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2015年11月19日 (木)

今般のインデックス投信の低コスト競争を取り巻くいろいろなテーマ

【11月18日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

66,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

35,191千円

■損益率

53.3%

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三井住友アセットマネジメント(以下、三井住友)とニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイ)のインデックス投信の信託報酬の引き下げによる低コスト競争が勃発して以降、インデックス投資ブロガー諸氏が様々な反応と関連するテーマをブログ記事やTwitterにUPしております。

特定のインデックス投信についての信託報酬の引き下げは従前からありましたが、今回はその反応がひときわ多岐に渡っております。これはここ1~2年で新鋭ブロガーの皆さんが増えたことも作用しているかもしれません。

そこでこの低コスト競争に絡むブログ記事やツイッタラーの反応を「運用会社の経営」「ファンドに期待するもの論」「証券口座どうするか」「他ファンドの動向」の4つのテーマに括って次のとおり俯瞰してみました。


Photo

さてブロガーの皆さんの見識と主張を紹介するだけでは、もうまったくの便乗記事にすぎないので、4つのテーマに関するWATANKOの所感をそれぞれ簡単にまとめておきます。

◆運用会社の経営

低コスト競争の影響を部外者が心配してもせんなきこと。顧客としては市場に出回っている商品の中から求める機能を満たしかつコストと品質のバランスのとれた商品を選ぶだけであります。コストが引き下がらなかったとしても憤ることもありませんし、もっと安い同等商品がでれば、冷徹に乗り換えるだけです。

◆ファンドに期待するもの論

ファンドの目的はその達成アプローチが何であれリターンの追求であります。哲学や理念が100%不要とまでは言い切りませんが、ファンドの投資先についての大化け期待、市場平均超過期待を「応援」などという美徳な言葉におきかえる意図は何でしょうか。ファンドの本質を曇らせるような言葉にいつも思えます。本当に応援するならば反対給付を期待しない寄付をした方が清々しくありませんか。

◆証券口座どうするか

証券口座は損益通算の利便性や管理の手間を考えると原則として1本で済ませたいところです。WATANAKOの証券口座は実質的にはSBI証券1本でありますが、同証券でDC専用投信の一般販売化が進展せず、またマイレージ対象外ファンドの拡大が座視できないところまで進めば、楽天証券の口座も併用することを検討するほかないかもしれません。ですがここは慌てずに半年から1年くらいはSBI証券の様子を見る予定です。

◆他ファンドの動向

投信ブロガーはもうだれもSMTやeMAXISを語らなくなりました。というのは大げさですが、このままではかつて低コストなインデックス投資の牽引役となってきた2シリーズは忘却の彼方に追いやられそうです。
ただ三井住友トラストアセットマネジメントも三菱UFJ国際投信も、三井住友やニッセイの低コスト化の動きが自社ファンドの販売にどれだけの影響が生じてくるのか、しばらくその見極めをしてくるでしょう。
商品企画担当としては低コスト競争への参戦を企図するとしても、三井住友やニッセイによって自社ファンドの販売が落ち込んだ実績をまず社内にアピールする必要があるかもしれません。

さてこの低コスト競争、三井住友がDC専用投信の一般販売化をどう拡大してくるか。WATANKOはいまだ楽天証券に口座をもってもいないくせに、同社のWebサイトをつい覗きにいってしまいます。

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