無料ブログはココログ

ブログランキング

« 配当貴族インデックス・オープンに死角はないのか | トップページ | (続)あなたは新型NSXに23,000千円支払えるか »

2016年8月27日 (土)

あなたは新型NSXに23,000千円支払えるか

Nsx3

(ついに発表されました。)

アキュラNSXもといホンダNSXが実に26年ぶりにFMCしました。

前モデルである初代NSXが2005年に生産終了となってから11年もたってようやくのニューモデルです。そこで今回は写真や現在公開された情報をもとにしたWATANKOの新型NSXインプレッションです。


■アメリカンNSX

大雑把に言うと日本車の生産台数の半分は日本の外で売られます。それがスポーツカーとなると外の分はもっと増えます。極端に言えば日本製スポーツカーを求める日本の顧客は北米のおこぼれにあずかるといっても過言ではありません。

今回のNSXにかかわる情報は数年前から色々と伝わってきていました。それによると新しいNSXは北米ホンダを中心に開発・生産されるとのこと。つまりはアメリカンNSXです。(今回の日本での正式発表時では日本市場を意識して”日米合作”と謳われていますが。)

WATNKOは以前それを聞いただけで「抑揚が大きなエクステリアデザイン」「V8以上のマルチシリンダー」「ハンドリング性能よりもGT(グランツーリスモ)カーとして資質を重視」「排気量や性能の割には割安な価格」というよくあるアメ車のキャラクターが新しいNSXに反映されるのかとちょっぴり残念に思いました。

もちろんながら商品は顧客のニーズにあわせて作られるべきであり、北米を中心に新型NSXが売られるのであれば、北米の顧客ニーズに合わせて作られるのは当然の展開です。

例えば全幅を1,940mmまで拡大させたところが上記を象徴しています。

新型NSXはホンダがつくる以上、和魂洋才なスポーツカーであってほしかったですが、実際には“洋魂和才”へと変貌を遂げたようです。

関連記事
ホンダNSX、ではなくてアキュラNSX発表

■パワートレイン

新型NSXの動力源は縦置き3.5リッターツインターボエンジン+リアモーター+フロント2モーターのハイブリッドでシステムであり、最高出力580馬力です。これを9速DCTで駆動させるというホンダとして現状最上のパワートレーンになっています。

初代と同じくレジェンドのパワートレーンを改良したものですが、初代がレジェンド同様横置きエンジンでお茶を濁していたところに対して、新型は縦置きに刷新しました。エンジン形式はV6だから全長への影響も少なくでGoodです。

このパワートレーンに関しては日本のホンダの関与が一番大きかったでしょう。エンジン屋のホンダとしてはここだけは譲れなかったか。

■残念なデザイン

WATANKOが思うに新型NSXの残念なところは2つあり、その1つはデザインです。

まず新型NSXはミッドシップモデルのデザインのお作法をきっちりとおさえています。(初代で批判を浴びた長いリアオーバーハングについては、新型では短くなっています。)

しかしながらディテールがやや五月蠅すぎます。同じミッドシップ・スポーツカーのアウディR8と較べて見てください。

Audir8

新型NSXは万人受けをねらった結果、フロントグリル周りのキャラクターラインが煩雑です。習作デッサンに描き込まれた複数のラインをそのまま採用してしまったかのように未整理です。

Nsx2

また初代との関連性を打ち出す意図があれば、グリルレスを採用しても良かったのではないでしょうか。

一方のリアもやはり無難系。テールランプには新味はありませんし、バンパーの両脇のアウトレットもなんだか現行フィットを思い出してしまいました。

Nsx5

以下はフィットのリアデザインです。

Fit

インテリアもこれまた残念です。これではレジェンドやアコードと同じではないですか。20,000千円を越えるモデルのインテリアとしては物足りないです。

Nsx4

ここに触ってみたい、ひねってみたいスイッチがどれだけ並んでいますでしょうか。

■スポーツカーと呼べるのか

接頭語に「スーパー」がつくか否かはともかく、新型NSXはスポーツカーと呼べるモデルでしょうか。ホイールベース/トレッドの比率は1.61とまずまずです。(通常1.65~1.7未満だと旋回性にすぐれ、スポーツカーらしいハンドリングが期待できます。)

関連記事
貴方のマイカーのホイールベースはいくつですか

しかし車両重量が1,780kgもあり、これが新型NSXのもうひとつの残念なところです。

初代NSXはオールアルミボディによって実現させた1,300kg代の軽量ボディを売りにしていましたが、新型NSXの紹介記事ではどこにも軽量化についてはほとんど謳われてはいません。

ツインターボやハイブリッドシステムにより車両重量が嵩むのは仕方がないところですが、そうであればなおさらのこと他のボディ部分で軽量化を追求してほしかったです。あと200kg軽ければ、どれほど運動性能がUPしたことか。

関連記事
車両重量が重い車は、今やほとんど買うに値しません

「いまや技術面ではハイブリッド採用は不可避なので車両重量の増加は避けられない。日産GT-Rだって1,760kgのボディを570馬力でねじ伏せて走るように仕立てているではないか。」とホンダは主張するかもしれません。

しかしやはりこの車両重量ではスポーツカーというよりもやはりGT(グランツーリスモ)カーという性格が似つかわしくなってきます。

(つづく)

« 配当貴族インデックス・オープンに死角はないのか | トップページ | (続)あなたは新型NSXに23,000千円支払えるか »

自動車」カテゴリの記事

コメント

一世一代の買い物で、ポルシェでもフェラーリでもなくホンダ(アキュラ)を選ぶかと言われたら、ちょっと新型は微妙ですね。02Rならばっちりだと思います。

リーマンショック前のフロントエンジンNSXもどきは、発売されなくて本当に良かったです。

(名無し)さん

コメントありがとうございます。

他のスーパーカーに比べて、NSXは情念に訴える部分が少ない気がします。
思わず欲しくなるような、感じというか。

あと、すみません、02Rとは何でしょうか。

こんにちは。
すみません、02Rは2002年式NSX-Rのつもりで書きました(^-^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95774/64119250

この記事へのトラックバック一覧です: あなたは新型NSXに23,000千円支払えるか:

« 配当貴族インデックス・オープンに死角はないのか | トップページ | (続)あなたは新型NSXに23,000千円支払えるか »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト

にほんブログ村

  • 記事紹介