フォト
無料ブログはココログ

ブログランキング

にほんブログ村

  • 記事紹介

« 我が家の軽自動車-ダイハツ・ミライースに決定 | トップページ | 【お盆記事Refrain②】お墓の改修にお金をかけるか否か »

2017年8月12日 (土)

【お盆記事Refrain①】墓代に お金をかける 虚しさや 盆の夏夜に 虫はなきけむ

A0002_008734

(お墓参り、していますか?)

お盆にシーズンに突入しましたが、関東地方では鬱陶しい雨模様が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて今回から何度かにわたり、お盆、そしてそこから連想されるお墓、老親にまつわる過去記事を紹介します。なおいずれも記事も最低限の加筆修正を加えてあります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

文学部卒のWATANKO、久方振りに俳句を詠んでみました。

『墓代に お金をかける 虚しさや 盆の夏夜に 虫はなきけむ』

(現代語訳)「生前ではなく自分が亡くなったあとのお墓にお金をかけるとはなんと虚しいことか。毎年、夏のお盆に墓参りをする人を迎えるのは冥途の者ではなく、ただの虫の鳴き声にすぎないのに」

東京と異なり地方では8月13日~15日にかけてお盆シーズンです。WATANKOは先日近所にある我が家の墓の掃除を行いました。毎年、墓掃除はお盆の前だけでなく、春・秋の彼岸前や父母の命日にも行っています。

WATANKO家の墓は墓地の端、土手の傍にあり、足場が悪くかつそれなりの大きさであるため、周辺の枝打ち、落ち葉掃き、雑草取り、墓石や備品の洗浄、献花とやると1時間弱コースとなります。かなり汗だくになります。

面倒ですが近所に住む叔父・叔母らが墓参りにくるため事前のメンテナンスは欠かせません。これもまた本家・長男・一人っ子の宿命だと思って諦めています。

一方の妻ですが「自分が年老いてからは子供の世話にはなりたくはない」と常々言っています。

認知症が進んだ自分を面倒みる迷惑を子供(夫婦?)にかけるのは嫌だと。

心のどこかで疎んじられながら嫌々面倒をみられるのはお互いにとって辛い話だと。

妻はこれまで色々と各方面から伝聞してきた老人を世話する話をうけて、自分は子供たちの世話にはなりたくない、老後の自立生活がおぼつかなくなれば、さっさと施設に入所すると言っています。自分の老後の世話で子供たちを縛り付けて彼らの生活を疲弊させたくないのでしょう。

そして決めゼリフとして「だから老後の施設入所資金を蓄えておいてね」とよく釘を刺されます。

そんな妻ですが、今回墓掃除をするWATANKOの様子を見て、今度は「死んだ後も、子供たちに手間をかけさせるくらいならお墓なんていらない。死んだら粉にして海かそこいらにでも撒いてくれれば十分」と言い出しました。

当然ながら自身のお墓にお金をかけるなどばかばかしいとの考えです。

妻は普段は概ね保守的な価値観を持つ妻ですが、老後や死後のことになるとこのようにとことんドライ志向です。老後は全てお金で解決。死後についてはお金をかけても仕方ないので一切不要というわけです。

かくいうWATNAKO自身も妻の意見にことさら反対するわけでもありませんでした。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

お墓については、年月がすぎメンテナンスする子孫がいなくなって荒れているというニュースを時折見かけます。

参照記事
Yahoo!ニュース「荒れ墓」「無縁墓」…墓を継ぐ人がいなくなる

WATANKOは現在の家のお墓を亡き父が手に入れるための苦労を知っているため、出来る範囲でメンテナンスを続けようと思っていますが、WATANKO夫婦がいなくなったあとは子ども達の判断に任せるほかありません。せめて子ども達が墓を撤去するようなことがあるとしても、草葉の陰から恨んだりはしないつもりです。

« 我が家の軽自動車-ダイハツ・ミライースに決定 | トップページ | 【お盆記事Refrain②】お墓の改修にお金をかけるか否か »

家計の管理と支出」カテゴリの記事

Refrain」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« 我が家の軽自動車-ダイハツ・ミライースに決定 | トップページ | 【お盆記事Refrain②】お墓の改修にお金をかけるか否か »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト