度後期と来年度前期の学費に充てることになります。

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しかし思い起こしてみれば、WATANKO自身もかつて大学に進学したことで親に対して教育費の負担をかけていました。WATANKOの場合は文系の学部でしたので学費自体は理系ほどにはかかりませんでしたが、加えて親から仕送りをうけて都内で一人暮らしをしておりましたので、親にとってはかなりの負担であったかと推察します。

学費+一人暮らしのための仕送りについて、記憶をたどりながら推計すると、4年間でおよそ18百万円ほど教育費がかかっていたと思われます。

WATANKO自身が親からかように教育費を掛けてもらったことを踏まえれば、WATANKOもまた自分の子どもに対して教育費がかかるのではあれば、これを負っていかねばなりません。

自分は親からたんまりと教育費をかけてもらった一方で、自分の子どもにはそれをかけられないというのではWATANKO個人の生涯にわたる経済生活上、帳尻があいません。

WATANKO個人の尊厳と責務がそれを決して許しません。

しかしながら一方でWATANKO個人はこの信念を2人の子どもたちにまで押し付ける気はありません。もしも子どもたちが、将来自分自身の子どもを育てる時がきてその教育費のかけ方について、WATANKOが問われることがあれば、その時は自身の考えを教えることはあるでしょう。しかしながら子ども達の最終的な判断までは強制はしません。

一方で将来、そして子どもたちがもしも自身の子ども達に対してあてがう教育費に困った時がくれば、WATANKOが築いた資産をバックアップとして用いてもらうことも一向にかまいません。

そのような遠い将来の資金需要を想像すると、WATANKOの資産形成のモチベーションもまたひとつあがるのでした。

2015年6月11日 (木)

Intermission 2015/6/11-「年金支給額の変更に関するお知らせ」にご注意

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WATANKOは自宅でPCを使い始めて16年経ちますが、ここ数年はメールチェックがおそろかになってしまってます。数日毎にメールソフトを立ち上げると来るわ来るわのスパムメールの嵐...。そんな中にあって以下のメールが、ふと目にとまりました。

※※※※※※※※※※以下、引用※※※※※※※※※※※※※※

【タイトル】
年金支給額の変更に関するお知らせ ※必ずお読み下さい※

【本文:閲覧無料】
(XXXXX)

【キャンペーンに関するお問合せ→ Love-artnerキャンペーン事務局】
(XXXXX)

【その他お問い合わせ・配信停止→ Love-partnerサポート部】
(XXXXX)

※電話による対応は承っておりません。このアドレスは送信専用アドレスです。お問合せ・配信停止の際は必ず上記のURLよりログインされた上でお問合せ下さい。

Love★Partner



※※※※※※※※※※以上、引用終わり※※※※※※※※※※※

(XXXXX)にはURLが記載されています。3カ所とも同じものです。

おりしも日本年金機構による年金情報の流出が騒ぎになっているなか、「年金支給額の変更に関するお知らせ」などというキャッチーなタイトルでスパムメールを送ってくるとは、あまりにタイムリーすぎてやや苦笑です。

(XXXXX)にアクセスすれば、まさに日本年金機構の係長がやらかしたようにウィルスに感染する恐れがあるかもしれません。WATANKOは上記のメール文面をコピペしたあと、直ちに削除しました。

だいたい送信者は堂々と「日本年金機構」と詐称すればまだしも、「Love★Partner」とかハテナ度満点です。また上記には記載しませんでしたがアドレスに「Sexy」の文字を入れたりと、相手をだますにしてもちょっとアホさ加減がでています。

この手のメールはこれが初めてではありませんし、送信者の意図にはもちろんひっかかるつもりはありません。しかし例えばオレオレ詐欺などはメディアでこれほど報道され、随所で注意喚起されているにもかかわらず未だに被害が途絶えません。同様にこのようなすぐわかる詐欺やウィルスメールについても誰かがひっかかるので、送信者もまた途絶えないのでしょう。

この駄ブログをに来訪され、一定の情報セキュリティをお持ちの皆さんにおかれましては、このようなメールが届いても無視+削除されると推察致しますが、念のためお知らせいたします。

2015年6月10日 (水)

BNDからの2015年6月分分配金+今月の債券雑感

【6月8日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,700千円

■損益率

61.7%

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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。

さてBNDから2015年6月分の分配金が入金されました。税引き後で239.51ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

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続きまして債券に関する雑感です。

WATANKOは他の多くの個人投資家ブロガーと同様に株式中心のポートフォリオを設定していますが、十数年後に資産運用を完遂し、無事リタイアを迎えた際にはその後のポートフォリオはどうするか。

