初チャリン!-VTIからの2017年3Q分配金
さてWATANKOは所有する不動産物件のなかにある遊休物件について、これを処分して、「不動産を賃貸して得る収入」から、「証券をバイ&ホールドして得る分配金収入」に運用方法を切り替えました。
そのビークルとなる証券は、それまでの自分のポートフォリオを振り返って、米国への投資比率が思いのほか低いことに気づき、それを補完することを狙いとしてバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を選定しました。
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不動産賃貸から海外ETFによる運用へ切り替え-バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)購入(2017/8/1)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を選んだ理由(2017/8/2)
購入元本は1株126.66ドル×2,600株=329,336.60ドルです。当時の換算レート(111.26円/$)で36,643千円です。
■分配金収入
さてVTIの分配金は年4回、四半期ごとの支払いであり、WATANKOは8月にVTIを購入して以来、初めて第3四半期(3Q)の分配金を受領しました。税引き後で1,034.78ドルです。円換算すると9月末換算レート(112.71円/$)にて116,630円になります。
単純年換算すると467千円、円建ての分配金利回りは1.27%となります。
■トータルリターン
元本投資額の評価額については、9月末では基準価額が上昇し、換算レートも円安となったため、円建て評価額は37,955千円まで上昇して+1,312千円、+3.6%です。
分配金収入とあわせて2か月でのトータルリターンは+1,429千円、+3.9%となりました。
分配金の水準は、過去の実績を確認済みでしたので、今回の金額は特段驚く結果でありませんでした。むしろVTIの基準価額の天井知らずの伸びっぷりに少々驚いています。
米国株式市場の好調ぶりはいつまで続くのか。現時点ではさすがにこれ以上の買い増しをする気にまではなりませんが、さりとて下落を恐れて今のうちに一度利確しようなどとも全く思いません。
米国株式市場の長期的な上昇を信じてバイ&ホールドを続けます。
■分配金収入<不動産賃料収入(あとがきにかえて)
さて冒頭に書いたとおり、WATANKOは不動産賃料収入を証券保有による分配金収入に切り替えたわけですが、四半期(3カ月分)の分配金収入116,630円は月額になおすと39,877円であり、売却した遊休土地を賃貸に供した場合に得られる月額収入(数十万円)よりも遥かに少ないです。
現時点でのVTIの購入元本は遊休土地の売却代金の半分弱でしかないですが、仮に売却代金の全額分をもってVTIを購入していたとしても、月額収入は39,877円の倍の8万円程度です。
分配金の収入だけでは不動産賃料賃料の水準を獲得することは難しいです。それではこのパラダイムシフト(大げさ)は失敗に終わるのでしょうか。
(つづく)
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