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2016年9月25日 (日)

2016年9月の積み立て購入商品

【9月21日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

68,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

25,031千円

■損益率

36.8%

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前回記事にも書きましたが、今年も夏場を迎えてインデックス投信の新規設定がいくつかみられました。そればかりではなく、今年はスマート・ベータ型指数に連動するインデックス投信や信託報酬が従来より低めなアクティブ投信なども発売されており、とてもバラエティある様相です。

これら新規商品群は後発だけあって、従来からあるライバル商品にはない利点を備えていることがありますが、それではたちまちのうちにライバル商品に流れ込んでいた投資資金が新規商品にごそっと流れ込むかというと話はそんなに簡単ではありません。

個人投資家は、新商品について売り手側が提供する商品情報だけでなく、第三者の様々なレビューをWebで確認して、従来の購入商品からスイッチするに足るか否かよく考えることでしょう。しかも新商品についてそのメリットを認めたとしても、保有商品が増える事自体や、保有商品を買い替えする場合の税金前払いを避けたがる気持ちが湧いてくるかもしれません。

素直に新商品を買い付けられない。この駄ブログに来訪される方々の中にはそんなタイプの個人投資家はいらしゃいませんか?

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201609302

さらに9月の仕入れの結果、8月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

201609303

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2016年の分のみの表記としています。


さて先月の当記事では「ニッセイやSMTやeMAXISは最近、目立った動きが見られないです。もうコスト革命は終了ですか。」と述べたところ、SMTから配当貴族という新商品が設定されました。そして今般、eMAXISシリーズでは信託報酬についての動きがあったようです。さてこいつを次回取り上げてみましょう。

妻ミサト「またまた他の著名ブログで取り上げられたメジャーな話題を半周遅れでPICK UPしているの?」

WATANKO「いやー、ワタクシなりに考えたことを申し上げたく候」

妻ミサト「それともアクセス稼ぎ?しょうがないわね。私が昼間、パートから帰ってきたら、自宅のPCからこの駄ブログにアクセスしてF5キー連打しておいてあげるわよ。」

WATANKO「ありがとうございます。・・・でもそんなことやってもらっても全く嬉しくないんですけど。」

妻ミサト「!!!」

2016年9月24日 (土)

日本株式アセットクラスの積み立てはニッセイ日経225インデックスファンド@SBI証券を継続します

201609241

(これを買い続けて早7年です。)


投信のローコスト革命は今年も色々と動きをみせています。先日のiFreeシリーズの登場はこのままですと話題性としては、今年1番のニュースとなるでしょう。もはやインデックス投信の信託報酬は新興国株式クラスを除いて0.2%台があたりまえとなることが定着ししつつあります。

関連記事
0.2%で投資できる時代

■とりわけ日本株式アセットクラスは低コスト

さてそのローコスト投信の中でも日本株式アセットクラスは最先端を走っており、いまや0.19%(税抜)が最安値水準です。そのフロントランナーは次のとおりです。

<日経225連動>
●日経225インデックスe 0.19%
●iFree 日経225インデックス 0.19%

<TOPIX連動>
●iFree TOPIXインデックス 0.19%
●三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 0.19%

信託報酬はいずれも税抜です。以降同じ。

9月23日より、三井住友・DC日本株式インデックスファンドSが大手ネット証券各社で発売開始されたことにより、TOPIX連動商品でも複数候補が揃いました。

なお新規設定の投信は信託報酬の高低だけでなく、決算結果をみて実質コストの見極めをしてから購入を判断すべしという定石があります。

しかしながら日本株式アセットクラスの商品は運用会社内では国内取引で済むためか、信託報酬と実質コストのかい離が少ない(ほとんど無しに等しい)傾向にあります。

したがい信託報酬の最安値を更新したらそのまま即購入に踏み切ってもよいと判断してもおかしくはありません。

参照記事
インデックス投資日記@川崎
今月初のインデックスファンド購入 今回から日本株式はiFree TOPIXインデックスに変更

このとおりであれば日本株式アセットクラスにおいては信託報酬最安値水準を更新した新商品が発売されれば、購入商品の乗り換え感応度を高めてもよいかもしれません。

■それでも当面はニッセイ日経225インデックスファンドを選ぶ

WATANKOは定期預金に愛着や思い入れを持たないのと同様に、投資信託に対してもそのようなメンタリティも持ち合わせてはいません。したがい信託報酬の最安値を更新したインデックス投信が発売されれば、原則として以降の積み立て投資商品をそれに切り替えます。

この原則にならえばWATANKOはそれまで積み立て購入してきたニッセイ日経225インデックスファンド(以下、ニッセイ日経225 信託報酬は0.25%)から上述した信託報酬0.19%のインデックス投信に積み立て先を切り替えるのですが、SBI証券の投信マイレージを勘案すると事情が異なってきます。

事情とは上述のインデックス投信はどれも投信マイレージの対象外となっていますが、ニッセイ日経225は従来どおり対象商品のままとなっていることです。

WATANKOはSBI証券口座での投信の保有残高が10百万円超なので、投信マイレージにより残高×0.2%のポイントが現金還元されます。さらにSBIカードを利用していることで還元交換レートは0.24%となります。

ニッセイ日経225の信託報酬は今や最安値水準からやや引き離されていますが、上記の還元交換レートを差し引くとほとんど信託報酬ゼロの水準でこのファンドを保有することができます。

WATANKOの理解どおりであれば、SBI証券においてはニッセイ日経225インデックスファンドを依然として保有するメリットがあるといえます。

(注)WATANKOはネット証券口座を沢山保有することを避ける方針のため、楽天証券やマネックス証券その他の証券会社で保有したケースすべてを網羅した上での主張ではございませんので、その点はご了承願います。

■SBI証券はニッセイ日経225を投信マイレージの対象外にする?