WATANKOの現時点のアイデアは資産残高の大半は国債など安定的な債券で運用し、これを徐々に取り崩す一方で、一部(上限は3割くらいか)は現預金で保持して株式相場が下落時に1306等のETFを購入、1~2割上がったら売却して遊興費に充てるなどお気楽なタイミング投資をしてみたいと考えています。

そして70歳を過ぎたら国債と預金以外の金融資産は持たず、家業とも言うべき不動産賃貸業は子供達に任せて、妻と二人でゆっくりと過ごしたいです。

(あとがきにかえて)

WATANKO妻「あら、スーパーカーはどうするの?」

WATANKO「もちろん手に入れるつもりだけど、妻との暮らしが第一だよ。」

WATANKO妻「あなた、ロードスターの購入を許可したら随分と優しくなったわね。やれやれ。」

WATANKO「いや~、それほどでも。」(クレヨンしんちゃん風に)

2015年6月 7日 (日)

コンパクトFRは絶滅危惧種なので、今が最後の買いチャンスです

【6月5日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,722千円

■損益率

61.7%

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(FRは気持ちイイ!)

マイカーなんて人と荷物が乗れば何でもOKという御仁であれば別ですが、多少なりともこだわりをもった選択をしたい、とりわけ気持ちの良い走りにこだわりたいという方であれば、その解のひとつとしてFR(フロントエンジン・リアドライブ=前方ボンネットにエンジンを搭載し、ドライブシャフトフトを通して後輪を駆動するドライブトレーン形式)を選ぶ方法があります。

FRは旋回を前輪と後輪で旋回と駆動をそれぞれ受け持つという分担がとられており、どちらかに負担がかかりすぎることなくバランスの良い走行が期待できます。このFRの走りの気持ち良さは自動車の一つのバリューといえるでしょう。

ところが現代ではFF(前輪で操舵と駆動の両方を担う形式)にくらべてコストがかかるという難点があり、それゆえに現在はDセグメント以上のクラスでないと採用されにくい形式となっています。それ以下のセグメント(コンパクトクラス)であれば走り重視のスポーツカーならともかく、一家に一台のファミリーユースとして後席ドアがあるモデルはごく限られてしまいます。

そんな中にあってBMWはCセグメント以下で後席ドアをもつコンパクトFR車を販売しているほぼ唯一といってよいメーカーです。同社のスポーティなイメージからみれば至極当然であり、それが他のFF車ばかり作っているメーカーに対して一定の差別化要因でありました。

BMWの具体的なコンパクトFR車というと1シリーズ(5ドアハッチバック、2ドアクーペ及びカブリオレあり)とやや大きいですがSUVのX1シリーズです。どちらもDセグメントのセダンである3シリーズとシャシーを共有して開発された派生モデルであります。なかには3シリーズと比較して辛口な批評をする方もいますが、FRの運転の楽しさは十二分に味わえます。WATANKOもマイカーのE90を定期点検や車検で入庫した際の代車として1シリーズを度々借りますが、コンパクトなボディを後輪駆動で振り回す楽しさをよく味わっています。

そのBMWですが上述のとおり1シリーズ、X1シリーズはFRの3シリーズとシャシーを共有していることもあってFRを堅持してきましたが、一方でここにきてBMWは拡販のためにCセグメントでミニバン風なFFハッチバックの2シリーズを新たに開発、販売開始しました。このクラスであればコストは重要でありますし、そのためにBMWは新たなモデルにFFを採用したのでしょう。これはBMWがミニ(元祖FFともいうべきモデル)というブランドを手に入れ、自社技術でミニを作りはじめたときから予想されていたことではありますが。

BMWは今後、2シリーズで投入したシャシーについて、そのコストメリットをもっと発揮するためには自社の他モデルとシャシーを共有していくに違いありません。それを考えれば1シリーズやX1シリーズもまたFMCを機に2シリーズとシャシーを共有するようになりFF化することは目に見えています。

嗚呼、なんということでしょうか。1シリーズやX1シリーズがFF車になってしまったらもう他社のモデルと選ぶところが無くなってしまいます。それではBMWを選ぶ意義もまた薄れてしまうかもしれません。

しかし熾烈な自動車販売競争の中、最大のライバルであるメルセデスベンツはCセグメントでFF車モデルのバリエーション展開をどんどん進めて販売台数を伸ばそうとしています。FRは高級車のひとつの要件かもしれませんが、メルセデスベンツはそんなことはお構いなし、自社のブランド力ならば駆動方式が何であれ売れると踏んだのでしょうか。

