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2017年7月29日 (土)

2017年7月末運用状況

WATANKOは勤務先で昨年の5月から大きな社内プロジェクトに関わり始め、それがいままでずっと続いてきたのですが、ここにきてようやく出口が見えてきました。8月上旬でフィニッシュしたあと、そのままささやかながらの夏休みに突入します。

そういえば昨年は、社内プロジェクトが忙しくて、御盆ジーズンに二日くらい休んだだけでした。

こんな繁忙も、リタイアすれば良い思い出のひとつになるのか、それとももっと早くリタイアすればよかったと後悔のネタになるのか。10年後あたりのことを想像してしまいます。

ということでインデックス投資を初めて9年5ヶ月、113ヶ月が経ちました。2017年7月末の運用状況です。今月はちょっと早めの公表です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは111.04円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

201707314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201707315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
3.7%(3.7%)

●リスク
9.5%(9.4%)

●シャープレシオ
0.39(0.39)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
129,000千円(129,000千円)

●評価損益+確定損益分
42,416千円(41,067千円)

●運用期間
113ヶ月(112ヶ月)

●元本平均残高
50,365千円(49,662千円)

●平均年間利回り
8.9%(8.9%)

<概況>

今月はたいていのアセットクラスは前月末比で横ばいにある中、新興国株式だけが運用成績が伸びました。そのために評価損益は10ヶ月連続で前月比増益となりました。単純平均では月当たり1,800千円利益が増えている計算になります。

これは既存保有分だけでなく、毎月新規の積み立て投資を行っている分までもが相場好調のために増益に寄与している要因が挙げられます。

こんなペースで利益が増えていくならば、長期投資は大変やりがいある投資方法ですね。

でもいつまで春を謳歌できるでしょうか。

いやたとえ暴落が始まったとしても、それは安く仕入れるシーズンの到来なので、長期投資家にとってはそちらの方が「春」かもしれませんね。

さて仕事の忙しさにかまけて、手つかずであった海外ETFの購入を来月実施する予定です。

どのETFにするのか。その理由は何か。ポートフォリオはどうなるのか。

不動産投資がひと段落ついたので、今後は久しぶりにインデックス投資家に戻って考えてみます。


(あとがきにかえて)

妻ミサト「愛妻家には、いつ戻っていただけるのかしら?」

WATANKO「いやだなあ、とっくに戻っていますよ・・・」

妻ミサト「恐妻家にかしら?」

WATANKO「!!!」

2017年7月28日 (金)

地中に眠るもの 2017

先日の記事で紹介したとおり、WATANKOは26年間にわたって飲食店を保有、賃貸してきましたが、この度、店舗を解体撤去して新たに更地として貸し出すことにしました。

その店舗の解体工事ですが7月の暑い中、順調に進んで予定通り7月末には完了する予定です。

■杭が埋まっています

その解体工事を請け負った業者から、先日連絡があり、建屋を撤去したあと基礎を掘削、撤去してみたところ、地中に大きな杭が入っているのを見つけたとのこと。

連絡をうけてから数日後の週末に、現場に出向いてみました。業者が呼んだのか、新しい借り主も丁度やってきて一緒に現場を確認することになりました。

Img_1224

これは、解体現場の一角にて基礎が撤去され深く掘り下げられた後です。写真ではわかりにくいですが4~5mの深さになっています。

電話によると、ここに埋められていたのは杭との連絡でしたが、実際に見てみると直径90cmくらいの土管が埋められていました。詳しく述べると長さ60cmの土管があり、さらにその下に90cmの土管がもう一本埋められていました。つまり2本の土管が縦に並んで埋められていたというわけです。

Img_1226

これが取り出した杭、いや土管です。

業者の見立てによると横に間隔をあけて5本、縦に同じく4本、合計20本程度の土管が上下2本埋められているとのこと。


■土管の撤去をどうするか

この土管の撤去をどうするか。選択肢は2つです。

(A)借り主側によると土管を残したままでもその上に、新しい店舗を建築するのは支障ないとのこと。したがって撤去せずそのままとする。

(B)将来、賃貸契約が完了し、今度は土地を売却するとなった場合、このような埋設物が残ったままであると買い主から瑕疵担保責任を問われかねないので撤去する。

なお(B)であれば、当初想定していなかった撤去が追加工事となるので費用が余分にかかります。(A)なら追加費用はかかりません。

WATANKOは考えた結果、(B)を選びました。撤去しないと後年、問題に起こしかねない種を残すことになるためです。

撤去にかかる追加費用は、リスク除去費用としてみれば致し方ありません。当初400千円と提示されましたが、交渉した結果、200千円にまけてもらいました。

それにしても建屋の地盤の強度を高めるために杭(つまり鉄骨)が打たれることがよく聞きますが、今回杭ではなく、なぜ土管であったのか。解体業者も杭のかわりに土管を埋めるという話は聞いたことがないそうです。

