本日開催、つみたてNISAフェスティバル2017
(積み立て投資のイメージ)
金融庁が来年から始まるつみたてNISAの普及を狙いとしたイベント「つみたてNISAフェスティバル2017」が本日都内で開催されます。参加人数は200人であり、おそらくこれはインデックス投資ナイトや“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year”の授賞式を上回る規模であります。
金融庁は今年に入ってから、数十人規模の個人投資家を集めたつみたてNISAについての意見交換会を何度か開催しています。またそこで出された意見をもとにしてか、都内だけでなく今度は名古屋でも同様の会を開催するなど、この制度の普及に熱心に取り組んでいます。
参照記事
金融庁 個人投資家との意見交換会について
■インデックス投資家の広がり
WATANKOがインデックス投資を始めた2008年の頃は、インデックス投資を行う個人投資家といえば、水瀬ケンイチさん、Night Walkerさん、kenzさん、吊られた男さんなど合計20~30名程度の投資ブロガーの世界の皆さんしか知り得ませんでした。世間一般ではインデックス投資を行う個人投資家がどれだけいるものなのか全く想像がつきませんでした。
それが前述の2つのイベントによって、首都圏を中心に数百人程度の投資実践者を確認し、さらにTwitterでも沢山のインデックス投資家をみかけるようになりました。なかにはWATANKOよりも早くインデックス投資を始めた方も時折見かけるようになり、インデックス投資家のサイレントマジョリティ?をひしひしと感じるときもあります。
インデックス投資は先駆的なインデックス個人投資家のブログによる紹介から始まり、雑誌による特集記事が徐々に組まれるトレンドがおこり、民間金融機関がローコストな商品を展開してきました。そしていまどきは国が国民に対してつみたてNISAというスキームを用いてひろく浸透を図るところまでやってきました。
■本日はインデックス投資イベントか
上記でも書いたとおり、つみたてNISAは対象商品の要件設定からみるに、現状ではインデックス投資の普及スキームと言っても過言ではありません。
また対象商品の要件設定以外でも、つみたてNISAの普及を狙う背景や目的、手法については、その説明資料を読むたびに「これまんまインデックス投資の説明資料じゃないか。」と思わせることしきりです。
本日開催の「つみたてNISAフェスティバル2017」とは、中央官庁が200人の個人投資家を集めて、インデックス投資のイベントを開催すると言い換えてもおかしくないとWATANKOは捉えています。
WATANKOは過去のインデックス投資のイベントと同様に、今回も様々な個人投資家の皆さんにご挨拶させていただきまして、皆さんが実践するインデックス投資のバリエーションを拝聴したいです。
また上記のとおり書いたものの、つみたてNISAへの要件適否はともかく、積み立て投資にふさわしいアクティブ投信をみつけ、実践しようとするアクティブ投資家の方々の意見もまた傾聴してみたいと思います。
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