ニッセイ、信託報酬最安値の座 2016
【10月21日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
68,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
26,663千円
■損益率
39.2%
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(おなじみ、ニッセイです。)
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前回記事でもちょっとふれたとおり、ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイ)が既存のインデックス投信ラインナップである<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬を昨年に続いて再び引き下げてきました。
注目度は相当に高く、既にいくつかのインデックス投資ブログで紹介されています。中でもここでは速報性に優れた以下のブログ記事をご紹介します。
バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩む
ニッセイAMが「購入・換金手数料なし」シリーズ7ファンドの信託報酬率引き下げを発表
信託報酬の引き下げの詳細は上記記事をご参照いただくとして、<購入・換金手数料なし>シリーズの中で特に引き下げの注目が高いのは次の2つではないでしょうか。
★<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
信託報酬 0.29%⇒0.18%に変更 (税抜、以降全て同じ)
日本株式アセットクラスのインデックス投信はTOPIX連動であれ、日経225連動であれ、信託報酬は完全に0.2%未満の領域に入ってきています。しかもこのニッセイTOPIXインデックスファンドはベンチマークがTOPIXの配当込みですから言うこと無しであります。
TOPIX連動のインデックス投信の信託報酬がここまで低くなると、コスト面では1306等のETFの背中が見えてきたといっても過言ではありません。
★<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
信託報酬 0.24%⇒0.20%に変更
「投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year」にて2年連続で第一位を獲得しており、インデックス投資ブロガー達の中で現在、最も支持が熱い商品です。
昨年、後続する新商品を意識して信託報酬が引き下げられました。それでもたわらノーロード、iFreeシリーズの方が信託報酬はわずかながら低かったわけです。
たわらノーロード先進国株式 0.225%
iFree外国株式インデックス 0.21%
そこへきて今回はこれら2商品を下回る信託報酬へと改定を行い、ふたたび「信託報酬最安値の座」を獲得しました。
アセットマネジメントOne(たわらノーロード)や大和証券投資信託委託(iFreeシリーズ)からみれば低い信託報酬の商品でもって資金を集めてニッセイを追撃したいところですが、これでは資金流入に関してニッセイとの差は縮まらないでしょう。
■まとめ-インデックス投信のシェアは固定化の方向へ
昨年に引き続き、インデックス投信のコスト革命の動きは今年もまた活発な様相です。
しかしながらWATANKOは以下の理由からインデックス投信の資金流入のシェアは現在の状態が固定化する方向になると予想しています。
理由1)そろそろ信託報酬の引き下げも限界ではないか
iFreeシリーズやニッセイの各商品の信託報酬の水準をみると、かなり低いところまで引き下がってきております。これら商品よりも更に信託報酬が低い商品が今後でてきたとしてもその差はわずかな程度にとどまるのではないでしょうか。
そうなると個人投資家からみて積み立てあるいは保有商品の切り替えを行うまでには至らないという判断になるでしょう。
理由2)個人投資家の他社への期待心理が商品乗り換えを阻む
理由1を否定して、既存/新商品問わず、それなりにコストインパクトがある商品が登場したとしましょう。その場合、個人投資家には「この商品に対して、ニッセイ他各社はどう動くだろうか。注視したい。」と期待する心理が働くかもしれません。信託報酬が最安値になった新商品に拙速に飛びつくも、既存の保有商品が改定され、その新商品と同等ないしは優位に立つこともありえます。(まさに今回のニッセイのケースがそれ。)
以上の想定される展開から、信託報酬最安値の商品が発売されたとしてもたちまちのうちにその商品の資金流入が伸びるとは思えません。
つまりは資金流入のシェアは現状から大きく動くことはなかなかないかもしれません。
ちなみに以下は2016年1月~6月の資金流入額のシェアです。
このままの勢力図が続くとすれば、いよいよニッセイは信託報酬最安値の座、ひいてはインデックス投信のチャンピオンの座をゆるぎないものにするでしょう。
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理由2を強く期待しています。
当初より報酬を下げていく事を前提に作られている商品なんでしょうか、儲かってなさそうなのが気になりますが
投稿: たんちん | 2016年10月23日 (日) 08時21分
たんちんさん
コメントありがとうございます。
ニッセイの資金流入ペースは断トツなので、しばらくすれば利益もあとから追いついてくるのではないでしょうか。
投稿: WATANKO | 2016年10月23日 (日) 21時59分