無料ブログはココログ

ブログランキング

にほんブログ村

  • 記事紹介

« ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ | トップページ | BNDからの2015年9月分分配金+今月の債券雑感 »

2015年9月16日 (水)

(続)ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ

Smt

Ani1

(俺たち、どうしよう。)

(前回からの続きです。)

WATANKOはじめ多くのインデックス個人投資家が待望していたDC専用投信の一般販売化がついに動き出し始めました。ラストリゾートを開放した三井住友アセットマネジメント(以下、三井住友AM)に続く運用会社ははたして現れるのか。インデックス個人投資家はどう動くのか。この駄ブログのお約束ですが勝手に想像してみました。

▼三井住友トラスト、三菱USJ国際投信のジレンマ

これまでSMTやeMAXISと銘打ってローコストなインデックス投信を各アセットクラスで取り揃えてシリーズ化してきた三井住友トラスト・アセットマネジメントや三菱UFJ国際投信ら(以下、他社)は、今回の三井住友AMのDC専用投信の一般販売化に対してどのような打ち手を講じることができるでしょうか。

インデックス個人投資家は信託報酬の最安値を更新する新商品が発売されると実質コスト、純資産の積み上がり具合、販売チャネルなどの状況を確認しつつ、それらに関して差し障りがなければ、積み立て先を新商品に切り替えるという行動規範をよく見かけます。
(WATANKOも同様であります。)

しからば今回の三井住友AMにDC専用投信の一般販売化に対抗して、他社はこれに伍するために既存のインデックス投信シリーズの信託報酬を引き下げてくるでしょうか。

しかしこれには限界がありそうです。なぜならDC(確定拠出年金)専用投信は、以下の理由からコストを低い水準に抑えることができる強みがあるからです。

1.確定拠出年金は、原則として加入者が60歳に到達するまで中途解約ができず、長期の運用を前提としているため。

2.一般的な投資信託のように広告宣伝費をかける必要がなく、週次・月次報告書などの適時開示資料の作成も省略できるため。

引用記事
M】マネーの作法
新時代の夜明けぜよ! 楽天証券で超低コスト 「DC全海外株式インデックスファンド」 信託報酬年0.25%などが一般向けに発売開始


(単に新商品の紹介のみならず、低コストを実現できる要因までふれている良記事であります。)

もともと一般公募型の商品として展開している他社のインデックス投信シリーズは、DC専用投信のように長期で安定的な資金流入という面では不安がありますし、各種プロモーションにかかるコスト発生も不可避でしょうから、DC専用投信がもつローコストの強みに追随することは難しいのはないでしょうか。

それでは他社はみずから別途ラインナップしているDC専用投信を三井住友AMと同様に一般販売化する展開はどうかというと、これもまた既存のインデックス投信シリーズの販売のパイを奪ってしまう結果になりかねず難しいです。

ではこのまま他社は三井住友AMの商品に、個人投資家の積み立て投資資金が徐々に流れていくのをただ指をくわえて見ているしかないのでしょうか。次の一手に要注目であります。

●SBI証券も全力で取り扱い開始か

三井住友AMの新商品は現在のところ楽天証券で取り扱い開始とのことです。これに対してSBI証券は自社での取り扱い開始を猛烈にすすめてくると思われます。SBI証券は取り扱い開始が遅れれば遅れるほど、その間だけ個人投資家の積み立て投資資金が楽天証券に流れていくわけですから焦ることでしょう。

WATANKOはSBI証券に口座を保有していますが、楽天証券にはありません。SBI証券さん、早く取り扱い開始しないと駄ブロガーの資金もまた楽天証券に流れてしまいますよ。ひとつよろしくお願いします。

◆個人投資家はどう動くのか

国際分散投資を実践するインデックス個人投資家にあって株式アセットクラスをそのメインストリームに据えている方が多いでしょう。皆様におかれましては今回の商品のひとつ、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド<信託報酬 年率0.25%(税抜き)>(以下、三井住友・全海外株式)が今後の投資商品として非常に有望であります。

例えば三井住友・全海外株式とニッセイ日経225インデックスファンドをカップリングさせることでETFと同等なローコスト・ポートフォリオが完成です。あとは無リスク資産として国債を別途保有する。あるいは(無リスク資産ではなくなりますが安定運用先として)日本債券アセットクラスで運用したければ、これまたローコストな三井住友・日本債券インデックスファンド<信託報酬 年率0.16%(税抜き)>があります。

またNISAで購入する商品としても三井住友・全海外株式は強く推奨したい商品です。NISAではバランス・ファンドを選ぶ方も少なからずいるかと思われますが、同ファンドに代えて三井住友・全世界株式一本ではいかがでしょうか。

もし三井住友・全海外株式がSBI証券でも取り扱い開始されれば、WATANKOもまた来年分のNISAにおいて三井住友・全海外株式一本を積み立て投資先とする可能性大です。

(あとがきにかえて)

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015」の第1位は当初、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)あたりかと予想していましたが、これで三井住友・全海外株式が俄然有力候補となってきたのではないでしょうか。三井住友・全海外株式は単にローコスト記録の更新だけでなく、DC専用投信の一般販売化という意義においてもまた評価されることでしょう。

<追記>
最後になりましたが、三井住友・全海外株式については以下の記事も要チェックであります。

ほったらかし投資のまにまに
三井住友・DC全海外株式インデックスファンドに投資する前に知るべき注意点

« ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ | トップページ | BNDからの2015年9月分分配金+今月の債券雑感 »

投資信託」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。WATANKOさん。三井住友・DC全海外株式インデックスファンドには私も注目しています。新興国も0.25%で買えるとなると、国内で投資なら破格の安値のように思えてしまうんです。
楽天証券しか扱わないのなら、現在SBI証券のみで投信の積み立てをしていますが、何の躊躇もなく楽天でこのファンド積み立てるつもりです。

木更木義人さん

お久しぶりのコメントありがとうございます。相変わらずの駄ブログであります。

外国株式のインデックス投信が信託報酬0.25%で買える時代...。7年前にインデックス投資を始めた頃は、一体そんな日がいつくるのだろうかと空想していましたが、まさにここに実現しました。

これを買わずして何を買うのかといわんばかりであります。

SBI証券、取り扱い開始はよ!

気になる記事を見つけました。WATANKOさんもすでに読まれているかもしれませんが、念のため→http://valavg.com/fund-and-beneficiary-bootstrap-problem/

木更木義人さん

記事紹介ありがとうございました。WATANKOも拝見しております。

信託報酬が安い商品がでてくれば、あるいは信託報酬が引き下げられれば、その商品の販売は飛躍的に伸びるという個人投資家のコスト感度の高さをアピールしないことには、運用会社側も商品のローコスト化を渋ってしまうでしょう。

その意味においてはローコスト商品にはなるべく早く飛びつくべきと考えます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95774/62289372

この記事へのトラックバック一覧です: (続)ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ:

« ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ | トップページ | BNDからの2015年9月分分配金+今月の債券雑感 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト