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2017年6月28日 (水)

またひとり、不動産投資+インデックス投資を実践した個人投資家ブロガーを発見

【6月27日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

76,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

41,475千円

■損益率

54.6%

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(おっ、WATANKOによく似た個人投資家を発見なり。)

個人投資家の間で米国株投資と並んでいま熱いのが不動産投資、と勝手に分析する駄ブロガーWATANKOですが、先日、とある個人投資家ブロガーの方からお願いを受けて相互リンクを貼らせていただきました。

ご紹介ブログ

予告されない投資の記録

管理人のぴいとさんは、株式投資、不動産投資と経て今はインデックス投資を行っている方です。

WATANKOは不動産投資をやっているといってもその実態は、もともと手持ちの不動産を活用する範囲にとどまるパッシプ、はたまた成り行き不動産投資家であります。本格的な不動産投資家にくらぶれば、亜流・傍流もいいところであります。(不動産投資の苦労面では、結構負けない自信がございますが。)

それに比して上記ブログのぴいとさんは、王道の不動産投資の経験の持ち主です。かといって華々しい成果だけでなく、少額訴訟を起こされた等苦悩した面もあり、そのあたりは等身大、身近な印象を覚えます。

もし若い方々でこれから不動産投資に乗り出そう、または乗り出し始めたという方々にとっては経験者の事例として参考になるやもしれません。

また上述のとおり株式投資の経験もお持ちであり、株式投資と不動産投資のわかりやすい比較記事も書かれています。

参照記事

株式投資と不動産投資

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なおWATANKOは不動産投資を手放しで勧めているわけではありません。資産形成の方法は色々ありますが、それぞれの仕組みやメリット、デメリットをよく理解して選択の有無を決めるべきと考えています。

不動産投資もまたやる、やらないを明確に判断するために、十分な情報が必要です。

情報は書店で平積みされている書籍や、業者や有識者が開くセミナーから得られるかもしれませんが、時として美麗字句を並べて、いいことばかりを謳うなど推奨一辺倒のケースがあるでしょう。情報を提供する側はそれで儲けたいからです。

それらだけでなく、実際に不動産投資を手がけたことがある個人から聞くことができる成功も失敗も織り交ぜたストーリーもまた重要な情報であります。

なおぴいとさんのインデックス投資は国内の定番ともいえるインデックス投信の他、VTやBND等海外ETFをいくつかバイ&ホールドするなど、WATANKOとしても参考になる商品構成であります。

今後の資産運用が目標達成できるよう祈念しております。

2017年6月26日 (月)

直近1年に多く閲覧いただいた当ブログ記事―2016年7月~2017年6月

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(直近1年間で最も読まれた当ブログ記事はコレです。)

著名な個人投資家ブログの真似事ではありますが、今回はこの駄ブログで2016年7月~2017年6月までの直近1年間にて多く閲覧いただきました記事のトップ10を紹介致します。(ちなみの当ブログでは半年おきに直近1年間でのアクセス数トップ10記事を紹介しています。)

先ずは第10位から第6位まで。

★第10位 確定拠出年金-2016年12月末運用状況&10年間の振り返り(2017/1/7) 2,317PV


⇒確定拠出年金に関しては、半年毎に運用状況を記事として取り上げています。特にこの時はWATANKOの勤務先が同年金を導入して丁度10年が経ったという節目の時期でした。

おっとそろそろ6月末の運用状況を報告する時期が近づいてきました。


★第9位 インデックス投資ナイト2016に参加しました(2016/7/10) 2.405PV

⇒インデックス投資ナイトは2015年の初参加に引き続き2回目です。本番前の懇親会で既に仲間と盛り上がり、そのまま本会になだれ込みという展開でありました。この手のイベントに参加する時には、WATANKOは大抵年長組ですが、ひるまず出会った若者たちとワイワイ、ガヤガヤやっています。

★第8位 (続)毎月積み立てはいつがよい? (2010/8/23) 3,133PV

古い記事ですが、前回に引き続き、今回もなぜかトップ10入りしています。個人投資家の皆さんは、月次の何時、積み立て実行しているのでしょうか。

★第7位 iFreeシリーズ登場、後発だけあってよく考えられたラインナップです(2016/8/29) 3,318PV

⇒iFreeシリーズ、その後どうなってしまったのか。特にラインナップの中にあった8資産バランスは発売当初、8つの資産に非常に低コストで投資できるため注目を浴びました。しかしその後、ほんのわずかですが、iFreeを更に下回る信託報酬が話題となり、MAXIS Slimバランスにとってかわられた感が...いえ、後日ちゃんと実績をもとに検証してみます。

★第6位 冷静に考えると選ぶべきはポルシェ・ケイマン(2013/8) 3,543PV

⇒クローズト・スポーツカーなら、あらゆる意味でコスパ最高な1台です。迷わずお勧めします。

続いてトップ5であります。

★第5位 (続)NAからNDへ、ふたたびロードスターと過ごす日々の始まり (2015/7/20) 3,780PV

⇒この前の記事とのカップリングで、よく読まれております。ありがたや。

★第4位 55歳で早期リタイアできれば十分幸せかもしれない (2013/9/5) 

⇒最近、特に勤務先での仕事がきつくなりましたので、ますます記事タイトルのように早期リタイアに憧れる日々です。

★第3位 配当貴族インデックス・オープンに死角はないのか(2016/8/26) 5,339PV

⇒配当貴族のファンドは注目度が高いですね。ちょっとネーミングが庶民ぽくないところも保有者の心をくすぐるのでしょうか。

★第2位 NAからNDへ、ふたたびロードスターと過ごす日々の始まり (2015/7/19) 7,733PV

⇒この記事は引き続き閲覧数を根強く集めています。当ブログ開設以来の累計ではおそらくNo.1のアクセス数でしょう。

★第1位 燃費でハイブリッドを選んではいけません(2017/5/4) 10,816PV

⇒閲覧数は第2位を大きく引き離してトップでした。よくある自動車記事です。ハイブリッドを選ぶ皆さん、たとえ自動車関連の税金が優遇されたとしても、HVの高燃費で割高な車両価格の分のもとをとるのはとても困難です。

(あとがきにかえて)