店舗を建築した時期は1990年頃、当時はバブル時期であり工事業者も引っ張りだこの中にあって、工期短縮、コスト削減のために杭ではなく、代わりに土管を埋めて地盤を補強したということなのでしょうか。

なかなかにいい加減さが漂う工事方式であります。

ただ幸いというか解体業者いわく、ただ埋められていた土管の撤去ではなく、もっとしっかりと深く打ち込まれていた杭であれば、撤去費用はもっと掛かっていたとのことです。


■地面を掘れば何かがでてくる

建物を撤去すると、その下には何か埋まっていたという話をWATANKOは何度か伝聞したことがあります。それは今回のように杭など地盤を補強することを目的として埋められていた場合があれば、または解体撤去した廃材を、処置費用をケチってその現場に埋め戻してしまい、後年掘り起こしたところ、発見されるという場合もあります。


関連記事

地中に眠るもの(2013/12/3)

(続)地中に眠るもの(2013/12/4)


建物の解体撤去が何度か行われて、土地の利用が進んでいくと、このようなトラブルに出くわすこともあるかもしれません。

貴方のマイホームが建っているその土地の地下には、なにか埋まってはいませんでしょうか。

お近くの法務局に出向いて、土地の過去の利用歴を調べてみると、何か埋まっている可能性を探ることができるかもしれません。

ご心配な方は、この夏休みにでもどうぞお調べください。

2017年7月24日 (月)

(続)センセイ、アパートの契約更新料を支払ってください

A0003_001816

(前回からの続きです。)

さてアパートの契約更新料を未払いしている学校のセンセイに対して、WATANKOはアパート管理会社の担当のBさんに対して、当人の連絡保証人や勤務先(学校)に連絡して、当人に契約更新料を支払うようにプレッシャーをかけることを提案します。(というか半ば指示です。)

その後、数週間経ってもBさんから音沙汰がありませんでしたでの、やれやれと思いながらWATANKOが連絡を入れると、Bさんいわく

「ある日突然、センセイがアパート管理会社にやってきて契約更新料を支払っていった」

とのこと。

なぜ突然、センセイは支払いに応じたのか。

■家賃補助ほしさに契約更新料を支払う

種明かしをしますと、センセイは勤務先(学校)に住居費に対する補助制度を申請するために、賃貸契約を証明する書類に賃貸者の記名・捺印が必要となりました。それをもらうべくアパート管理会社を訪れたのです。アパート管理会社の記名・捺印をもらうのに、一方で契約更新料を未払いのままとするわけにはいかず、センセイは書類と一緒に契約更新料を持参してきたというわけです。

WATANKOとしては、これは大変、運が良い展開でありました。

しかしセンセイは勤務先の家賃補助の制度をそもそも元から知っていた可能性もあります。そのうえで補助制度の申請を滞らせることになりかねない契約更新料の未払いをなぜ起こしていたのか。もともと家賃補助の申請を出すときに契約更新料を支払うつもりであったのか。

センセイがアパート管理会社を訪れた日には、担当のBさんはお休みであり、別のスタッフが応対したため、このあたりの事情は知らずじまいでありました。

WATANKOがもしもその場に居合わせたなら、なぜ契約更新料を未払いしたのか、その理由を是非とも聞いてみたかったです。


■今後に向けた対策

この結末に対して、アパート管理会社のBさんは「いやー、支払いがあって本当に良かったですね。WATANKOさん」といかにも脳天気な返事を添えてくれちゃっています。

WATANKOはここで再びBさんに対して、「たまたま相手の都合で支払いがなされただけ。アパート管理会社のノウハウや努力があって、それが実った訳ではない。センセイが支払いにこなかったら一体どうするつもりであったのだ。だいたい打ち合わせたとおりの連帯保証人や学校への連絡はどうなっていたのか。それに支払いがなされた後も連絡をよこさず、こちらから問い合わせる始末ではないか。」という主旨のハードクレームを再びBさんにかましました。(ここで具体的に述べますと、ブログの品位を著しく落とすので詳しくは割愛します...。)

それに今回はセンセイに家賃補助を申請したいという弱みがあったからこそ、支払ってもらえましたが、センセイはまたいつ未払いを再発させるかもしれません。そういった事態に対して、現在のアパート管理会社の対策は脆弱そのものです。

そこでWATANKOはBさんに対して、

今回の我々の最大の収穫は、センセイが家賃補助を受けているという情報を入手したことです。今後、同種のトラブルが発生した際には、この情報を武器に交渉してください。具体的には、例えば何らかの未払いが起きたときに、以下の主旨を書いた督促状を差し入れてください。

『家賃補助を受けているのに対して、補助の対象となる賃貸契約の履行を怠っていることは、学校から家賃補助を不当に得ている、学校に対して虚偽の申請としていることになりますので、支払いが行われない場合には、学校に告発させていただきます。』

とインプットしました。これで以前よりも督促状の効き目があがりそうです。

しかし、実際に未払いが再発した際にBさんがきちんと行動するか、怪しい面もあります。いざとなればWATANKOが一緒になって行動をおこすほかないかもしれません。

やれやれ、委託手数料を返してください。

■賃借人のモラル低下が心配

もともと賃借人の99.9%は契約に基づき、きちんと賃料を支払っている人達であることはいうまでもありません。

それであっても過去にWATANKOは所有物件の賃料につき、賃借人から未払いをくらうことがしばしばありました。未払いが繰り返されると、賃借人は、ひょっとしたらガストで無銭飲食をしたり、ローソンで万引きすることに比べて、賃料の未払いに対する罪悪感は薄いのかとすら思えてきます。

電気代を支払わなければ電気を止められるから、契約者は電気代の支払いを滞らせません。でも賃料は支払わなくても、すぐに追い出されない。ひょっとしたら踏み倒せる可能性があるなんて思っているか、とすら思えてきます。

元来、住居の賃貸契約とは賃借人にとってなにかと有利になっています。貸し主は、賃借人に一度貸してしまえば、賃料未払いがあったからといって直ちにサービス提供を停止する(住居から追い出す)手段をとるわけにはいきません。要件を満たし、手続きを踏むことで法的手段はとれますが、その場合、たいていは手間と費用倒れに終わります。賃貸人はそんな事情を知ってか不法・不当な手段をとろうとするのでしょうか。

WATANKOは賃料未払いに出くわす度に、上記のように賃借人のモラルの低下がどんどん広まりはしないかと懸念します。

不動産賃貸業とは他人に商売や生活の場を貸し出すビジネス。そのビジネスを通して様々な人間の素性や性格、そして人生に嫌がおうにでも触れることになります。

関連記事

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不動産投資に取り組もうとする個人投資家の皆さんにおかれまして、上記のことを頭のほんの片隅にでも覚えておいてもらえたなら、この記事を書いた甲斐があったと言えるでしょう。

2017年7月22日 (土)

センセイ、アパートの契約更新料を支払ってください

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(やれやれ、空室率だけでも頭が痛いのに...)

WATANKOは原則サラリーマンですが、半ば家業ともいえる不動産賃貸業も営んでおります。その所有物件の中にはアパートが含まれており、大手のアパート管理会社に募集と管理を委託しています。

今回はそのアパートの入居者のうちのひとりが、賃貸契約の更新料を支払ってくれないというお話であります。

■アパートの契約更新料の未払いが発生

WATANKOが保有するアパートは今年で築9年目を迎え、最近は空室率が徐々に上がる傾向がでてきました。そんな中にあって手取り収入の下振れを抑えるべく、賃料の他に入居者に支払ってもらう各種費用の確保や、退去時の修繕費用の自己負担の抑制には注意を払っています。

そんな折、アパート管理会社の担当のBさんから、入居者のひとりが契約更新料を未払いとしている旨の連絡を受けました。Bさんによると、これまで何度か支払督促の手紙を差し入れるも相手からの返事は無し、何度か訪ねて行っても居留守を使っている様子だそうです。

その連絡をうけたWATANKOは「じゃあ、管理会社としてこれからどうやって契約更新料を回収するの?」と問えば、「法定更新という扱いにして、あきらめるオーナーのケースもありますが...。」とさっさと白旗を上げ、オーナーにあきらめろという提案です。

全く持って情けない返答に当然ながらWATANKOとしてはBさんにハードクレーム(ここで具体的に述べますと、ブログの品位を著しく落とすので詳しくは割愛します...。)したうえで、「これからどう対処するのだ?」と再度問えば、「入居者に支払いをお願いし続けるほかありません。」と、およそ専門業者らしからぬ、債権回収ノウハウのかけらもない返答です。

Bさん(アパート管理会社)のあまりの情けなさに対して、WATANKOはクレームを通り越して落胆すら覚えました。

■対策を練る

今回の契約更新料の未払い者は、聞けば若い女性、学校の教師とのこと。公務員というと一般的に順法精神があり、契約厳守なイメージを持ちますがなかなかに厚顔な御方です。

WATANKOは気を取り直して、Bさんと今後の作戦を練ります。具体的に動いてもらうのはBさんの役割ですが、このままでは埒があかないので、WATANKOから以下のとおりアイデアを出しました。

(1)先ず連帯保証人に連絡して、当人に契約更新料を支払うよう促してもらう。あわせて当人が支払わなければ連帯保証人に請求させてもらう可能性も伝える。

(2)(1)でも支払わない場合には、当人の職場(学校)に連絡して、監督する者から当人に支払いを促してもらう。

「契約事を守らない、コンプラアンス精神に欠けた者が、教育の現場に携わり続けてよいものでしょうか?学年主任!そして教頭先生!!もしも貴方がたが当人に指導してくれなければ、この次は市の教育委員会に連絡させてもらいますがよろしいでしょうか?」

特に(2)は当人の勤務先が学校ということを踏まえると、かなり対面を重んじると思われるので効果が期待できそうです。また当人に対しては(2)を実行する前に、予告する方法もありかもしれません。職場に連絡がまわると知れば、事前に支払いを申し出てくることも期待できます。こちらとしては当人にダメージを与えることが目的ではありませんので、穏便に済めばよしであります。

ともかく時間が経ってしまうと、当人に対して「未払いでも構わないんだ。管理会社は督促するばかりでそれ以上は踏み込んでこない。」と思わせてしまう事になります。早急に上記の手を打ち、当人に支払いさせるようにもっていかねばなりません。

WATANKOは最後に「こちらは(休日出勤や、金融庁のミーティングやインデックス投資ナイトへの参加など)平日も休日も忙しいので、くれぐれも打ち合わせどおり連帯保証人や学校への連絡を行って下さいね。こんな時のために平素から管理委託料を支払っているのですから、何卒よろしくお願いしますよ。」とBさんに念押ししました。

■膠着状態のまま数週間が過ぎる。そして

その後、WATANKOは仕事が忙しくて、この件を半ば忘れており数週間が経ちました。その間、Bさんからは何も連絡がありません。

想像するにBさんは連帯保証人や学校への連絡を果たして行ったのか怪しいです。あるいは上司に停められているのかもしれません。

Bさんが打ち合わせ通りの対策をとらず、放置する展開は予想していたので、いよいよWATANKO自身が管理会社に乗り込んで、目の前でBさんに連帯保証人や学校へ電話を掛けさせようかと思案しました。

しかしその後、事態は急変しました。

契約更新料を未払いしていた学校のセンセイは、先日、アパート管理会社に突然やって来て契約更新料を支払っていったそうです。

センセイに一体何が起こったのか?

(つづく)

2017年7月21日 (金)

2017年7月の積み立て購入商品-さよなら野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i)

【7月20日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

129,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

42,982千円

■損益率

33.3%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

WATANKOは給与所得と不動産賃貸収入から得た余裕資金をもって日本株式、先進国株式、新興国株式のインデックス投信をSBI証券にて毎月積み立て購入しています。

積み立て購入にあたってはSBI証券を利用しています。月に1度、ログインして注文を出すときだけ、自分が投資を行っている実感がほんのちょっぴりだけ湧いてきます。

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201707312

さらに7月の仕入れの結果、6月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2017年の分のみの表記としています。

201707313

さて先日の記事で新興国株式アセットクラスにて、信託報酬0.34%(税抜)という非常に低廉な新興国株式インデックス投信であるeMAXIS Slim 新興国株式インデックス(以下、eMAXIS Slim)を紹介致しました。この投信は7月31日から取り扱い開始となります。

関連記事
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス登場-eMAXISは再び新興国株式アセットで輝けるだろうか

現在WATANKOが新興国株式アセットクラスで積み立て投資している野村インデックス・ファンド新興国株式(Funds-i)(以下、Funds-i)は信託報酬が0.6%なので、eMAXIS Slimに比べると、コスト面で大分見劣ります。

そこでWATANKOは来月8月から積み立て商品について、Funds-iから、eMAXIS Slimに切り替えることにしました。

さてそのFunds-iですが、WATANKOの場合、2013年末、証券優遇税制が終わりを迎えるタイミングでもってSMT 新興国株式インデックスオープンやインデックスファンド海外新興国株式(旧:年金積立)の保有分を売却、クロス取引して6,400千円分を購入したのが保有の始まりでした。

それ以降2014年1月から今月まで3年7カ月もの間、NISA枠を使って積み立て投資を行ってきた商品ですが、ここにきて退役となります。

これまでの積み立て投資元本の合計残高は11,750千円、評価額は7月20日現在で14,243千円(+2,493千円、+21.2%)です。

これでWATANKOはFunds-iシリーズで唯一購入していた商品を取りやめる事になります。Funds-iシリーズは、ここのところの投信ローコスト革命に対して静観しており、このままであれば今後WATANKOがこのシリーズを再び購入する日がやってくることはないでしょう。