ともかくの販売シェア拡大に走る最大のライバルを目の当たりにしてBMWもまたスポーティイメージとは裏腹にFF車モデルの製造・販売に踏み込みました。

よって2シリーズを先鞭としたFF車モデルの展開は1シリーズとX1シリーズの次回FMCにおけるFF化によって加速することでしょう。

もしコンパクトなファミリーユースのFR車が新車で欲しいとお考えの方がいたとしたら、そろそろ最後の機会が訪れているかもしれません。

1シリーズは先日マイナーチェンジをうけて顔つきが変わりました。3シリーズに似てきて多くに人に受け入れられやすいデザインといえます。マイナーチェンジを経たということはモデルサイクルの後半、折り返しを迎えたというわけです。

またX1シリーズは日本国内でお買い得仕様車が出回り始めたと思いきや、先日本国でFMCが発表されました。WATANKOの予想どおり次モデルはFFシャシーがベースです。日本での販売はこれから在庫整理モードに切り替わっていくでしょう。

さて一応、国内メーカーに目を向けてみれば日産、ホンダはじめ各社にはDセグメント以下にまともなFRセダンのベースとなるシャシーを現在持っていません。

唯一トヨタはDセグメントでFRシャシーをもっていますが、価格競争の激しいセグメントにおいて、高い値札で売ることができるレスサスIS以外にトヨタのブランドでFRセダンを追加開発するとは思えません。(過去にプログレやアルテッツアで痛い目を見ていますし。)86/BRZの4ドア版を夢見て待つくらいなら、在庫整理モードで割安に買えるBMWに飛びついた方が遥かに現実的といえるでしょう。

(まとめ)

自動車はFMCのたびに技術の進歩を取り込んで、かならずといっていいほど新モデルは従来モデルよりも機械としての性能や快適性が向上してきました。今もそれは認められる一方で、技術革新とコストダウンのために各メーカーか独自性をもって磨き上げてきた自動車技術のアーキテクチャーがだんだんと捨て去られていくのが目につきます。

WATANKOがかつて大好きで2台もマイカー所有したシトロエンにおいては、独自な乗り心地を生み出したハイドロニューマチック/ハイドラクティブサスペンションはいよいよ消え去る時にあります。

BMWにおいていえば長らく直列6気筒エンジンとFRレイアウトでした。エンジンのダウンサイジングの影響により、NAの直列6気筒エンジンを搭載したモデルは日本ではもう買えません。今度はそこにくわえてFFシャシーの採用拡大によってコンパクトなFRが消えようとしています。

コンパクトFRは絶滅危惧種なので、今が最後の買いチャンスです。

2015年6月 4日 (木)

生活防衛資金=背負っているものの大きさ÷稼ぐ力

【6月2日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

41,228千円

■損益率

62.5%

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インデックス投資を実践する個人投資家の皆さんにとっては、村上春樹の新作と同じかそれ以上に待望となる新刊「全面改定 ほったらかし投資術」(朝日新書)が来週12日に発売されます。

その内容の一部について、共著者の一人である山崎元氏自身が紹介しています。

山崎元「ホンネの投資教室」
第246回 個人のインデックス投資、4年間の進歩 〜「全面改定 ほったらかし投資術」(朝日新書)の変更点〜


ここで紹介されているトピックスのひとつとして、生活防衛資金について共著者間でその金額の違いがあります。生活防衛資金については、彼らのみならず個人投資家によって積んでおくべき金額は様々でありましょう。

そこでここはひとつ生活防衛資金の算定について、WATANKOなりにアイデアを出してみるとすれば、以下はどうでしょうか。

生活防衛資金=(A:背負っているものの大きさ)÷(B:稼ぐ力)

■A:背負っているものの大きさ=(生活固定費)+(将来債務×一定割合)

一定期間、生活を維持していくために必要な資金の総体です。それは単純に目の前で必要とする生活固定費だけではありません。それに加えて自分が扶養しなければならない家族にかかる現在と将来の特別な出費(教育費、病気治療等)、親の介護・終末や資産維持ないし処分にかかわる発生見込費用に対する一定の割合を引き当てした総合的な負担を捉えねばなりません。扶養家族や手のかかる親がいるとこの金額も膨らむことでしょう。

■B:稼ぐ力=(収入)×(将来変数)×(無収入期間割合)

これはそのものズバリ、当人がどんな技能を持ち、どのような仕事に就いているか。その職業・職種から一体いくら稼ぐことができるのか。(収入)また自営業の場合には自らの商売における事業収益リスク、給与所得者であれば勤務先での将来の処遇動向をどう加味するか(将来変数)、失業や転職にあたって次の仕事がすぐにみつかりやすいかどうかという流動性とそこにおける自身の市場価値(無収入期間割合)。いくら現在の収入が高くても、将来が怪しかったり、転職の際には苦戦が予想されそうな場合には割り引いて考える必要があります。

