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2017年8月 8日 (火)

軽自動車にもとめるものは何か-我が家の場合

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(こんな2BOXスタイルがイイネ!)

WATANKOは自分の怠慢から、セカンドカーのダイハツ・ムーブのエンジンオイル交換を怠り、エンジンを破損させてしまいました。修理費用は300~400千円といわれ、10年落ちの個体の残価値と、低年式ゆえに将来さらにトラブルが起きる可能性を考慮して、妻と相談した結果、買い換えることにしました。

さてその買い替えのお話であります。

■軽自動車はどれも同じ=ルーズな車選び

まずWATANKOは一応、軽自動車に比べて相対的に割安なコンパクトカーも勧めてみました。なにせ安全面では軽自動車よりも断然こちらです。しかしWATANKOがE90とNDロードスターを保有している現状を維持する前提となれば、妻の要望は引き続き維持費用が安い軽自動車でした。拝承。

そこで軽自動車選びとなりますが、ここで漫然と選んでしまうと我が家、特にメインドライバーである妻のニーズに合わない選択になってしまうかもしれません。

軽自動車とはもともとある規格のもとに各社が似たり寄ったりのモデルを出しているのが実態です。白物家電並みとまでは言いませんが、スズキ、ダイハツ、ホンダ、どこのモデルを買っても大幅な違いはありません。したがってWATANKOにとって軽自動車選びはついルーズになってしまいます。

そこで今回はこういったルーズな選択をしないように、しっかりと根拠をもったモデル選びをしてみました。

■ムーブの購入を振り返る

まず軽自動車選びの重要な根拠のひとつとなりえるムーブを選んだ理由と、10年間所有し続けてきた感想からはいります。

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マイカー回顧録その9 ダイハツ ムーブカスタム(L175/L185S)(2013/2/12)

10年前にムーブを購入する際に、当時軽自動車の選択に関して確たるポリシーを持ち得ていなかったWATANKOがとった選択は、ともかくいろいろな制約の中でつくられた軽自動車に対する不満をなるべく払拭したモデルを買う事でした。具体的には軽自動車の「狭い」、「遅い」、「危険」という不満の払拭でした。

そこで選んだのは次のような仕様のモデルでした。

*室内高が高いトールハイトワゴンタイプ
*エンジンはターボ付きで規制枠一杯の出力
*一次・二次安全性を高めるためにディスチャージヘッドランプ、大きいタイヤサイズ、VSCなどを装備

そこで浮かんだ候補は軽自動車の王道、売れ筋モデルであるワゴンRとムーブです。ところが2006年冬当時、ワゴンRはモデル末期を迎えていること、ムーブの前にはダイハツのミラジーノに乗っていた縁もあってムーブカスタムRSというムーブのトップグレードのスポーティモデルを選びました。

■ムーブの所有を通じてわかった“いらないもの”

こうして所有することになったムーブですが、少ない排気量を補うターボパワーはCVTのかったるさを伴うものの、なかなかにパワフルです。またトールハイトワゴンタイプのボディは天井が高い分、室内はゆとりあり、また後部座席を倒して嵩のある荷物を運ぶのに重宝でした。

しかしそれはそれなりに対価を払って得たメリットであります。それらはあれば嬉しい付加価値でありますが、はたして本当に必要であったのか。

我が家には他にもメインのマイカーがある一方で、軽自動車にもとめていたのは市内半径10km以内を移動する足グルマの役割でした。

それともうひとつ大事なことがあります。マイカーとしてつい保有したくなるような要素を欠かさないことです。まずはデザイン、さらには他のモデルでは得られない特徴です。

そこで今回買い替えモデルを検討するにあたっては、WATANKOは、次について妻に詳しくインタビューしました。

▼ムーブを保有してみて、いらないと思った機能は何か。

★軽自動車に限らず、車選びで重視したいところは何か。

すると妻の回答は以下のとおりです。

▼ムーブを保有してみて、いらないと思った機能


1)ターボエンジンはいらない。街中でのストップ&ゴー、さらにたくさんの車が走る中、流れにのっているドライブではターボのパワーを活かす場面がほとんどない。また高速道路では今度はターボ付きといえどもパワーに余裕はない。一方で車両価格は高くなるし、燃費も悪くなる。

2)高い天井高はいらない。車内で天井が高く、頭上に20cmもクリアランスがあっても、天井の高さは普段は視覚に入ってこないため、全く恩恵を感じない。(WATANKO的には無用な天井高は重心を高めるだけなので、この点からみても妻に同意です。)

★軽自動車に限らず、車選びで重視したいところ

1)ボンネットが張り出たスタイルが良い。フロントのエンジンが入ったところがしっかりと張り出た明確な2BOXタイルが良い。(衝突安全面からみてこれは歓迎です。)

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2)街中のチョイノリ目的なので、シンプルな装備・仕様でOK。例えばムーブにあったプッシュするとせり出してくるドリンクホルダーやディーラーオプションでついた助手席のアンダートレイとかいらないとのこと。

とくに今回は予定外の出費なので、ムーブよりも安く抑えたい気持ちが強いそうです。

■見えてきた次期購入車

妻の要望をまとめますと、ターボは不要、トールハイトワゴンではなく2BOXスタイル。装備・仕様はシンプルで、ムーブよりも安価なモデルで十分ということです。

モデル候補としてはスズキならアルト、ラパン、毛並みの変わったところでは人気モデルでもあるハスラーです。

ムーブと同じダイハツならミラ、ミラ・イース、ミラ・ココア、それとハスラーを真似たキャストあたりです。

ホンダならN―ONEかN-WGNあたりまでです。

さてここから先はいよいよモデルの絞り込みに入るのですが、この段階になると単純にモデルの良し悪しだけでは選べない色々な事情がでてくるわけであります。

(つづく)

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