例え自分の興味が薄くとも旬の話題や人気があるテーマ、煽りネタ、誰かに対する中傷を自分のブログ記事に取り上げれて書けば、閲覧数(PV数)を伸ばせるかもしれません。

しかしそのような記事ばかりが目につくブログは、WATANKOには、さながら2ちゃんねんのスレッドのように荒んで見えます。

今回、第1位となった自動車記事「燃費でハイブリッドを選んではいけません」などはその取り上げ方に慎重さが必要な内容であり、WATANKOにも反省すべき点があるところは否めません。

そんな荒んだブログになることは、どのブロガーにとっても本意ではないはずです。来訪者が後から読み返してもやっぱり「イイネ!」と思ってもらえる記事をひとつでも多く書きたくて、WATANKOは睡眠時間を削ってでもこのブログをイキイキと続けています。

皆様におかれましては「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」をご笑覧のほど、よろしくお願い申しあげます。

2017年6月24日 (土)

2017年6月の積み立て購入商品

【6月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

76,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

40,646千円

■損益率

53.5%

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WATANKOは給与所得と不動産賃貸収入から得た余裕資金をもって日本株式、先進国株式、新興国株式のインデックス投信をSBI証券にて毎月積み立て購入しています。

積み立て購入にあたってはSBI証券を利用しています。月に1度、ログインして注文を出すときだけ、自分が投資を行っている実感がほんのちょっぴりだけ湧いてきます。

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

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さらに6月の仕入れの結果、5月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

201706303

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2017年の分のみの表記としています。

さて今月も定期預金さながらに無感動のまま、積み立て投資を実行しました。

さらにこれからは先日開設した妻の口座を使い、妻がリスク商品の購入し、資産運用をスタートさせねばなりません。

関連記事

ついに妻の証券口座を開設

上記でも書きましたが、妻の資産運用はWATANKOよりもはるかに「ほったらかし」になりそうなので、現在の最有力候補はローコストな海外ETFのバイ&ホールドスタイルを勧めています。

ただ一口に海外ETFといっても、実に様々な種類があるので、只今最新情報を確認しつつ検討中です。

世界中の株式に分散投資するのであれば、

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)

で決まりなのですが、

iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV) または バンガード S&P 500 ETF(VOO) 、

さらには

バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)

も良いし、

iシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF)

なんてのもあります。

ここは慌てずにゆっくり考えていきたいと思います。

うーん、この辺りのちょっとしたワクワク感は、新しいマイカーを選ぶときに似ていますね。

ドラゴンボールの孫悟空風に言えば「オラァ、なんだかワクワクしてきたゾ!」

2017年6月20日 (火)

米国株への集中投資を選んでも良いがリスクコントロールを忘れずに

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(投資先といえば、やっばり米国!?)

ここのところ株式相場が好調、ドル円の為替相場も安定しているとあって、個人投資家ブログの間では上昇気流にもっとのらんばかりと、中でも特に調子がよい米国株への集中投資を実践するところが目につくようになりました。

そこへきて相互リンクいただいているフクリさんから、ブログ記事閲覧者に向けて

株式は幅広く分散した方がよいのか、米国への集中投資がよいのか、みなさんはどう思われますか?できれば読者さんや他のインデックス投資ブロガーさんの考えを教えていただきたいです。

との問いかけあり。

参照記事
フクリの海外ETF長期投資
(インデックス投資の疑問) 株式はアメリカのみに投資をすればいいと思いますか?

そこで万年素人個人投資家 兼 駄ブロガーWATANKOも僭越ながら、自身の考えを述べたいと思います。

【原則】個人投資家にとって今の投資インフラ環境下であれば、リスクコントロールができるかぎり国際分散投資、米国への集中投資、いずれでも構わない。

WATANKOは基本的には国際分散投資を支持しているので、もうそれで十分、完結なのですが、米国への集中投資も許容できます。ただしそれはリスクコントロールをしっかりと行うことが付帯条件です。

■リスクコントロールだけはお忘れなく

ドラマ「小さな巨人」の香坂課長代理(長谷川博己)ではありませんが、「米国への集中投資を選択する人の気持ちになって」考えてみました。

☆世界中に分散投資すると、そこには日本のように経済成長ひいては株価上昇が緩慢な国々が含まれてしまいリターンが抑制される。

☆米国は移民による人口増と経済成長、それらに裏打ちされた株式市場の上昇が見込まれる。単一国としては規模が突出しており、また企業統治や株式上場制度がしっかりと機能しているため投資環境としても整備が進んでいる。(=国単位でみると投資先として世界でもっとも魅力的である。)

☆日本から米国株へ投資するにあたっては、広範な銘柄・商品が十分にあり、かつ手数料が廉価なネット証券の存在があり、時差も考慮すれば環境が整っている。

・・・よし、世界の経済成長の最もおいしい上澄み部分ともいえる米国株に集中投資をすることで、限られた資金を効率よく増やしていこう!

米国株への集中投資したくなる人も気持ちはざっと上述なところでしょうか。

さて、他の多くのブロガーがブログ記事で指摘しているのと同様に、WATANKOもまた世界経済の動向ひいては米国株の今後の値動きがどうなるかなどわかるはずもありません。

それであっても米国株への集中投資が国際分散投資よりも良いリターンを得られると信じる個人を止めることはできません。

そこで一言だけいっておきたいです。「リスクコントロールだけはお忘れなく」

具体的には、次の2つがあげられます。

■その1.単一国に投資することになる分、リスクマネー総額を抑えること

言うまでもなく、米国株への集中投資は国際分散投資よりもリスクが高いです。これは国際分散投資よりも高いリターンを狙う以上は当然でしょう。ならば相場の暴落により生じた損失をリスク許容量の範囲内に抑えるべく、そもそも国際分散投資よりもリスクマネー自体を少なくする必要があります。

イメージでいえば、国際分散投資の場合のリスクマネーが10,000千円の時に、米国株に置き換えるとリスクがより大きいので貼ることができるリスクマネーが8,000千円に抑制する必要があるということです。

リターンの総額はリスクマネー×リターン(%)となりますが、この場合だとリターン(%)の高い投資先を選んでも、貼ることができるリスクマネー自体が減ってしまうことになります。それであれば国際分散投資と米国株への集中投資との間でリターン総額の開きがどれほどあるでしょうか。

