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2017年3月24日 (金)

ホンダよ、至高のチャンピオンドライバーにこれ以上、駄馬を与えないでほしい

今週末からF1の2017年シーズンが開幕します。プレシーズンテストからみえる今年の勢力図は昨年同様メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強。中でもフェラーリが好調のようです。昨年は何かとへそをまげてやる気をなくしていたセバスチャンも今年はやる気満々になってくれるでしょうか。

そして日本のF1ファンにとって気になるのはマクラーレン・ホンダの動向ですが、残念ながら芳しくありません。原因はホンダのPU(パワーユニット)にあるようです。

マクラーレン・ホンダのエース・ドライバーはハミルトン、ベッテルと並ぶトップ・オブ・トップドライバーのフェルナンド・アロンソ。

ホンダははF1に4度目の参戦をして今年で3年目になりますが、過去2年同様低迷が続いています。PUのパワーや信頼性の不足などが改善できていません。

アロンソはドライバーとしては文句なしでありますから、ホンダは早くPUの競争力を高めて、アロンソを勝てるマシンで走らせてほしいものです。

思い起こせばホンダは前回3度目のF1参戦期(2000年~2008年)の間にも同様に、当時トップ・オフ・トップドライバーのひとりであったジャック・ビルヌーブを起用したものの、彼に勝てるマシンを与えることができずに、何シーズンもの時間を浪費させ、ビルヌーブのF1ドライバー・キャリアを台無しにさせてしまった過去があります。

またビルヌーブが去った後、エースドライバーとなったジェンソン・バトンに対しても、ホンダは大半のシーズンにおいて競争力があるマシンを与えることができず、さバトンの大開花はホンダ撤退後のブラウンGPでのチャンピオン獲得まで待たされることとなりました。

2000年代前半はミハエル・シューマッハのフェラーリが圧倒的に強いシーズンが続いたという不運もありますが、チーム体制の変更が多発し、マネジメントが安定していなかったことやマシンの開発が進まなかったホンダ自身に責は無しと言えないでしょう。

今のアロンソをみていると、ビルヌーブやバトンの二の舞とならないかとても心配になります。いや、もはや半分そうなっているといっても過言ではありません。マクラーレン・ホンダに移籍してこれまで2年間辛抱してきたアロンソですが、今シーズンもまた我慢の年となりそうです。

F1ドライバーが自己の実力のピークを発揮できるのは長くても10年程度です。その限られた期間の中で、どれだけ勝てるマシンに乗れるかがチャンピオン争いに食い込める回数を決めることになります。

アロンソが2度目のチャンピオンに輝いた2006年から10年間も無冠が続きました。最後にチャンピオン争いに加わったのは2012年。それ以降もう4シーズもチャンピオン争いからは蚊帳の外です。彼は現在35歳。もう残された時間は多くはありません。

我々F1ファンは、至高のドライバー達のレベルの高いレース展開やチャンピオン争いを望んでいます。WATANKOは、ことさらアロンソのファンではありませんが、速さと強さが高次元でバランスした彼のドライビングはとても魅力的であります。彼のようなトップ・オブ・トップのチャンピオン・ドライバーにいつまでたっても駄馬しか与えられないホンダには、早急な改善を促したいものです。

マクラーレン・ホンダで優勝するフェルナンド・アロンソ。そんな姿をみることができたら最高にエキサイティングになるでしょう。それが鈴鹿ならまさに言うことなしです。


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