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2016年8月26日 (金)

配当貴族インデックス・オープンに死角はないのか

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(高配当バンザイ、だけでOK?)


8月の産業界はなべて夏休みに入り、Facebookは企業戦士達の休暇の満喫ぶりであふれかえるものですが、投信の運用会社におかれましては夏の暑さにめげずに新商品を設定していただいております。

そのひとつとして、SMTシリーズの新商品が2つ、8月30日に設定されるそうです。

●SMT日本株配当貴族インデックス・オープン
ベンチマーク:S&P/JPX配当貴族指数
信託報酬:0.42%(税抜)

●SMT米国株配当貴族インデックス・オープン
ベンチマーク:S&P500配当貴族指数
信託報酬:0.55%(税抜)

すでに多くの著名インデックス投資ブログにて紹介されておりますので、商品の概要についてとりあげたブログ記事を紹介させていただきます。

参照記事
インデックス投資日記@川崎
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンが新登場

■コストではなくリターンで勝負

昨年の投信のローコスト革命に関して、もはや老舗ともいうべき元祖ローコスト投信ではあるSMTシリーズは、信託報酬を引き下げた他社の新商品に対して、これに追随したコスト競争を展開するのではなく、ローコスト革命以前同様、投資対象のバリエーションを広げる新商品を投入し続けてきました。

今回も同様に新たに2つのスマート・インデックスを採用した新商品です。インデックスブロガーの皆さんの間でも今回の新商品はなかなかに好反応なようです。

インカムゲイン(配当)が大きい銘柄に絞り込み、分散効果がなんとか期待できそうな銘柄数(40~50銘柄)に分散投資する。信託報酬はひと昔まえの水準にほぼ近い水準であり、アクティブ投信に比べれば十分に低い水準です。

「インカムゲインが大きい」+「十分にローコスト」のコンボにより、これらの新商品のトータルリターンは市場全体のインデックスに連動した従来商品よりも良さげというわけです。

■死角はないのか

これら新商品は通常のインデックスファンドよりも優れているところばかりであり、劣後するところがないならば従来のインデックスファンドに投資を続ける理由が希薄になります。

もしもインデックス投資家の皆さんの多くが、これら新商品の優位性を認めているのだとしたら、積み立て投資先の商品は、もう従来のTOPIX連動、MSCI-KOKUSAI連動のインデックスファンドへの積み立て投資はやめて、これら新商品に全面的に乗り換えるでしょうか。ニッセイよ、たわらよ、さようなら、でしょうか?

それとも、もしもこれら新商品には、ほとんどの人がまだ指摘していない何か死角(懸念点)があるのでしょうか。

今回の新商品の優れているところはよくわかりましたが、一方で死角を指摘する声はどこからも聞こえてきません。

これについて例えばWATANKOが思い浮かべたQ&Aは次のとおりです。

▼「投資先が50銘柄と少ない。」
⇒特定銘柄の変動に左右されないための一定の分散効果を得るには十分な銘柄数である。

▼「過去の実績で高配当を出した企業が、将来も同様に高配当を続けられるとは限らない。」
⇒同様に市場全体を構成する全銘柄に対しても、従来の配当を将来にわたって維持し続けられるかどうかわからず、高配当銘柄に限った話ではない。

あとは何でしょうか。高配当と株価のボラティリティの大きさに正の相関でも認められるならば「ハイリスク・ハイリターン」商品と位置付けされるかもしれませんが、そのような話はWATANKOは聞いた事がありません。(もしどなたかご存知であれば、ご指摘いただきたくお願い致します。)

運用商品について、配当貴族インデックス・オープンに乗り換えようとする個人投資家におかれましては、上記の問いに対して自身の見解をお持ちなのでしょうか。

(あとがきにかえて)

アクティブ投信は特定の銘柄に投資先を絞るわけですから、そこにはメリットだけでなくデメリットもまた大抵つきまとうものだと考えます。

スマート・インデックス連動も同様であり、いいところばかりでなく懸念される点もしっかり理解したうえで購入の可否を判断したいと考える万年素人個人投資家は単なる投資チキンなのでしょうか。

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投資信託」カテゴリの記事

コメント

ダウの犬戦略とか有名ですよね。
日本でも効果はあるようです。
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO24325690S1A300C1000000/

AKIさん

コメントありがとうございます。

配当の分だけ株価(基準価額)が下がるのはわかりますが、配当直後期のみならず、年間をとおして値動きが激しいといった傾向がわかると面白いですね。

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