■その2.米国株であっても十分な分散投資を行う事

次にあげるのは米国株であっても、その中でリスクを抑えるべく十分な分散投資を行うことをお勧めします。

ちょうど米国株の分散投資を簡単に実践できる商品として、バンガードを始めとする優れた運用会社がローコストな米国株の海外ETFをラインナップしてくれています。こいつを活用しない手はありません。

ただしここで少し現実を見ておきたいところです。

バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)と同トータルストックマーケットETF(VTI)を、それぞれ国際分散投資と米国株(の分散投資)の代表として最近の配当利回りを比較してみると次のとおりです。

・トータル ワールド ストックETF(VT) 1.50%
・トータルストックマーケットETF(VTI) 1.44%

最近だけでなく、過去時期の比較を見ても2つのETFの間には大きな差異は見られません。これを見る限りではわざわざ米国株を選ぶ動機が湧いてきません。

■まとめ

さて米国株への集中投資を行う個人投資家向けに、僭越ながらリスクコントロールをお忘れなく、と進言申しあげました。

でもそのとおりにすると、上記に表したとおり米国株への集中投資は、国際分散投資よりも突出したリターン総額を得られるという裏付けはWATANKOは確認できませんでした。

それでも貴方は米国株への集中投資を選ぶのでしょうか。

(あとがきにかえて)

「そうじゃあないんだよ。AppleやAmazon(←ここにはお好きな銘柄をどうぞ)のように日本株では望みえないような異次元の株価上昇が期待できる株を買う事が米国株の妙味なんだよ。」と声高に述べる方もいるかもしれません。

そうなるともはや国を単位とした投資スタイルの違いではなく、どこの国であっても大きく儲ける個別株に集中投資する形となります。ならば米国云々以前に個別株のリスクを獲れますかという問いかけになり、WATANKOはそのようなリスクはとても取れませんし、他の市井の個人投資家にもお勧めできません。

AppleやAmazon(←くどいですが、ここにはお好きな銘柄をどうぞ)に集中投資される紳士・淑女の方々におかれましてはどうか火傷を負われぬよう、十分ご注意下さい。

2017年6月17日 (土)

インデックス投資ナイト2017のチケットを入手

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(今年もやってきました。このイベント)

本日、WATANKOはインデックス投資ナイト2017のチケットを無事購入することができました。

参照サイト
インデックス投資ナイト

さて、このチケット購入の過去経緯はというと、

2015年の初参加の時、お出かけ先の海の近くのファミマにあるファミマポートからチケットを購入しました。

2016年の2回目の時、自宅がある市内にある一番お客が少なそうなファミマを選んで、そこのファミマポートからチケットを購入しました。

この時は発売開始時刻になるやアクセスが殺到して、なかなか買えませんでした。

関連記事
インデックス投資ナイト2016のチケットを手にいれるまで


そして2017年は休日出勤の折、勤務先が入っているテナントビル内に出店しているファミマにあるファミマポートからチケットを購入しました。

昨年の経験を踏まえれば、購入できないことも半ば覚悟して臨みましたが、結果はあっさりとアクセス1発で購入完了です。

今回から会場が渋谷に移り新しくなったので、席数も増えて買いやすくなったかと想像しましたが、購入後にTwitterを覗いてみると、発売開始後、即売り切れであった模様です。

やはり今年も席数を遥かに上回る人気ぶりであったということですね。

WATANKOは初申込みから3年連続でチケットを購入することが出来たのでとても幸運でしたが、購入を希望するもタッチの差で手に入れることが出来なかった少なくない人達に対して、ちょっと申し訳がない気もします。

せめてせっかく今年も購入できたチケットですので、当日は有意義に過ごしたいと思います。

参加した結果については、この駄ブログ記事にて是非とも紹介させていただきます。

2017年6月15日 (木)

BNDからの2017年6月分分配金

【6月14日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

76,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

39,487千円

■損益率

52.0%

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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。

さてBNDから2017年6月分の分配金が入金されました。税引き後で247.85ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

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続きまして債券に関する雑感です。

リタイア後の資産運用を考えた時、債券ファンドは元本の値動きがマイルドであり、かつい年に何度か収益分配金を払い出す商品が多いです。

その中でもこのBNDはなかなか良い債券ファンドではないでしょうか。

WATANKOは2014年から3年半所有していますが、値動きは±2~3%の範囲内程度で安定しており、バイ&ホールドにあたっての心理的な抵抗なほとんどありません。分配金利回りは2%前半です。

為替変動が心配な方は、円高の時には分配金は黙って再投資、円安の時には元本の一部を売却して利確するなどして適当にリバランスされては如何かと思います。

2017年6月13日 (火)

お弁当を持参するサラリーマンに対して感じる限りないコンプレックス

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(手作りお弁当、最高っす!)

さて前回まで続いた数千万円規模の不動産の話の次は、5桁少ないお金で買える弁当についての話であります。

WATANKOは電通とかゴールドマンサックスに勤務しているわけではなく普通のサラリーマンです。べらぼうな高給取りというわけではありません。したがい本多静六やトマス・J・スタンリーを見習って節約に励む必要があります。

さて節約を日頃心掛けたいサラリーマンにとっては必須の支出のひとつである昼食代は是非ともセーブしたいところです。

そこでWATANKOがいつも羨望の的として眺めているのは手作りのお弁当持参派です。

手作りのお弁当はWATANKOにとって様々な意味でとても羨ましく思えるアイテムなのです。

1.健康面

市販のお弁当や食事には塩分・糖分・脂肪分が満載なものが少なくありません。牛丼などのファストフード志向になるほどそれは明白です。でもオーガニックな昼食ではコストがかかり過ぎます。

それにくらべれば手作りお弁当なら上述の成分量をコントロールできますし、お弁当の分量の調整も自在であります。

2.味覚面

よく知られた惣菜、料理ですと、「なんか想像していたのと違う味でしっくりこない。」と思うこともしばしば。健康面に目をつぶり、それなりの代金を支払って食べたのに不満足に終わってはただただ悔しいばかりです。

手作りお弁当では、好みの味付けをすることで同じ食材や料理でも自分の舌にしっくりくる内容に仕上げられます。

3.愛情面

これは比較を語るまでもないでしょう。え、ウチでは自分で弁当をつくっているって?それもまた素晴らしい自己への愛情です。

それと2にも関連するのですが、勤務先の周辺で買えるお弁当や外食の味は種類が限られているので、やがて飽きてしまいます。

それに比べれば手作りお弁当はなぜか飽きが来ないのは、これも愛情のなせる技だと感じるのはWATANKOだけでしょうか。

4.費用面

通常、外で買うお弁当や食べる料理の原材料費は御代の3分の1程度です。その原材料費の中には、例えばWATANKOなら決して食べないピンク色に染まったタクアンが含まれます。あってもなくても良いほんの一握りの添え物(おからとかひじきとか)も含まれます。

一方で、言い換えれば手作り弁当であれば3分の2の支出を節約できることになります。実際には自宅にある食材・料理の余りものを融通してちょいちょいとつくることで更に原価は低減できるでしょう。

つまりは市販の弁当や料理よりも満足がいく内容を、はるかに少ない支出で用意できる手作りお弁当は、食生活面、費用面の両面からみてとても優れた昼食のソリューションといえます。(大げさ)

かつてWATANKOは結婚して、会社の近くにある社宅に住んでいた頃は手作り弁当を持参していました。しかしその後、地方都市に転居して長距離通勤になると自宅を出る時間がかなり早くなってしまい、家族に弁当を作ってもらう、または自作する時間をとることが困難となってしまい現在に至っております。

ですからせめて支出だけでも抑えるべく、今日も新聞の折り込みチラシの中にあったローソンのお弁当100円引きクーポン券を握りしめて勤務先の近所のローソンへいそいそとお弁当を調達しに行くのでした。

お弁当を持参するサラリーマンに対して感じる限りないコンプレックスは、仕事をリタイアするまでぬぐえそうもありません。うーん。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「そんなに手作りお弁当が心底羨ましいのなら、また作ってあげようかしら。」

WATANKO「え、でもメチャ早起きになるよ?」

妻ミサト「そうね。材料費に200%マージンで手を打つわ。」

WATANKO「それても健康・味覚・愛情が満たされるのでほしいです!」

妻ミサト「!!!」

2017年6月11日 (日)

父が遺した最後の賃貸契約の終焉④-新しい賃貸先みつかる

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(前回からの続きです。今回で完結です。)

長年、店舗を賃貸してきたJ社が今年になって退去することが決まりました。そこでWATANKOは次の賃貸先を探さねばなりません。

■新しい賃貸先

今回空き物件となる飲食店舗位は鉄骨造りであり、まだまだ利用が可能といえる物件でした。

したがいWATANKOはJ社の退去について詳細を含めて最終決定する前から、いくつかの不動産業者や店舗開発業者に声をかけて、居抜き(店舗の内外装をある程度をそのまま転用する形)による利用を条件とした賃貸先の斡旋をお願いするつもりでした。

「つもりでした」と称しましたのは、実際にはこちらから動かなくとも、どこからか話を聞きつけて来たのか、いくつかの業者から早速当方へアプローチがあったので、WATANKOとしては労せずに斡旋を依頼することができました。

これは実はJ社による働きもありました。J社は退去を急ぎたいがために自身が知っている店舗開発業者にWATANKOの店舗を紹介していた模様でした。

こうやっていくつかの業者と面談し、斡旋をお願いすると早速、そのひとつから話が飛び込んできました。ほどなくWATANKOは店舗の2階にある事務所で先方と面談することになりました。

そこへやってきたのは不動産業者、FCチェーン展開を行う飲食店経営会社の担当、実際に店舗の賃貸先となるフランチャイジー、解体業者、建築業者の面々です。

■新しい店舗はラーメン店

出店したい店舗の種類はラーメン店。詳しくは書けませんが、XX味を売りとしており、同じ県内にある別の店舗を見学にいくと、かなり郊外であるにもかからず繁盛している模様です。

ただし彼らはWATANKOの既存店舗の居抜き利用という条件に対して、店舗を解体して、更地として賃借したという提案を出してきました。解体費用はWATANKO側にて負担、その後にフランチャイジーの負担にて店舗を建てて営業するとのことです。

現存の店舗はラーメン店としては規模が大きく、また店内のレイアウトも使いにくいとのこと。たしかに店舗はバブル末期に設計され、店内外とも意匠に凝ったつくりとなっていました。なにせもともとはお洒落なイタリアンレストランとして建てられていましたから。そのためにいまどきのラーメン店には不向きである様子は否めませんでした。

先方からの賃料の提案は、現在の賃料の3分の2です。また保証金もおよそ賃料の12ヶ月分を預託するとのこと。現在は土地と店舗の両方を賃貸していましたが、これが土地だけになるので減額は仕方がありませんが、それでも土地だけで3分の2の賃料を確保できたのでまずまずであります。(一方で、築年数が相当経過した店舗には賃貸する価値が低いとの見方もでき、その点はちょっと残念ではありますが。)

というわけでWATANKOは先方の提案を受諾して、フランチャイジーと諸条件を詰めたのちに仮契約を交わしまた。これから既設の店舗解体、測量をおこなった上で、定期借地権契約を取り交わすという段取りが待っています。

■土地のみの賃貸契約は歓迎すべき展開

店舗を解体撤去して、土地のみの賃貸という形態に切り替えることになりましたが、これは上物が無い分、リタ―ンは減りますが、同時に店舗維持に関わる様々なトラブルが起きることはなくなるため、リスクもまた格段に減ることになります。

サラリーマンを兼業するWATANKOは不動産賃貸業に多くの時間を割けません。また将来のリタイア後においても悠々自適な生活を満喫するために、不動産賃貸業のトラブルにつきあわされる可能性は減らしておきたいものです。

したがい賃貸物件がトラブルフリーの方向に向かうことはWATANKOにとっても歓迎すべき展開でありました。

さてその後ですが、現在、不動産業者のアレンジのもとに各契約の手続きや解体工事が手際よく進められています。

特にフランチャイジーは、早く新店舗を立ち上げて商売をスタートさせていきたいという意気込みに満ちていました。WATANKOとしても賃料収入が途絶える期間をミニマムにできて助かりますし、フランチャイジーの意欲に大いに期待したいところです。