Funds-i、さようならです。


(あとがきにかえて)

妻ミサト「あなたも、この”Funds-i”みたいにならないといいわね。」

WATANKO「!!!・・・そうだね。やっぱりもっと”Slim”に乗り換えるべきだね。」

妻ミサト「!!!」


(一応、妻の名誉のために付記しますが、ミサトは十分スリムであります。)


2017年7月19日 (水)

BNDからの2017年7月分分配金

【7月18日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

129,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

42,687千円

■損益率

33.1%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。

さてBNDから2017年7月分の分配金が入金されました。税引き後で243.96ドルです。これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

201707311

続きまして債券に関する雑感です。

シニアもしくはリタイア後の資産運用のビークルとしては、値動きが穏やかで定期的にクーポンが払い出される債券商品はとてもよくマッチしています。(究極的にはクーポン不要とも言えますが。)

そこで日本国内では債券を投資対象とした投資信託がもっと充実してほしいです。地方自治体や企業の公社債をもっと色々と組み合わせたバラエティある商品があると嬉しいです。

リスクをすごく低く抑えて、年利2%の普通分配金でも出してくれれば、もうそれで十分です。

しかしながら、今の世の中、お金がじゃぶじゃぶに余っており、新たな資金調達ニーズが乏しいせいか、市井の個人投資家にとって魅力的な利回りの金融商品はとても限られます。

そうなると為替リスク覚悟でBNDのような海外の債券ファンドにお金を投じる資産運用が、しばらくは続きそうです。

2017年7月17日 (月)

SBI証券で米国株式の成行注文ができるようになります

201707171

SBI証券にて本日17日の22時の取引から、米国株式の成行注文ができるようになります。

参照サイト
SBI証券
米国株式「成行注文」機能追加のお知らせ

専らSBI証券を利用するWATANKOにとって、これは朗報であります。

もともとインデックス投信に比べてETFは、長期積立投資を志向する個人投資家、とりわけ初心者、もしくは投資に手間をかけたくはない方々にとって面倒くさい面が多々ありました。

中でも海外ETFの場合「指値をつけて注文する」があります。

■長期投資、積立投資にはほとんど不要な指値注文方式

個別株投資であれば、買いたい値段を決めて注文するというお作法は当たり前であり、それが個別株投資のひとつの醍醐味でもありました。

しかしこのお作法が、投資信託を用いて長期投資、積立投資を行うWATANKOにとっては一体何のメリットがあるかサッパリわかりませんでした。

それどころか巷でみられるインデックス投信とETFの比較記事においては、ETFが指値注文ができることがインデックス投信にはないメリットであるかのような紹介がなされており、当時違和感が大きかったものです。

長期投資、積立投資という方針に照らせば、たまたま何度かの機会で多少高く(安く)買ったところで、たくさんの投資回数の集合から見れば軽微なことに過ぎません。そんな悲しみ(喜び)などは長きに渡る投資期間中の中ではほんの些細なアクシデントにすらなりません。それよりも約定ができなくて、当初予定した金額を投資実行できない方がよほどのストレスになります。

「さっさと今月の投資行動を終えて、家族との時間を過ごしたいのに、また注文を出さなければならないなんて!」

(SBI証券における)そんな海外ETFの面倒臭い一面が、この成行注文の開始で解消することになります。

■SBI証券での成行注文を待っていました

「そんなに成行注文を希望するならば、楽天証券にでも口座を作ってそちらで投資すればいいだろう。」

という意見もあるかもしれませんが、成行注文機能ひとつのために、別の証券口座を作るほどのことでもありませんし、何より複数の証券口座を併用するとせっかく海外ETFで近年採用された特定口座のメリットが損なわれてしまいます。

他社が新しいサービスや商品取り扱い、より安価な料金体系を取り入れてくれば、SBI証券はこれらに追随して導入するケースが多いので、他社で採用されている成行注文もいずれ導入されると予想していました。思ったより時間がかかりましたが、今回実現して目論見どおりであります。これでネット証券は今後もSBI証券一本で安心です。(SBI証券の顧客の囲い込み作戦にまんまとはまるWATANKOでありました。)

なおSBI証券の発表によると、今回の成行注文の採用は、「多くのお客様の要望にお応えして」とのこと。多くのユーザーから要望が寄せられたことは事実かもしれませんが、加えてここのところの米国の株式市場の絶好調ぶりをみて、利便性の向上による取引増が期待できると踏んでいたことは想像にかたくありません。

(あとがきにかえて)

近々、海外ETFの一括購入を予定しているWATANKOからみれば、この成り行き注文サービスの導入はまさにグッドタイミングでした。特定口座で成行注文。海外ETFの悩ましさ、面倒臭さは徐々に解消されようとしています。

2017年7月15日 (土)

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス登場-eMAXISは再び新興国株式アセットで輝けるだろうか

Logo_emaxis_slim1

(逆襲のeMAXIS)

2015年夏から翌年にかけて始まった“投信ローコスト革命”を引き金に、その後も各社から信託報酬の最安値を更新するインデックス投信やバランスファンドが度々発売開始されてきました。

そんな中にあって、今回発売されるeMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、とても注目しています。

■MSCIエマージング・マーケット・インデックスを採用して信託報酬0.34%

なぜならベンチマークとしてMSCIエマージング・マーケット・インデックスを採用する新興国株式インデックス投信の中にあって従来商品と比較して、信託報酬の低さが抜きんでており、これは新興国株式アセットクラスのインデックス投信としては最低レベルにかなり使づいてきたのではないかと判断できるからです。

参照サイト
三菱UFJ国際投信株式会社
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』募集・設定について

上記によるとeMAXIS Slim 新興国株式インデックス(以降、Slim新興国株式)の信託報酬は0.34%(税抜き、以降同じ)。それまで同種商品で最安値であったたわらノーロード新興国株式(信託報酬0.49%)のおよそ3分の2の水準です。

同じ信託報酬であるiFree 新興国株式インデックスが先に発売されておりますが、この投信は、eMAXISシリーズやたわらシリーズほか多くの新興国株式インデックス投信で採用されているMSCIエマージング・マーケット・インデックスとは異なるFTSE RAFIエマージングインデックスをベンチマークに用いています。

それが原因なのかiFree 新興国株式インデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスを採用する新興国株式のインデックス投信よりも実質コストが高く、パフォーマンスもまた劣るのではないかという見方があります。

以下のブログ記事がとても参考になります。

参照サイト
しんたろうのお金のはなし
大和投資信託「iFree 新興国株式インデックス」ってベンチマークが違うけど、どうなの? 


■新興国株式インデックス投信のコスト競争もまた大詰めを迎えるか

インデックス投資を実践する多くの個人投資家にとって、株式アセットクラスは自身のポートフォリオのメインを占めていることでしょう。そのため新商品の登場や信託報酬の引き下げについては大いに注目が集まります。

したがい株式アセットクラスについて、これまでの投信コスト革命によってインデックス投信の信託報酬の最安値水準は以下のとおりとなっています。

日本株式(日経225、TOPIX) 0.18%
先進国株式(MSCIコクサイインデックス) 0.2%

日本株式ですと、ベンチマークが同じ国内ETFの中で信託報酬最安値はMAXISトピックス0.078%、次いで上場インデックスファンドTOPIX0.088%があります。投信はETFと異なり、信託報酬の中に販売会社分が含まれているため高くなってしまいがちですが、国内ETFの水準にあと一歩近づけるかどうかというところまで来ました。

先進国株式では、MSCIコクサイインデックスをベンチマークとする国内・海外のETFは信託報酬0.25%となっており、こちらはインデックス投信の方が信託報酬が低いという逆転現象がすでに起きています。

もうこれで十分な気もしますが、DC専用の商品ですが信託報酬0.16%の三井住友・DC外国株式インデックスファンドSという、さらに頭一つ安価な国内のインデックス投信、そして先進国だけでなく新興国まで広範に投資してなお経費率0.11%と低廉なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)をみるにつけ、あと一段安価にならないものかと思えます。

これらに対して新興国株式は、信託報酬の低減ペースがいまひとつ進んできませんでした。たわらノーロード新興国株式(信託報酬0.495%)は、WATANKOが積み立て投資している野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i)(信託報酬0.6%)よりも確かに安価ですが、保有商品を増やしてまで乗り換えて積み立て投資先に採用するほどのコスト差かというと、やや微妙でした。

そこへきて今回のSlim 新興国株式の登場です。信託報酬は0.34%と、野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i)に対して半分近くという低水準です。

またSlim新興国株式の信託報酬0.34%は、国内ETFの上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)0.25%にかなり近づき、あと一歩というところまで来ています。

しかもこのeMAXIS Slimシリーズは他にもっと信託報酬が安い同種商品が出れば、その水準に追随して信託報酬を引き下げる方針であります。

となれば新興国株式アセットクラスの積み立て投資商品としてSlim 新興国株式に死角は見当たりません。

他社が新興国株式アセットクラスのインデックス投信でシェアを伸ばしたいと考えるのならば、早急に同じ信託報酬の同種商品を出さねばなりません。遅くなれば遅れるほどSlim新興国株式への資金流入が続き、気がつけば他社からみて追いつけない程にその差が開いてしまっているかもしれません。

(あとがきにかえて)

そういえば2009年にeMAXISシリースが登場した際には、ラインナップの中で信託報酬0.6%の新興国株式インデックスがとても魅力的でした。他の多くの個人投資家も同様に捉えていたのか、当時の“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year”でも上位にランクインしていました。

しかしその後の投信コスト革命において、eMAXIS新興国株式インデックスは取り残されてすっかりオールドファッションな商品になってしまいました。

それが今回eMAIXS Slimシリーズとして見事復活、再登板です。同シリーズの信託報酬最安値水準を維持する方針のもと、eMAXIS新興国株式インデックスは往年の人気を再び取り戻すことができるでしょうか。

WATANKOは大いに注目しています。


2017年7月10日 (月)

インデックス投資ナイト2017に参加しました

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2015年、2016年に引き続き、インデックス投資家の夏フェス(?)であるインデックス投資ナイト2017に参加してきました。

関連記事
インデックス投資ナイト2017のチケットを入手

会場は従来通り東京カルチャーカルチャーですが、場所がお台場から渋谷に移りました。このためアクセスが向上した方が多いかもしれませんね。

■プログラム

第一部 投信ブロガー座談会 「インデックス投資ブロガーは実際どうやって投資してるの?」

インデックス投資ブロガーが、ご自身の投資について語り合います。

登壇された方々は司会者の吊られた男さんをはじめ、皆さん存じ上げている方々ばかりです。セミリタイアされているNightWalkerさん、主婦のスバルママさんと属性も様々なメンバー構成。菟道りんたろうさんはお約束通り、たくさん喋っていただきました。

吊られた男さんが台本通り?に各人にテーマを振り、コミカルさを交えながら対談が進みました。吊られた男さんは司会業が似合っているかもしれません。

第二部 特別ゲスト登壇「GPIFの森さんになんでも聞いてみよう!」

TGIF!ではなくて、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の投資戦略部次長・広報責任者である森新一郎氏を迎えてのQ&Aセッションです。

はじまるやいなや、お約束のお二人(虫取り小僧さん、タカちゃんさん)をはじめとした10名近くの質問者が矢継ぎ早に質問を浴びせていました。

インデックス投資家の皆さんは、GPIFに対して親和的な方が多いのか、とても友好的な雰囲気のもとにQ&Aがすすめられた印象です。

頑張れ!GPIF!僕ら(私ら)の年金をこれからも上手に運用して増やしてください!

第三部 有識者座談会「インデックス投信の課題とアクティブ投信の可能性」

カン・チュンド氏の司会進行のもと、経済評論家の山崎元氏のほか、さわかみ投信最高投資責任者の草刈貴弘氏、明治安田アセットマネジメント営業企画部 課長の生方洋氏ら運用会社の方々による座談会です。

内容はタイトルどおりインデックス投資VSアクティブ投資ですが、お互いが敵対するというより、Win-Winを目指していくためにはお互いにとって何が課題かという方向性で座談会が進んだように記憶しています。(実は連日の深夜残業で疲れ切っていたので、ちょっとウトウトしてしまいました。)

なお3つのセッションとも、詳しく報じているブログ記事がすでにたくさん発信されているので、そちらもご覧になってみてください。

また臨場感込みなら以下のTwitterまとめサイトが良いですね。

参照サイト
インデックス投資ナイト2017 #インデックス投資ナイト #カルカル

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(登壇された皆さんです。)


■皆様にご挨拶させていただきました

さてインデックス投資ナイトといえば、プログラムだけでなく、そこに集まった個人投資家の皆さんとの交流もまた楽しみのひとつであります。

とくに本イベントは北海道、名古屋、関西など首都圏以外の地域の個人投資家の皆さんとお会いできる数少ない機会でもあり、一人でも多くの皆さんにご挨拶させていただきました。

例えば相互リンクいただいている「ちんあおの小さなお金のブログ」のちんあおさんとは2年ぶりにお会いしました。

なんと、ちんあおさんの眼力によりWATANKOが実は双子の兄弟であり、イベントに参加するのは兄、ブログを書くのは弟であることがバレてしまいました。(注:当然ながら嘘です。)

その他にも十数名の初対面の方々にご挨拶申し上げました。特に今年は女性の出席が昨年よりも目立っていたと感じたのはWATANKOだけでしょうか。

それにつけてもWATANKOはここのところ睡眠と食事中以外はほぼ仕事で一杯であり、ブログ更新のペースもガタ落ちでしたが、なんとか時間のやりくりをつけて参加した甲斐がありました。

個人投資家の皆様とまた次回お会いできる機会を楽しみにしたいと思います。


2017年7月 5日 (水)

確定拠出年金-2017年6月末運用状況

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(早くマッチング拠出してくれ。<本文参照>)

WATANKOの勤務先では2007年1月から確定拠出年金を導入しており、当ブログでは半年毎にその運用状況を紹介しています。

制度開始当初はメガバンクの3年定期預金を選んでいましたが、その後、余裕資金でインデックス投資を開始したことにあわせて、確定拠出年金でもインデックスファンドを組み合わせたポートフォリオでもって運用開始しました。

現在は積み立て購入を先進国株式インデックス投信1本に絞り、その他は売却して3年定期預金にて(とりあえず)ストックしています。

そのシンプルなポートフォリオの現在の運用状況は以下のとおりです。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆金額単位は千円です。

201706306

201706307

勤務先が加入している確定拠出年金サポートサイトから運用状況の詳細を知ることができ、そのサイトによると(年間)運用利回りは5.82%(前回記事16年12月末時点では4.44%)とのこと。3年定期預金分は利回りには影響しておらず、前回からの変動はもっぱら先進国株式インデックス投信の基準価額の変動によるものです。

一方で、このポートフォリオについて「my INDEX」で過去平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。(カッコ内は16年12月末時点)

●過去平均リターン
 4.5%(4.0%)

●リスク
 11.6%(9.0%)

●シャープレシオ
 0.38(0.44)


確定拠出年金の運用状況は半年おきに損益状況をチェックするのみですが、前回16年12月末に比べて損益は改善しました。

かねてから定期預金分を全て先進国株式のインデックス投信に切り替えようと思っているのですが、つい忘れてしまいます。ほったらかし過ぎています。

なおiDeCoについては何も動きをとっていません。なぜなら勤務先がマッチング拠出の増額を企画しており、その動向を定まるのを待っているからです。早く発表して欲しいです。

ひょっとして、こちらもほったらかしにされているのか。

2017年7月 1日 (土)

2017年6月末運用状況

5月から6月にかけて、WATANKOは所有する不動産のうち1件を売却、別の1件の賃貸契約終了と新規賃貸契約締結を進めるなど、久方振りに不動産投資関連で忙しかったです。

具体的に言うと、上記にかかった時間の絶対数はそれほどではありませんでしたが、平日の帰宅時間は早くて10時以降、週末の土日のうちどちらか1日は休日出勤という本業の忙しさがある一方で、残る平日の深夜の時間帯と休日1日という限られた時間内で、すすめてきたので結構しんどかったです。余暇が全くなくなる状態でした。

不動産投資関連については7月以降はピークアウトになりますが、一方で本業の忙しさはまだしばらく続くので、やっぱり手間がかからないインデックス投資は欠かせませんね。

ということでインデックス投資を初めて9年4ヶ月、112ヶ月が経ちました。2017年6月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは112.01円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+5.0%~ ▲5.0%
×:▲5.5%~

201706304

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201706305

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
3.7%(4.7%)

●リスク
9.4%(13.5%)

●シャープレシオ
0.39(0.35)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
129,000千円(76,000千円)

●評価損益+確定損益分
41,067千円(39,557千円)

●運用期間
112ヶ月(111ヶ月)

●元本平均残高
49,662千円(48,948千円)

●平均年間利回り
8.9%(8.7%)

<概況>

投資待機資金が5月末の17百万円から、6月末では70百万円と大きく増加しています。

これは冒頭に述べた所有不動産の売却によって得た資金から、売却に伴いかかった諸経費に加えて今後かかる予定の税金、不動産関連費用、不動産リスク引当金を控除した残高を、新規の余裕資金として、6月末からポートフォリオに計上したためであります。

なお今回追加計上した余裕資金でもって、近いうちに海外ETFを一括購入予定です。これは商品選定と購入実行が完了したら、記事UPする予定です。

さて次に評価損益に目を移してみますと、5月末39,557千円から6月末41,067千円と、+1,510千、+3.8%となり、9か月連続上昇で増えております。

いよいよこれまで記録した最高評価益42.730千円(2015年5月)にあと一歩まで近づいてきました。しかしこれは裏返せば、相場がそろそろ天井にあたってきているのかとも予感します。

今年の夏から下落基調が始まるでしょうか。だとすれば前述の海外ETFの一括購入の心理的ハードルも少しは下がろうかというものです。

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