ここ2~3年の投信のローコスト化は、SBI証券にとって投信マイレージの適用を難しくしてしまうほど投信の信託報酬を引き下げてしまいました。これはネット証券のキャンペーンに頼らずとも十分ローコストな商品が登場したということで、本質的には喜ばしいことであり、今後も続いてほしい流れであります。

ただそんな中にあってニッセイ日経225はSBI証券において、たまたま古株なローコスト投信であったせいか?いまだに投信マイレージが適用され、それを加味すると前述のとおり極めてローコストで保有ができます。この例外的?ともいえるメリットは素直に享受していきます。

ではもし、SBI証券がニッセイ日経225をマイレージの対象外に変更したらどうするか。

その場合、WATANKOは残りの資産運用期間における①ニッセイ日経225と最安値のインデックス投信とのコスト差累計と、②乗り換えに伴う税金前払いに伴う運用成績の差を比べて②よりも①の方が大きく、かつそれが看過できないほど多額でないかぎり、既存のニッセイ日経225の保有分はそのまま、以降の新規積み立て購入分から、その時々の最安値商品に切り替えることになるでしょう。

それではSBI証券がいつまでニッセイ日経225に投信マイレージの対象とし続けてくれるでしょうか。

WATANKOの勝手な予想ですが、もしも対象外となった場合、WATANKOと異なり商品乗り換えに積極的になる保有者が少なくないかもしれません。その際には引き続きSBI証券の取り扱いになるという保証もありません。SBI証券からみれば投信残高の流出リスクをとってまでわざわざ今更ニッセイ日経225を投信マイレージから外したがるでしょうか。SBI証券にとってあまりインセンティブは感じられないでしょう。

そんなわけで投信マイレージが続く間は、ニッセイ日経225もまた対象であり続けるだろうとふんでいます。


2016年9月22日 (木)

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016>予想一番乗り

【9月21日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

68,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

24,758千円

■損益率

36.4%

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(予想、一番乗り!)

今年もまた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」の投票シーズンが近づいてきました。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016

上記サイトより本アワードの紹介です。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」とは?

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。


このアワードは今年で10年目を迎えます。10年前といえば、セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドが発売開始され、当時低廉なバランスファンドとして話題に上がった頃です。その翌年からSMTシリーズが発売開始され、インデックス投信のローコスト化の幕開けとなりました。

■投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016の大胆予想-第一位は?

さて、このアワードには、先進国株式または全世界株式アセットクラスを対象としたインデックスファンドが第一位を獲得するという特徴があります。

昨年はやはり先進国株式インデックスに連動する投信である<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが第一位を獲得しました。

さて今年はどこが第一位を獲得するのか。駄ブロガーWATANKOが大胆不敵?にも予想してみます。

ずばり2014年、2015年と2年連続して第一位を獲得した<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ外国株式)を最有力候補として推しておきます。

もしも2016年も第一位を獲得すれば、本アワード前人未到の同一ファンド3年連続第一位となります。3年連続とは極めて高い支持でありますが、WATANKOはニッセイ外国株式が前回2015年では得票数で第二位を大幅に引き離した実績を踏まえて、2016年も引き続き、第一位は狙えるのはないかとふんでいます。

さらにひとつの裏付けとして先進国株式アセットクラスでの最近の資金流入においても、ニッセイ外国株式は他のファンドを大きく引き離しています。ここでも圧勝です。

関連記事
先進国株式インデックスファンドのシェア2016

■その他の注目ファンド

さて前述した特徴の他に、このアワードの傾向としては新登場のファンドが注目をあつめTOP10入りするということがしばしばあります。

たとえば前回2015年では、同年新登場した三井住友・DC全海外株式インデックスファンドが信託報酬0.25%(税抜)という低コストでMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス連動する投信として注目を浴びて、第二位を獲得しました。

同種商品としてはそれまでeMAXISの全世界株式インデックス(信託報酬0.6% 税抜)がありましたが、コスト面で半分以下の水準であった三井住友・DC全海外株式インデックスファンドが大いに注目を浴びたわけです。

さて2016年はというと、以下の3つのグループがどれくらい得票するか注目しています。

①ローコストなインデックス投信の新シリーズ

ニッセイにつづけといわんばかりに登場した、DIAMアセットマネジメントの「たわらノーロード」シリーズと大和証券投資信託の「iFreeシリーズ」が注目です。たわらは昨年末登場でしたので、今年が実質初年度としての評価をうけることになります。iFreeはニッセイ、たわらよりも更にローコストなインデックス投信ですが、登場が9月とやや遅いためどこまで得票できるでしょうか。

②スマートベータ型インデックスファンド

スマート・ベータとは財務指標や株価の変動率など特定の要素に基づいて構成された指数でありJPX日経インデックス、S&P/JPX配当貴族指数、S&P500配当貴族指数など多く種類があります。これらに連動したファンドは従来のインデックスファンド並みのローコストでかつ市場平均インデックスを上回る成績を狙っている商品です。

③ローコストなアクティブファンド

アクティブファンド=高コストという概念を打ちやぶり、信託報酬が0.9%前後と従来商品よりもローコストとなるアクティブファンドです。たわらノーロードplusやピクテ投信投資顧問のiTrust世界株式、iTrust日本株式等があります。

①はひたすらローコストで勝負するインデックファンドにおける競合ですが、②、③は従来インデックスよりも高成績が期待できるスマートベータ連動、ローコストなアクティブ投信とそれぞれパフォーマンスとコストのバランスを考え直した新しい商品群です。

②や③のような新しいコンセプトの商品がどれだけ得票するか。たとえ注目度が高くても商品の種類が多いとかえって票の奪い合いとなり、どれも今一つ伸びないかもしれません。その場合はやはり①のようなローコストなインデックスファンド間での勝負になるのでしょうか。

さてさてさーて、皆さんが投票するファンドはもう決まりましたでしょうか。

え、まだ早いって?



2016年9月20日 (火)

(続)積立NISAでも現行NISAでもお好きにどうぞ

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(資産を増やすためには使えるものはなんでも使おう)

前回、金融庁のリリース「平成29年度税制改正要望について」の中にある積立NISAの創設について、紹介致しました。

さらに上述の要望書には積立NISAの創設だけでなく、現行NISAについての改善要望も盛り込まれており、引き続きこちらも取り上げてみます。


■現行NISA

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出展:平成28年8月 金融庁 平成29年度 税制改正要望項目

上記によると現行NISAに関する改善要望は次の2点です。

1)投資可能期間(現行:平成35年まで)の恒久化

⇒現行NISAは単年度あたりの適用期間を5年と区切っており、それが実施されるのが現状では平成35年迄となっています。これに対して平成36年以降も引き続き、年間120万円を5カ年の非課税期間とする枠を継続しようとするものです。つまり現行NISAの120万円×5か年分=600万円の累積投資額をずっと維持できる制度にして欲しいという要望です。

2)非課税期間(5年間)終了時の対応
①含み益が出ている場合
年間投資上限額(120万円)を一定額超過している場合であっても、ロールオーバーを可能とする
②含み損が出ている場合
払出し価額はそもそもの取得価額(100万円)とする

⇒順序逆に述べますが、②は非課税期間終了に時価で評価することに対して含み損がある場合のデメリットを解消するものです。もし時価が80万円であれば、非課税適用期間終了後のインカムゲイン、キャピタルゲインは100万円との差額20万円までは非課税となることでしょうか。

さらには①ですが、一定の含み益分含めてロールオーバーできるとはだいぶサービス精神旺盛な改善と感じます。

これらの改善要望がもしも実現するとなれば、現行NISAは多くのメリットが認められる優遇税制となり、これを選ばない手はないということになるでしょう。

それにしても積立NISAと現行NISAは選択制といいますが、わざわざ二者択一にする必要があるのでしょうか。口座を分けることでそれぞれを利用できるようになりたいものです。

■まとめ

今回、紹介した金融庁のリリースはこの他にも金融のグローバル化への対応にかかわる税制見直し等の提言が盛り込まれていますが、やはり素晴らしいのは前段にある「我が国家計の資産形成の現状」のパートから積立NISAを提案する5ページから8ぺージあたりのくだりです。そこには日本の個人の家計の現状、現行NISAの利用実態を通してみえた個人の資産形成の課題、金融機関に対する牽制などがコンパクトにまとまっております。

ここには一般個人を「貯蓄から投資へ」と向かわせようとする金融庁のあくなきチャンレジを感じるといったら大げさでしょうか。

しかし一方で、これは個人に対して「いつまでも国や自治体におんぶにだっこではなく、せめて税金分くらいはまけてあげるから、これからは自分でリスクをとって資産形成を行いなさい」というメッセージともとれます。

これに応えて着実に資産を増していくためには、個人には少しばかりの金融リテラシー、時間、そして忍耐力が必要かもしれません。

さて前回は積立NISAの創設、今回は現行NISAの改善について記事に書ききましたが、どちらも実現すればこれまでの現行NISAにくらべればなかなかメリットがでてきた制度と言えます。

20年という長期間の非課税?それとも中期+120万円の金額枠?どちらでもお好きなメニューをお選びいただき資産形成の一助にしていきましょう。

(あとがきにかえて)

前回、今回と取り上げた内容はあくまで金融庁の現時点での要望という形であり、まだ実現が決定したわけではありません。しかしいざ決定した際の内容理解をあらかじめ済ませておくという意のもとに今回取り上げました。

最後にWATANKOの勝手な希望ですが、NISAは最終的には積立と現行の2つが統合された最終形態に進化することを夢見ています。

すなわち、

*年間投資枠120万円(できればもうちょっと欲しいけど...)
*非課税期間は20年間
*適用年度は恒久化
*非課税期間終了時点では含み益の優遇、含み損の是正措置あり

となれば万々歳です。

金融庁、是非ともお願いします。

2016年9月19日 (月)

積立NISAでも現行NISAでもお好きにどうぞ【記事訂正あり】

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(貴方は20年間忍耐強く待てますか?)


WATANKOは今まで「5年後に時価評価」と「損益通算不可」の2つのデメリットを併せ持つNISAについて、活用するも、心のどこかでやや冷ややか目を持っていました。(せめてどちらかだけでも改善されればぐっとよくなるのですが。)

そこへきておよそ一か月前、金融庁が現行NISAとは別枠の長期投資を意識したNISAの創設を検討している旨をこの駄ブログで取り上げました。

関連記事
NISAに長期積立枠の創設が検討される

上記記事にある知らせを聞き、そこにNISAに対する金融庁のNever Give Upのマインドを垣間見て、WATANKOはその熱意にちょっと感動し、NISAに対してちょっぴり支持派に転向しております。

さてそんな折、金融庁から「平成29年度税制改正要望について」というリリースが出され、そこには別枠の新しい積立NISAの創設と現行NISAの制度改善について要望が盛り込まれておりました。

相互リンクさせていただいております個人凍死家テリーさんが上記について、ブログ記事を書かれておりますのでご紹介致します。

紹介記事
個人凍死家テリーの投資生活チラシの裏
金融庁の「平成29年税制改正要望」を見てみたよ。【積立NISA設立編】

テリーさんの記事の中にある、

今回の金融庁の税制改正要望は、実に攻めている、イケてる! 金融庁、GJ!


    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ'
 / / ,_ノ` )/ /  FSA,
(       /  good job!
 ヽ     |
  \    \

  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` ) 金融庁
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /

も、愉快さ満点ながら、そこでとりあげられている金融庁の「平成29年度税制改正要望について」に要注目であります。NISAに関するポイントをまとめると以下のとおりです。

■積立NISAのポイント

1)非課税投資枠
年間投資上限額60万円、非課税期間20年。(※ 長期・分散投資のメリットを十分得られるよう、現行NISAよりも年間投資上限額を小さくする代わりに、非課税投資期間をより長期とする)

⇒カッコ書きのところに、その狙いがバッチリと書かれています。金融庁が財務省との間で「金額枠の引き下げ」と「長期の非課税期間」のバーターを狙っているかのようです。年間60万円という枠も、月額平均5万円までというキリの良い金額であるし、また金融リテラシーがまちまちな個人投資家群に対して過度なリスクを取らせまいとする解釈とみても良いです。

2)投資対象商品
長期の積立・分散投資に適した一定の投資商品(例:バランス型ファンド、非毎月分配型ファンド等)

⇒ここもカッコ書きが重要。事例として「非」毎月分配型ファンドを記しています。要望書の前段で「金融機関が『顧客の最善の利益を考えて行動すべき』という原則(フィデューシャリー・デューティー)の確立」が課題として掲げられていることと符合してします。

3)投資方法
あらかじめ締結した契約に基づき定期・定額で投資(積立)を行うものに限定

⇒個人投資家に積立投資を定着させるためにここまでやるかという縛り具合です。もちろんながら積み立て投資実践中のWATANKOとしては100%フィットする縛りです。

4)恒久措置

⇒さりげないですが確かに「恒久措置」の四文字熟語。単年度あたり60万円の非課税枠は毎年20年間非課税期間が続くわけですが、それが恒久的に与えられるということになります。社会人になってから40年間継続すれば非課税投資枠は総額2,400万円となります。

【記事訂正】
適用期間は単年度あたり20年間なので、60万円×20年間=1,200万円が個人が同時に投資できる総額ということになります。したがい正しい表現としては「積立NISAにて個人が投資できる総額は1年目は60万円、2年目は120万、20年目以降はずっと1,200万円横這いとなります。」であります。本記事UP後にテリーさんからのご指摘いただきまして判明しましたので、ここに訂正致します。

個人の老後資金の運用原資としては積立NISAだけで十分かもしれません。

この積立NISAですが、現行NISAと比べてこちらを先に導入して欲しかったくらいです。まず年間60万円を上限に長期投資、積立投資を個人に浸透させる。その上で現行NISAのような5年程度の期間限定の投資枠をトッピングする。このような2階建てであれば2つのNISAがよくフィットするのではないでしょうか。
(注:上記はあくまで願望。要望書によると実際には積立NISAと現行NISAは選択制となっており、併用はできない模様です。)

それにつけても積立NISAは1)~4)の金融庁の要望どおりに実現するのであれば、広く個人に投資を促すにはなかなか良い制度設計であります。

中には20年という期間限定に不満を持つ人がでるかもしれませんが、そんな人達に聞いてみたいです。

「そもそも貴方は1つの金融商品を20年間保有した経験がありますか?もしも経験がないならば、未踏の期間の良し悪しについてどれだけのことを語ることができるというのでしょうか。」


さて、お次は現行NISAに関する改善要望です。

(つづく)

2016年9月17日 (土)

自動車選びで大事なこと-好きなモデルを選んで長く乗る

【9月16日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

68,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

24,281千円

■損益率

35.7%

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(下取り価格の王者ハイエース!でも誰しもがこれを選べばよいというわけではありません。)

住宅、保険、はたまた教育と並んで個人の大きな買い物のひとつに自動車があげられます。それゆえに経済的な視点からお得な自動車の選び方や買い方について指南する記事を巷ではよく見かけます。

そこで今回はWATANKO流の自動車の選ぶ際の視点について紹介してみます。

■自動車は繁雑に買い替えするほど総費用が嵩む

自動車は購入するたびに諸費用がかかります。また一定の下取り価格がでる年式のうちであってもモデルの人気度や個体のコンディションによっては下取り価格が想定よりも低くなることがあります。したがって自動車は繁雑な買い替えをするほど総費用が嵩む傾向にあります。

その点からいえば自動車は一度購入したら、その用途が必要であり続けかつ購入したモデルがそれを満たしているうちはできるだけ買い替えない方がお得といえます。

現代の自動車、特に国産車であれば余程酷い扱い方をしてこなければ、5~6年経過したくらいではまだまだ十分乗り続けられるコンディションの個体が多いでしょう。必要なメンテナンスはせいぜいタイヤと油脂類を交換するくらいです。


■自動車は下取り価格ではなく、自分が好きなモデル・仕様を選べばよい

よく自動車購入のアドバイス記事では将来の下取り価格を考慮して人気のモデル、グレード、ボディカラーを選ぶことを推奨するくだりを見かけます。自分の好みがもともと人気のモデル・仕様に合致していれば構いませんが、もしも異なる場合には自分の好みを優先しましょう。

前項のとおり自動車を長期に渡って保有する以上は、手放す時には市場価値はほとんどなく、モデル・仕様の人気度合いの差もあまり気になりません。それに長期に渡り保有する気持ちを保つためには、自分の好みにあったモデル・仕様を選んだ方が効果的であることはいうまでもありません。

考えてもみてください。他の多くの人が好む中古車を5年後に市場に供給するために、なぜ貴方が自らのお金でもって好きでもないモデル・仕様を注文しなければならないでしょうか。高額な買い物であれば、自分本位な選択がそこにあるのが自然ではありませんか。


■まとめ

自動車を徹底的に物理的な道具としかみなさず、かつ経済的な視点から費用を最小限に抑えるための一つの選択肢をあげます。

それは諸費用含めた取得価格が500千円以下の中古車、できれば排気量が少ないグレードを買う事です。それを車検2回、5年度程度で乗り潰すことを繰り返します。

取得価格500千円以下には自動車取得税がかかりません。排気量が少なければ自動車税もその分安いです。積載能力の大きさを求めるならミニバンを選ぶことになるでしょう。

しかしこのような趣味性を全く排除した選択肢に果たしてお金を払う気になれるでしょうか。大抵のユーザーは多少なりとも自動車を所有する喜びや楽しみ、自動車選びのこだわりを持っており、+αのプレミアムコストを負担して自動車を購入しているのが多くの実態ではありませんか。

所詮それはスマホやタブレットがまだ使えるにも拘わらず機種交換したくなる、タンスに売るほど衣料のストックがあるのにまたアウトレットで買い込んでしまうのと同じであります。

最後にもう一度。

自動車を購入する時に、趣味性やこだわりがそこに備わっているのならば、どうぞお好きなモデルをお買い下さい、そしてそのモデルをできるだけ長く愛用下さいとWATANKOは是非ともお伝えしたいです。


(あとがきにかえて)

妻ミサト「他人に『長く愛用下さい』というわりには自分は守れていませんね。」

WATANKO「ぐぬぬ。これまではね。でも今の保有車はどれも買い換える気が起きないモデルばかりです。」

妻ミサト「はい、OK」

WATANKO「なにそれ」

妻ミサト「次に買い替えしたいと泣きついて着た時に、今の発言を聞かせようと思ってボイスレコーダーに録音しました。」

WATANKO「!!!」

2016年9月14日 (水)

BNDからの2016年9月分分配金


【9月13日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

68,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

24,555千円

■損益率

36.1%

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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。

さてBNDから2016年9月分の分配金が入金されました。税引き後で238.96ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

201609301

続きまして債券に関する雑感です。

インデックス投信の信託報酬をアセットクラス別にみたときに、SMTやeMAXISがインデックス投信シリーズとして登場した頃は、先進国株式と先進国債券では同じ信託報酬を設定していました。インデックスeやFunds-iも同様です。

ところが近年の投信コスト革命を経た現在においては、先進国株式と先進国債券で信託報酬に違いをつけているところが目立ちました。違いとは先進国債券の方が先進国株式よりも安価になってきたということです。

特に現在、廉価な信託報酬のトップランナーともいうべきiFreeシリーズですが、先進国株式が信託報酬0.21%に対して、先進国債券は0.18%とより安いです。

債券クラスは株式クラスに比べて期待リターンが低い傾向にあるため、信託報酬がより低廉な傾向となることは大いに歓迎であります。iFreeシリーズの水準をみると、長い事、安価でならしていた先進国債券クラスの海外ETFの水準まで、インデックス投信もあと一歩というところまできています。

インデックス投信の信託報酬がここまでローコストになったのだから、先進国債券への投資を検討してみようか、というインデックス投資家が出てきてもおかしくないかもしれませんね。

2016年9月10日 (土)

0.2%で投資できる時代

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(お金を増やすのにお金をつかっては本末転倒!?)


資産運用の秘訣のひとつには投資先を分散させて価格変動リスクを低減させるという分散投資の考えがあります。特に投資信託は限られた資金で分散投資を行う金融商品として適当であります。

ですが個別株を用いた投資派からは「年間の維持コスト(信託報酬)を支払うなんてばかばかしい」という指摘も時折聞こえてきます。

これは一理ございます。投資信託を分散投資によるリスク低減と引き替えに、集中投資で狙うことが出来る飛び抜けた高いリターンは望みにくいです。それ故に投資信託では保有者が負担するコストはできるだけ抑えたいところです。

そんな中にあって売買手数料に3%、信託報酬に1.5%なんて支払っていたら大変な負担です。それだけのコストを支払っていたら、(リスクは横においておき)個別株の平均リターンと比べて不利であります。それはあたかもサッカーで11人相手に9人で勝てというようなものでしょう。

こうして資産運用の秘訣としては分散投資と並んで低コストを追求することも重要です。そこで幸いなことにはインデックス投信においてはコストが昨今とても低減されてきています。

具体的にはWATANKOがインデックス投資を始めた2008年頃は信託報酬の水準は国内系で0.5%、海外系は1%近くの水準でした。(更に2000年代半ばにインデックス投資を始めた諸先輩方たちは、そもそもコスト以前に各アセットクラスのインデックス投信を揃えることからしてご苦労されていたようです。)

その後にSMTシリーズが登場し、国内系はもちろん海外系アセットクラスの投信が軒並み1%を切る信託報酬で発売開始されました。その後もインデックス投信の信託報酬の低減は進み、それは昨年の投信のコスト革命によって更に一段と加速しました。

直近では国内REITクラスと先進国REITクラスについても、信託報酬の最安値記録を更新する新商品が設定されました。

参照記事
インデックス投資日記@川崎
三井住友・DC日本リートインデックスファンドと三井住友・DC外国リートインデックスファンドが信託報酬最安で新登場

●三井住友・DC日本リートインデックスファンド
信託報酬0.26%

●三井住友・DC外国リートインデックスファンド
信託報酬0.28%

ついにREITも信託報酬がここまで引き下がったかと、WATANKOはちょっと驚きました。

先日設定されたiFreeシリーズに対して、日本及び先進国REITについて上記の三井住友DCシリーズを置き換えれば、各アセットクラスごとに信託報酬が0.2%台のインデックス投信がほぼ出揃うことになりました。バランスファンドですらも0.2%台なのです。

0.2%台に未達である新興国株式クラスですら0.495%(MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする「たわらノーロード新興国株式」)と、3年前の先進国株式クラスの最安値水準であった0.5%を下回っています。

さらには日本株式や日本債券クラスにおいては0.2%すらも切る水準です。

これらの商品を中心としてポートフォリオを組めばどんなアセットアロケーションであっても大抵はポートフォリオの信託報酬の加重平均は0.2%台を達成できるでしょう。

簡略化していえば1,000千円で投資信託を買うと、年間とられるコストは0.2%ならば2,000円。土日をのぞく運用会社の営業日数を250日とすれば一日あたり8円です。インデックス運用でよければ1日8円で1,000千円を運用してもらえるのが今日の資産運用の世界であります。

今や0.2%のコストを支払えば、多くの人が同じように分散投資を実践できる時代になりました。

なお補足すればネット証券を使えば金融機関まで出向く交通費もかからず、また余計な金融商品を勧められることもありません。

おまけに(未だ課題もありますが)NISAの導入や個人型のDCの拡充など証券投資を優遇する税制もまた税金という名のコストを下げてくれます。


世界の資本主義経済が従前と比べて、今後一体どのように推移していくかは想像もつきませんが、少なくとも目標リターンを得る勝算が少しは高まったことをWATANKOは大いに歓迎したいと思います。

2016年9月 8日 (木)

WATANKOのマイカー購入履歴

著名ブログ“ももねいろ”にて執筆者の桃音さんが、自身のこれまでの自動車購入履歴を記事にされていました。

参照記事
ももねいろ
20代の車選びは間違いだらけで失敗と後悔の連続。我が家の10回買い換えた車の購入履歴


これに触発されまして、車好きのWATANKOもまた自身のマイカー購入履歴を紹介してみたいと思います。

●1988年~1990年 トヨタ コロナ・クーペ

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免許を取得して新しい車が欲しくてたまらないWATANKO。当時9年落ちのコロナ・マークⅡに乗っていた父を説得し、WATANKO家の新マイカーとして購入したのがコロナ・クーペです。

メカニズム面からみれば何の変哲もない2ドア・クーペですが、ダークカラーがよく似合う流麗なクーペデザインが気に入って選びました。

結局、父は古いマークⅡに乗り続け、コロナ・クーペ゚はWATANKOの実質専用車になりました。週末は実家に戻りコロナ・クーペを引っ張りだしてドライブ三昧でした。

大学生時代の良き思い出となる1台でした。

この車のオーナー経験から以来、WATANKOが人生最後のマイカーもやはり2ドア・クーペにすることを心に決めています。

関連記事
マイカー回顧録その1 トヨタ コロナクーペ(ST162)

「・・・でも、本当は半年後に発売されたシルビア(S13)がすぐ欲しくなったんだよなあ。」

●1990年~1994年 マツダ ユーノス・ロードスター

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さて車に興味をもち自動車雑誌を読み漁ったWATANKOが、コロナ・クーペの買い換えを目論見む中で決めたのがユーノス・ロードスターでした。

ロードスターはWATANKOの自動車価値観を決定づけた1台です。軽量なオープン2シーター。徹底的に考え抜かれたパッケージとコスト。シンプルで素晴らしいデザイン。

主に就職してからの独身時代はコイツと昼も夜も走り回っていました。

しかしながら結婚を控えた時期に手放すことにしました。これほどに気に入った車でも、他の車に対する好奇心を抑えつづけることはできませんでした。

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マイカー回顧録その4 マツダ ユーノスロードスター(NA8CE)

「・・・でも、実家の車庫に登録抹消して保管しておけばよかったかも、と後悔。」

●1994年~1996年 シトロエン XM

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WATANKOのマイカーで初の中古車です。3年落ちのおそらくは広報車あがりの個体を新車価格の半値弱で購入しました。

XMは当時のシトロエンのフラッグ・シップモデル。ザ・宇宙船といった独特のウェッジシェイプなデザインです。ロングホイールベースで車内は広く、シートの出来もすばらしい。どんな長距離ドライブでもこなせる車でした。

しかし信頼性が低く故障が相次ぎ、累計修理費用が900千円を越えたところで維持を断念しました。当時長男が生まれたばかりでこれ以上、トラブルを頻発させるマイカーの保有は困難でありました。

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マイカー回顧録その5 シトロエンXM

「・・・でも、故障さえしなければベンツにも負けない押し出しの効くエスプリ・カーだったのに。」

●1996年~2000年 マツダ デミオ

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シトロエンは当時マツダで輸入販売を手がけており、XMは購入と同様に売却をマツダのディーラーにて済ませました。そこで緊急避難として購入したのが当時マツダの新しいモデルブランドして発売されたばかりの初代デミオです。

デミオでは夫婦+幼児の長男と3人でよく出かけました。この頃は勤務先の業績不振で給与カット、色々な出費が重なり家計も苦しかったですので、維持費が安いデミオはとても助かりました。

それに小さいハッチバックといっても大きなサンルーフ、よくできたシートと使い勝手のよいパッケージでちっとも惨めな気持ちになることもなく、小さな車によるカーライフを堪能しました。丁度免許をとった妻にとっても良い練習車となりました。

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マイカー回顧録その6 マツダ デミオ(DX)

「・・・でも、こいつも保有継続していれば、田舎暮らしの際の妻用セカンドカーにできたなあ。」

●2000年~2007年 シトロエン エグザンティア

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資格試験に合格したWATANKOは自分へのご褒美として大好きなシトロエンの再びオーナーとなりました。XMと同様にロングホイールベース、ハイドラクティブサスペンション、よくできたシートと3つの神器をそなえたロングツアラーです。

このエグザンティアを手に入れた時は本当にうれしかったです。XMとは異なり大きな故障も無くシトロエン・ライフを堪能しました。

今でも振り返ってみればWATANKO家のベスト・ファミリーカーです。幼い子ども二人を乗せて幸せな気分でドライブを楽しむ日々でした。

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マイカー回顧録その7 シトロエン エグザンティア

「・・・でも、まわりから見ればホントに目立たない地味な車だったなあ。」

●2005年~2006年 ダイハツ ミラ・ジーノ 

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認知症にかかった父が最後に保有していたトヨタ・プラッツを下取りに出してWATANKO家初の軽自動車購入です。2003年から田舎暮らしを始めたWATANKOにとって、ちょうど妻向けに小ふりなセカンドカーが欲しかったので、丁度良い機会でした。

ミラをベースに英国ミニをパクったクラシックもどきデザインにすぎませんでしたが、実車をみるとなかなかどうして気に入ってしまいました。

しかしながら購入後1年も経たないうちに、WATANKOが海外赴任となり家族そろって転居するため売却することになりました。

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マイカー回顧録その8 ダイハツ ミラジーノ(L700SL/L710S)

「・・・でも。天井が低くてWATANKOは実はとても窮屈だったなあ。」

●2007年~2017年 ダイハツ ムーブ・カスタム

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海外から帰国したWATANKOが、売却したミラジーノに代わって購入したのがムーブ・カスタムです。ワゴンRとならぶハイトワゴン系の鉄板の選択肢でした。妻用なので奇をてらうことなく王道的な車選びでした。

軽自動車でも後部座席を倒せば、高い室内高とあいまって結構な荷物が積めました。ミニマムではありますがマルチビークルとして今でも重宝してします。

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マイカー回顧録その9 ダイハツ ムーブカスタム(L175/L185S)

「・・・でも、カタログで選んだボディカラーよりも、別の色が良かったことに気が付いたのは購入後だったなあ。」

【2017/8/30追記】
エンジンオイル交換を怠り、エンジン破損。修理を断念して買い換えました。

●2007年~現保有 BMW325i Mスポーツ

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妻用のムーブ・カスタムの購入にムラムラきたWATANKOは、半ば衝動買いにてシトロエンからBMWに乗りかえました。もともと社会人になる前からBMW、特に3シリーズには興味津々でした。

乗ってみると、とてもスポーティでドライバー寄りなモデルあることがひしひしと伝わります。ボディサイズ、デザイン、エンジン、トランスミッション、パッケージ等どれも隙がなくよくできたスポーティ・ファミリーカーです。売れるのもわかります。

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マイカー回顧録その10 BMW325iMスポーツ(E90)

「・・・でも、乗り心地だけはエグザンティアの方が良かったなあ。」

●2016年~現保有 マツダ ロードスター

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ロードスターが4代目にFMCして、その仕上がりの素晴らしさに半ば衝動買いしました。(こればっか)

なお当初、ロードスターの購入にあわせてムーブとBMWを売却し、2台の中間のサイズのモデルに買い換える予定でしたが、特に急ぐ必要もなく一旦中止しました。

結局3台を使い分けたままで現在に至っています。

ついにふたたび手に入れたロードスター。今度は簡単には手放したりはしません。

「・・・でも、いつか将来、子どもが乗りたがったらよろこんで譲るつもり。」

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NAからNDへ、ふたたびロードスターと過ごす日々の始まり
(続)NAからNDへ、ふたたびロードスターと過ごす日々の始まり

以上、駆け足でしたがWATANKOの28年間のマイカー購入履歴をとりあげてみました。

振り返ればマツダ2台、ダイハツ2台、シトロエン2台、トヨタ、BMW各1台という分布です。

別にマツダ好きというわけではなく、贔屓にしているのはロードスターであります。でも現在の同社のモデルはどれも十分魅力的でありますのでお勧めです。

そしてこれまでの履歴の中でミニバンは見事に1台も入っていません。なぜならWATANKOの所有欲が湧いてくる車はドライバーズカーであることが必須条件なのですから。

クーペあり、セダンあり、はたまたオープンカーありの購入履歴でありますが、そこは一本筋を通した車選びであります。

2016年9月 3日 (土)

2016年8月末運用状況

夏は過ぎ去り、日中の暑さも幾分か和らいできました。皆さんは無事に夏休みを取得して、羽を伸ばせたでしょうか。

WATANKOは仕事の都合により、今年はまだ休みを取れていません。働きっぱなしです。ライフワークバランスもヘチマもない状態はもうしばらく続きそうですが、趣味の時間も少しづつでも持ち続けて、頭の中から仕事を忘れることを欠かさないようにしたいと思います。

そんな中にあってこのブログもまた趣味のひとつであり、コツコツと続けています。また趣味ではありませんが、投資もコツコツと続けていきます。

さてインデックス投資を初めて8年6ヶ月、102ヶ月が経ちました。2016年8月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは103.42円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

201608314

売却済みファンドの履歴は以下のとおりです。

201608315

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201608316

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
5.0%(4.6%)

●リスク
13.2%(13.2%)

●シャープレシオ
0.38(0.35)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
68,000千円(68,000千円)

●評価損益+確定損益分
25,727千円(25,517千円)

●運用期間
102ヶ月(101ヶ月)

●元本平均残高
46,796千円(46,586千円)

●平均年間利回り
6.5%(6.5%)

<概況>

仕事が忙しい時期が続く中、相場をほとんどろくにチェックをする時間も乏しかったのですが、今年はこれまでのところ大きな変動はありません。

6月にBrexitが起きた際には、下落の発生と長期化が心配されました。たしかに相場は一旦下がるも、すぐにもとの水準に戻り、以降横ばいが続いています。WATANKOの運用資産の残高も90百万円代半ばをうろうろしています。

こんな時でもファンドマネージャーはリターンを出そうと、過度なリスクをとってでも儲かりそうな銘柄、投資先をさがすのでしょう。

個人投資家はひたすら積み立て投資を続け、暴落時はできる範囲で追加投資をするだけです。

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