新店舗のオープンが今から楽しみになってきました。

ところで以下は余談です。

仮契約がすみ、J社社長が一足先に立ち去ると、面々とWATANKOは誰ともなく、J社について語り始めました。

するとJ社のかなり大変な内情について、WATANKOが説明するまでもなく、皆の間ではとうに十分知れわたっていることがわかりました。もちろん誰もがJ社に対して信用しておらず、今後は一切の取引を避けたいという意見で一致しました。

ウラではみんな知っている。あな恐ろしや。


(あとがきにかえて)

WATANKO「先日の“バスの食堂”跡地の売却といい、今回の賃貸先の切り替えといい、なんとか目論見に近い内容でまとまってよかったよ。」

妻ミサト「お疲れ様。想像していたより早く決着がついてよかったわね。」

WATANKO「ああ、懸案の不動産物件について条件にほぼ合致した買い主や賃貸先が見つかってよかった。こういうことはタイミングがとても大事。同じ相手であっても1年前や1年後には果たして話がまとまったかどうかわかりませんわ。」

妻ミサト「私との・・・」

WATANKO「妻の次のセリフは『私との出会いと結婚のタイミングもとても大事だったでしょう?』という、だ。」

妻ミサト「!!!」

2017年6月 9日 (金)

父が遺した最後の賃貸契約の終焉③-退去に至る道

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(前回からの続きです。)

東日本大震災にて被害をうけたJ社は経営危機に陥り、賃借先の店舗オーナー達に対して賃料の支払いの遅延を引き起こしました。WATANKOはこの事態がどこまで深刻になるか読めず、その収拾と今後の管理マンパワーの削減のために不動産業者K社に管理を委託することにしました。

■悪化する関係、そして退去へ

K社は地元で古くからある不動産業者であり、現在は若社長(といっても40代)が2代目として、老舗ならではのネットワークを駆使して営業しています。そのスタイルは当事者間の契約にキッチリ基づき、オーナー側の利益を第一に、相手に対して義務の履行を徹底的に要求し、法的手段もいとわないタイプです。年輩の業者にありがちな「何事も話し合いで円満に解決」というスタイルとは180度正反対です。

WATANKOは「K社に賃料の回収を含めた管理業務の一切を委託したため、今後の連絡は先ずK社を通す」旨をJ社に連絡しました。その後のK社はJ社と打ち合わせを行い、その毅然とした姿勢と交渉によって、数か月後には遅延していた賃料が支払われることになりました。

しかしJ社の社長は腹の底ではK社の存在を認めておらず、何かあるたびにWATANKOに直接連絡をよこしてきます。その都度WATANKOはK社を通して連絡・交渉する旨を伝えますが、J社とK社と間には連絡が全くやりとりされません。トラブルが起きてもJ社とK社との間は没交渉な関係が続きます。

やがて店舗の電気設備の更新をめぐるトラブルが起きると、J社の社長は賃料の未払いを起こす始末となりました。さらにはWATANKOの店舗との契約を終了させて出ていくことを腹に決め、今年の年明けになってWATANKOに連絡してきました。

関連記事

2017年不動産投資リスクの発生-賃貸契約解除は突然に

■ボヤの発生、そして退去へ

J社との契約終了にあたっては、管理を委託しているK社にWATANKOの要望を伝えて一切を取り仕切らせるのが本来のやり方です。しかし上述のとおりJ社とK社は没交渉の状態にあり、このままでは退去の段取りの打ち合わせが進むとは思えません。そこでやむなくWATANKO自身が退去について、J社と直接協議することにしました。

震災以降、K社に管理を委託するも当初遅延していた賃料の回収以外はK社はJ社に対してほとんどまったく管理会社として機能していませんでした。これについては2社の態度や行動にそれぞれ問題があった面もありますが、一方でWATANKOはやはり不動産賃貸のトラブルはオーナーが自ら動くことが必要であると今更ながら痛感することになりました。

またここにきて更にトラブルが発生しました。J社はWATANKOに年初の時点で半年後の退去を連絡してきたのですが、春先になって店舗にてボヤ騒ぎがおきて消防車が出動する羽目となりました。

ボヤの被害は結局ごく小規模でありましたが、J社としては今更修繕して営業再開する気もなく、ボヤの翌日時点で直ちに閉店せざるを得ない事態となったわけです。

こうなるとJ社からみれば退去の予定期間まで売上もたたない、ボヤでJ社自身にも損害が出る事態となり、退去をできれば前倒しにしたい、退去にあたって復旧費用などの出費を抑えたいという願望がでてきました。

そこでWATANKOはJ社の社長と何度か打ち合わせを重ねて、退去にあたっての条件につき協議してきました。なかでも賃貸契約書に書かれている「原状復帰」の定義や保証金の取り扱い等について、双方の意見は食い違いことが多々あり、J社社長はE社から店舗の営業を譲りうけた時の条件等WATANKOがあずかり知らないことまで持ち出して自己の主張を通そうと必死です。

結局、J社にある程度譲歩する形にて退去の条件を決めて、当初の予定より1ヶ月早く賃貸契約を終了させることになりました。

こうしてWATANKOはJ社との間に合意解約書を取り交わし、16年間続いてきた賃貸契約は終焉を迎えることになりました。

■J社について

WATANKOにとっては、これを機会にJ社と手を切ることができたことは幸いでありました。J社はE社の破綻から成り行きで賃貸先として付き合う関係になりましたが、J社の飲食店経営のリスクにWATANKOの店舗はよく巻き添えをくっていました。

それであってもWATANKOとしては賃貸を継続してくれることを第一優先として、トラブルが起きても穏便に済ませてきたり、賃貸を開始した初期の頃はJ社の好き勝手な振舞いを随分と黙認してきました。

J社は上場を狙った無理な店舗展開やその後の震災から受けたダメージから、この先の経営はまだまだ大変であろうと予想していました。J社の社長はプライベートでは数億円かけて豪邸を建てたり、数千万円もする英国の超高級車を乗り回していますが、会社の内情はかなり大変であることは調べがついていました。(会社名を伏せているとはいえこれ以上はちょっと書けず...。)

もしもJ社がE社と同じように経営が破綻すれば、WATANKOの賃貸契約にも悪影響を及ぼしかねず、WATANKOはかねてからそういったJ社とは関係を絶ちたいという意向を年々強く持つようになっていたわけでありました。

しかしこちらかは契約解除を申し入れれば、J社からはどのような条件をふっかけられるかわかりませんので、K社と相談しつつ、J社の情報を収集しながらここ数年は手を切る機会をずっと探っていたというのが実情でした。