この2つのパラメータで組み合わせごとにみてみます。

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●ケース1:Aが小さく、Bが大きい。⇒生活防衛資金は少なくてもOK。

生涯独身予定または夫婦共働きで子無し。住まいはこだわらないので多少不便でも安い賃貸暮らし。夫婦ともに両親の面倒をみる必要もなし。勤務先は外資系金融機関か国家公務員など。転職も頻繁にある職種であったり、または抜群の安定性をもっていたりする職業に就いている。

こんなケースでは背負っているものが少なく、稼ぐ力は大きいです。よってA÷Bは相対的には小さい係数になるでしょう。生活防衛資金は果たして3ヶ月も要らないかもしれません。

●ケース2:Aが大きく、Bが小さい。⇒生活防衛資金は手厚く積んでおく必要あり。

妻はブランド好きな専業主婦、両親と子供2人の6人暮らし。住宅ローンに高級車。しかし勤務先の収入は伸び悩み、将来も不安。転職しようにも当人の職種は市場における流動性が低かったり、市場価値も当人の満足できるレベルには到底ない。

このケースでは背負っているものがとても大きく、一方で稼ぐ力には不安があります。A÷Bは相対的にはかなり大きな係数となるでしょう。生活防衛資金は2年分でもまったく足りないかもしれません。

●ケース3)Aが大きいが、Bも大きい。またはAが小さいが、Bもまた小さい。⇒念のため多めに必要か。

A、Bともに大きいあるいは小さいケースではどうでしょうか。前者も後者もA÷Bは似通った係数となり、それはケース1よりは大きく、ケース2よりは小さいという中庸な係数となります。となれば生活防衛資金を積む水準の見極めが難しいかもしれません。

ここで保守的に係数よりも安全サイドに考えるとすれば、前者ではBがいくら大きくてもAの負担を考えると安穏とはしていられません。後者ではAがいくら小さくてもBもまた小さいので心許ないです。

以上を考慮すると、ケース3においても生活防衛資金を少なく見積もることは危ないかもしれません。したがい多めに必要かということになります。

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結局のところ、ケース1のように背負っているものがうんとこさ身軽であり、一方で切れ間なくしっかりと稼ぐ自信が(その客観的な根拠つきで)備わっている御仁ではないかぎり、生活防衛資金は年額単位でガッチリためておく必要があるでしょう。

皆様におかれましては、自身にとって必要な生活防衛資金をどうか適正に見積もられんことを節にお願い申しあげます。

【追記】
本記事は生活防衛資金の確保が資産運用上必須と考える方々へ送るアイデアであり、生活防衛資金に対するWATANKO自身の考えは以下の通りです。

関連記事
生活防衛資金ゼロです【Refrain 2013】

2015年6月 2日 (火)

2015年5月末運用状況

先月末は日経平均が下がり、さあいよいよSell in May相場かと思いきや、そんな気配はほとんど続かず、今月末もWATANKOのリスク資産の運用評価額は最高記録を更新しました。

インデックス投資を行う個人投資家の間での話題をブログやTwitterでさらってみると相変わらずの外債不要論、そしてそこから債券繋がり?で飛び火したのか日本債券についての話題がホットですね。日本債券と無リスク資産の定義分けとかいろいろ飛び交ってますが、各人がそれぞれ自分の定義に基づき腹落ちするように考えてアセットアロケーションや商品購入をすればよいでしょう。投資は自己責任です。

というわけでインデックス投資を初めて7年3か月が経ちました。2015年5月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは123.81円/ドルです。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
なお日本債券アセットに属する極低リスクのインデックス投信(暫定的な所有分も含む。)や外貨MMF、SBIポイントで還元された現金もここに含みます。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

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売却済みファンドの履歴は以下のとおりです。

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続いてファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

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さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)


●過去平均リターン
7.3%(7.2%)

●リスク
13.0%(12.9%)

●シャープレシオ
0.56(0.56)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
66,000千円(66,000千円)

●評価損益+確定損益分
42,730千円(39,480千円)

●運用期間
87ヶ月(86ヶ月)

●元本平均残高
43,278千円(43,014千円)

●平均年間利回り
13.6%(12.8%)

<概況>

7年超の投資期間中で評価損益が最高記録を更新したのと同じく、平均年間利回りもまた最高記録を更新しました。利回り13.6%というのは出来杉君であり、こんなに高い利回りはいらないから、その代わりに毎年安定的に5%を維持してくださいと相場の神様(誰?)にお願いしたくなります。

例えば株式投資のリターンは5~7%といわれておりますが、そのとおりならば今後帳尻りをあわせるがごとく将来暴落が始まり、そしてまた戻すというサイクルがすすんでいくのでしょうか。

ランダム・ウォーク、とくと拝見したいと思います。

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