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2016年8月29日 (月)

iFreeシリーズ登場、後発だけあってよく考えられたラインナップです

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(大和が本気出してきた!?)

大和証券投資信託委託(以下、大和)から低コストなインデックス投信シリーズが12本新規設定されます。プレスリリースは次のとおりです。

大和証券投資信託委託株式会社 プレスリリース
新しいインデックスファンド・シリーズ「iFree」のお知らせ

iFreeシリーズ(以下、iFree)は日本・先進国・新興国の株式、債券及びREIT、それにそれらを組み合わせたバランスファンドの合計12本により構成されています。それぞれの信託報酬は次のとおりです。(上記プレスリリースより抜粋)

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これまで多くの運用会社がインデックス投信シリーズを先行して展開している中、大和は後発組なだけあって、iFreeはコストをよく考えられた商品ラインナップになっています。

その概要については既にいくつかの個人投資家ブログにて紹介されていますので、代表的な記事を紹介します。

紹介記事
バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く
大和証券投資信託委託が超低コストインデックスファンド「iFree」シリーズ12本を設定

上記の記事でも指摘されていますが、iFreeは12本中6本にて、他社の従来商品よりも低い信託報酬を設定しています。

とくにTOPIX連動商品は最安値を更新しただけでなく、日経225連動商品と同一の安値になりました。昨今の他の低コストなインデックス投信の中にあってTOPIX連動商品は投資対象銘柄が多いせいか、日経225連動商品にくらべてちょっぴりだけ高かったのですが、それもなくなっています。

他にも日本債券の商品は国債の利回りの水準にあわせて2段階の信託報酬を設定することで最安値を更新したり、新興国株式の商品は信託報酬の削減を優先して、従来とは異なるベンチマークを採用したりとなかなかに工夫をこらして頑張っています。

紹介記事
The Arts and Investment Studies
超低コストインデックスファンド「iFree」が登場―他社も見習って欲しい国内債券ファンドの信託報酬の仕組み

インデックス投資日記@川崎
FTSE RAFIエマージング インデックスの中身 国別構成比率や過去のリターンを確認

また忘れてはいけないのが先進国の株式・債券がしっかりと引き下がったことです。とくに先進国債券クラスの信託報酬が0.19%(税抜)となれば、WATANKOはBNDへの投下資金をこちらに乗せ換えようかと一度頭をよぎったくらいです。

おっと8資産均等のバランスファンドも忘れてはいけません。信託報酬0.23%(税抜)と従来の他社商品に比べれば超絶な安さです。特にeMAXISの8資産均等を運用商品のメインに据えている個人投資家であればチェック不可欠な商品です。

なおネーミングについて、大和のプレスリリースによると以下のとおりです。

当シリーズは「投資、もっと⾃由に」をコンセプトに、投資者の皆さま(investors)が⾃由(Free)に選べるファンドシリーズであること、購⼊・換⾦時の⼿数料が無料※(Free)でインターネット (internet)でもご購⼊いただけることから「iFree」と名づけました。

なるほど購入・換金時の手数料が無料だけでなく、信託報酬すらもFree(無料)に近い水準であります。名は体を表している良いネーミングです。

■ニッセイ、たわらに追いつけるか

大和のiFreeは冒頭述べたとおり後発だけあって各商品とも十分に競争力ある低コストに仕上がっています。しかし一方で後発がゆえに先駆者のシェアをこれから喰っていくには時間がかかることでしょう。

SMTやeMAXISからならともかく、投信のローコスト革命にてインデックス投信の中心に躍り出たニッセイやたわらからiFreeは個人投資家の積み立て投資資金をどれだけ引き寄せることができるのか。その道のりは長いかもしれません。とくにニッセイの勢いは力強いです。

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先進国株式インデックスファンドのシェア2016

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■WATANKOは慌てない

ではWATANKOはどうするか。

★決算期をまって実質コストを確認する。
★純資産が一定水準まで積み上がるのを待つ。
★トラッキングエラーをチェックする。

新しいインデックス投信が設定された時、これら定石を考えることは当然なのですが、昨今のインデックス投信をめぐる各社の動向を踏まえると、iFreeその他の低コスト商品と競合する新商品がまだ出てくる可能性が期待できます。

半年や1年後にはもっと低コストな商品がでてくる、あるいは既存の商品のコスト見直しが行われるといった展開は否定できません。

iFreeは一定のシェアを獲得する前に、大和がそうしたように、さらなる低コスト商品を発売する後発の追撃を受けるかもしれません。iFreeは信託報酬の最安値の座を何年、いや何か月キープできるでしょうか。

したがいWATANKOは慌てずに従来商品並びにここ数年で運用開始された新商品の定石チェックをしつつ、趨勢がある程度見えてくるまで、積み立て商品の切り替えは現行のままとする方向でいきます。ホイホイと積み立て商品の切り替えを頻発させて保有商品をいたずらに増やしくはないですからね。

(あとがきにかえて)

WATANKOは「低コストのインデックス投信シリーズはそろそろもう打ち止めだろう。」などと勝手に考えていましたが、どっこいまた購入検討に値する新商品が出てきました。これには確定拠出年金制度の見直しやNISAの拡充等も背景にあるのやもしれません。

今やほぼすべてのアセットクラスで信託報酬が0.2%~0.3%という低廉な商品が揃っています。

まさに“インデックス投資GO”であります。

妻ミサト「イマドキの言葉で締めたわね...。」

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