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2017年7月28日 (金)

地中に眠るもの 2017

先日の記事で紹介したとおり、WATANKOは26年間にわたって飲食店を保有、賃貸してきましたが、この度、店舗を解体撤去して新たに更地として貸し出すことにしました。

その店舗の解体工事ですが7月の暑い中、順調に進んで予定通り7月末には完了する予定です。

■杭が埋まっています

その解体工事を請け負った業者から、先日連絡があり、建屋を撤去したあと基礎を掘削、撤去してみたところ、地中に大きな杭が入っているのを見つけたとのこと。

連絡をうけてから数日後の週末に、現場に出向いてみました。業者が呼んだのか、新しい借り主も丁度やってきて一緒に現場を確認することになりました。

Img_1224

これは、解体現場の一角にて基礎が撤去され深く掘り下げられた後です。写真ではわかりにくいですが4~5mの深さになっています。

電話によると、ここに埋められていたのは杭との連絡でしたが、実際に見てみると直径90cmくらいの土管が埋められていました。詳しく述べると長さ60cmの土管があり、さらにその下に90cmの土管がもう一本埋められていました。つまり2本の土管が縦に並んで埋められていたというわけです。

Img_1226

これが取り出した杭、いや土管です。

業者の見立てによると横に間隔をあけて5本、縦に同じく4本、合計20本程度の土管が上下2本埋められているとのこと。


■土管の撤去をどうするか

この土管の撤去をどうするか。選択肢は2つです。

(A)借り主側によると土管を残したままでもその上に、新しい店舗を建築するのは支障ないとのこと。したがって撤去せずそのままとする。

(B)将来、賃貸契約が完了し、今度は土地を売却するとなった場合、このような埋設物が残ったままであると買い主から瑕疵担保責任を問われかねないので撤去する。

なお(B)であれば、当初想定していなかった撤去が追加工事となるので費用が余分にかかります。(A)なら追加費用はかかりません。

WATANKOは考えた結果、(B)を選びました。撤去しないと後年、問題に起こしかねない種を残すことになるためです。

撤去にかかる追加費用は、リスク除去費用としてみれば致し方ありません。当初400千円と提示されましたが、交渉した結果、200千円にまけてもらいました。

それにしても建屋の地盤の強度を高めるために杭(つまり鉄骨)が打たれることがよく聞きますが、今回杭ではなく、なぜ土管であったのか。解体業者も杭のかわりに土管を埋めるという話は聞いたことがないそうです。

店舗を建築した時期は1990年頃、当時はバブル時期であり工事業者も引っ張りだこの中にあって、工期短縮、コスト削減のために杭ではなく、代わりに土管を埋めて地盤を補強したということなのでしょうか。

なかなかにいい加減さが漂う工事方式であります。

ただ幸いというか解体業者いわく、ただ埋められていた土管の撤去ではなく、もっとしっかりと深く打ち込まれていた杭であれば、撤去費用はもっと掛かっていたとのことです。


■地面を掘れば何かがでてくる

建物を撤去すると、その下には何か埋まっていたという話をWATANKOは何度か伝聞したことがあります。それは今回のように杭など地盤を補強することを目的として埋められていた場合があれば、または解体撤去した廃材を、処置費用をケチってその現場に埋め戻してしまい、後年掘り起こしたところ、発見されるという場合もあります。


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建物の解体撤去が何度か行われて、土地の利用が進んでいくと、このようなトラブルに出くわすこともあるかもしれません。

貴方のマイホームが建っているその土地の地下には、なにか埋まってはいませんでしょうか。

お近くの法務局に出向いて、土地の過去の利用歴を調べてみると、何か埋まっている可能性を探ることができるかもしれません。

ご心配な方は、この夏休みにでもどうぞお調べください。

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不動産投資」カテゴリの記事

コメント

地中内埋設物、昨年築50年の木造の家の中にRCの家がありました。防空シェルターでもないが、全部取ったら隣地の基礎にも影響すので難儀しました。

たんちんさん

コメントありがとうございます。

その築50年の木造屋は、当時新築そっくりさんとしてリノべされたんでしょうかね。
奇々怪界であります。

なかなか興味深いお話しですね。将来いつになるか判りませんが、自宅を取り壊す時に、土管ではなくて小判が詰まった瓶が出で来るのを夢想しています。ところで、土木工事のことはとんと知らないのですが、そのくらいの費用なんでしょうか(量、手数にも依るでしょうが)。

higashinakanoyaさん

コメントありがとうございます。土管40本の撤去ですがユンボで一本当たりものの10分足らずで取り出しできます。撤去と廃棄で1〜2日分の仕事量かなと推察しています。だから値段はこんなものですかね。

なお解体工事というものは値段が様々ですので信頼できる業者に頼んだリ、相見積もりをしたりすべきですね。

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