2015年9月末運用状況
8月下旬の世界同時株安で相場は下がり、以降多少の反発があるもグダグダと下がり続けています。
しかし現在の日経平均の水準は1年前のそれよりもまだ高い水準であります。とはいえ一度いい目(21,000円間近)を見てしまうと、そこがアンカーになってしまい「いくら下がった。損をした。」とく良くと考えてしまいがちです。そこまでならともかく「もっと下がる前に売ろう。バイ&ホールドから下船しよう。」とエスカレートしないことが肝心です。
そんな投資メンタルに引きこもりそうな時は、秋晴れの野外にレジャーシートと弁当をもって出かけましょう。
WATANKOはというと、明日で資産運用を終えるわけではありませんので東海道五十三次の道中の宿場町でお茶をすすりながら前月末のスナップショットを眺めている。そんな趣きです。
というわけでインデックス投資を初めて7年7か月が経ちました。2015年9月末の運用状況です。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは120.29円/ドルです。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
なお日本債券アセットに属する極低リスクのインデックス投信(暫定的な所有分も含む。)や外貨MMF、SBIポイントで還元された現金もここに含みます。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~
売却済みファンドの履歴は以下のとおりです。
続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●過去平均リターン
6.1%(6.8%)
●リスク
12.4%(12.6%)
●シャープレシオ
0.49(0.54)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●購入元本+投資待機預金元本分
66,000千円(66,000千円)
●評価損益+確定損益分
28,795千円(32,546千円)
●運用期間
91ヶ月(90ヶ月)
●元本平均残高
44,277千円(44,035千円)
●平均年間利回り
8.6%(9.9%)
<概況>
WATANKOの資産運用残高は前月に引き続き、9月末も1億円を割り込んでいます。資産残高は7月末に比べておよそ10百万円減少しました。日常の家計生活であれば卒倒ものです。「テスラのモデルSが買えたじゃない!」
ただこれは7月末時点という過去の値段にとらわれた話であり、「買値を気にするな」の論理に照らせばやはり気にしても仕方がない減少額です。
WATANKOはむしろ相場の落ち込みに直面して、「投資待機資金でもって積み立て投資に少しアクセルをふかそうか(投資額を積み増しするか)。」と考えているくらいであります。
とくに新興国株式アセットはWATANKOのポートフォリオ上では久しぶりに損益トントンの水準まで落ち込んできたので、このあたりがターゲットであります。
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