それがこの度、J社からの申し入れを契機に契約終了、退去が成立したことは丁度よい展開でありました。

気がつけば、この賃貸契約がWATANKOが父から引き継いだ契約の中で、最後に残ったものでありました。この契約を終了させたことで、父から受け継いだ賃貸はごく小規模の駐車場物件を除いて一切がなくなりました。

さあ次はこの店舗の再活用であります。

(つづく)

2017年6月 7日 (水)

父が遺した最後の賃貸契約の終焉②-経営会社の破綻と次の担い手

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(前回からの続きです。)

WATANKOが新社会人になった1991年に、父は土地区画整理事業の結果、新たに手に入れたロードサイドの土地を使いイタリアンレストランを始めました。背後には新興住宅街があり、目立つ競合店もなく、また地方都市ではもの珍しかったため、当初はとても繁盛しました。

しかしこうした順風満帆な時期は10年と続きませんでした。

■経営会社の破綻

父が賃貸契約した飲食業経営会社E社によるイタリアンレストランの運営自体は目立ったトラブルはありませんでした。問題が生じたのはE社そのものの方です。

このE社は中小規模のオーナー企業です。それ自体は特段珍しいことではありませんでしたが、色々と店舗拡大に手を出して借入金が嵩んできたところへきて、いくつかの店舗で失敗し損失を発生させたため、会社の資金繰りに窮するようになりました。その根本にはE社の社長の放漫経営がありました。残念ながら父のビジネスパートナーを見る目が甘かったと言うほかありません。

やがてほどなくE社は金融機関と取引停止になってしまいます。するとE社の社長は知り合いから借金を重ねたり、自分が保有する営業権や債権を、関係者に断りもなく色々なところに勝手に売りさばくなどして資金を得るという状態に陥りました。

そのうちE社に対する債権者の中には、ほどなくE社に見切りをつけ、その債権を第三者へ売り渡す者が出てきました。不味い事にはその売り渡し先には、現在でいうところの反社会的勢力も含まれており、こういった勢力からE社は追い回される始末となります。

やがてE社は経営破綻となり、社長は雲隠れをしてしまいました。

それでは父のイタリアンレストランはどうなったかというと、E社の社長が雲隠れする直前に父とWATANKOのところにやってきて、「お店の経営を同業他社に譲渡したので、以降はそちらと契約を継続して欲しい。」と告げて去っていきました。

その時につれてきたのが、以降現在まで賃貸契約を続けているJ社でした。J社はE社にいくらかの対価を払ってレストランの経営権を買った模様です。

J社は父の店舗がある県とその隣県にてラーメン、とんかつ、回転寿司、カラオケ、焼肉と多様な飲食業種を合計数十店経営する地方企業であり、E社同様オーナー企業です。

E社は経営破綻しましたが、父のレストランはその寸前でJ社に、その運営が引き取られて、営業を継続することができました。

ちょうどこの頃から、WATANKOは父からこの店舗のオーナーとしての管理を実質的に継承しました。

■新しい経営会社とのやりとりの日々

こうしてお店はJ社に引き継がれたのですが、その運営は決して順調とは言い難く、色々な出来事がありました。WATANKOの店舗ならびにJ社におきた主要なエピソードだけでもあげてみるとざっと次のとおりです。

▼J社が営業を引き継いでほどなくして、E社への債権を手に入れた反社会的勢力のひとつが店舗の商標権絡みで因縁をつけてきました。その結果、解決策として店の名前を変更する羽目となりました。

▼2002年に道路交通法が改正され、飲酒運転についての罰則が強化されると、お店での酒類の売上が激減します。このあおりをうけてJ社の社長に懇願され店舗の賃料を引き下げることになりました。

▼J社は2000年後半には株式上場を狙いとして、事業展開を加速させていきますが、急な店舗拡大に対して、各店の運営を任せられる人材の供給が追いつかない状態となります。こうしてJ社の経営は水ぶくれとなり、社長の目が行き届かなくなり、店舗のあちこちでトラブルが頻発するようになりました。

▼WATANKOの店舗も近隣にイタリアンレストランの競合店がオープンするほか、様々な飲食店が出来上がってくると競争が激しくなり、売上はどんどん落ちていきます。このあおりをくらい賃料を再び下げざるをえない事態となりました。

▼J社は店舗の売上回復のためにWATANKOの店舗をイタリアンレストランから焼肉レストランへと変更、さらにカニ料理店に再変更、その後また焼肉レストランに戻す等、迷走を続けてきました。なおこれらの変更はほぼJ社の独断で行われましたが、WATANKOは賃料を支払ってくれれば大きな口出しはせず、見守ってきました。

以上、どれもがブログ記事になりそうなネタばかりのエピソードです。

さらに事態は動きます。

▼2011年に東日本大震災が起こると、J社の店舗もいくつかのダメージを受けて、閉店に追い込まれました。また売上も激減し資金繰りに窮するようになり、J社は多くの店舗オーナーに対して賃料の支払い遅延を引き起こしました。WATANKOの店も同様に遅延被害を被りました。

WATANKOは本業のサラリーマン業で手一杯でしたので、この賃料遅延を契機に、地元にて取引があった不動産業者と管理委託契約を結んで、いくらかの管理手数料を支払うことによって、こうしたトラブル対処を含めた以降の対応を任せることにしました。

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今覚えば、これがJ社との契約終了の遠因のひとつでありました。

(つづく)

2017年6月 5日 (月)

父が遺した最後の賃貸契約の終焉①-父が開いたお店

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(美味しかったあのパスタよ、もう一度)

WATANKOは首都圏にて働く一介のサラリーマンでありますが、同時に半ば家業ともいえる不動産賃貸業を営んでおります。

今から18年前の2000年頃から、年老いた父に代わり実家が営む不動産賃貸業を徐々に引き継ぎました。それは当時、実家とは離れたところに住むWATANKOにとっては少なからず時間的な負担となりました。この不動産賃貸業を引き継いだことが、のちにWATANKOが実家がある地方都市に転居することになった原因の一つでもあります。

さてWATANKOは父からこの家業を引き継いでから、いくつかの物件について様々な事情により賃貸契約を終了させてきました。その一方で毎年貯めてきた賃料を原資として、数年おきに数千万円単位の新規の不動産投資を行い、新たな賃料収入を獲得してきました。このブログでもそういった過去の不動産投資のエピソードや、体験したトラブルをもとにした記事をこれまでいくつか綴ってきました。

こうして不動産物件のスクラップ&ビルドを繰り返してきた結果、いまや所有する物件は1件を残してWATANKO自身が築きあげてきたものばかりになりました。

今回は、その残る1件について、ついに賃貸契約が終了し、新しい賃貸物件として生まれ変わるという話です。

■土地区画整理事業が進展した時代

時に1980年代。

WATANKOの父は、生業である農業を将来廃業することを視野にいれて保有する田畑を別の用途に再活用することに取り組んでいました。

おりしも当時のWATANKOの実家があった地方都市は、中心市街地から離れた郊外地域の開発がどんどん進められていました。

具体的には、田畑や山林を所有する地権者の中で隣地の者たちが集まり、共同で区画整理組合を興して、皆が所有する田畑の再開発を進めたわけです。土木工事を行い切り土あるいは盛り土によって土地の高低差をなくして整地します。幹線道路を拡幅し、ライフラインを引いて街区を割り当てます。整備された土地は新しい区分けに基づき、一部は工事代金含めた事業費の支払いのために売却され、残りは元の地権者達に分配されていきます。地権者は所有地が元のデコボコな地形から、きちんと整地された平坦な土地へと換地されます。ある地権者はそれを売却する、また別の地権者は事業用地として賃貸に供していきます。

こうした土地区画整理事業は街のあちこちで行われていました。

今回とりあげる物件がある地域もそうした土地区画整理事業のひとつとして進められた土地開発の一つになります。平行する2つの大きな幹線道路に挟まれた土地の間にバイパス道路を設け、その周辺が土木工事の結果、整地され低層の住宅街と商業区へと開発されたわけです。

その土地は新たな地名がつけられ(類似のケースではよく「○○○台」「△△△が丘」などとつけられることが多いです。)中央道路沿いには商業店舗が立ち並び、その背後にはたくさんの分譲、賃貸の住居物件が建てられました。さらには学校が誘致されたり、病院が建てられたりしてきています。

ここまでくるとかつてのどかであった田畑の風景は一変し、活気とと賑わいがあふれた街並が出来上がりました。

■イタリアンレストランのオープン

さて今回の地域の元々の地権者の一人であるWATANKOの父には、土地区画整理事業の結果、幹線道路沿いの一区画が新しい所有土地として割り当てされました。そこに父は1991年に飲食店舗を建てて、飲食業を営むE社に賃貸することにしました。

ちょうどその頃、WATANKOは大学を卒業して新社会人になりました。飲食店舗の建設にあたって父は資金借り入れを行い、WATANKOが連帯保証人になった(させられた!)記憶が今でもあります。

お店を借り受けてE社はイタリアンレストランをオープンさせました。店内は天井が高く、店内にはピザを焼く窯が設置され、外国人の料理人を雇うなど当時、地方都市のイタリアンレストランとしてはお洒落で本格的な仕立てでありました。

すぐ背後にはたくさんの家々が立ち並び、また競合店が皆無であったため、このイタリアンレストランはとても繁盛していました。

WATANKOの記憶では、お店のオープン当初、父は知り合いを頻繁に呼んで飲食していたようです。WATANKOは離れて暮らしていたせいか、あまり訪れることはありませんでしたが、色々なルートからその繁盛ぶりが伝わってきており、父が多額の借り入れまで行って開始した飲食店舗がヒットしたことに安堵したものです。(なにせ連帯保証人でしたから。)

しかしこうした順風満帆でいられた時期は10年と続きませんでした。

(つづく)

2017年6月 2日 (金)

2017年5月末運用状況

WATANKOと同じように保有資産の運用状況を毎月記事にしている個人投資家ブロガーの方々におかれましては、5月次の記事をUPするのはとても楽しく、誇らしげに思えているかもしれません。

なぜなら株式相場は好調であり、バイ&ホールドを続けてきた方々の多くが評価益の最高を更新したと予想されるためです。個別株も投信・ETFも、インデックス投資もアクティブ投資も、たいていの皆に等しく降り注がれる株式投資の成果という名の温水シャワー。ああ気持ちが良い。

ということでインデックス投資を初めて9年3ヶ月、111ヶ月が経ちました。2017年5月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは111.06円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

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続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201705305

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
4.7%(4.8%)

●リスク
13.5%(13.4%)

●シャープレシオ
0.35(0.36)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
76,000千円(76,000千円)

●評価損益+確定損益分
39,557千円(37,817千円)

●運用期間
111ヶ月(110ヶ月)

●元本平均残高
48,948千円(48,702千円)

●平均年間利回り
8.7%(8.5%)

<概況>

さて資産運用残高は4月末には最高記録を出しましたが、5月末は更に上回り、これで8ヶ月連続上昇を続けています。日経平均はついに2万円を突破、為替も動きが落ち着いています。

ところでこれほど資産運用状況が好調の時に、皆さんはどんな気持ちでいることでしょうか。

A.よーし、相場はこれからもっと上がるだろうから、早いところリスク商品を積み増ししよう!

B.ずいぶんと上がったな、高値掴みになるから積み立て投資は一時ストップにしておこう。

どちらの気持ちもわからないではありませんが、ここで大事なことは目先の動きにとらわれず、当初の積立投資のスタイルを大きく崩さないことです。

長期投資を続けることにプラスの気持ちとして作用するのであれば、積立投資の金額の増減がある程度はあっても良いと思います。

しかし気を付けるべきは、それが極端に走らないようにすることです。自分の許容リスクを無視して、例えば普段やってもいない夏のボーナスの一気投入だとか、逆に積み立て投資をパタリとやめてしまう、とかであります。

相場の行き先は予想できないなか、極端な方向に舵を切ってしまうと、相場が下がった時のダメージ、又は上がった時の機会損失がより大きくなります。

ここは定期・定額の積立投資を行うほかは、梅雨入り前の爽やかな6月の陽気のもとに外へ出て余暇を楽しもうではありませんか。

同じ意見をもつ個人投資家ブログ記事をひとつ紹介して本稿を〆たいと思います。

参照記事
フクリの海外ETF長期投資
<祝>日経平均が2万円突破!ここからはホールド力が試される。

2017年6月 1日 (木)

