コンパクトSUV&クロスオーバー、その魅力に唸る
(気がつけば、マツダ2台体制か)
Bセグメント(アクアやフィット、マーチ、ヴィッツといった全長4m前後。軽自動車よりも一つ上のクラス)というのは登録車としてみれば最小のクラス。こじんまりとしたハッチバックモデルが主であり、高速道路の走行も視野に入れた場合のミニマムトランスポーターであります。近年、このBセグのハッチバックを背高に仕立てたクロスオーバーモデルや、さらに外装デザインをSUV風にガラリと変えたモデルが世界中にて増えています。
日産ジューク、ホンダ・ヴェゼル、スズキSX4 Sクロス、ミニ・クロスオーバー、ルノー・キャプチャー、プジョー2008、フォード・エコスポーツ。さらにはつい最近まで日本で販売されていたモデルやまだ未導入のモデルまで含めれば百花繚乱状態であります。(ひとつ上のCセグメントでも似たような状況です。)
WATANKOは本来こうした際物、流行りモノは避けて定番ものを選ぶ方なのですが、実際にBセグメント=コンパクトクラスのSUV&クロスオーバーを調べてみるとその魅力を認めざるを得ない心境です。
★扱いやすいサイズと乗降性
全長は4m前後なので、狭路や駐車場でも扱いやすいです。また全高は1.5~1.6mと普通のハッチバックよりも高めなので、着座位置も高くて四隅の見切りもわかりやすいです。さらにこの全高であれば、あまり体を屈めることなくかつよじ登るような感覚もなくすんなり乗り降りできます。(年を取ってくるとこの乗降性が結構大事に思えてきました。)
★プラスアルファな積載性
ハッチバックよりもトランク容量が大きくなったり、荷室についてはベースとなったハッチバックよりも天地方向にゆとりがでてきますので使い勝手が増します。
★個性的なデザイン
全長・全幅に高い全高が加わりデザインの自由度が増します。ディテールも凝ったモデルが多いです。SUV然としたたたずまいはスポーティさ、若々しさを演出します。こうした個性的なデザインがちょっとしたプレミアム感、既存のヒエラルキーから離れたクラスレス感を醸し出すでしょう。
★経済性も良好
同じBセグメントのハッチバックと比べればやや割高ですが、それでも上のセグメントに比べれば価格も飛び抜けて高いわけではありません。エンジンもボディもそれほど大きくありませんので燃費も良好でありましょう。
と、なるほどこれだけの魅力を備えているとなればコンパクトSUV&クロスオーバーが流行り、メーカーも力を入れるのは納得です。
WATANKO家にてロードスターとペアを組むもう一台の本命は、当初VWゴルフⅦでした。Ⅶ世代はシャシーを一新、内外装デザインもそれまでの朴訥なイメージから脱皮して、流麗なデザインとなりました。鉄板中の鉄板銘柄。だれもが求める賢い買い物的選択肢。
WATANKOは別にVW贔屓ではありませんが、他にCセグメントのコレとった選択肢もなく、かつその下のBセグメントではちょっと積載性や高速道路利用の面で心許ないため自然とゴルフに目がむくことになりました。
しかしここにきてコンパクトSUV&クロスオーバーに強く魅かれています。調べれば調べるほどそのバリューが気に入りました。そこで改めていくつかのモデルを比較して、今現在買うのであればやはりマツダCX-3がベストと至りました。
上述したコンパクトSUV&クロスオーバーの魅力に加えて、CX-3は特に魂動デザインと呼ばれる躍動感あるデザインが素晴らしいです。そして燃費とパワーに優れたディーゼルエンジンという飛び道具付きです。よほどの競合車種が今後見つからない限り、CX-3で決まりでしょう。
あとはその時期です。ムーブが来年4月、E90が同5月とそれぞれ車検なのでその前の年度末シーズンまでに購入予定です。それまでの間ならいつ買ってもよいですが、現在免許取り立ての長男がムーブとE90を使って運転の習熟中なので、もう少しだけ待つことになりそうです。
スポーツカーとSUVの組み合わせ。それぞれちょっと小粒ですが、車好きにとって用途・魅力が相互補完となるとても良い組み合わせかもしれません。
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コメント
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マツダ2台ですよ!!
冷静にお考えください。 マツダ地獄は健在です。
少し高くなりますが、ディーゼルならボルボV40などいかがでしょうか?
投稿: 工員 | 2015年8月31日 (月) 19時13分
工員さん
コメントありがとうございます。
1台はロードスターなので、マツダ地獄はないかと想像しています。
ボルボV40、いいとこついていますね。検討しましたが私からみたサブ車に400万は予算オーバーです。それに記事には書きませんでしたが、妻はここにきて信頼性の点から国産車を強く推しています。昔、シトロエンXMで故障続きだったトラウマが大きいです。でも確かにボルボV40(クロスカントリー含めて)カッコいいですね。
投稿: WATANKO | 2015年8月31日 (月) 23時06分
>マツダ地獄
http://www.news-postseven.com/archives/20150531_325021.html
>>最近はデミオを始めとするクリーンディーゼル搭載車の人気上昇にともない、値引きが渋くなっている。
私はRX-8 TypeE だったので値引きはなかったのですが、トータル・バランスとしてはやや劣る気がしました(スタイルと割安さで決めたのですが・・)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10114567950
>きつい言い方ですが、リッター当たり10円程度を節約してパワーダウンを我慢する位であれば、この手の車を選ばない方がいいのではないかと思いますよ。
長く乗ろうとするのであれば、無難な選択が重要です。
R32スカイライン、GRX120・・
私にとって、よかったのは20年劣らない価値(マスコミや時流に騙されてはいけません・・)
投稿: 預金王 | 2015年8月31日 (月) 23時35分
預金王さん
コメントありがとうございます。
無難な選択をしたい一面もありますがCセグメントの国産ハッチバックが壊滅状態なので困ったものです。
投稿: WATANKO | 2015年9月 1日 (火) 19時33分