2017年5月末運用状況
WATANKOと同じように保有資産の運用状況を毎月記事にしている個人投資家ブロガーの方々におかれましては、5月次の記事をUPするのはとても楽しく、誇らしげに思えているかもしれません。
なぜなら株式相場は好調であり、バイ&ホールドを続けてきた方々の多くが評価益の最高を更新したと予想されるためです。個別株も投信・ETFも、インデックス投資もアクティブ投資も、たいていの皆に等しく降り注がれる株式投資の成果という名の温水シャワー。ああ気持ちが良い。
ということでインデックス投資を初めて9年3ヶ月、111ヶ月が経ちました。2017年5月末の運用状況です。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは111.06円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。
◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~
続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●過去平均リターン
4.7%(4.8%)
●リスク
13.5%(13.4%)
●シャープレシオ
0.35(0.36)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●購入元本+投資待機預金元本分
76,000千円(76,000千円)
●評価損益+確定損益分
39,557千円(37,817千円)
●運用期間
111ヶ月(110ヶ月)
●元本平均残高
48,948千円(48,702千円)
●平均年間利回り
8.7%(8.5%)
<概況>
さて資産運用残高は4月末には最高記録を出しましたが、5月末は更に上回り、これで8ヶ月連続上昇を続けています。日経平均はついに2万円を突破、為替も動きが落ち着いています。
ところでこれほど資産運用状況が好調の時に、皆さんはどんな気持ちでいることでしょうか。
A.よーし、相場はこれからもっと上がるだろうから、早いところリスク商品を積み増ししよう!
B.ずいぶんと上がったな、高値掴みになるから積み立て投資は一時ストップにしておこう。
どちらの気持ちもわからないではありませんが、ここで大事なことは目先の動きにとらわれず、当初の積立投資のスタイルを大きく崩さないことです。
長期投資を続けることにプラスの気持ちとして作用するのであれば、積立投資の金額の増減がある程度はあっても良いと思います。
しかし気を付けるべきは、それが極端に走らないようにすることです。自分の許容リスクを無視して、例えば普段やってもいない夏のボーナスの一気投入だとか、逆に積み立て投資をパタリとやめてしまう、とかであります。
相場の行き先は予想できないなか、極端な方向に舵を切ってしまうと、相場が下がった時のダメージ、又は上がった時の機会損失がより大きくなります。
ここは定期・定額の積立投資を行うほかは、梅雨入り前の爽やかな6月の陽気のもとに外へ出て余暇を楽しもうではありませんか。
同じ意見をもつ個人投資家ブログ記事をひとつ紹介して本稿を〆たいと思います。
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コメント
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私はBです。
・いつも儲けようと思わなくていいじゃない。
・儲けやすい時に儲けることが出来ればそれでいいじゃない。
というところでしょうか。
投稿: AKI | 2017年6月 3日 (土) 07時33分
AKIさん
コメントありがとうございます。
評価損の回避という視点からみれば、Bの選択はAに比べれば無難ですね。
ただ現在、比較的割安なアセットクラスだけ少し買っておく手もあろうかと思います。
投稿: WATANKO | 2017年6月 4日 (日) 14時52分