金融庁と個人投資家の積立NISAについての意見交換会に参加しました

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(金融庁へGO。↑写真はマンハッタンですが。)


「加藤君、このパワポ、チェック入れておいたので明日の朝までに修正よろしく。」
「田辺君、役員のスケジュール変更にあわせて説明会のロジを見直しておいて。」
「富山君、来週の歓迎会の会場は肉バルのあの店にしよう。予約忘れずに。」

「WATANKOさんは?」

「私はこれから某中央官庁に行ってくるので、お先にほなサイナラ!」

「エーッ、なんすか?官庁って!・・・あーっ、待ってください!!!!・・・コラーッ!逃げるなー!。」

こうして先日に続き、またまたすがるメンバーを振り切り、今度は金融庁と個人投資家の意見交換会に参加しました。

■冒頭挨拶

今回の意見交換会の主題は積み立てNISAですが、その他の投資全般についてもOKとのこと。金融庁からは「参加したブロガーの方々には、今回の意見交換会について主観でもって構わないのでブログでとりあげてください。」と、明快なメッセージあり。

■積立NISA導入の経

配布資料をもとに積立NISAを導入した経緯について20分程度のプレゼンあり。

主要点は以下。

1)個人の資産について米国はリスク商品のリターンで残高が伸びている。

2)一方の日本はあらゆる所得層にて貯蓄ゼロ世帯が増えている、

3)現行NISAを導入するも非稼働口座が50%となっている。

4)個人の投資が進まないのは「時間がない」「お金がない」「やり方がわからない」

5)対策としては①金融機関への指導、②実践的な投資教育、③積み立てNISAの創設(税制上の後押し)

6)積立NISAは若者をターゲット。それゆえに多額の投資枠は不要。

7)手法は積立投資に限る。対象となるインデックス投信は50本程度。

8)保有商品の信託報酬の実額通知を採用。信託報酬を金額レベルで正確に把握している人の割合は少ない。

9)投信の保有状況は本数別では1本が47%、2本22%、3本14%、4~5本12%、6本以上5%。種類別ではアクティブ88%、インデックス12%となる。

10)金融庁が考える個人投資家に対して有益となる情報提供とは、①公平・中立な商品情報提供、②ユーザー本位の情報提供、③パフォーマンス等のシミュレーション機能、④真に役立つ情報提供、⑤ミスリーディングな情報の排除、⑥商品選択方法等の解説、⑦情報へのアクセス方法の多様化への対応

■Q&A及び意見

参加した個人投資家からは合計30件程度の質問や意見が出されましたが、その約半数は金融教育についてでありました。主要なものは次のとおり。

Q1)投資教育で教材をつくっていると聞くが、ターゲット層はどこか?なるべく全方位を対象にやってほしい。
A1)積立、分散投資など実践的な教育を主眼としている。基本的には投資初心者の社会人向けを想定。今後、未成年向けも視野にいれて検討を続けたい。安全資産はとっつきやすいがリターン低い。しかしリスク資産への購入は少ない。ここが課題

Q2)子どもに金融教育をしたいので、それ向きの教材がほしい。大学生の時に投資教育があるとよい。
A2)原則、金融機関に来る人向けに教育をしていくが、親子の会話で子どもが投資に興味をもつのはよいこと。

Q3)金融機関が積立NISAに取り組むメリットは何か。
A3)金融資産の規模をみると、長期でみれば大きなビジネスチャンスと捉えている。

Q4)そもそも株式投資についてのイメージが悪い。ここを直さないと投資しようと思わない。投資教育に株式投資の意義を盛り込むべき。
A4)投資は投機であるというイメージが強い。長期で投資を続けることが大事。マスコミが報道する内容もよくない。例えばGPIFの報道も損がでたときだけ大きく報道される。

Q5)20代で生前贈与をうけた。祖父母が資産運用を知っているともっと活用できる。
A5)世代間の資産移転は重要な課題と認識。

その他意見

*金融機関を通じて投資教育をするというのは根本的な誤り。金融機関を通さない教育をすべき。Eテレを使うとか。
*一般人に投資が浸透していないのは成功体験が共有されていないから。積立NISAでより良き指数や商品に絞ることで成功体験を得る人が増えるのではないか。
*投資はぜんぜん浸透していない。若い人は投資に関心が少ない。
*地方企業と地方銀行に働きかけて、たとえばNISA口座を勧める等新社会人になったときには即口座があるようになればいい。

あとは積立NISA、現行NISA、IDeCoが続きました。半ば要望ともとれる質問及び意見は次のとおりです。

1)積立NISAについて、50~60歳代はどうしたらいいのか、シニア層が安心して続けられる仕組みが必要。

2)働く主婦の目線でもみると積立NISAは金額枠が少ない。

3)現行NISAが延びるとすれば積立NISAとの選択が難しくなる。

4)NISAはいずれも期限が設けられているのでしっくりこない。

5)信託報酬の実額通知を拡大採用してほしい。

6)IDeCoは手続きが煩雑。もっと簡単に始められないか。

7)IDeCoとの将来の統合はないのか。

8)IDeCoや積立NISAがあるも、どれを選んで良いかわからない。このあたりをナビしてもらえるとありがたい。

9)家族構成別にどの制度を選ぶのが良いのか提案してくれるサービスがあるとよい。

10)消費者庁に苦情が届いている商品の情報を提供できないか。

■所感

意見交換会のタイムテーブルについて、最初のプレゼンは必要最低限に抑えて、その分Q&Aの時間を十分に確保したことはよかったです。参加者からの質問はひっきりなしに続き、徐々に盛り上がりをみせた会でした。

そのQ&Aについて、WATANKOはNISAをはじめ個人の投資を後押しする制度の拡充に関する内容が多いのではと予想していましたが、ふたをあけてみれば多くを占めたのは未成年からシニアまで様々な層を対象にした金融教育に関する内容であったことはやや意外でした。

また意見交換会のあとに開催された懇親会には大半の参加者がそのまま参加して、これまた盛り上がりました。WATANKOもまた楽しく有意義に交流させていただきました。

なおこの意見交換会は今後も開催されるとのことです。興味のある個人投資家の皆さんは是非とも参加されてはいかがでしょうか。

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