BNDからの2015年12月分分配金+今月の債券雑感
WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2015年12月分の分配金が入金されました。税引き後で239.98ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
続きまして債券に関する雑感です。
WATANKOが海外ETFのTOMとEEMを売却した後の外貨でもってBNDを購入してちょうど2年が経ちました。
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この2年間に受領した分配金の合計とのそのリターンは以下のとおりです。
【外貨】分配金6,469.26ドル÷購入元本160,960ドル=4.0%
【円貨】分配金781千円÷購入元本16,650千円=4.7%
2年の間の円安進行により外貨よりも円貨の方がリターンがやや良くなりました。
これをキャピタルゲイン込みのリターンで見ると以下のとおりです。
【外貨】(分配金6,469.26ドル+(評価額162,320ドル-購入元本160,960ドル))÷購入元本160,960ドル=4.9%
【円貨】(分配金781千円+(評価額19,764千円-購入元本16,650千円))÷購入元本16,650千円=23.4%
注)評価額は2015年12月10日現在
分配金のリターンでは債券らしい水準でありますが、キャピタルゲイン込みでみるとドル建てでは基準価額の値動きは穏やかでありますので、これまた債券らしい安定した水準ですが、円建てでみるとドル建てよりも18.5ポイントも増えており、これまた為替の影響がいかに大きいかが見てとれます。
などとのんびりしたコメントですが、もしもこの2年間で円高局面であったならばまったく逆の展開になっており、目先の為替差益に安穏としているわけにもいきません。さらには長期的にみれば日本債券とそのリターンはかわらなくなるといわれておりこうしたリターンの一時的な上下変動をみても意味がないとも…。
さてBNDをいつまで保有するか、このままなら特に不都合もないので保有継続。もしも本格的な円高局面に入り、円建てでマイナスリターンに陥れば、それはそれで塩漬けにしてしまうかもしれません。
なにも今年中に答えを出す必要はありませんので、のんびりと構えていきます。
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