SBI証券の投信積立キャンペーンについての勘ぐり
(キャンペーン、いつまで続くの?)
SBI証券恒例の投信積立キャンペーンがまたまた始まりました。
SBI証券
投信積立でもれなく現金プレゼントキャンペーン!
キャンペーン対象となる投信の中には、現在WATANKOが積立投資対象としている商品が含まれていたので、夏の同キャンペーンに続き、今回も応募しました。
具体的に積み立て設定をしたのはお馴染みニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイAM)の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ外国株式)です。今回キャンペーンの現金プレゼントの要件を満たすため11月、12月と2か月間、ニッセイ外国株式を月あたり100千円積み立て設定しています。これで3,000円ゲットというわけです。
今回のキャンペーンの対象となる投信の中には、eMAXIS、SMT、ニッセイ<購入・換金手数料なし>、Funds-iとインデックス投信シリーズが幅広く含まれています。
さてここからはWATANKOの想像の域を出ませんが、SBI証券&インデックス投信シリーズの運用会社各社は、ひょっとしてDC専用投信の一般販売化を拡大予定の楽天証券&三井住友アセットマネジメント(以下、三井住友AM)に対して機先を制するために今回のキャンペーンを急遽実施したのでしょうか。
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以前記事としてUPしましたが三井住友AMのDC専用投信の一般販売化の拡大と、これに対抗したニッセイAMの自社商品の信託報酬引き下げが今月また新たな展開を迎えようとしています。それは「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015」における個人投資家ブロガーの投票行動にも影響をあたえるかもしれません。その視点にて以下の個人投資家ブログを紹介致します。ポイントついた良記事です。
参照記事
コツコツ投資日記
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015」の注目ファンドを挙げてみる
上記記事でも取り上げられていますもっとも注目すべきガチ対決については以下でしょう。
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.16%<税抜>)が一般販売化されるのか?
VS
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.39%<税抜>)が信託報酬をどれくらい引き下げてくるのか。
このほかにも日本株式アセットクラスあたりでもガチ対決が注目されるところでしょう。
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楽天証券&三井住友AMの攻勢に対して、SBI証券&インデックス投信シリーズを抱える他の運用会社としてはとりあえずキャンペーンを張って信託報酬の劣勢をフォローする作戦でしょうか。
今回のキャンペーンの現金プレゼントの上限は100,000円の積み立て新規又は増額設定に対して現金プレゼントは3,000円、3%の還元ということになります。これが10年分と想定すれば1年あたりは0.3%となります。
0.3%とは三井住友・DC外国株式インデックスファンドSと<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬のギャップを埋めるのにちょうど良い水準となります。
・・・というように勘ぐってしまいましたがSBI証券としてもDC専用投信を一般販売化してくれる運用会社と早く組まないと、いつまでたっても投信積み立てキャンペーンなどに依存せざるを得ない販売戦略を取らざるをえなくなるかもしれません。
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